目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

灼熱の五色沼と磐梯山Part1

2015-08-29 | 山行~東北

五色沼 標高 約800m 福島県

2004年8月7日(土) 晴れのち曇り

メンバー 山の神と私

コースタイム 五色沼入口の駐車場12:35--毘沙門沼--赤沼--深泥沼--13:25弁天沼13:35--瑠璃沼--青沼--柳沼--14:45五色沼入口の駐車場

夏真っ盛り。皆レジャーに繰り出したのか、4:45に家を出発した割には、工事をしているところもあったにはあったのだが、道は混み始めていた。東北道に入ると、一部区間が50Km/h走行になるほど混雑。本日の第一目的地である磐梯休暇村キャンプ場には、10:10頃到着した。

道すがら、すでに30℃の表示を見ていたので、暑さは覚悟していたのだが、そうはいってもやはり暑い。予想外に暑い。受付を済ませ(テント泊2人¥1,800)、駐車場に車を置いて、荷物をリヤカーに積みテントサイトに移動した。直射日光ががんがん照りつけ、とにかくもう暑い。どこに張ろうかと山の神とうろうろし、ようやくここだと、スノーピークのテントを張り始めた。


磐梯休暇村キャンプ場から磐梯山を望む

このキャンプ場からは、磐梯山の雄姿を拝める。相当な存在感だ。すごいなといいながら、キャンプサイトのあちこちから角度を変えて眺め、写真を撮ったりしていると、11:30になっていた。あわてて駐車場に戻り、本日第2の目的地であり、メインイベントになる五色沼へと移動する。とりあえず昼飯!食堂はないかと、山の神と道沿いに視線を這わせながら見つけたお店、お食事処さいとうののれんをくぐった。さあ、これから歩くぞということで、山の神とともにがっつり、カツ丼¥850。

 
2点とも:毘沙門沼

腹ごしらえが済んで、五色沼駐車場へ。支度を済ませ、13:35五色沼探索へ出発した。夏休み最盛期とあって、人出はすごい。とくに歩き始めてすぐの毘沙門沼近辺には大勢の観光客がいた。

 
左:赤沼 右:深泥(みどろ)沼

五色沼は、1888年の磐梯山の大噴火によって川が堰き止められてできた沼だ。いろいろな鉱物が溶け込んでいて、さまざまな色を生み出し、私たちの目を楽しませてくれる。ちなみに赤沼の岸辺は酸化鉄によって赤く染まっているとのことだ。

 
2点とも:弁天沼

遊歩道を進んでいくと、五色沼のなかでは比較的大きな弁天沼が現れた。おあつらえ向きにちょうどベンチがある。そろそろ休憩にしようかと、13:25山の神とザックを下ろした。

 
左:弁天沼のほとりで休憩する山の神 右:瑠璃(るり)沼

道々暑すぎて、だいぶ辟易していたのだが、弁天沼のほとりには、ここちよい風が来る。しばしここで涼をとる。

 
左:柳沼 右:帰り支度。ピストンで戻る

五色沼散策も最後。いちばん端っこにある柳沼が見えた。ここで小休止をとり、ピストンでお帰りだ。帰り道は、しだいに曇ってきた。挙句に雷鳴が遠くから聞こえてくる。ひと雨来る前に駐車場へ戻ろうと、自然と足早になった。

雨に降られることもなく戻ると、せっかくだから茶店に寄っていこうという山の神の甘言が待っていた。それでも駐車場帰還は14:45。それから川上温泉ホテル寿に立ち寄って汗を流す。入浴料大人1人¥500。山の神を待って、さあ、行こうかという頃、とうとう雨が降り始めた。キャンプ場に着いたのは16:00。雨なんて関係ないとばかりに、キャンプ場の子どもたちは元気に遊んでいた。

Part2磐梯山につづく
エピローグ(暑さへの考察)へとぶ


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