目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

笠ヶ岳・岩菅山・志賀山Part1

2015-11-04 | 山行~信越

笠ヶ岳 標高 2075.7m 長野県

2004年9月18日(土) 晴れのちくもり

メンバー 山の神と私

コースタイム 9:35硯川駐車場9:55--熊の湯スキー場第4リフト付近--10:45林道手前10:55--11:35笠ヶ岳山頂(昼食)12:33--13:27熊の湯スキー場内の指導標13:43--14:00硯川駐車場--前山スキー場リフト--渋池--ひょうたん池--15:10硯川駐車場

9月の志賀高原は、予想外にすばらしかった。なんといっても人が少なく静かなのがいい。しかも湿原あり、池あり、草原あり、山頂からの雄大な眺めありとバラエティに富んだ自然が気持ちを昂ぶらせてくれる。11年前の山行記録をひもといていると、また行きたくなって来た。

 
左:硯川駐車場 右:熊の湯スキー場から登る

家を4:35に出発。ほぼ予定どおりだったが、工事渋滞に巻き込まれてだいぶ時間をロスしてしまった。なんで連休に工事をするんだろうと山の神とこぼしながら、のろのろと進む。コンビニで買出しをして関越に上がり、混雑する上里SAで朝食をとる。それから上信越道をひたすら走って8:40頃信州中野ICで下り、国道292号を進んで、9:35目的地の硯川駐車場に到着した。伸びをしながら車の外に出ると、日差しが強い。お隣の車は無防備だが、念のためとフロントガラスにサンシェードをはめて、山支度に入った。

9:55山の神とともに硯川駐車場を出る。熊の湯スキー場第4リフト付近のしとどに濡れた芝の道を登高していく。上空はちょっと雲が多いが、気持ちのいい青空が覗いていて快適。しばらく行くと、おばさん4人組が下ってきた。もう笠ヶ岳に登って来たのか、昨日はこの辺のホテルに宿泊していたのか、それともジモティか。でもどうせ登るなら山頂ごはんのタイミングで登りたいよね。 

 
左:笹が生い茂る登山道で休憩 右:見上げると、青空が広がり気持ちがいい

シラカバ地帯を歩いていき、そろそろ休憩にしようかと山の神に告げる。そうだねと山の神がうなづくものの、適当な場所がなかなか出て来ない。でもまったく登山者に会わないし、ここでいいかとそれほど広くもない登山道の傍らにザックを下ろした。10:45。

 

 
2点とも:笠ヶ岳山頂

10分ほど休憩して歩き始めると、まもなく林道にぶつかった。ここからは急な階段が始まる。息を切らしながら、11:35一気呵成に岩の上の頂に登りつめた。笠ヶ岳山頂にはすでに数人のハイカーがいて、みな軽装だった。どうやら彼らは先ほどの林道を車で上がって来たようだ。

山頂の展望はといえば、まずまずか。ただ残念ながら北アルプスは雲の中だった。


笠ヶ岳山頂から長野の市街地がうっすらと見える

さて山頂に着いたら、ちょうどお腹が減ってきた。山頂ごはんだ。山の神とザックから、コンビニで調達してきたおにぎりや、お茶などを出していると、冷たい風が吹き始めた。

 
左:笠ヶ岳山頂を振り返る 右:熊の湯スキー場内で休憩

12:33下山開始。とともに怪しげな雲が徐々に湧いてきて、あたりが薄暗くなった。しかし熊の湯スキー場に出る頃には、また雲が切れ明るくなってきた。天気はなんとか持ちそうだ。

小1時間ほど歩いて硯川駐車場まではもう目と鼻の先の地点まで来た。ちょうどそこへ指導標が出てきて、腰を下ろすきっかけになった。すぐそこだけど、お茶を飲んで休もう。

 
左:硯川から見た笠ヶ岳 右:笠ヶ岳とは道を挟んで反対側、前山山頂

14:00硯川駐車場に到着した。まだ時間も早いことだし反対側にも行こうかと、山の神と前山のリフト(往復¥460)乗り場に向かった。リフトにはちらほらと観光客が乗っているのが見える。山の神と私もリフトに乗って観光気分を味わいながら上がっていく。リフトを降りるとすぐに前山山頂の標示が出てくる(写真右上)。こんな平坦地なのに山頂としてしまうのかと思いながら、この何の変哲もない場所を通過する。

 
左:ひっそりと渋池 右:ひょっこり、ひょうたん池

まもなく渋池。誰もいなくて、登山道から離れたところにひっそりと池があった。そこからひょうたん池に足を延ばす。こちらは観光客のグループがいて、ちょうど踵を返したところだった。入れ替わりに、山の神とベンチへ。静かなたたずまいで、大人の観光地という感じだ。ふと時計を見るともうすぐ15:00だった。山の神が時間に気づいて急に立ち上がり、もう宿にチェックインできる!早く温泉に行こうと目を輝かせて催促が始まった。

15:10硯川駐車場に戻り、本日のお宿、西発哺(ほっぽ)温泉ホテルに向かった。

Part2岩菅山につづく
Part3志賀山にとぶ


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