目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

愛宕山・要害山・赤ぼっこ

2010-12-18 | 山行~奥多摩・奥武蔵

愛宕山 標高394m 要害山 412m 赤ぼっこ 409.5m 東京都

2010年1月10日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 9:33宮ノ平駅9:45--10:53愛宕山11:07--(11:25要害山11:50天狗岩)--12:00赤ぼっこ(昼食)12:43--13:40墓地公園13:50--14:30青梅駅前

聞きなれないこの山々。どこ?と即座に聞かれそうだが、そのマイナーさとは裏腹に登山者やハイカーは多い。けれど仮に一度行ったことがあっても、山の名前だけでは、おそらく何ひとつ思い出せないのではないだろうか。

JR青梅線宮ノ平(みやのひら)駅から和田橋を渡る。眼下には緑色の多摩川の流れが見える。

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左:宮ノ平駅 右:和田橋

吉野街道を右折して進み、1つめの信号を左に折れる。すぐ目の前に道標がある。「天狗岩・馬引沢峠」、「愛宕山方面」と指し示されている山道へ上がっていく。

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左:山の神先陣を切る 右:天狗岩・愛宕山分岐

この道を登っていくと、「この先行き止まり」と大仰な看板が出てくるが、完全無視。まっすぐ進む。 さびしげな目をした犬や吼えまくる犬がケージに入れられている民家を越えると登山道だ。何となくうら寂しい日陰地帯を突き進んでいくと、日のあたる明るい場所へ出る。天狗岩方面と愛宕山方面の分岐だ。われわれはまず愛宕山へ向かう。

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左:青梅の街を望む 右:木肌に張られた「愛宕山」の名札

分岐からあっという間に愛宕山に到着10:53。山名の書かれた札には、最初まったく気づかなかった。突如視界が開けて青梅の街、まずそれに目を奪われるからねえ。おじさんが一人景色に見入っていた。

002img_3052 杉木立の中で地味な要害山山頂

分岐まで引き返し、天狗岩方面に道をとる。すぐに要害山。山頂は杉林の中にちんまりとある。展望もなく、じっとしていると寒いので、通過していく人が多い。われわれも右に同じ。

 

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天狗岩もあっという間に着く。ここで昼食の予定だったが、座れそうな場所はすでに占領されていた。それでも山地図に眺望がすばらしいと書かれていたので、この目で見なければと、天狗岩の先端の方へ移動して青梅の街を一望(右上)。ここで、ごはんというのは最高だろうにと後ろ髪を引かれながらも、先に進む。

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天狗岩のすぐ近所の赤ぼっこには12:00到着。風もあまりなく、さほど寒くない。前面の樹木を伐ったのか眺望もいい。ベンチが置かれており、さもお弁当はここでどうぞと言われているようだった。到着時には人っ子一人おらず、山の神とこの快適な山頂を独占していたのだが、あとから屈強そうなドイツ人らしき男性と日本人の女の子のカップルが来た。このカップルの写真を撮ってあげていると、今度はマウンテンバイクの親子もやって来た。う~ん、やっぱり人が多い!

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12:43赤ぼっこを出発。ほぼ横移動していくと、馬引沢峠に出る。途中の道標に必ずといっていいほど、この名前が出てきたが、これといって特徴なしの一分岐としか思えない。まあ交通の要衝ということで。この峠には産廃処理場が隣接している。一般人が入れないように周囲に柵をめぐらしていて、立入禁止の看板がそちこちに設置されている。何かうさんくさいほどの厳重さだった。

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左:旧二ッ塚峠

旧二ッ塚峠辺りでマウンテンバイクが後ろからやってきた。この辺りは彼らにとっていいコースなのかな。何台かとすれ違ったり、追い抜かれたりした。

枯葉の道を踏んで、陽だまりのなかを進んでいくと、すぐに墓地公園が現れた13:40。

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左:樹木の向こうは墓地 右:きのこを模した東屋

きのこベンチ(勝手に名づけた)で休んだ後、きれいに葉の落ちた樹林帯を歩いていくと、天祖神社に出る。ここから車道へは、長くて急な石段が待っていた。車道へ出れば、あとは多摩川を渡って、青梅街道を進むだけ。駅前の喫茶店シャノアールに立ち寄って、モンブランのケーキセットを食べた。ゆったりした広い店内はくつろげていい。甘いもので活力を取り戻す。

コメント
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