OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

今年はブンブン唸りたい!、

2011-01-08 15:23:22 | Rock

Boom Boom / The Animals (EMI / 東芝)

正月気分も抜けないうちに、いきなりの出張では悪天候に阻まれ、どうにか今朝早くに戻りましたが、いよいよ三連休ということで、明日はおやじバンドによる新年ライプが予定されています。しかし昨年末は三度やって、いずれもウケが悪かったんで、メンバー各々がそれぞれに好きな演目をやろうっ!

ということで話が進んでいます。

ただし、それにしても以前の十八番や練習中の息抜き的にやっていた曲ばかりなんですが、そこでサイケおやじの主張が、本日ご紹介の「ブーン・ブーン」です。

ご存じ、我国ではアニマルズのヒット曲として、またGSブームの頃はスパイダーステンプターズの他にも、多くのバンドが演じていましたが、オリジナルはアメリカの偉大なブルースマンとして歴史に名を刻すジョン・リー・フッカーが極めてR&B色豊かに仕上げていました。

しかしアニマルズが演じたバージョンは、そのオリジナルの味わいを大切にしつつも、結果的にブルースロックの先駆的なアレンジを利用した歌と演奏になっているのが、世界中でヒットした要因じゃないでしょうか。

そして実際、我国でも掲載したシングル盤が昭和40(1965)年に発売されるや忽ちの大ヒットになり、これ以前に流行っていた「朝日のあたる家」を凌駕する勢いだった記憶がありますし、サイケおやじが買ったシングル盤は従姉の仲間内にまで貸し出されていたほどです。

ですから、その頃から日本中で誕生しつつあったエレキインストのバンドが歌入りロックグループに進化する過程において、この「Boom Boom」を演目に入れる状況も、実は自然の成り行きだったと思います。

さらに決定的なのは、誰が演じても、それなりにカッコ良くキマるんですよねぇ~、この曲は♪♪~♪ 当然ながらライプの現場ではステージと客席の距離が縮まります。

ただし、これを今の時代にやっても、果たして、ねぇ……。

という疑念は、バンドメンバーが共通のものではありますが、それを言ったら他の演目だって同一線上なんですよ。ちなみにそれはモップスバージョンの「たどりついたらいつも雨ふり」とか「エレキの若大将」バージョンの「夜空の星」等々です。

ちなみに「Boom Boom」は、テンプターズがファーストアルバムでやっていた、あの松崎由治の絶叫バージョンをコピーしていますが、どうなりますか……。

個人的には今回から自分の持ち場であるギターに戻りますので、心置きなく自分達が楽しめれば、それでOKだと思っています。

そして今日の練習は、ちょっと楽しみなのでした。

コメント (2)
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