OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

夏になれば彼女が♪

2013-07-03 15:03:23 | 歌謡曲

誘われて夏 c/w ゆれながら二人 / 早川英梨 (テイチク)

芸能界には夏のイメージが強い歌手が多いことは言わずもがな、それが無くては始まらないのが日本の夏ってもんでしょう!

と、本日も独断と偏見に満ちた書き出しになっておりますが、昭和50年代後半、なかなか人気があった女性シンガーの二名敦子もラテンフュージョン系シティサウンドに彩られた名花でありましたねぇ~♪

そして掲載のシングル盤は、その彼女が昭和54(1979)年に早川英梨名義で出した、これが実質的なデビューレコードで、もちろん聞かせてくれるのは歌謡ポップスとクロスオーバーした所謂ニューミュージックの典型に仕上がっていますよ♪♪~♪

なにしろ収録の両面曲が共に作詞:竜真知子&作編曲:大野雄二の確信犯(!)コンビですからねぇ~♪

説明不要の「ルパン三世」ムードはお約束ながら、やはり早川英梨が二名敦子になってブレイクする下地が既に出来上がっているわけで、特にB面の「ゆれながら二人」は秀逸♪♪~♪

まあ、率直に言わせていただければ、如何にも大野雄二らしいマンネリ感も強いんですが、それが心地良いんですから、ひとつよろしくであります。

そしてA面の「誘われて夏」が、その意味では幾分地味な仕上がりで、せっかく化粧品メーカーのキャンペーンソングに用いられながら、ヒットせずに埋もれているのは勿体無いですよ。

ただし逆に言えば、B面の「ゆれながら二人」が出来過ぎだった!?

サイケおやじは今でも、そんな疑念が打ち消せません。

ということで、本日も夏向き&爽やかな1枚を出してみましたが、早川英梨=二名敦子はライプだと顕著になるとおり、ソウルフルな感覚を持ったボーカリストだと思っていますので、アルバムの企画で多かったラテンフュージョン系の歌ばかりが注目されたのは、これまた勿体無い!

個人的にはブラコン路線をもっと追究して欲しかったんですがねぇ~~。

それでも彼女が結婚~引退を選んだとなれば、素直に祝福し、残されたレコードを夏限定で楽しむのも悪くはないんじゃ~ないでしょうか?

本来なれば、通年鑑賞するのがファンの正しい行いかもしれませんが、そこはサイケおやじの偏食趣味の表れとして、ご理解下さいませ。

否、少なくとも夏には絶対の必需品が、彼女の歌!

それは何時も、強く思っています。

コメント (2)
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