こんばんは
四国が梅雨入りしました。
正確には「梅雨入りしたと見られる」と言う慎重な言い回しになっていますね。
まあ、昔から梅雨入り宣言をしたものの雨が降らないとか、梅雨明け宣言してもずっとグズグズしているとか天気は予測が難しい「お天気屋」ですからね・・・
そろそろ中国地方も梅雨入りしてぐずついた天気が続くことになりそうですね。
北海道では37度とか異常な高温になっているところもあるとか、どうやらこれはエルニーニョのせいらしいですね。それで今年の夏は梅雨明けが遅れて冷夏になる可能性があるとのことですが、お年寄りには涼しい夏は良いのですが、農業や漁業など天候とくに気温・水温に左右される仕事は大変かもしれないですね。
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先日、このブログに掲載した蝶の写真があるんですが、その蝶の名前が「アカシジミ」というちょっと珍しいものと言うのが分かって喜んでいます。
その写真がコレ
図鑑の解説では
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夕方、林の高いところを飛びます
大きさ:35~42mm
分布:北海道、本州、四国、九州
成虫の出現期:5~7月
幼虫の食べ物:コナラ、クヌギ
はねが赤色がかる
白いスジがU字形
白いスジが銀色がかる
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と言うことですが、よく似た蝶に「カシワアカシジミ」と言うのがいます。
図鑑の解説では
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カシワ林の上で午後から活動します
大きさ:35~40mm
分布:北海道、青森県、岩手県、秋田県、福島県、広島県、山口県
成虫の出現期:6~8月
幼虫の食べ物:カシワ
はねが黄色
白いスジがぼやける
白いスジが台形
「キタアカシジミ」絶滅危惧種
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と言うことで、もしかして絶滅危惧種のキタアカシジミだったら大発見と言うことなんですが、どうやらアカシジミと言うことです。
専門の方に鑑定して頂くため、同じ個体の別の写真を載せておきます。
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コレは奇麗に撮れています
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こちらは慌てていたのでピンボケ
コンデジでもよく撮れた方ですが、やはりこんなときは大きなカメラでバッチリ撮りたいですね。
で、キタアカシジミは解説に広島県・山口県と書いてあるように生息地はどうやら限られているそうです。
広島県でも冠高原という山口県よりの山間部に生息しているので、なんかの拍子に風に乗ってボクのところまで来る可能性も無いことは無いでしょうが、発生が6月からなので少し早いみたいですね。
アカシジミも写真に撮れることはあまり無いらしいので貴重な写真になりました。
分かっていればもっとバチバチ撮ったのに・・・
アカシジミはこの他に「チョウセンアカシジミ(絶滅危惧種)」「ムモンアカシジミ」「ウラナミアカシジミ」が図鑑に載っています。
シジミチョウの仲間は日本に70~80種類いると言うことでボクの図鑑にも6ページに渡ってずらりと並んでいます。
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団地の植栽はまだ剪定とか薬剤散布をしてないので虫がいますが、そのうちいなくなります。
人間の都合で薬剤散布をされたんじゃぁ、たまったもんじゃないですね。