住宅地造成が進む潟上市で、残念なニュースがある。
海岸線に林立している風車が、縦に並ぶように立ちふさがる地域では、電波障害が発生している。
物理的に考えても、単純に見通しが暗い。大森山からのテレビ電波が、風車の塔を迂回しなくちゃならないからね。
そしてこの時期、海からの風が強い。浜風は車を錆びさせるし、電線から火花が出たり、ろくなことがない。
それに持って来て風車は電気を発生する装置だからね。なにがどうなって、テレビ電波に影響するのか、設置した企業体は悩んでいるらしい。
おそらく風だね。風に、海水から蒸発したイオンが含まれている。だから空中でイオンと風車の起こす電気が、あーなって、こーなって。んだでろ、多分。
テレビ電波はUHFで、極超短波とも言う。これらはマイクロ波というカテゴリーに含まれるが、UHFのもっと波長が短いのがレーダー波なのだ。
運が悪いことに、潟上市の住人は大森山と風車の間に新屋演習場を見ることが出来る。なにが言いたいか、分かってもらえるかな。
もし新屋にイージスのアンテナが立った場合、それの影響も無視できないだろう。
この件では、秋田市に住む住人として、胸騒ぎを覚える。
同じマイクロ波を使うイージスが、風車の影響を受けないと言えるのか。
防衛省は我々のテレビ電波に、影響がないと言えるのか。
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