如斯亭(じょしてい)は高校のすぐそばにあったので、存在は昔から知っていた。その後、料亭となって近づき難くなり、今に至る。
年中公開するようになってから、初めて入った。
ここは佐竹藩主の別邸ということになっている。おそらく要人の接待なんかもしたんだろう。
名前がいいスね。なんでらが「斯くの如し」とな。
それで思い出したんだが、佐川局長の証人尋問を聞いていて、マイペースの「東京」が自然と口に出て来た。♪~だけど心は、むなしくなるばかり~
受付の彼女曰く、水が流れてなくて寂しかったでしょう。ただいま工事中。回遊式庭園に水が無ければ、ただの庭園。
それでも松の木のくねり具合が、なんともなまめかしかった。