39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

良心の囚人

2012-04-22 22:18:50 | レコード盤

こんばんは
日曜日の夜になりました。
今夜の一枚は、今日クリーニングしたばかりのバーンスタインの「運命」
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・・・
このレコードはジャケットの左上に書いてあるように、
『アムネスティ・インターナショナルのために催された特別演奏会でのライブ録音』
と言うことです。
さらに、右下のラベルには『このレコードの売り上げの一部(7ドイツ・マルク相当額)がアムネスティ・インターナショナルに寄付されます。』とある。
ジャケットを開くと次のようなことが書いてある。以下抜粋
~~~
アムネスティ・インターナショナルの目的
人はすべて自由に自らの信念をいだき、かつ表明する権利を有すると同時に、他の人々にも等しい自由を与える義務を負うことから、アムネスティ・インターナショナルの目的は、次のような方法を通じて、世界人権宣言の各条項を世界にくまなく遵守せしめることにある。すなわち、
暴力を行使あるいは唱導することなく政治的・宗教的あるいはその他の良心にもとづく信念、または人権・皮膚の色・言語を理由として、世界人権宣言の各項に反して、投獄・拘禁されたり、肉体的抑圧や、さまざまな形の拘束を受けている人々(以下「良心の囚人」と呼ぶ)のために、いかなる政治的配慮にもよらず、その釈放や援助のために努力し、・・・・云々
~~~
う~ん、なかなか良いことが書いてある。興味のある方は検索してみると良い。
それにしてもこんな難しい・ややこしい文章を良く書けるもんだ。
書き始めから最後の○まで上記の2倍以上ある。(途中に1個○があるが)
僕がSE教育を受けたときは一文はせいぜい3行まででこんな文章は受け付けてもらえなかった。
まあ、SEの書く文章とは違いますけどね。
「良心の囚人」とは良く表していますね。
1976年の盤ですから、36年経った今、世界のいたるところにまだこのような「良心の囚人」がいることは情けないですね。
ベートーベン交響曲第5番「運命」何度聞いても感動的ですね。
日本人は「運命交響曲」が好きなんです。
本当はピアノ協奏曲4番を聴こうと思ったのに2枚組なので盤を間違えました。
・・・
さあ、明日からまた仕事だ。
僕は、死ぬまで働き続ける運命かもしれない、でもいいや、ソフトウェアは物質的実体はないけれどそれでも自分の作った物が残せるから・・・
『運命』を聴くとこんな気分になる・・・


そろそろツツジが咲いてきました

2012-04-22 12:36:11 | 

こんにちは
何度もブログ更新しているとよほど暇なんだろうな、と思われそうですが、「はい、暇なんです」
今朝は少し雨がやんだ時間があってその間に愛犬ジローと散歩しました。
そのときに撮った花の写真です。
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椿もまだ咲いていますがそろそろツツジが咲いてきました。


ラフマニノフ前奏曲

2012-04-22 11:25:07 | レコード盤

おはようございます
昨晩、2時頃のようですがドンと大きな音がして、「あっ、雷だ」と思っていたのですがどうやら大竹のコンビナートで爆発事故だったらしいです。
僕の家は広島市の西区ですから大竹まではおそらく数十キロは離れているはずなんですけど、寝た子(?)を覚ますような音がしたと言うことはよほどの大爆発だったんですね。
大竹のコンビナートは風の向きとか温度分布とか色々な条件があるのでしょうが、時々イヤな匂いが流れてくることがあります。
大竹を車で通り過ぎるときに嗅ぐあのにおいです。
結構近いんですよね。
まあ、あの匂いも日本の製造業を支えていると思えば少しは我慢できますけどね。
・・・
と言うことで、今朝は一通りブログを巡回した後、レコードのクリーニングに取りかかりました。
今回は、交響曲やピアノ協奏曲などカラヤン&ベルリンフィルに代表される重々しい曲ばかりです。
5枚ほどクリーニングしたところで少し疲れてきたのか気が抜けたのかちょっと失敗しました。
何があったかと言うと、盤面にクリーニング液をつけてクロスで拭いているときに右手の人差し指の爪(ギタリストなら当然伸びている)が盤面をこすってしまいました。
『あっ!』と思ったがもう遅い、盤面に爪の引っかき傷がはっきりと付いている。
どの盤だ?「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」リヒテルのやつだ。

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傷はB面の終わりの方についている、と言うことはピアノ協奏曲が終わって「六つの前奏曲」(作品32から2曲と作品23から4曲)だ。
ピアノ協奏曲部分でなかったから良いってものではない、盤は大切にしなくては・・・
いま試しに再生している、B面だけ再生するのもおかしいのだが、まあこの際特例と言うことで・・・
ピアノ協奏曲の3楽章から始まる。
レコード針がまだその部分に達していませんが、クリーニング直後と言うことで非常にクリアな音が流れています。
日本人はラフマニノフが好きなようですが、多くはピアノ協奏曲が好きなんでしょうね。ですけどこの六つの前奏曲もなかなかでショパンのようなところやリストのようなところ当然ロシアの広大な土地を思わせる雄大さもあり、名曲&名演奏ですね。
作品23の5、「いかにもラフマニノフ」ですね。
聞き入っているうちに終わってしまいました。
目で見たほどの痛手は被ってなかったようです。
安心しました・・・