OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

羨ましくもおめでたい話

2011-05-03 10:45:54 | 日本のロック

愛する君に c/w クールな恋 / ザ・ゴールデン・カップス (東芝)

所謂GS歌謡の典型として引き合いに出される事も多いゴールデン・カップスのヒットシングルなんですが、これがなかなか気持良い名曲である真実も侮れません。

特にA面の「愛する君に」は、発売された昭和43(1968)年秋に正式新加入したミッキー吉野のエレピがミソというか、作詞:なかにし礼&作曲:鈴木邦彦による職人技が冴えた歌謡フォーク的な楽曲が、オーケストラを導入していてもベタベタにならなかったのは、それが効果的だったからでしょう。

実際、この「愛する君に」はバンドだけで演じると、なかなかお洒落なフォークロックになるんですよねぇ~♪

またB面の「クールな恋」も作詞:松島由桂&作編曲:村井邦彦という歌謡曲路線でありながら、実際に仕上がってみれば、ホーンセクションを大きく使ったオーケストラが結果オーライのR&B歌謡です。

つまり両面とも、当時の洋楽の流行を巧みに取り入れていたんですから、ヒットするのも当然でした。

さて、先日は昔のバンド仲間が結婚、と言っても再婚なんですが、その式へ参加してきました。

そして席上、余興としてこの「愛する君に」を旧友達と軽く演奏してきたんですが、流石はデジタル時代の今日、この日の為に予めPCで作られたカラオケのファイルをメールで送られていたので、サイケおやじは簡単な自分だけのギターパートをちょいと練習しておけばOKという、実に便利な世の中の仕組みを再認識でした。

しかし一番驚いたのは、友人の再婚相手が、丸っきり自分の娘より若いんじゃないかっ!?

というほど新婦が若いんですからねぇ~~~~~!?!?。

これは全くのサイケおやじの早合点もあったんですが、実は二か月ほど前にその女性を紹介された時には、その場に一緒にいた彼女の母親の方と再婚するもんだと思っていたんですよ。

それが!?

う~ん、なにかとても羨ましいと思うのは、男としての本性ですよねぇ。

そして、これじゃ、夜の夫婦生活が大変だよなぁ~、と負け惜しみを言うのがやっと……。

ただし、楽しい事を作っていくのが人生というサイケおやじの生きる指針を適用すれば、これほどおめでたく素晴らしい事はありません!

もちろん幸せを手に入れるためには「運」だけでなく、「努力」も必要でしょうから、今頃は新婚旅行で頑張っているに違い♪♪~♪

そんな思いで、なんとなく口ずさむ「愛する君に」も、実にハートウォームな名曲というわけです。

コメント (4)
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