大学時代のクラスメイトと、こんなに奥行きの深い話がリモートで出来るとは。
考えられないね。あの頃の、ぱーぷーな会話と比べると。
青の時代じゃなくて、紫の時代ねえ。うらやましいね。おませだったんだね、ムラサキを選ぶとは。
あの時の豆電球の色。鮮明に思い出すことが出来る。その記憶の印象を。
これはむしろ、頭にこびり付いている。日本家屋の暗さがあったからこその、その印象なんだよ。
今、博物館の分館の奈良家住宅に入ると分かる。裸電球1個の明るさを追体験して、ビックリするよ。こんなに暗かったのか。
部屋の中のあちこちに影があった。もののけや妖怪との距離が近かった。兄妹3人で布団かぶって、座敷を行ったり来たりした。それが遊びだった。
すりガラスで出来た傘の下に、松下幸之助が発明した二股ソケット。それに左手を当て、右手で四角い黒いスイッチをひねる。すると電気が点く。凄いな。60年ぶりに思い出した。
ものの名前は忘れても、記憶庫の60年前の引き出しは今も、取り出し自由だ。
写真はね。約9か月ぶりに、デジカメを持ち歩いている。自然に対抗するには、やっぱりスマホでは限界を感じる。
「黛を 濃うせよ 草は芳しき」松根東洋城 そういう気分です。
レンズの力を借りてはいるが、頼らない。かなり加工もする。自分のイメージに合うように。
トウモロコシの事、キミって日本語だよ、君。 弘前の「嶽(だけ)のキミ」って、ブランド品だよ、ここら辺では。
ノウゼンカズラは忘れない。じい様が「愛染かつら」と教えてくれた。いわばオレにとっての夏を代表するイメージの花。これが来ないと、夏じゃない。
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