【論考】3 石川県ゆかりの表現者と戦争、とくに室生犀星の戦争詩について
2020年5月2日
目次
はじめに:①戦争と弾圧の時代/②日本文学報国会
Ⅰ 犀星の戦争詩:動機/①随筆を対象化/②作家的原点/③プロレタリア文学への親和/④プロレタリア文学に別離/⑤政府高官との接触と躊躇/⑥追いつめられる犀星/⑦政府とメディアと作家/⑧ . . . 本文を読む
【論考】2 石川由縁の作家と戦争、とくに犀星の戦争詩について
目次
はじめに
Ⅰ 概略:①泉鏡花/②徳田秋声/③鶴彬/④中野重治/⑤島田清次郎/⑥杉森久英
Ⅱ 犀星:動機/①随筆を対象化/②作家的原点/③プロレタリア文学への親和/④プロレタリア文学に別離/⑤政府高官との接触と躊躇/⑥追いつめられる犀星/⑦政府とメディアと作家/⑧戦後、戦争詩を削除
Ⅲ 戦 . . . 本文を読む
【論考】1石川県由縁の作家と戦争、とくに犀星の戦争詩について
目次
はじめに:①戦争と弾圧の時代/②日本文学報国会
Ⅰ 石川県ゆかりの作家と戦争:①泉鏡花/②徳田秋声/③鶴彬/④中野重治/⑤島田清次郎/⑥杉森久英/⑦長澤美津、永瀬清子、水芦光子/⑧深田久弥
Ⅱ 犀星の戦争詩:動機/①随筆を対象化/②作家的原点/③プロレタリア文学への親和/④プロレタリア文学に別離/⑤政府高官との接触と躊躇/⑥追い . . . 本文を読む
「室生犀星と戦争」に関する読書メモ
1927年6月『庭を造る人』 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1176325
(メモ:1924年冬~1927年春)
211頁(117)[野口米次郎氏] 二十代には二十代の詩があり、三十代には三十代の詩があり、四十代五十代には人生の最終の詩があるといふ考へは間違ってゐない。段々年齢が高まり心が深くなるに従って詩もすゝんでゆ . . . 本文を読む
島田清次郎に関するインターネット上のサイト
島田清次郎の作品データベース
https://blog-sc.sakuhindb.com/tj/6_C5E7C5C4C0B6BCA1CFBA/diary.html
ブログ「サイコドクターのぶらり旅」(精神界の帝王 島田清次郎 on the Net)
http://psychodoc.eek.jp/shimasei/
ブログ「牛込神楽坂」浅見 . . . 本文を読む
20191029 島田清次郎関係資料を美川図書館に寄贈(回収)
島清に関する研究を一旦終結します。
1年ほどでかき集めた島田清次郎に関する関係資料を白山市立美川図書館に寄贈しました。
美川図書館で、「島清に関する資料はないか」と尋ねれば、書庫から出してくれるでしょう。
それから4年後の、2023年10月13日に、遠来の知人を伴って美川図書館を訪問したが、これらの資料は見当たらないという。17日 . . . 本文を読む
20190825『改元 我れ世に勝てり』(島田清次郎、1923年)を読む
本書の大まかな構成は、フランスで開催された第3インターナショナルの大会に出席した野島民造がアメリカへの船上で、澄子との「恋」が始まり、噂になり、全米に報道され、澄子の夫の知るところとなり、決闘に発展する。民造が生き残り、紐育(ニューヨーク)の兄聖造のところに転がり込む。聖蔵は怪しげな宗教団体を立ち上げており、アメリカの政 . . . 本文を読む
【ご案内】
『島田清次郎未発表エッセイから読み解く、その実像』
発行日:2019年8月15日
頒 価:500円(送料:215円、2冊以上送料無料)
(売り切れました。石川県立図書館、金沢市立玉川図書館、美川図書館に蔵書)
目 次
写真・遺稿「雑記帳」
翻刻・遺稿「雑記帳」全文(1921年エ . . . 本文を読む
島田清次郎研究のために未発表作品の開示を
5月上旬に、石川近代文学館に、島田清次郎最後の原稿『雑筆』の閲覧を申請したが、保存状態と個人情報を理由にして、5月14日付で閲覧を却下された。保存状態については、これまでに写真(2次資料)での閲覧を受け入れてきたので、理由にはならない。
島清の個人情報が閲覧の障害になっているならと、遺族・Nさん宅を訪問して、閲覧・翻刻の了解を得て、再度閲覧申請をお . . . 本文を読む
島田清次郎研究に欠かせない未発表遺稿
【小冊誌『島田清次郎・未発表作品の翻刻と思想的検証』』(6月下旬発行予定)のあとがきより】
島清遺稿の翻刻作業
私がはじめて、島田清次郎の作品を読んだのは40年以上前になりますが、その時から島清作品にはマルクス主義世界観が反映していると感じていました。昨年秋、「石川県のダークツーリズム」をまとめていて、あらためて島清を読み直そうと思いたち、諸著作を読みはじ . . . 本文を読む