目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

袋田の滝と月居山

2012-02-19 | 山行~尾瀬・栃木・茨城

000p2100929 月居(つきおれ)山 標高 404m 茨城県

2002年2月10日(日) くもり時々晴れ 

メンバー 山の神と私

コースタイム 11:10袋田の滝無料駐車場11:20--11:40袋田の滝観瀑台--12:40前山のベンチ(昼食)13:10--月居観音堂(光明寺跡)--13:30月居山(月居城跡)13:40--14:10けんちんそばや--14:55駐車場

厳冬期に完全に結氷するという話を聞きつけ、袋田の滝へ行ってみたのは、早もう10年前になる。結果は、まんまとだまされたわけだが、今冬(2012年)は非常に寒く、ほぼ結氷し、アイスクライマーの出現とともにニュースになっている。一度は完全に氷瀑と化した袋田の滝を見てみたいものだ。

袋田の滝は別名四度の滝といわれ、その由縁は四段になっているからとも、西行法師が季節を変えて四たび訪れねばならないと述べたからとも諸説あるようだ。

さて本題の山行記録に移ろう。とはいっても今回は山歩きというよりは、氷瀑見物が目的だったから、あっさりとしたお散歩程度のものだ。6:30すぎの都内出発で、常磐道の守屋SAで朝食をとる。那珂ICで高速を下り、大子町の袋田の滝無料駐車場に着いたのは、もう昼に近い11:00すぎだった。

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袋田の滝。現在はより高い位置に観瀑台がつくられたから、もっといい写真が撮れるのだろう

観光用の駐車場からは、お土産屋さんが軒を連ねる道沿いに歩いていく。ちょっと長めのトンネルを抜けると、目の前にそれは現れた。だが、残念ながら、しぶきを上げながら、まっさかさまに水は流れ落ちている。小指のはしほども凍ってはいない。氷瀑を見に来たのにねえ。

おかげで、マイナスイオンをふんだんに全身に浴びられたのだから、よしとしよう。なかには、われわれと同様に、凍った滝を期待してきた人もいて、傍らでは、「全然凍っていないねえ」と不平をこぼしている。 観瀑台は観光客でごった返していて、皆好き放題に滝の感想を述べ立てながら、記念撮影に余念がない。

003p2100922 水量が少なく感じるのは、冬だから?

観瀑台から吊り橋を渡り、鉄の階段をコツコツと上がっていくと、ちょっとしたピークで、ベンチが置かれていた。ここがどうやら前山のようだ。時間も時間(12:40)なので、ここで軽く昼食をとり、しばし休憩した。そこからいったん下る。コルまで来ると、こぢんまりとした光明寺月居観音堂がある。

月居山の山頂には、13:30に到着した。とくにこれといって何もない。今は月居城跡の石碑が建てられているようだが、この当時は何もなく、三角点のそばに「月居山」と手書きされた板切れが木の枝にぶらさっがているだけだった。

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左:月居山山頂から朱塗りの観音堂を見下ろす 右2点:月居山山頂にて

 

007p2100927 袋田の滝を見下ろす

13:40下りはじめる。あっという間に車道に出る。上での昼食が軽かったので、奥久慈の名物、けんちんそばに食指がのびて、お店ののれんをくぐった。腹がくちくなって、満足して駐車場に戻ると、奥久慈の主(ぬし)が山の神と私を迎えてくれた(冒頭の写真)。

帰途、森林の温泉(もりのいでゆ)に立ち寄る。森林の温泉は当時で、¥1,000(日・祝)。17:00からは¥500。平日は¥700。1F大広間はカラオケがあって、うるさいが、2Fにも休憩室があり、そこへ逃げて無料のお茶でくつろいだ。


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