いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

御代の八坂神社(旧小社)

2018-06-16 06:57:29 | Weblog
              八坂神社・御代(みよ)地区》                            
                                      
                            分類:寺社                   
   内郷御台境の一ノ矢天王を尊崇して小祠を建立
                 鎮座地 いわき市鹿島町御代字赤坂32-3
                 祭神  素戔鳴尊(すさのおのみこと)
                    ※いざなぎのみこと・いざなみのみことの御子にして、天照大神の弟に当たる。
 性凶暴で天の岩屋戸の変を起こしたが、八岐大蛇を斬って天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)を得、それを天照大神に献じた。
       相殿神 熊野速玉神。倉稲魂神。歳徳神。
       境内末社 若木神社

 八坂神社は、鹿島街道(旧道)の御代坂の上がり口にあります。
 左隣りに、昔は「御代の鶴」や「みちのく」という銘柄の清酒を造っていた酒蔵で旧家の佐原家があります。右隣りは自動車流通センターJRCグループ本部になっています。

 急傾斜の階段を、旧酒蔵だった赤レンガ造りの煙突を横目にして上っていくと本殿に辿り着きます。階段の数は境内から参拝するところまでを数えると108段ありました。当社は、御代地域の人々が、いわき市内郷御台境町に鎮座する、一ノ矢天王(八坂神社)を深く尊崇していたため、その願望に応えるために明治11年(1878)、この地へ小祠を建て御分霊御遷宮したことに始まるとされています。

 御代に古くから開山の臨済宗光西寺の山は、昔は熊野山と称し熊野大神を祀っていましたが、八坂神社の鎮座に伴い、熊野神社は八坂神社へ合祀されました。
 大正7年旧6月4日に拝殿及び幣殿を新築し、昭和27年3月31日には本殿を再新築して拝殿・幣殿の屋根を瓦に葺き替えました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする