松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

栄光の盛岡は、思索の街。

2020-04-11 08:06:40 | 日記・エッセイ・コラム

 ウイルスに強い栄光の街は盛岡でしたね。4年間住んでいた私としては、うれしい限りです。

 今、思い当たりましたが盛岡は、うるさいなあと思う場所がありません。思索には、うってつけの街です。宮沢賢治や啄木の時代から、それは変わってないように思います。

 大通りを抜けて城跡のある中津川を渡った辺りから、その雰囲気は増します。東京駅と同じ(設計者の)レンガ造りの銀行や、わらじ・熊手の茣蓙九、川沿いの喫茶ふかくさ。

 賢治を偲ぶなら駅方面に戻って光原社。恋人と語らうなら、桜を見ながら高松の池でボートに乗りましょう。子供連れなら、唯一の遊園地・岩山パークランド。

 情報が古いって? 仕方ないでしょう、50年近く前ですから。

 今でも歩行者天国、やっているらしいですね、大通り。あそこで学んだことは多いです。本屋で小説を選び、レコード店ではジャケットで(英語の)歌詞を覚え、オーディオ・ショップで見つけたサンスイのスピーカ。

 大通りは夜には夜の顔があり、歩いていて額に道路をぶつけたこともある。

 今行くとしたら、断られるだろうが、五百羅漢を見に行きたい。

 法恩寺の五百羅漢の中には、マルコポーロとフビライハンが居るという。仏になった二人に、何があったのか。それを沈思黙考するために、もう一度行きたい。

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1 コメント

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今盛岡に行ったら新型対策でたぶん、、、 (せんだいほんま)
2020-04-12 04:04:00
意外なことに創業明治40年老舗「東家」は、いつもと変わらぬ繁盛ぶりだった・・・
?(やっぱり!)距離を保ってずらっと並んだペッパー君たちが「はい、じゃんじゃん」おわんにそばを放り込んでいた。

、、、とか
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