OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

夜の高速、これ聴いたっ

2005-09-17 07:25:12 | Rock Jazz

単身赴任なので、週末は高速をブッ飛ばして実家へ帰りますが、その際の必需品が、やっぱり音楽です。あんまり熱くなるのは危険ですけどね。

で、昨夜のBGMは――

Welcome To The Canteen (Island)

ステーィプ・ウィンウッド、デイブ・メイソン、ジム・キャパルディ、クリス・ウッドの旧トラフィック組に、ジム・ゴードン、リック・グレッチ、リーバップが加わった1971年の大ライブ・ジャムセッション盤ですが、これが最高に好きです。

まず初っ端の「Medicated Goo」はファンキー・リズムでメチャご機嫌♪ このノリには、ドゥビー・ブラザースも顔色無いでしょう。蠢くベースに突進するドラムス、そして隙間を埋めるパーカスが熱くさせてくれます。エレピの隠し味も効いています。

続く「Sad As Deep As You」はデイブ・メイソンのアコギ曲で、クリス・ウッドのフルートが素敵、素敵、素敵♪ 名曲ですねぇ~ アルバム中では一番好き♪

そして「40,000 Headmen」が、また、素敵♪ トラフィックの代表曲ですが、ここではサイケ味を残しつつも、アコギを使って、スワンプ・ロックに転向したような演奏です。意外にも夜の高速に、合うんです。

アナログ盤ではA面ラストだった「欲張りすぎたネ」は、ジム・ゴードンのドラムスが大技・小技でメンバーを支えます。ゴスペル・オルガンと英国泥沼風のギターも活躍していますよ。アドリブもメロディを大切にしています。

後半は、いきなりお馴染みの「Dear Mr.Fantasy」、長い演奏で、デイブ・メイソンとステーィプ・ウィンウッドのギター・バトルに発展していきますが、派手じゃなくて、重く沈殿していきます。そしてそれを攪拌するのが、ジム・ゴードンとリーバップの打楽器陣です。ついついアクセルに力が!

そしてオーラスは白熱の「Give Some Lovin'」で、いきなりアフリカとニューオリンズをゴッタ煮にしたようなリズム隊のファンキーな快演からスタート、ステーィプ・ウィンウッドのボーカルが入ってくると、いつのまにかドゥービー・ブラザース風になっているんですが、それは逆! ドゥービーがこれを真似したんじゃないかなぁ~ どっちにしろ最高ですよ♪♪~♪

ということで、実は演奏も録音も粗いんですが、そこがまた、不思議な迫力を生んでいるのでした。必ずトリップしますよ。

コメント
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