最近、ある外人が言ってました。自分の鼻が高すぎてコンプレックスなんだと。
目からウロコでした。そっか、逆から見たら、そういう事もあるのか。
人間って、自分に無いものは、どうにもならない。日本人の大半は、もっと鼻が高くなりたい。そう思っているはず。
しかしそれは間違いですよ。
また或る女性は、日本人の黒髪がうらやましい、と言う。こちとら、わざわざ脱色して染めたりして、頑張っているのに。
そういうガイジンの目で、(白髪の無い)(真っ直ぐな)黒髪を見てみると。確かにな。漆黒の純粋黒髪だわ。これはガイジンには、手に入れたくても絶対、手に入らない。染めたって、この艶(つや)は出ない。
鼻が高すぎると、凍傷になりやすい。エスキモーに、鼻の高い人は居ない。
それと恋人にキスする時、いかにも邪魔そうだ。顔を斜めにしないと出来ない。可哀想に。
オラたちは違うど。360度、どの方向からでも、可能なんだぜ。どうだ。うらやましいかっ。
日本人の鼻が高かったら、文化は消滅していた。能面の鼻が高かったら、どうなっていたと思うね。光の加減で表情が違って見える。その「鼻」が高かったら、面倒な事になると思うな。能が、ありきたりの芸術に、なっていたかも知れない。
本日、免許更新に行って来ました。スムーズでした。玄関から既にお迎えがあって、指示どおり進むだけです。楽です。老いも若きも一緒です。
ただオレの前の老人。目の検査で、要領を得ません。見えてないようです。なんかボタンを押す作業をやらされていますが、秒が進む割に、押すタイミングが遅い。結局、はじかれました。あと耳の聞こえない人、結構いました。窓口に向かって、聞き返す光景を良く見ました。あとフロア全体に響く、ケイタイのコール音。何回目かに、犯人が分かりました。ジジイでした。お前のおかげで、名前を呼ばれても聞こえないじゃないか。このジジイ。ジジイがジジイをジジイと呼んで、ナニが悪い。
写真撮影の後、老人部隊と若者が選別されました。若者は次の講習会場へ誘導されます。さてはオレたち、難しい仕事が待っているのか。
免許が出来て、渡されます。あなた方は、自動車学校で講習を受けているので、このままお帰りになって結構です。ほほう、ラッキー。
受付開始の13時前に着いたので、今は14時に5分前。なんと、1時間掛からなかった。それを聞いて、一目散に帰って来た。