ちょっと町に出てきた。
いつものヤマハに行って、CDを探して、楽譜を探して、本を立ち読みした。
CDは最近出た「益田正洋」さんの「Bach on Gutar」が欲しかったのだが、まだ無かった。
どうしてこのCDかと言うと、アウラのホームページにサンプルがあってそれを聴くと今まで聴いていたバッハとは違う新鮮なものを感じたからです。
いままではバッハと言えば田部井辰雄氏や山下和仁氏の弾く堂々とした重厚な雰囲気のものが固定観念としてありました。
そのため少し前に買った福田進一氏の「シャコンヌ~福田進一プレイズ・バッハ」もその固定観念からはずいぶん方向性の違うものに感じて、普段は余り聴いていません。
しかし、この益田正洋氏の演奏を聴くとサンプルでほんの数十秒ですが、方向性が違うにもかかわらず何か引きつけられるものがあります。
今月号の現代ギターに益田正洋さんのインタビューがあってこのアルバムについて触れています。
そこのところを立ち読みしてきたのですが、それを読むとバッハについていろいろと研究されているようでその時代の修飾法や表現がそのアルバムに配合されているようです。
村治佳織の新譜は横置きで何枚も重ねてありましたが、出たばかりのCDだから置いてないのか、すぐに売れたのか分かりませんが、最近はCDは通販が確実ですね。
現代ギターの記事に、広島のギタリスト「石原圭一郎」さんも載っていました。
先日の広島ギター協会のホームコンサートでは司会をされていました。
楽譜も今日は時間をかけて立ち読みしてきました。
津田昭治さんのバッハの曲集で、無伴奏チェロ組曲1番が全曲あった。
ニ長調で今私のやっている佐々木忠さんのイ長調とは違うが、このニ長調で全曲は初めて見た。
イ長調もニ長調も6弦をDに下げるのであるが、ニ長調の場合は旋律が上に上がっている分低音が増強されているように思う。
この楽譜も研究のために買ってやってみたいが、いまのイ長調がまともに弾けないのでは何調でもダメだろう。
弦の在庫も調べたがいつもの通りで、ニュークリスタルの6弦セットものが増えていた。
ついでにデオデオ・コンプマートに行って最新のMacBookAirを触ってみた。
薄い・軽い・頑丈・かっこいい、これが出るのならiPadを買うんではなかった、と思わず失言しそうになった。
結局、何も買わずに、何も食べずに、電車賃だけで楽しんできた。