目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

奈良倉山・鶴寝山・大マテイ山

2010-12-04 | 山行~中央線沿線・大菩薩

奈良倉山 標高 1,349m 鶴寝山 1,368m 大マテイ山 1,409m 山梨県

2007年12月9日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 10:15松姫峠10:25--11:10奈良倉山(昼食)12:00--12:50鶴寝山12:55--13:40大マテイ山13:55--15:00松姫峠

大マティとはどこぞ? と思われた方は多いだろう。大菩薩山塊、牛ノ寝通りに位置する。非常にマイナーで訪れる人の少ない静かな山である。われわれは松姫峠から、奈良倉山へピストン。そして反対側の鶴寝山、大マテイ山へもピストンという行程をたどった。

寝坊して、予定より20分遅れで自宅を出発。途中、吉野街道沿いのセブンイレブンで買出しをし、奥多摩湖で朝食。充分に休んで、松姫峠を目指す。でも道がわかりにくく、行ったり来たりして、ようやく10:15に到着した。この峠には駐車スペースはあるが、数台といったところなので注意が必要だ。富士山のビューポイントでもあるので、それを目当てに訪れる人もいる。トイレ(右の写真の建物)も付いているが、冬季は閉鎖されている。

01img_1324 02img_1325

登山口となる松姫峠の名前の由来は、武田信玄の側室の娘松姫が織田信長の軍勢から逃れるため、この峠を越えたことにあるという。そんな古(いにしえ)に思いを馳せながら、山を歩くのもたまにはいい。

10:25トレッキングシューズに履き替え、奈良倉山の指導標から登山道に踏み出す。ここから奈良倉山山頂までは、拍子抜けするほど近い。陽だまりの山で風がなければ、いたっておだやか。でもこのときは時折寒風が吹き抜けていった。

001img_1327002img_1328003img_1329

奈良倉山山頂には11:10到着。やたらと山頂の碑が立てられている。この山頂の南面は天望台(展望台じゃないのか?)と称して、富士山ビューを確保。大月市選定の秀麗富岳12景のひとつに選ばれている。 ちなみに500円札で有名な雁ガ腹摺山もこの12景に入っている。

ここまでほとんど登山らしい歩きをしていないのだが、富士山を愛でながら、早々にごはんと。このまま松姫峠に引き返すと、ちょうど12:00頃になってしまい、峠の車道沿いでメシとなりかねない。ならば、ちょうど小腹も空いたことだしと、コンビニで仕入れてきた、おこげスープやポテトサラダやおにぎり、栗どらやきを食べる。ちょっと食べすぎだなあ。カロリー過多!

004img_1332
奈良倉山より富士を望む

12:00山頂を後にし、来た道をとってかえす。松姫峠に戻り、今度は反対側の登山道に入る。左下の写真のように指導標は設置されたばかりのようでまだ真新しい。要所要所に配されており、冬枯れた道にデンと存在感をもって立っている。

03img_1333 04img_1334

ここから先は樹木に葉がない分、日が差して気持ちのいい道だ。落ち葉を踏み踏み、鶴寝山には12:50着。団体のパーティが休憩していた。テルモスのお茶を飲んで、すぐに出発。

05img_1340 06img_1345

登山道をのんびりと横移動し、指導標に従って右へ折れ、いっきに登っていくと、大マテイ山。誰もいなくて、貸切だった。日向ぼっこしながら、山の神とともにベンチで休憩。

07img_1346 005img_1347

13:55下山開始。行きとは異なる巻き道をたどる。大量に積もった落ち葉をガサガサと踏み進んでいくと、日の当たらない場所では霜柱がとけずに残っている。

15:00松姫峠に下山。観光の家族が車をとめて、富士山を眺めていた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする