39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

丁寧な演奏を心がけたらこんなに違うではないか

2010-11-05 09:09:09 | ギター

お早うございます。

昨日に続き、雲一つ無い青空です。

空気も乾燥していて、ギターケースの中も湿度50%を切りました。

これからは乾燥しすぎに気を付けなければ・・・

安物とはいえ、これしかないので大切にしなければ・・・

・・・

昨日ギターを弾いているときは、なんだか耳に綿でも詰め込んだように音が曇って聞こえていた。

前から耳の調子が悪く、耳鼻科の先生いわく「あんたの耳は80代だ」

確かに高音は聞こえにくくなっているし、低音は頭に響いて分解能が悪い、おまけに四六時中の耳鳴りだ。

これで良く、楽器が出来るものだと思うが、今聞いている音が自分にとって最良の音でバランスも偏っているようには思えない。

母親も早い時期から補聴器をつけていたので、自分もそのうち補聴器かも知れない。

まあ、それも良いだろう。

初めて耳の変調を感じたのは40代初めで、東京で企業戦士として最前線にいたときだ。

そのときの大きなストレスは今とは比べものにならない。

そのまま続けていたら今頃は天国でバッハを捜しているだろう。

広島に帰ってきて収入は激減して日々辛抱だが、好きなこと得意なことで仕事になって趣味もいろいろ出来る、今が最高かも知れない。

耳が聞こえなくなる前になんとかバッハの完成度を高めておきたい。

そんな気持ちが、あせったガムシャラなギターになっているのかも知れない。

この2・3日、丁寧な演奏を心がけたらこんなに違うではないか・・・

反省しよう、急がば回れだ。