OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

クリームにもあったトホホなジャケ写

2011-01-03 17:02:02 | cream

スクラップヤード c/w 悪い星の下に / Cream (Polydor / 日本グラモフォン)

エリック・クラプトン(g.vo)、ジャック・ブルー(b,vo)、そしてジンジャー・ベイカー(ds.per,vo) の3人が組んでいたクリームは、まちがいなく世界遺産となるべきロックバンドだと思いますが、それにしては、この日本盤シングルのデザインはなんだっ!?!

A面は1969年に発売されたクリームの公式ラストアルバム「グッバイ」から、またB面はその前年に世界を揺るがした最高傑作「クリームの素晴らしき世界」からのカットで、我国では恐らく昭和44(1969)年に出たものです。

告白すれば、若き日のサイケおやじはB面のプルースロック「悪い星の下に / Born Under A Bad Sign」が聴きたくて買う決意をしたのですが、もちろん本命のLPが経済的に手が出なかった事に由来します。

しかし実際にレコード屋の店頭で現物を見た瞬間、ほとんど変態と低能とホームレスのような三馬鹿大将のジャケ写には呆れましたですねぇ……。

正直、買うのを止めようかと思ったほどです。

まあ、それでも音楽そのものの魅力は圧倒的でしたから、結局は入手したわけですが、思えばこの頃の日本グラモフォンから発売されていたシングル盤のジャケットには、例えばクリームなら「Crossroads」、ディープ・パープルならば「Emmaretta」のような、勘違い以上にトホホなデザイン&ポートレイトが少なくないと……。

まさか後世に所謂ネタを残そうとした担当者の目論見だとしたら、それこそ笑い話なんですけど、案外そんなところが真相だとしか思えないのは、お正月ゆえの戯言とご容赦下さいませ。

おめでたい初笑いとなれば、幸いではありますが、これは決してクリームの偉大な業績を貶める意図ではないことを明言させていたたぎます。

失礼致しました。

コメント (4)
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