39ギター

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人間が火を使い出したときから

2014-06-23 22:36:37 | 雑談

こんばんは
そう言えば6月21日は夏至だったですね。
すっかり忘れていました。
夏至は「夏に至る」と言うことで、太陽の位置的には一番高度が高いので夏真っ盛りのはずですが、実際の気象は遅れ遅れでやってきます。
今日本は北の冬の高気圧と南の夏の高気圧が入れ替わる時期でその境目に前線が発生して長雨が続く時期、つまり梅雨ですね。
梅雨のまっただ中で夏に至ると言うのもおもしろいことですね。
大学時代の友達で気象が好きなやつがいて「オレは気象予報の会社に就職する」と言っていました。
その頃は「へぇ~気象予報会社なんてあるの?」って感じで聞いていましたが、最近はもう気象庁や気象協会などの予報よりも気象予報会社の方が局所的かつ短い時間単位での予報が出来て便利になっているそうです。
例えばゴルフ場の天気予報などが良い例で、直近の狭い範囲の天気はかなり正確になっているようですが、長期予報は相変わらず曖昧な所が多いですよね。
今年はエルニーニョが発生して冷夏になるらしいですが、どうなんでしょうかココ何年も猛暑が続いてつい先日も北海道が真夏日や猛暑日になったり、梅雨の無いはずの北海道で雨が2週間も降りつづいたりしていますよね。
そうなると今までの長期予報のパターンと言うのは通用するんでしょうか、まあどうなったからと言って人間の力ではどうしようもないんですね。
さっきテレビで日本の輸入金額の21%を原油が占めているそうで、これだけの化石燃料を燃やしていたらどうしても地球温暖化は止められないでしょうね。
今の原子力発電は重元素の分裂を利用しているので反応が暴走したり高レベルの放射性廃棄物など問題が多いのですが、もう一方の核融合を利用できると少し状況は変わるでしょうね。
核融合は水素など軽い元素を融合させてヘリウムなど少し重たい元素を作りそのときに莫大なエネルギーが放出されることを利用しています。
大きなエネルギーを与えて何億度と言う温度を長時間維持します。
大きなエネルギーを必要としますがそれ以上のエネルギーが出てくるんですね。超高真空で超高温を維持しないといけないので、ちょっとおかしくなると反応が止まってしまいます。
だから暴走の危険性は無くなりますが、地上に小型の太陽を作るわけですから放射線や放射性廃棄物の問題は少なくなるとは言えゼロにはなりません。
まあ、人間が火を使い出したときから地球温暖化や廃棄物問題は始まっているわけですからこれは人間の運命なのかもしれませんね。