非モテはつらいよ 台湾慕情

さてさて、相も変わらず続けているB級スポット探訪時に使用するタイトルのとおり、この3連休においてもヘンテコなスポットに出掛けておりますぬたりであります。お前そんなことしてる場合かと言われることもあろうかと存じますが、それを言っちゃあお終いよ。

とは言え本日のスポットはたった一つ。




埼玉県坂戸市の聖天宮(せいてんきゅう)です。
なんじゃこりゃあ、とお思いかと思いますが、れっきとした道教寺院です。
何でも台湾に住む「康國典大法師」なる方が40台に不治の病に倒れ、道教の最高神「三清」に縁を持つことによってこの病が完治したそうな。んでこ方がお礼にお宮を建てようとしたところ、三清のお告げは「埼玉県坂戸市に建てよ」だったそうでこの地に道教寺院が存在するわけ。
で、この康國典さん。病が治ったのがよほど嬉しかったらしく、ここのお宮は豪華絢爛。台湾から材をしこたま入れるわ台湾から宮大工を大量に呼び寄せるわと力が入りまくり。言葉で語るより写真を御覧に入れるが、








ここはホントに日本か？
とにかくすごい。見てみればわかるけれども一切の妥協が存在しない。何しろ境内に存在するすべての狛犬にきちんとち○ことま○こが存在する（おい）。普通駐車場の片隅の小さな狛犬にくらい手抜きするもんだが、そういうのが一切ない。
B級スポットと語られるが(実際ぬたりもその手のサイト見て行った)、これは思いのほかちゃんとしてるし実に立派。台湾あたりにあればかなり有力な観光スポットになってるはずで、あるところにあれば三連休の中日にほとんど人がいないとかありえないと思い位に立派な道教寺院よ。
勿論、そんな立派なもんがなぜか埼玉県の片田舎にある、という事がB級のB級たる所以なんだけどな。
まあ他にもB級の所以は勿論ある。台湾から呼んだ宮大工が建てたんだから、センスはしっかりタイワニーズ(そんな言葉あるのか？)

↑男子トイレ

↑女子トイレ

↑蒋介石？

他にもここ個人のコスプレ撮影がウェルカム(要使用料)なんですな。だからそういう人たちの利用はあるみたいなんですがね。


まさかいるとは思わなかったけどもな。

とは言え、係員のおじさんも丁寧に解説してくれたし、印象はすごく良かった。おススメの観光地ですよ。皆様も是非。


ちょっと変わったおみくじとかも引けますよ。

Space Design

車好きとして、そろそろネタにしとこうか

ピンククラウンスペシャルサイト

シャア専用オーリススペシャルサイト

いやー、やっぱり面白い車を追うには余裕のあるメーカーを追うに限る。なんつーかこう、みんなあえてしないことをあえてするというか、混ぜちゃいけない洗剤あえて混ぜてみちゃったというか(おい)
だってこれらがどう考えても多くの人の支持を受けるとは思えないもの。クラウンのメインターゲットにピンクを欲する人はそうはいないと思うし、ヤンキーが手を出すには高すぎる。シャア専用オーリスにしてもそうで、ガンダム好きと車好きはそれなりに被るにしても、これを自ら公道で運転したいと思える程の思い切りのある奴はそうはおるまい。車好きにとっては「ガンダムエアロ」なんてのは蔑称になりこそすれ、良く見られることはあんまりない。ぬたりは嫌いじゃないけどね。どーせ公道走行では多くのエアロは所詮かっこつけだし。
お前はどうなんだと言われれば、少し琴線に触れる部分はあれども流石にいらない。ピンクのクラウンは外装はともかく内装はかなり惹かれるものがある。オーリスのシャアが喋るナビなんてトヨタ車のオプションにあるならまず間違いなくぬたりは選択するくらいに魅力的である。ただ、それぞれそのために数百万払えるかというと、流石にそこまでではない。

この2台、もちろん車好きからの評判はよろしくない。簡単に言えばコメント豚が花盛り、ってやつね。まあ分からなくもなくて、ぬたりも車単体とすればさして魅力は感じない。ただしこれはあくまで限定車であり、「欲しい奴は買え」という趣旨の車なんだから、カタログモデルを語るのとはわけが違う。そういう意味では多くの人の批判は方向性はあってるけれども微妙にずれている。ま、「天下のトヨタを貶せるなんて俺って格好いい」と悦に入ってる奴もいるけどな。いずれにせよ、買いたい奴だけが買う車で買う気がない人間が貶すのはちと違う。
「なんでこんな車出したんだんだ？」という車好きの言葉は、まあ車だけを見ている分にはそういう考えに陥る。だけれども、会社のイメージ戦略として考えればそんなに捨てたものではない。
ピンクのクラウンに関して言えば、それまでクラウンなんか見向きもしなかった層がそれなりの興味本位で眺めていたわけだし(買うまでには至らないとしても)、やり過ぎとも見えるシャア仕様の車を出されれば、ガンダムファンは一応はチェックするだろう(買うまでには至らないとしても)。
そこには「うちはやる気になればこんなヘンテコなタマも出せます」という会社の姿勢が出せるわけ。そういった形で興味を持ってもらえれば、お客の頭には多かれ少なかれそういうイメージは残るし、その先はいくらでも誘導のしようがある。興味本位で見に来た客に「ところでお客様にはこのようなお車が・・・」とか「ところでうちではこのような魅力的な新型車が・・・」と誘導するわけ。
そしてその手腕を舐めてはいけない。そのあたりは天下のトヨタの接客術。新規車種の販売研修等は相当に厳しいと見た。

何しろ先日、物見遊山でＳＡＩを見に行ったぬたりに対し、車好きならまず見向きもしないであろうスペイドという車のセールストークを展開し、その魅力をすっかりぬたりに叩き込んだんだから、あの時のセールスは只者ではないと思うよ。
あんな単なる道具車をぬたりに「まあ買っても損はしないよなあ」と思わせるあのトークは実に恐ろしい。こういうセールスが跳梁跋扈してるんだから、そりゃトヨタの販売力がすごいものがあるよと実地体験にて納得。商売はやはりこういう地道な努力から。伊達や酔狂で売れてるわけじゃないんだぜトヨタは。

鬼の居ぬ間の洗濯

盟友Sinさんは先日から新婚旅行へ赴いているようである。
と言うわけで、本人がいない間にネットの人脈関係では唯一結婚式／披露宴に呼ばれたぬたりが色々と暴露をしてしまおうというのが今日のネタである。皆様結構興味もあるでしょうし、テロリストの居ぬ間の暴露大会、いってみましょう。

想定質問そのいち　奥様はどんな感じの方？
性格美人という感じかな？　八方美人という感じでは無くて一本芯が通ってる感じ。なんとなくだけども、この人といればSinさんは変な風に曲がらないだろうなあ、っていうのがぬたりの正直な感想。まあ、それほど話をさせていただいたわけではないのでぬたりの印象になっちゃうけどもね。

想定質問そのに　名古屋の結婚式なのに派手じゃなかったの？
ネット＆リアルともに名古屋に結婚式に行ったと言うと必ず言われたこと。ぬたりが今まで出席させていただいたいくつかの披露宴の中でももっともこぢんまりしていました。
ただし、これは「来ていただいた方々に自分たちがきちんと気を配りたい」という新郎新婦の意図的なもので、実際二人の気配りは随所に感じられましたな。Sinさんはそれでも「自分の力が行き届かなかった」と悔やんでおられましたが、何を仰るウサギさん。結婚式なんていうイベントであれだけ気が配れれば十二分だわ。実際、ぬたりが披露宴やることになったら大いに参考にさせていただく。

想定質問そのさん　Sinさんと話してて「こいつの親の顔が見てみたい」と思ったもんだが？
少なくとも、面と向かうと何されても憎めない、っていう雰囲気に関しては確実に遺伝。なお、ネット上のテロリストな側面は多分に後天的なものと思われ。

想定質問そのよん　披露宴の余興は？
連続してたわけじゃないけど
トップ　新婦のお友達のカラオケ
二番手　ぬたりのダメウクレレ＆下手糞ギター＆そこそこウケたトーク
トリ　　新郎友人のチクサクコール
なんつーかどうしてこうチクサクコールっつーのは耳に残るのか？

想定質問そのご　披露宴の料理にえびふりゃあは出たの？
出てません

その他、お聞きになりたいことがあったら今からでも遅くありません。ぬたりにお問い合わせを。今なら海の向こうにいるSinさんには気付かれることがありません。
なお、言うほどの暴露してねえじゃん、とか、別に今は海外でも携帯使えるだろ、とか、そもそも昨日のブログにSinさんコメントしてたじゃん、とかの質問に際しては、一切黙殺するのでそのつもりで。新婚旅行でんな他人のブログなんか気にする暇なんか無い筈だから、昨日のコメントはきっと影武者か孔明の罠に違いない。

腐っても鯛 されど食材とすれば単なる腐敗物

知り合いから魚をもらう。
ぬたりは正直魚はそんなに好きではなく(嫌いではない)、ましてや自分でさばくとなると途端にやる気をなくす質ではあるのだが、良かれと思って分けていただいた知り合いの行為を無駄には出来ないし、そもそも昨今の洗うが如き赤貧状態においてはおかず分の食費が一食浮くとなれば、好き嫌いなんか言ってられない。幸いにして大型魚をもらった訳でもないので、さばくと言ってもはらわたを取り除く程度。ホームセンターで売ってる果物ナイフで何とかなるレベルである。ひーこら言いながらすべての魚をさばき終えた。
んで、その翌日の事だ。

異臭漂うマイルーム。
ひとり暮らしでは仕方ないとは申せ、台所の隣はもう寝室であるから流石にちょっとは応える。ファブリーズとお香を総動員して燃えるごみの日まで我慢。んで、どうにか先日のごみの日に魚のはらわたを含めたごみを出してきたわけだ。

収まらない異臭。
おかしい。においの元は断ったはずだ。いまだに台所近辺が匂う(いわゆる腐敗臭)のは、ありていに考えて他に要因があるという事。まあ魚に関連して気になってきたわけだから、においの元は魚に関連した場所だろうと考えてあたりをつけたのは流しの排水口。確かに最近はこのあたりの掃除をしていない。なにしろ最近は怠惰に身をやつすことに忙しく、ぼーっとする暇はあっても掃除をする時間なんかないのだ、えっへん(殴)
ともあれ、概ね原因を特定したところで、買い置きのジェル状パイプクリーナーを排水口にぶち込む。さらば悪臭。

収まらない異臭。
どうしたもんかこれと一瞬思うが人間追いつめられると実に勘が鋭くなるもの。においを感じてわずか三分で原因が判明した。

前に買っておいたタマネギがご臨終してました。
うわあ、カビが！　変な汁がぁ！！

速攻ゴミ袋に包んで密封処分。においは収まったが、次の燃えるごみの日は金曜日。まだあと数日はあのダークマターと一つ屋根の下暮さなきゃいかんのか。

えーと、皆様もお気をつけあれ(何をだ)

夏の夢 こぼれた花火

さて、日曜日の午後はネカフェに入り浸ってたぬたりではあるが、さりとて全くのインドア派というわけでもなく、それなりにお出掛けはしている。夏ももう終わりであるが、そんな夏のお出掛けの一つに花火大会があった。
花火大会となれば、まあ皆さん１度や2度見に行ったことがあるかと思うが、会場は川や湖のそばであり、基本観客席というものはない。川原なり広場なりある程度のだだっ広い広場が鑑賞エリアと指定される形になる。
となると、レジャーシート等が必要になってくるわけだが、何しろぬたりは毎年夏を稲佐山で過ごす夏の野外イベントのスペシャリスト。レジャーシートくらい持ってるっつうの。

・・・こんな簡易クッションしか使い物にならないんですけど。
まあそうだわな。毎年稲佐山行ってたっつったって、基本一人で行ってた(で、現地で誰かに会う)んだから、レジャーシートなんか使わないもんな。
結局は雨あがりの花火になって下がべちゃべちゃになっちゃったり、駐車場があまりに遠く会場に着くまでに嫌になった(※)ので、途中から立ったまんま見て帰ってきたのでレジャーシートとかを持って行ったところで使いようがなかったがな。
ではぬたりはこのクッションしか持っていないのかと言えば、厳密には違う。ぬたりはレジャーシートを持ってはいる。しかも3枚も。当日持っていけなかっただけだ。
何故持っていけなかったかと言えばそのデザインが問題だったのだ。



おい。


マテコラ。


お前もう寝ろ。

いずれも雑誌やDVDのおまけなんだが、どうしてぬたりはこんな使いようもないもんを後生大事にとっておいてるんだかね？



※
何を軟弱なと言われるかもしれないが、かなり近い部類に入る駐車場からメイン会場まで徒歩20分というのは正直どんなもんかと。

今日もお酒飲んじゃった

この週末は別にネカフェに入り浸ってただけではなく他にもお出掛けしており、行きつけの奥利根ワイナリーさんに行って看板犬のさくらちゃん(ゴールデンレトリバー)を良いだけもふもふしてきたついてに、赤ワインを買ってきた。
で、今日は週末の天気とうって変わっての晴天。さすがに空気は秋の気配がしてきたが、それなりに暑いのは変わりなく、ついつい件のワインを飲んじゃったのね。だから今日の更新は短めなのです。
しかしワインというのは微妙につまみに気を遣う。もちろん二、三千円のワインなんかテーブルワインだから、好きに飲めばいいんだけども、それでも気を遣えるものなら赤には肉、白には魚程度の感覚はあった方が勿論良い。
幸いにして昨日ネカフェの帰りにはスーパーに寄って買い物をしており、今日に合せてのおかずも購入している。赤ワインだから当然今日のメインディッシュは肉料理である。こういう細やかな感覚もお酒を美味しく飲むのに大事ですよね。




・・・なお、ぬたりの今晩の献立が「ご飯、みそ汁、餃子」であることに対する反論は却下とする。文句あっか餃子は肉料理だ。

みんな仲間だなかよしなんだ

気怠い9月のとある日曜日の午後、ネットカフェへ行って午後をまるまる潰していた自堕落ぬたりですこんにちわ（だって銀魂と聖おにいさんの最新巻が出たんだもん）

さて、ネットカフェに行ったことのある人は分かると思うけども、今日のネカフェのパソコンはセキュリティ上(一応)電源を切ればその回使ったデータは次の人には使われないようになっており、パソコンのシステムも少し特殊なものを使っている。大手のネカフェチェーンだと特にね。会員登録に身分証明書も必要だし。
んでまあ、せっかくシステムを独自に組むのであれば、その費用を何とか圧縮できないか、と考えるのは企業の常。ぬたりが行くネカフェチェーンでは電源を入れてWindowsが立ち上がると画面下部に企業広告が出るようになっている。まあ、画面の一部を占領することになるので邪魔にはなり、終了をクリックすることで消すことはできるのだが。

さて本日、ぬたりはネカフェで受け付けを済まし自分のブースのパソコンの電源をオン。漫画の棚へ行きお目当ての漫画を手にしてブースに戻ってくると、Windowsが立ち上がっていた。もちろん画面下部に広告が出ていたのだが、



しつこいわ！　同じもんばっかり連発で流してからに。
しかも内容は


実に大きなお世話である。
つ－かネカフェに来る時はたいがいぼっちだがな。

なんかもういろいろおめでとう

ぬたりの周り(ネットとリアル友人)にめでたいことがあったので、今日のネタはこんなんで。





だから言っただろう。世の中に幸せのタネはたくさんあるんだ。それを拾うか否かで人生は変わる。そしてぬたりは今とても幸せな気分だ。いろいろ辛いことはあるけど、そんなのどうでもいい。

おめでとう。
そしてぬたりと出会ってくれてありがとう。あなたが蒔いた喜びのタネから咲いた幸せの花を、ぬたりは今手にしています。

最後に大事なことをひとつ。

ぬたりはもうさだファンじゃないよ(殴)

Let's ポジティブシンキング！

とある事情でしばらくしまいこんでいた作業着のズボンを久し振りにはく。
・・・腰回りが、きつくなってる・・・


ズボンが、縮んだ？


※
一応言っておくがこのネタは20年以上前のとある4コマ漫画をまるまるパクっている。かなり部数の少ない漫画誌だったしご存じないとは思うが、作者がネタを使いまわす可能性も鑑み、パクリであることは先に表明しておこう。

一度終わって、そこから復活したら、もうそれは終わることはない

今日のネタは

いい加減にせーお前は。
使い勝手が良いのでつい今日もやっちゃうところでしたが(お酒も飲んじゃったし)、とりあえずは更新しておこう。今日のネタはこちら。


宮崎駿監督「引退」へ＝スタジオジブリ社長が発表(←リンク先はヤフー)
で？(←偽らざるぬたりの感想)
勿論ぬたりが今の宮崎駿氏に全く興味がないことがあるのだが、なんかもう突っ込みだしたらキリがない。長編監督としての引退って何？　じゃあ短編とか中編とかはやるの？　監督じゃなくて製作総指揮とかはやるの？　などなど。そもそも過去に一度でも「辞める辞める詐欺(※)」した人間の言葉はそうそう信用できるわけもないし。
まあ、辞める辞めないは個人の自由だから別にかまわないし、引退を撤回したところで、基本的には誰かが困るわけでもない。だからぬたりが宮崎駿に何かを言いたい意図はまるでない。まあ、辞めるんなら辞めるでいいし、また作りたくなったらやればいい。「作りたい」と言い出せばすぐに製作に入れるシステム(制作会社とか配給を巻き込んだシステムとかね)を作り上げた人なんだから、いつでも復帰していい。
何しろ「宮崎駿」という名前の後ろには「消極的な信者」と「否定的な消費者」がかなりの数ひしめいている。辞める理由なんかないよね。
酔っぱらっているから、なんかかっこいい事言おうとして書いちゃったけど、消極的信者、ってのはいわゆる「信者」の様に〇〇マンセー！〇〇の言うことは絶対正しい！というような方々でなく、「まあ、ジブリだから」という理由で映画館に行く観客のこと。感想は口をそろえて「なかなか面白かった」。まあ同じお金を払うならそういう感想持てるのは勝者であるし、映画って内容だけの娯楽でもないからな。デエトなんかに使う場合は内容はある程度二の次になるしな。だから、これはこれでいいと思う。
否定的消費者は文句を言うために劇場に足を運ぶ方々。「劇場でお金払って見たんだから文句を言う資格がある」という言葉を言いたいために劇場に行く方々。感想は口をそろえて「これはダメだ」(「昔のジブリは良かった」というのも多くの人が言う感想)。まあえてして口汚く罵る形になるので、あまりお上品とは言えないが、映画館にしてみればそういう人の払うお金も色は同じ。興行収入の足しになるんだからこれはこれでいいと思う。
宮崎駿とジブリという名前は、アニメ界では珍しくこういった層の獲得に成功しており、作ればヒットは約束されている。それが喜ぶべきことか悲しむべきことかはとりあえず横に置くとして、映画は作りやすい環境にあると言える。この環境を作り上げたのは、まあ個人の力ではないにせよ、宮崎駿の力が大なんだから、やる気があるなら今後は(今後も？)好きなような作品作って公開すればいいでしょう。短編だったらジブリ美術館という公開場所もあるし。1回しか行ったことないけど、あそこの映像展示室はぬたりが行った映画館の中では有数のドキドキする場所でしたな。

だから、冒頭に戻るけど、ニュースを受けての感想は「で？」の一言(一文字)しかない。アニメ作りは好きで何十年やってきたジジイが「もうやらない」と言っても、そんなもん信用できるわけないし、かと言ってやっぱりやりたいと言い出してもそれを無下にできるほどの小さい実績ではない。好き勝手やっていい実績と年齢持った人なんだから好きにやればいい。
以前は宮崎駿監督作品じゃないと商売にならない、という事情があったジブリも、すっかり誰が作ってもヒットする状況になったしね。繰り返しになるがそれが良いことか悪いことかはわからないが。
そう言う点でも、もう好きにしていいでしょ。ぬたりとすると、表現方法が確立された表現者がそれを捨てようとしても、また作ろうぜまだ作れるぜ、という誘惑は相当強いんじゃないかと思うから、また何らかの形で帰ってくるんじゃないかと思うけどもね。
ちなみに表題の言葉は「水曜どうでしょう」がレギュラー放送を終えて今後は単発不定期放送になる、と言う状況の最終回で出演者の大泉さんが言った言葉。そういう意味では宮崎駿は前に引退宣言して一度引っ込んだ時点でもう終わっている。だからもう終わりなんかないのね。望むと望まざるとにかかわらず、巨匠に終わりはないぜ。
なお、その巨匠の一区切りの作品をぬたりは見たのかor見に行くのかといわれれば、あんな品をアニヲタの俺が見に行くもんかよ、という事でな(おい)

※
辞める辞める言ってたりそれをにおわせたりしてても一向にやめなかったり、しばらく休んでて復帰とか抜かしていけしゃあしゃあと帰ってきたりすることを言いますが、実害のない場合にこういう言い方しますね。プロレスラーとかの常套手段だし、アニメ銀魂も随分やった。こういう場合、受けてとすれば「まあ仕方ねーなー」と苦笑いの一つもして迎えてあげるのがスマートで良いでしょう。