OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

クリスマスソングに理屈はいらない

2013-12-24 14:13:15 | Pops

ホワイト・クリスマス c/w きよしこの夜 / ベッツイ&クリス (日本コロムビア)

え~、今更ですけど、本日はクリスマスソング、それも至極真っ当なところを選んでみました。

と言うよりも、だいたい天の邪鬼なサイケおやじは、何時頃からか我国のクリスマス騒ぎに懐疑的になっていて、信仰心は薄くとも、一応は仏教徒の自分、そして多くの日本人が、なんで異教徒のお祝いを一緒にやらねばならんのかっ!?

それは資本家の企みに乗せられて、あるいはそんなところに事寄せて、楽しくやりたいだけじゃ~ないのかっ!?

なぁ~んていう、原理主義(?)に拘っていながら、一方では、そういう集まりに誘われれば、ホイホイ行ってしまうんですから、情けないわけですよ……。

また、12月にはジョンの悲劇が拭い去れませんからねぇ……。

それでいながら、故人の「Happy Xmas」を平気で鳴らしたり、流したりする奴等は信用出来ないっ!

という本音もあるんですよ。

しかし、既に我国では慣例と化したクリスマスが認められている以上、その雰囲気をブチ壊すような事はしたくありませんので、せめて本日は掲載のシングル盤を虚心坦懐に聴いているというわけです。

なにしろ歌っているベッツイ&クリスはハワイ出身と言われる白人美女コンビですかねぇ~、無条件でキリスト教の歌を演じても我々日本人には自然に感じられ、当然ながら、彼女達が持ち前の清涼な歌声とコーラスが静謐なムードを醸し出していることは言うまでもありません。

収録両面トラックが共にスタンダードなクリスマス曲というのも、当たり前に素晴らしい結果だと思います。

ということで、なんだかんだ屁理屈を書いたって、基本的にサイケおやじはクリスマスソングが好きですし、実際にレコードもシングル&アルバムを併せれば、年イチの掲載としても、百年分は充分なストックがある状態です。

結局、クリスマスソングが伝えてくれる特有のウキウキした気分、あるいは厳かな雰囲気は、巷で浮かれるキリスト教信者以外のクリスマス愛好者(?)に有意義な大儀名分を与えてくれるのかもしれません。

素直に楽しんだって、言い訳はいらないのですから。

コメント (2)
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