OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

笑顔は全てを包み込む

2014-02-17 14:51:43 | 歌謡曲

ミスター・スマイル / 大橋純子 (フィリップス)

様々に驚かされることが普通のオリンピックではありますが、殊更今回のソチ冬季大会は、日本チームの選手が本当に吃驚の大活躍ですからねぇ~~♪

なにしろ最初のメダルがスノボハーフパイプで中学生の平野歩夢が歳年少ならば、スキージャンプの葛西紀明が、なんと41歳の歳年長!!?!

しかも男子フィギュアスケートで金メダルの羽生結弦が19歳とあっては、驚きと共に爽やかな印象も強いのも最高でありますが、やはり今日は西紀明のあの笑顔とはしゃぎっぷりが憎めません。

う~ん、人はやっぱり笑顔が大切、辛いことも、苦しいことも、楽しいことも、呆れることも、全てを表現出きるのが笑顔じゃ~ないでしょうか。

そこで本日は大橋純子が昭和52(1977)年に出したヒット曲「ミスター・スマイル」を朝から聴いてしまいました。

いゃ~、佐藤建の作編曲による穏やかなメロデイ展開が、松本隆の綴った、ちょっぴりほろ苦い歌詞に絶妙の余韻を付加している印象も、つまりは大橋純子の歌唱力があればこそ、ジワジワとこちらに滲み込んでまいります♪♪~♪

また、説明不要かと思いますが、演奏パートは当時の彼女のバックバンドだった美乃家セントラル・ステイションであろうことは推察に易く、だとすれば佐藤健(key)、土屋昌巳(g)、見砂和照(ds,per)、高杉登(per) 等々の名手の技が堪能出来るのも、なかなか嬉しいところと思います。

ちなみに大橋純子は、この年に前作シングル曲「シンプル・ラブ」をヒットさせ、極めて歌謡曲寄りのニューミュージックを広く大衆に浸透させた頃ですから、この「ミスター・スマイル」も肩肘張らずに楽しめ仕上がりになっているのは当然が必然かもしれません。

ただし、そこには泥臭さとか、イヤミなお洒落フィーリングなぁ~んてものとは無縁のピュアな歌心があるのみで、それこそが卓越した歌唱力を持つ大橋純子に備わった個性のひとつと断言しますよ、サイケおやじは。

ということで、失礼ながら、すっかり中年者がオリンピックに出場する事、それ自体が奇蹟としか言えない中にあって、尚且つメダルを獲得してしまったのは、伝説と呼ばれるに相応しいですよねぇ~~♪

それが葛西紀明という日本代表選手であった現実は、やはり痛快!

実はサイケおやじは愛想笑いとか作り笑いが苦手な事もあり、しかし笑顔は作ってするよりも、屈託が無いほうが素敵と思うばかりなのでした。

コメント
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