OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

イケイケ! あきいずみ♪

2014-02-03 14:38:43 | 歌謡曲

ヒッチハイク / あきいずみ (NAVI)

とにかく今の率直な気持ちとしては、行けるところまでは行こうっ!

体調も仕事も決して良い状況とは言えませんが、そんな中でも生かされている以上、常に前を向いていることが、ひとつの現状打破に繋がるように思うわけです。

そこで本日は突発的にイケイケな歌謡ロックをやらかしていた異端のアイドルとして、今や伝説のあきいずみ! その決定的な名曲名唱の「ヒッチハイク」を朝っぱらからドカドカ鳴らしてしまいました。

あぁ~、イントロからテンション高すぎるホーンセクションとリズム隊の攻撃的な姿勢、そしてネチネチ寸前のスケールワークに奔走するギターの響きに導かれ、エグ味と艶っぽさを同居させた彼女のボーカルの節回しは、およそアイドル歌謡なんて言葉は論外のロックフィーリングに溢れているんですねぇ~♪

それが昭和49(1974)年春に出されていたという事実を鑑みても、所謂「日本語のロック」に歌謡界から殴り込んだ感も強いと思われるのは、後追いのリスナーであるほどの感想かもしれません。

しかしリアルタイムで接したサイケおやじにすれば、これは平山三紀からの影響も激甚な歌謡曲であり、歌謡ロックの新しい展開としてシビれまくったんですけどねぇ~~♪

ちなみにこれは作詞:阿久悠&作編曲;井上忠夫の名コンビが書いたものですが、殊更井上忠夫は当時、なかなかR&Rに拘った作風も単なるオールディズ趣味に浸ることのないイケイケな仕様を優先させていたようで、他にも「うれしい体験 / 青木美冴」とか、非常に好ましいかぎり♪♪~♪

実は「ヒッチハイク」に続くシングル曲「バカンス」が、さらに高揚感の強い裏傑作として、井上忠夫の真髄を楽しめるんですから、流石と思うばかりです。

もちろん、あえて「裏」と書いてしまったのは、その「バカンス」にしろ、ご紹介した「ヒッチハイク」にしろ、現実的には全くヒットしていませんからっ!!

それは悲しい真実として受け止める必要があるでしょう。

ただし、あきいずみの歌の実力は本物であって、決してキワモノではありません。

未確認ですが、どうやら彼女は「あきいずみ」以外の名義で数枚のレコードを残していると言われていますし、もしかしたらその中には真性(?)ロックな歌唱も聞かれるのではないか?

そんな推察したくなるのがサイケおやじの本音というわけです。

ということで、相変わらず指の動きは上手くいきませんが、この「ヒッチハイク」におけるギタースケール風のキメリフを練習することが、案外とリハビリに適しているなぁ~んて、思っています。

よしっ! やってみようっ!

コメント (2)
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