ドバイ・ショック／ジャパンカップ展望

私はとにかく海外というものに興味がなく、
今まで33年生きてきて海外旅行というものに行ったこともありません。
これだけ世界の情報が入ってくるにも関わらず、です。

ですが、去年NHKスペシャルで放送された「沸騰都市」という番組を見たり、
新聞記事なんかを見て、一度は行ってみたいと思ったのが、

ドバイです。

「沸騰都市」のドバイの回の放送が去年の5月。
世界のマネーを取り込んで膨張し、富裕層がこぞって別荘を構えるドバイ、
ここに是非住んで遊びたいものと思いました。
私は貧乏人のくせに、人一倍富裕層への憧れが強いのです。

ところがそのドバイ。
今日の報道なんかでもありましたが、
政府系企業が債務返済の延期を要請したとのことで、
「中東発の金融危機か？」と不安が高まりました。
これでドバイに流れ込んだマネーは投資も投機も一気に引き上げられるでしょう。
ドバイに多額の投資をしていた特に欧州系の金融機関は大問題です。

そもそもドバイは何らかの産業があって大きくなったのではなく（石油には今は依存していない）、
投資の舞台としてもってこいだったので、
金融機関がカネをつぎ込んだ都市です。あえて言うなら金融と観光が産業になるのか。
そして世界の企業がドバイに拠点を構え、そのためのビルが建てられ、
富裕層が別荘を構え、レジャー関係の施設や社会インフラが整備される。
その結果として大きく成長した、

つまり、マネーによって膨張した都市ですから、
マネーが引き上げられたら、何も残りません。
構造は違うでしょうが、日本の不動産バブルと同じ匂いがします…

そんなドバイですから、これからは多くの人が手を引くでしょう。
世界一の「ブルジュ・ドバイ」は完成したようですが、
もはや何の意味を持つのか。
景気が良くなれば復活の日はあるのか。注目です。

そして、ドバイといえば競馬。
ドバイ・ワールドカップもこの不景気の中では色あせてしまいそうな…

さて、話変わって日本の競馬では、
いよいよ日曜日にジャパンカップが開催されます。
天気が気になるところもありますが…

予想は明日まとめますが、
うーん。さすがに物凄いメンバーが揃いました。
確実にこない、と言えるのは4、5頭ぐらい。
外国馬の筆頭、コンデュイットが人気になりそうですが、
外国馬は走らせてみないとわからない。現在の芝長距離ではかなりの実力だが、
そういう触れ込みで来て負けた馬はいくらでもいます。

日本勢では去年の覇者スクリーンヒーローはじめ、この距離ならという馬が揃いました。
特にオウケンブルースリは父ジャンポケが同じJCを勝利。
春夏たっぷり休んで秋3戦目、4歳秋についに飛躍するか。
逃げるのはリーチザクラウンかエイシンデピュティか。
ともにハナを譲らず…なんてことになったら行った行ったか？
特に武リーチは2400ならスタミナがもってしまいそう。

牝馬2頭も要注目。
ウオッカは終わったのか？そういう声も小さくない。
でも天皇賞では異次元の32.9。前にいたカンパニー、粘りきったヒーローに負けはしたが、
この馬が終わったとする根拠にはならない。ましてや今回はルメール。
人気が落ちるようなら、むしろ狙いたい気持ちもある。
レッドディザイアは強いとは思うが、ブエナビスタと戦う宣言をあっさり撤回してここへ。
53㌔なら勝機ありとでも思ったか。ところが3度死闘を演じたブエナビスタはエリ女で3着。
あれは参考にならないレースとはいえ、古馬、牡馬相手にはどっちも結果が出ていない。ここは微妙だと思う。

まあそんな感じで考えています。
馬も、騎手も、外国、中央、地方とそろい、楽しみです。

東京都庁

都庁の近く、新宿中央公園から。
公園で日々暮らしている、のではなく（笑）、仕事のついでに通ったのです。

新宿中央公園、初めて行きましたが、
ホームレス、多いですね。
『闇金ウシジマくん』の「宇津井編」で出てきた滝（のようなもの）はここにあったのか。

かたや超高層の都庁、かたやホームレスの集まる公園。
それがすぐ近くにあるわけで…
でも都会でこれだけ自然があるのは素晴らしい。

そして都庁側から公園を抜けたところに、熊野神社という神社があるのですが、
なんと今日そこで結婚式を挙げる若い2人が。
神前式、ですね。おめでとうございます。