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サイケおやじの生活と音楽

朝加真由美は、あさかまゆみ♪

2012-06-09 15:34:03 | 歌謡曲

虹色の夢 / あさかまゆみ (徳間音工)

既に名声を確立してながら、そのデビューが歌手だったという女優さんは相当に多く、例えば現在の朝加真由美はアイドルだった、あさかまゆみ♪♪~♪

とにかくスレンダーな肢体とナチュラルな可愛さは、なかなか男好きのするタイプであって、しかも爽やかなイメージも絶対に崩れないのですから、これで人気が出なかったら世界の七不思議だったと思います。

それは制作側の力の入れ方にも明確で、本日掲載のシングル盤は昭和48(1973)年に発売された彼女のデビュー作なんですが、特にA面収録の「虹色の夢」は作詞:阿久悠、作曲:森田公一、そして編曲:馬飼野康二という、まさに当時のヒットメーカーがスクラム組んでの名曲なんですねぇ~♪

ところが、肝心の彼女の歌唱力が、まあ、そっとしておきたいレベルというか、どう庇っても、ターヘ……。

もちろん、その時代だって、特に実名は出しませんが、同じ程度のレベルか、それ以下というアイドル歌手は登場していたんですが、彼女の場合は、のど自慢番組だった「オールスター家族対抗歌合戦(フジテレビ)」でアシスタントもやって人気が出ていたんですから、今となってはシャレにならないですよねぇ。

しかし同時にテレビ特撮のウルトラシリーズ「ウルトラマンタロウ」にもレギュラーの白鳥さおり役で出演し、その健気で溌剌とした魅力は、後の実力派女優の片鱗を見せたとして有名♪♪~♪

ですから結果として5~6枚は出しているシングル盤は全くヒットしていませんが、昭和50(1975)年頃に朝加真由美と改名した頃からは女優業中心の活動で、特にテレビではサスペンスから時代劇、ホームドラマやバラエティ番組まで、満遍なく今日まで出演し続けているのは流石と思うばかりです。

また、決して忘れてはならないのがグラビア関連での人気で、アイドル時代からミニスカやホットパンツ姿は定番でありましたから、水着も含むキワドイ衣装もイヤミにならないセクシーさは、たまりませんでしたねぇ~♪ 当然ながら、大人の女性としてのヌード写真集も出しておりました♪♪~♪

そのあたりのエロキューションは、掲載したジャケ写でのミニスカ&美脚の雰囲気の良さ、その奥が気になってしまうほどの煩悩喚起作用が強烈であるとおり、これがデビューであったという印象は今も最高でしょう♪♪~♪

ということで、あさかまゆみは朝加真由美になって決定的な居場所を得たわけですが、所謂B級アイドルで終わった歌手時代も忘れられません。

既に述べたように、惜しむらくは歌唱力の問題をクリア出来ませんでしたから、音源が纏まって復刻されているとは思いませんが、楽曲そのものは粒ぞろいだったんですから、メーカーとご本人の英断に期待したいところです。

コメント (4)
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