なんだかんだとドタバタした一日でした。
ドタバタしながらも、合間にちゃんとギターを弾いて、風呂上がりにもちゃんと練習しました。
ところで、昨日の記事に書いたとおり、表板に高分子フィルムを貼り付けて、ウルフトーンが多少軽減されたと思いますが、不気味な響き方が無くなったと言うことで響きすぎる点については以前と同じです。
まあ、不気味に響かなくなったと言うことで満足しなければいけません。
それから、昨日はDが強く響くようになったと書いたのですが、今日はそれは感じませんでした。
もともと3弦のGとG#はよく響いていて、開放弦のGは強く弾くと割れたように響いて、チューナーの針も落ち着きませんでした。
G#が落ち着いてきたので、Gも落ち着いてきてチューナーの針も静止するようになりました。
2弦のDの倍音は3弦の開放弦に来ますのでその辺の関係で、Dの響き方に変化があってもおかしくはありません。
今回の音質の変化は、はたしてフィルムを貼ったことによるのかちょっと疑問もあります。
というのは、最近は湿度が高く室内もギターケースの中も60~65%あり、湿度が上がりだしてからどうも音質が変わってきているように思います。
フィルムを貼ったりはがしたりして比較すると、確かにGとG#の不気味な響きは軽減されていますし、全体の音質も多少おとなしくなっているようですが、最近の音質の微妙な変化は湿度も関係しているように思います。
50~55%の乾燥しているときよりも今ぐらい65%ぐらいの方がいい音がします。
楽器は50%前後の湿度が理想的とのことですが、このギターに関しては65%ぐらいの方がいいみたいです。
ほかにも、爪の長さ形や磨き方がよくなったこと、弦は2ヶ月経っていますが相性がこのギターにマッチしていること等が考えられるので、これが良かったと一言では言えない状態ではないかと思います。
これからの季節は、雨が降ってジメジメしたりカラッと晴れて乾燥したりいろいろ変化すると思うのでその辺の影響が楽器にどう出るか観察するのも勉強になると思います。
ところで、この弦(低音EXP45高音T2チタニウム)は、本当に長持ちするようです。2ヶ月以上が経過していますが、その間ほぼ毎日平均すると90分は弾いているので普通は1ヶ月か1.5ヶ月で音が生ぬるく物足りなくなってきて、交換するのですが、まだまだしっかりした低音と艶のある高音が続いています。
たしかに、低音は新品の時と比べたら多少丸い音になってきてはいますが、むしろこれぐらいの方がバロックの曲には似合います。
今月いっぱい持ってくれれば、一応長持ちするという結論を出してもいいかもしれません。
楽しみにしておきましょう。