OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

残暑お見舞い、夏よおまえは

2012-08-22 15:51:58 | 歌謡曲

夏よおまえは / ベッツイ&クリス (日本コロムビア)

残暑お見舞い、申し上げます。

言いたくはありませんが、出張していた隣国が幾分涼しかったんで、もうグッタリ気味……。

しかし、だから休めるというはずもないんで、とりあえず本日ご紹介の歌でも口ずさんでいる次第ですが、これがなかなかアンニュイな夏の終わりの心象風景♪♪~♪

歌っているベッツイ&クリスはジャケ写からも一目瞭然、所謂出稼ぎ外人のフォークデュオで、昭和44(1969)年秋頃に歌謡フォークの傑作曲「白い色は恋人の色」をデビュー大ヒットさせた事は皆様もご存じのとおりです。

彼女たちの魅力は日本男児の弱みである「白人女のかわいこちゃん」である事に加え、ナチュラルに素人っぽいムードと不思議な余韻を残す日本語による節回しだとサイケおやじは思っています。

それは実際、ハワイからやって来たという公式履歴はともかくも、衣服越しにも感じられるムチムチとした肢体の存在に反するような歌とコーラスの清涼感は、今も忘れられるものではありません。

またテレビ出演とか芸能誌の企画等々では、時にとんでもないほどの和風衣装を着せられたり、お約束とも言える夏場の水着姿やキワドイ衣装も良かったんですよ♪♪~♪

そのあたりは掲載したジャケ写からもお楽しみいただけると思いますが、実は告白しておくと、サイケおやじはどちらがペッツイなのか? クリスなのか? 今も分かっていなんですねぇ~~。

まあ、それはそれとして、やはりペッツイ&クリスとして楽しむのが王道なのかもしれません。

さて、そこで肝心のシングル曲「夏よおまえは」なんですが、作詞は麻生ひろし、そして作曲が井上かつおによる、シンミリ系フォーク歌謡の決定版!

何度聴いても、せつなくなるんですが、これは我々男がアコギ弾き語りで演じても、けっこう「絵になる」名曲だと思いますねぇ~♪

また、ちょいと不確かな記憶なんですが、歌謡フォークの他のグループやデュオも競作か、あるいはカパーバージョンを出していた記憶がありますから、やはり楽曲そのものの魅力は各方面で認められていたのでしょう。

そして当然ながらベッツイ&クリスのバージョンは昭和45(1970)年の夏に大ヒット♪♪~♪ その刹那のムードゆえに、秋に入ってもウケていた事は言うまでもありません。

ということで、これもまた、今こそ皆様挙って楽しむに値する名曲名唱と思います。

ちなみにベッツイ&クリスは往年のテレビ恒例企画「あの人は今……」にも登場する事度々でしたが、最近はど~しているんですかねぇ。実は先日、某中古レコード店に彼女たちのアナログ盤LPが纏まって出ていたんで、ちょいと気になっています。

もしかしたら、何か復刻ボックス物でも発売される前触れでしょうか?

う~ん、気になりますねぇ~~~。

コメント
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