■さよならの季節 / 朝丘雪路 (CBSソニー)
世の中に世間知らずのお嬢様は多かれど、芸能界の最高峰は朝丘雪路ではないか!?
という常識的な疑問を抱かせてしまうほど、彼女の様々な仰天エピソードはテレビ等々でも時折に紹介されていますよねぇ~。
なにしろ幼少の頃から、学校はもちろんの事、どこへ行くにも、お伴付きの人力車だったとか、お金を使ったことが無かったとか、自分でやっていた事といえば、他人に命令するばかりだったとか!?
そりゃ~、内縁関係とはいえ、美人画で有名な伊東深水の愛娘であり、料亭女将であった母親から様々な芸事を仕込まれて育まれた生い立ちを鑑みれば、納得するしかないんでしょうが、長じて宝塚の娘役としてスタアデビューした頃でさえ、彼女の周囲は、それを妬む者と擁護派に分かれていたというのですから、いやはやなんとも……。
もちろそこでは陰湿な虐めがあった事は言わずもがな、しかし本人は全てに何処吹く風だったという自然体が、実に天然お嬢様の証なのかもしれません。
ですから、結婚生活に入ってからも、伝えられる仰天エピソードの数々が、ちっとも不思議ではない状況に思えしまうほどです。
ただし、以上述べた事については、あくまでも後追いで知ったわけで、それじゃ~、サイケおやじにとっての朝丘雪路のイメージと言えば、スバリ! ボイン!!
現代で言うところの巨乳&爆乳というのが、朝丘雪路の印象であり、しかも「ボイン」という常識用語は、彼女を指して、大橋巨泉が提唱した造語だというのですから、これまた日本の文化の歴史に刻まれる逸話になるんでしょうか?
皆様にもご確認いただきたいところではありますが、確かに二十代の朝丘雪路の写真や映像を見ると、グッと衣服を盛り上げている胸の膨らみ、そして水着姿ともなれば、当時の事ですから、現代ほど露出度は高くないとはいえ、その質量感には、やっぱり目を奪われてしまいます。
そして個人的には、昭和44(1969)年から日本テレビ系列で放送されていたバラエティ番組「ゲバゲバ90分」で炸裂させていた、ボインギャグの連発で、その頃は三十路前半という、如何にも熟れきった肉体を超ミニスカや胸の谷間をモロ見せにする衣装で披露しつつ、当たり前にボケた演技をやってくれましたからねぇ~~♪ 未だ中学生だったサイケおやじにしても、そのストレートなお色気には下半身を直撃されていたんですから、自らの年上好みも極まっていた思いがあります。
さて、そこで本日掲載のシングル盤は、昭和48(1973)年の発売ですから、朝丘雪路が37歳の頃に出した1枚とはいえ、ジャケ写にはスケスケの衣装にノーブラ姿の過激なショットが使われているんですから、これまた仰天する他はありません。
しかも年齢相応というか、すっかり緩んだ乳の存在感の程好さが、逆に素敵と思うのは、サイケおやじだけでしょうか?
うむ、世のアラフォー女性は、こうあるべき!?
とまでは、申しませんが、こうあって素敵なムードは否定し難いわけですよ♪♪~♪
そこで肝心の楽曲は特にA面「さよならの季節」が作詞:小谷夏&作編曲:筒美京平による、なかなか和みの歌謡曲で、ジャケ写を愛でながら聴いていると、自然に癒されてしまいますよ♪♪~♪
ちなみに作詞を担当した小谷夏は、久世光彦氏の変名という説が有力らしいです。
ということで、このジャケ写にして、この名曲があるからこそ、昭和歌謡曲は素敵な世界です。
最後になりましたが、ここまで書いていながら、掲載ジャケ写が小さくて、不鮮明なところはお詫び申し上げます。
しかし、こういう着エロは、見えそうで見えないところに真価があるという逆説に免じて、よろしくご理解いただければ、幸いでございます。