松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

木の香りフェチ

2019-12-23 14:05:38 | 日記・エッセイ・コラム

 天気がいいので、山に行って小枝を拝借してきた。場所は秘密。多分、誰の山でもないだろう。良く山菜取りに出くわす場所だ。

  採っている最中、気が付いた。桜の木なら、燻製にするとき使うくらいだからきっといい香りがするに違いない。桜なら見て分かる。しかし手の届くような所に枝は無い。ずっと上にある。

  考えてみたら家にあるじゃないか。桜もサクランボも同じ種類だろう。

  で、帰ってから一枝折った。夏場ダラダラ樹液を垂らした木だが、元気に花芽を付けている。

  やっぱり思ったとおり、甘い香りがした。そこにサスケが参戦してきた。

  こいつも、香りをクンクン嗅いでいる。お前はプロだろ。やっぱり桜に行くか。意見が合ったね。

  最初に小刀にこだわったのは正解だった。職人の手仕事だから、ある程度値は張ると思っていた。そうでなきゃ職人やっていられない。3000円か3500円くらいしてもおかしくないと考えて店に入った。2千円台で済んだが、近い金額だった。だから値切ろうとも思わなかった。

  昔は鉛筆を削るのに、ポケットナイフかカッターだった。どおりで違和感ないと思った。

  洗濯物を干すときに、身長を生かして高い所は良く利用されるので、まっか(秋田弁)付きの枝をプレゼントした。

  こけしも仏師も、まずはここから・・。

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