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盛岡→東京 サイコロの旅2 最終夜

2013-05-14 22:47:35 | 旅行・イベント記
〈前回のあらすじ〉
盛岡から東京までのルートをサイコロひとつで決めてしまうサイコロの旅。
2日目は、初日とは打って変わって快進撃を続け、一気に山形県新庄まで南下する。そこで振った2日目最後のサイコロの出した目は、なんと深夜バスに乗って行く新潟だった。
ここに来て登場した深夜バスは、我々に何をもたらすのか・・・。



深夜バス「Weライナー」、入場!!
前日にも登場しながら、盛岡の重力により選択されなかったあのバスが秋田でのWeロードによる数々のWeフラグ乱立によりついに登場!

ちなみに、残り座席2席という厳しい条件ながらなんとか座席を確保しました(選択肢に「鈍行」と入れてあったのはバスがだめだった時の保険だったんですね)。ウナギさんにはいろいろ走り回っていただきました。ありがとうございます。

前々日は深夜バスらくちん号、前日はたばこ臭いネカフェという劣悪な環境の中での就寝が続いていたのでWeライナーでは早々に落ちました。
途中の停車や休憩でも起きることは無く、これはもう完封勝利といってよいでしょう。



3月16日(土)5:20 新潟駅前
ついに最終日です。なんとしても帰らなくては・・・。



〈第9の選択〉
1.新幹線でゴール   東京
2.花いろ見れるか   直江津
3.ラーメン食べよう  会津若松
4.グンマー帝国    高崎
5.一番つまらない   米沢
6.こんなのって(ry 秋田


いよいよゴールの目が出てきたわけですが、まだ1枠だけ。そう簡単には帰してくれません。
意外といいと思うのが会津若松なんですけどね。
秋田は「スーパーこまち」に乗れる可能性を補っても最悪ですわ。
ちなみにウナギさんは前日辺りから「金沢に行って劇場版花咲くいろはを観たい」と発言しており、ならば1枠くらい入れるかということで私としてはあまり旨みが無いですが中間地点の直江津を入れました。
さて、結果はいかに。




2!!



2.花いろ見れるか 直江津
乗車時間1時間49分、移動距離136.3km。
新潟駅06:05発の上越新幹線「Maxとき」300号に乗車し、長岡駅で6:39発の信越本線に乗り換え直江津まで向かう。
花咲くいろはを観られる可能性が見え表情が緩むウナギさんと、対照的に曇る六丸三。両者の形勢が逆転した瞬間である。



直江津に向かうため新潟駅に入ります。駅の高架化工事のために臨時の8・9番線が出来ていました。頭端式なので越後線方面の列車は出られないようです。



そして6・7番線は取り壊しが始まっていました。もうレールは剥されホームも跡形も無くなっています。



そして新幹線ホームへ。新幹線に乗ると当然ながら早く直江津に到着できます。
「Maxとき」なので車両は当然E4系。



30分ほどで長岡駅に到着。今回初乗車の115系で直江津へ。



直江津到着。乗り換え時間がシビアなのでとっととサイコロを振ります。



〈第10の選択〉
1.はくたかでゴール 東京
2・3.HOME SWEET HOME 金沢
4.グンマーが呼んでいる 高崎
5.戻る 新潟
6.この先の展開が心配 長野


なんかもう、こうなったら行ってしまえということでゴールとは正反対の金沢の目を2枠入れてしまった。
高崎・新潟はまあ良いとして、長野は進んでいるように見えて実は罠。進み方によっては名古屋や豊橋に行ってしまいますからね。
さて、ここまで思惑通りに進んでいるウナギさん。次もサイコロの神は微笑むのか?





うっはwwww2wwwwwwww
ウ ナ ギ さ ん 大 勝 利




2.HOME SWEET HOME 金沢
乗車時間2時間40分、移動距離177.2km。
08:13発北陸本線普通富山行きに乗車し終点まで。富山からは、先行する普通列車に追いつくため高岡まで特急「サンダーバード」18号に乗車。高岡から再度普通列車に乗り換え金沢まで向かう。
東京とは正反対のはずだが、2日目に続き最終日も思惑通りの進みにウナギさんも喜びを禁じ得ない。



真っ青になった475系の乗車し富山まで。JR西に入っちゃったよ。



富山まではよく眠り、ここで特急「サンダーバード」に乗り換え。そういえば681/683系に乗るのは初めてです。
富山~高岡という短区間乗車です。



高岡からは413系に。
北陸新幹線が開業したら、特急から普通列車まで今乗ってきたものが無くなってしまうんですねぇ。



とうとう来てしまった・・・・・・。
誰が金沢まで来ると思ったよ、ねぇ。



駅から出たら、真っ直ぐに駅前のイオンシネマ金沢フォーラスへ向かい「劇場版 花咲くいろは HOMESWEET HOME」を鑑賞。
60分ほどと短い映画でしたが、ここまで来て観て良かったと思える映画でした。JK時代の皐月さんにぐへへへする始末。
あと鉄オタ的には、皐月さんのJK時代の回想の時にのと鉄道が登場するシーンで、ちゃんと昔の車両NT100形を登場させたのにはしびれました。
鉄道が割とおざなりになりがちなアニメなら現主力車両のNT200形を出してしまうかもしれませんが、そこはさすがP.A.WORKSだと思いました。どうでもいいですね。
ちなみに、先行上映特典のクリアファイルも手に入れることが出来ました。他にも映画の原画も入っていて良かったです。描かれていたのはBBAで最悪でしたが。




〈第11の選択〉
1・2.ゴール            東京
3~5.まだまだ終わらない  直江津
6.P.A.WORKS方面      城端

花咲くいろはを観てめでたしとは行かない。帰るまでがサイコロの旅です。時刻はお昼を回ったあたり。ここで余計な無駄足を踏むわけにはいきません。帰れなくなります。
ウナギさんは城端に行きたがっていますが、これまでの状況を察するに本当に城端を出しかねないのでここでまた私が振ることに。ゴールを決めることが出来るか?
ちなみにこの時、結構強い風が吹いていました(フリップの端が風ではためいていますよね?)。それこそキャラメルの入っていないサイコロくらい簡単に吹き飛ばせるような風が・・・。





3?・・・(風で舞う)・・・6!?いや、まだだ(また風で舞う)・・・あっ、1だ!今だ!抑えろ!!

やった!!東京だ!ゴールだ!!
そこ、強引だとかズルだとか言わない。別に我々は何も操作していないですよ。はい。
※本当に、振り直しはしていないです。

さて、帰れるのはいいですがそれだけじゃ終わらりません。金沢から東京へは帰り方がたくさんあります。



〈番外編〉
1.正統派コース            はくたか
2.485系で行く            北越
3.まさかの長野経由         あさま
4.帰れなくなるから越後湯沢まで 鈍行
5.二度あることは三度ある     バス
6.振り直し

(時間が無かったのでフリップには書いてありませんが、ウナギさんが補足してくれたのを借用しています)

ではその帰り方をサイコロで決めよう。
まず、バスはあかんです。これはやめましょう。危険です。
あとの枠はどう転がっても新幹線が来るので早くて快適な旅になります。先の短い485系北越やはくたかで行くのが趣味的に面白いです。
これも私が振ることに。





が出たンゴwwwwwwwwwwww
やってしまった。やってしまったぞ・・・。



5.二度あることは三度ある 高速バスで東京
乗車時間7時間42分、移動距離479.7km。
金沢駅前13:30発の高速バス「金沢エクスプレス号」で8時間近くかけ東京の新宿駅東口へ向かう。
初日の盛岡戻し以上の業をしでかしたロクマルサン。東京へ帰れるというのにこれはあまりに苦行。これがサイコロの神様が下した天罰なのか。



というわけで駅前の高速バス乗り場からバスという名の監獄へ。
だいたい8時間ってなんだよ・・・Weライナーより時間長いじゃねぇか。殺す気か。
ゴールできるというのに何このテンションの低さ。



幸いにも座席は夜行用の3列シートで車内も空いていました。
まあ、昼間に東京~北陸をバスで移動するなんてちゃんちゃらおかしいわけで、なおかつ4列だった日にゃサイコロでもない限りこっちからお断りしたいぐらいなわけで。
ちくしょう。

車内では
「なんであの時ズルしたんだよ。別に直江津でもよかったじゃねえか。少なくともバスは無いぞ」
「一発で帰りたいだろ普通、それにバスが出るなんて思わねーし」
「出てるじゃないですかぁ」
「なんだとこら」

「だいたい8時間の昼行バスってなんなんだよ。ありえねーし」
「金沢に来るまでに寝てたから全然眠れねぇwww」
「ケツの肉の取れる夢を見た」
「緒花ちゃんが劇中で特急使って移動してた理由が分かった」
などといった罵倒の浴びせ合いが繰り広げられていた模様(車内マナーの範囲内で)。録音してここで流したかったくらいです。



2時間経過。越中境PAで1回目の休憩。西武バスってなんで金沢エクスプレスとかライオンズ号とか誰得なバス運行するのよ。



だいたい5時間経過。上里SAで3回目の休憩。2回目の松代SAでの休憩では動く気すら起きませんでした。
少しの間は寝れましたが、いったん起きてしまうともうダメです。寝れません。
金沢駅で買った「おひとり様自衛隊」を読んでなかったらおかしくなってたと思う。ありがとう自衛隊。



ここで買った焼きまんじゅうが大味すぎてまずかったです。もう食べない。



げろげろげっそりしながら21時過ぎに新宿駅東口に到着。
昨晩のWeライナーとは打って変わって完封負け(しかもコールド並みの点差なのに、決勝戦なのでコールドが無くその後もバカスカ点を入れられる感じ)でした。こいつは手強い・・・。

教訓:サイコロの旅でズルはいけない。
サイコロの神様は絶対に見ています。些細なズルでも神は天罰を与えます。
あんなズルをしなければ、もっとまともな帰還をしていたのではないか。そんな気が今はします。



なにはともあれ、無事にゴールすることが出来ました。初日はどうなるものかと思ったサイコロ2でしたが、最後にとんでもないオチを投下でき今回もなかなか良い感じだったのではないかと思います。いかがでしたでしょうか。
これで、昨年のサイコロの旅と合わせて現在1勝1敗です。今のところドローなので、そのうち決着をつけたいところです。

それでは、いつか開催するかもしれないサイコロ3でまたお会いしましょう。

最後に、今回の企画にお付き合いしてくださったヤツメウナギさん、どうもありがとうございました!


おわり

欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ベルナーオーバーラント編  その1 

2013-05-11 23:19:11 | 海外旅行記
8月29日(水) スイス4日目(通算8日目)



えらく長い記事タイトルですな。
まあそれは置いといて、スイスも4日目。欧州project第三章ベルナーオーバーラント編のスタートです。終了予定は8月末。ついに旅行してから1年を越えます。
この日はツェルマットを離れて次の滞在地ベルナーオーバーラントのグリンデルワルトに向かいます。
朝、マッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)のホームに入ると、貨車が停まっていました。コンテナ貨車っぽいですが、乗っているコンテナが見た事のないものでした。



いよいよツェルマットともお別れ。ここから乗る電車はABDeh4/8のブリーグ(Brig)行き。この電車日本でも走らないかなぁ。イケメンです。
ちなみに行き先表示器はLEDではなくマグサインを使用している模様。これだとLEDの臨機応変さと方向幕のような視認のしやすさを両立していて、なかなかいい考えだと思います。
ただ1色しか出せないので、種別が多くフルカラーLEDがすでに普及している日本ではもう時すでに遅そう。



ABDeh4/8はABDeh4/10の3両編成版です。



ABDeh4/8を2つ繋いだ6両編成でした。



側面はLED表示。



隣のホームではHGe4/4Ⅱ牽引の「氷河特急」が待機していました。これに乗ってサン・モリッツまで行くと8時間かかるので、乗りたいと思う同時にうへぇという感じです。



またまた貨車を発見。2軸のコンテナ貨車っぽいです。載っているのは冷蔵・冷凍コンテナか?



行きは古風な客車列車、帰りは最新の電車列車で効率よく味わうことが出来ました。
これは2等車。2+2列のボックスシートです。



スイスの鉄道の良い所は、ほぼすべての車両に大型手荷物を置けるスペースがあること。日本の通勤・近郊型はもちろんのこと特急型にもこのような設備がある車両はさほどありません。せいぜい空港アクセス用車両程度です。
海外旅行をするような人たちには重宝するスペースで、おかげで移動中はスーツケースで狭苦しい思いをすることはありません。
日本に来た外国の旅行者がスーツケースの置き場に困っているのを何度か見たことありますが、このような荷物置き場を特に新幹線や特急列車では増やすべきではないかと思います。



トイレもついていました。最近日本でもお馴染みのバリアフリー対応のトイレですね。



室内も日本のものとほぼ同じ。広く清潔で使いやすそうです。日本と欧州、どちらが先にこのようなトイレを考案したのか気になります。



そして定刻になり列車が出発。



BDSeh4/8と離合。
この後もどんどん山を下っていきます。



スイス国鉄(SBB)との乗換駅、フィスプ(Visp)に到着。ここで降ります。
反対側のホームに停まっていた車両を少し観察。これは制御客車Bt4291。元はただの客車だったのを先頭車改造したんじゃないかなーと推察。違うかもしれないけど。



荷物車D4342。荷物車が現役であることに少し感激。



荷物車兼機関車のDeh4/4。昨日ツェルマットで見たのは21号機でしたがこちらは92号機。スタイルも大分違います。



ツェルマット行きの客車列車。

フィスプでは、ツェルマットから乗る列車の遅延を考慮して乗り換えるSBBのICの発車時刻よりも1時間早くフィスプ駅へ来ることにしていました。結局、列車は遅れも無く予定通りICの出る1時間前に着きました。
つまり、1時間暇が出来たわけです。他の家族はフィスプの街へと出ていきましたが、列車が撮影できるこんな好機を見逃すわけがありません。私は駅に残って列車を撮影することにしました。


その2へ→

盛岡→東京 サイコロの旅2 第四夜

2013-05-10 23:54:16 | 旅行・イベント記

〈前回のあらすじ〉
盛岡から東京までのルートをサイコロひとつで決めるサイコロの旅。
2日目のスタート地点は、初日と同じ盛岡。無限ループを恐れながらも、最初に出した目は秋田県大館。
岩手県を脱出し、その次に出した目は大館から南下する男鹿。ここまでは調子のいい2人だが、男鹿で振る7投目のサイコロの結果やいかに?



〈第7の選択〉
1.牛タン食べよう     仙台
2.大ワープ         新潟
3.山形ですよ山形     新庄
4.新車は見れるか     矢島
5.またもや東北本線へ  北上
6.4度目の          盛岡


出ました、魔の盛岡!
もう盛岡の目は出ないだろうとタカをくくっていたであろうウナギさんはすっかりビビってしまい、またもや私にサイコロを押し付け託したのだった。
さて、どうなるか?



3!!



3.山形ですよ山形 新庄
乗車時間3時間29分、乗車距離189.7km。
13:33発の男鹿線秋田行きに乗車。終点秋田で14:32発の奥羽本線新庄行きに乗り換え新庄まで向かう。
男鹿に続いて再び南下の目を出した。昨日とは打って変わった調子の良さである。
なお、この後ウナギさんが試しにサイコロを振ったが、盛岡の目は出なかった模様。



ここまで乗ってきた列車で秋田へ。



男鹿線名物の八郎川橋梁を渡ります。奥には八郎潟防潮水門が見えます。



奥羽本線に合流すると、途中の土崎でも自由通路「港ウィロード」が。Weロード好きですねw



秋田駅で奥羽本線701系に乗り換え。701系、もう何回乗ったんだろう。



奥羽本線の秋田~大曲は複線ですが、片方は秋田新幹線用の標準軌なので実態は単線並列です。
なので、このように田沢湖線の701系と並走してデッドヒートを繰り広げるなんてことも。
結果は、停車駅のあるこちらの負けでしたがなんかいいものを見れました。



大曲駅で秋田新幹線の待ち合わせ。E6系の試運転でも来ないかなと思いましたがそううまくは行きませんね。



秋田県を脱し、山形県新庄駅に到着。



奥羽本線のホームの反対側は山形新幹線のホーム。新庄駅は独特なH型ホームなんですね。



さて、陽も落ちかけてきました。ちょっと早いかもしれませんが今日の宿を決めましょう。



〈第8の選択〉
1-2.牛タン食べて今日はおしまい 仙台
3.仙台からさらに南下        福島
4.首都圏突入              宇都宮
5.何ということでしょう        秋田
6.夜行バス or 鈍行        新潟


なかなか夜行バスが空いていなかったので、宿泊が多めな選択肢。
企画的には6とか出るといいんですけど、無難に仙台・福島でいいでしょう。
・・・で?





うはwwwwwwwww6wwwwwwwwww



6.夜行バス or 鈍行 新潟
乗車時間8時間26分、移動距離392.2km。
18:05発の奥羽本線山形行きに乗車し、終点山形で仙山線に乗り換え仙台へ。仙台からは深夜バスに乗り、一夜を過ごしながら翌朝新潟に到着する。
ここにきて深夜バスの登場。そして、ここからウナギさんの快進撃が始まることを我々はまだ知らなかった・・・。



というわけで701系に乗って山形へ。



山形で仙山線のE721系に乗り換え。久々の701系以外の電車です。



仙台に到着。夕ご飯にちょうどいい時間なので名物の牛タンを食べます。
仙台に来たらだいたいここに来ている「伊達の牛タン本舗」の牛タン定食を召し上がります。ご飯3杯は余裕。



夕食後はちょっと仙台駅ホームによって行って、常磐線の亘理行きを撮影。翌日のダイヤ改正からは浜吉田行きになるのでよい記録となりました。



そして今夜の宿、深夜バスがやってきます。
次回、サイコロの旅2完結!


最終夜へ→

欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ツェルマット編 最終回

2013-05-07 23:09:48 | 海外旅行記
ツェルマット編、最終回です。ドバイ編と同じで特にオチがあるわけでもないです。



鳥小屋かと思ったらなんかの人形が飾られていました。ガラスで蓋されているあたり、大事にされているようですね。



やせいの リスが あらわれた!



木から降りて地面を走り去るリス。すばしっこかったので望遠レンズに変える余裕がありませんでした。
野生動物らしい野生動物に会えるとは思わなかったなぁ(羊は野性っぽい感じじゃないよね)。ちなみにツェルマットの町中でもあえました。



ダイナミックサイクリング!
犬が乗っていますw



こちらを覗き込む犬。かわいい。どうでもいいけど猫より犬派。



とあるホテルの庭。おもちゃっぽくて素敵ですね。



のそのそと歩き去る犬。



土木用のトラック。当然電気自動車ですが、電気自動車としては大型な部類。でも軽トラクラス。



ツェルマットのひとつ隣、Furiというゴンドラの駅に到着。標高1867m。降りてきましたね。
すでにここより上のゴンドラは運行されておらず、あわやツェルマット方面のゴンドラも運行終了だったかもしれないと思うとちょっとひやりとしました。



ツェルマットまで200mくらい降ります。



ツェルマット到着~。トレッキング中も見たリスと再遭遇。



ここが日本人橋。マッターホルンが雲に隠れていたので立ち止まっている人はいませんでしたが、それにしても日本人が多い。



普通に日本語で書いてあるしwww
日本のカレーってなるとレトルトなのかなぁ。レトルトに1500円も払えないなぁ。スイスの物価がいかに高いかがわかるかと思います。ココイチだったら700円くらいだもんね。
にしても円でも払える店もあるのか。



ガソリン自動車乗り入れが禁止されているツェルマット。馬車が現役です。
馬車に乗るのはいい気分でしょうが、目立ちまくりだよね。日本人多いから写真撮られまくりだろうな。実際自分撮ってますし。



ツェルマット最後の晩餐。一昨日と同じ店に入ることにしました。その時食べたポトフがあまりにおいしかったのが理由ですが、今思うと他の店も行ってみたかったような。
当然、ポトフを注文。やはり絶品ですわ。あと店員が美人。



そしてスイスといえばチーズフォンデュ。数種のチーズとかとワインとか入っているらしい。やはりちょっと癖がある仕上がりになっています。でもうやっぱりうまい。



くぐらせる食べ物がパンしかなかったのがちょっと心残りでしたが。



おいしいスイス料理を食べた後、明日乗る列車の時刻を確認しに駅へ。
ホームに行くとDeh4/4がいました。クモニ4/4ですかね。北近畿タンゴ鉄道の車両みたい。



奥のホームに氷河特急がいたので進んでみると、昨日は見なかったあからさまに古い青い車両が連結されていました。
レーティッシュ鉄道のWR3811という食堂車です。なんと1929年製。更新改造もされたようですが、現在は原型に復元されているようです。
現在氷河特急は新型車に置き換えられているので、この旧型車を見られるのはレアだということは容易に察しがつきます。
理由として考えられるのは、新型車故障による代走か何かのキャンペーンか・・・というところかしら。どっちにしろラッキーでした。


さて、これにてスイス・ツェルマット編終了でございます。
メジャーな観光地なだけあって、その景色はやはり折り紙つき。感動させられてばかりでした。特に間近に見るマッターホルンの雄大さはやはり素晴らしく生で見てこそだと思います。
町中に日本語表記が散見するほど日本人が多くて、ある意味海外っぽい感じはしませんでしたがやはり安心感はあるので、初めての海外旅行先にはいいかもしれません。現地の人も日本人の扱いに慣れてそうですしね。
山をトレッキングして自然を満喫したのもよかったです。自然、建物、風土など色々な発見があります。ぜひ自分の足で歩いてみて下さい。

そして、欧州projectもようやく折り返し地点。すでに8か月かかっています・・・このペースだと終了まであと8か月かかりますな。まだまだ先は長いですが、お付き合いくださると幸いです。
次回からはスイス編の後編、ベルナーオーバーラント編(長い・・・)が始まります。お楽しみに!


スイス・ベルナーオーバーラント編へ→

盛岡→東京 サイコロの旅2 第三夜

2013-05-06 23:38:12 | 旅行・イベント記
〈前回のあらすじ〉
盛岡から東京までの行程をサイコロ一つに委ねて決めるサイコロの旅2。途中、久慈から振ったサイコロの選択肢は岩手県最南端の一ノ関。
このまま岩手県脱出なるかと期待が膨らむ中、振ったサイコロの出した選択肢は、無情にもスタート地点である盛岡だった。
初日を完全に無駄にした2人は、失意の中で初日と全く同じ場所で2日目を迎えるのであった。



3月15日、午前5時。もはやデジャブどころの話ではない3度目の盛岡駅。4度目は勘弁していただきたいところ。
ちなみに、前日泊まったネカフェは化学臭(アメリカンドックを腐らせたようなにおい)がひどい店で、喫煙室の方がまだましというレベルでした。もう2度と泊まらないと思いつつも、盛岡にはほかにネカフェが無いので困ったところです。



〈第5の選択〉
1.正攻法で              一ノ関
2.三陸で寄り道            釜石
3.悪い子はいねぇか         秋田
4.ここ行ったら鶏めし食べるんだ 大館
5.もうヤケだ              青森
6.無限ループって怖くね?     八戸


とりあえず八戸以外なら何でもいいような気がしたので、前日と同じで南下枠はひとつだけ。
さて、無限ループに突入してしまうのか?



4!!



4.ここ行ったら鶏めし食べるんだ 大館
乗車時間2時間49分、乗車距離128.2km。
盛岡駅5:41発の花輪線大館行きに乗車しし、列車一本で大館駅へ。
どうにか無限ループという最悪の事態を避け、まずは岩手県を脱出するのであった。



いわて銀河鉄道のホームから花輪線直通列車に乗ります。
盛岡駅で乗り換えるときにJRの列車なのに一旦改札を出ないといけないのは不便そうですねぇ。



平面な地形ながらスイッチバック駅である十和田南駅。色々あってこうなったみたいです。



盛岡や三陸の海岸辺りはすでに雪が無かったですが、内陸の方はまだ残っていますね。



3時間近く乗車して大館駅に到着。ちょうど寝台特急「あけぼの」が入線してきました。
牽引するEF81-139は双頭連結器を装備した通称「死神」でした。青森機の特徴であるひさしも合わさって厳ついですね。



というわけで秋田県大館に到着。すぐに次の目を振ります。



〈第6の選択〉
1.秋田を南下     秋田
2.もっと南へ      羽後本荘
3.なぞの寄り道    男鹿
4.内陸線で行く    角館 
5.スタンプを押そう  弘前
6.ついに夢の北海道 函館


盛岡の選択肢を外しましたが、吉と出るか凶と出るか。



3!!




3.なぞの寄り道 男鹿
乗車時間2時間59分、乗車距離117.8km。
10:00発の奥羽本線秋田行きの乗車し、途中の追分で12:28発の男鹿線男鹿行きに乗り換え終点男鹿駅を目指す。
横道に逸れてしまうものの、どうにか南下をすることに成功した。



秋田といえば秋田犬ですね。コレの前で振ることも考えましたが、昨日のような展開になると思うととてもできませんでした。



大館といえば鶏めしですね。昨日のうに弁当といい、食事に関してはいい水準です。



1時間以上待ったのち、10:00発の秋田行きに乗車。そろそろ701系も飽きてきましたわね。



隣の下川沿でE7751系特急「つがる」と交換。



「井川さくら」駅。人名みたいな駅名です。
人名っぽい駅といえば安中榛名や吉川南美が思い浮かびますが、この2つが地名っぽい文字が入っているのに対して、井川さくら駅はほぼド直球で人名な点が特筆されます。
実際に人名と勘違いしそうな駅名ランキングで一位だったことがあるようです。



1時間ぐらいの乗車で追分駅に到着。50分くらい待たされるので辺りをぶらぶら。



駅前には「Weロード」なる自由通路が。東西(West・East)を結ぶ自由通路という意味と地元民(私たち)の自由通路という意味の2つをかけた、いかにも田舎っぽいダジャレを効かせたセンスの自由通路です。



このWeロードを通って、女潟という農業用水地らしきところへ。
ちょっとは有名な場所だと思っていましたが、そんなことは全然なかったようです。自分の実家の近くにある小さな山くらい有名じゃないです。
何の感動もなかったです。なんでこんなところに連れてきたんだバカ野郎とはウナギさんの私に対する罵倒。いやほんとすみませんwww



駅に戻ってくるとEF81の貨物が通過していきました。いずれは貴重な光景になるので別にいいのですが、EF510の貨物も見てみたいです。



では、男鹿線に乗って終点まで。男鹿線に乗るのは初めてです。



第7投を考えている間に終点に到着。



きれいな駅舎ですね。



なまはげの里だけあって、駅前にはなまはげ像が。


【カブ・東日本 なまはげオープニングの撮影風景】

なまはげといえばこれですねw
どうでしょうを思い出します。



そんなわけで男鹿での第7投を。


第四夜へ→

1/48 陸上自衛隊87式自走高射機関砲 製作 その1

2013-05-05 23:23:11 | スケール模型製作記

久々にAFVものに手を出してみようと思います。どれくらい久々というと10年ぶりくらい。たしかアオシマのリモコンAFVシリーズの90式戦車だったはず。
で、何を作るかというと、何の縁かこれまたアオシマのリモコンAFV。それも87式自走高射機関砲。「スカイシューター」がペットネームだそうですが、その姿から非公式に「ガンタンク」とも呼ばれています。そっちの方が深く浸透してそう。
去年に自衛隊の広報センターでそのおかしな姿を見て以来、キットを探していたのですがついに先日発見。買ってしまいました。しかもリモコンで動くので遊びがいもありますね。



作ってみよう。
プラモデルというよりおもちゃの側面が強いキットなので、普通のAFVキットよりもパーツ構成は少な目っぽいですね。



戦車を操作するリモコンも自分で組み立てます。こういう電気系統的な(?)ものを弄るのは久々なので、ちょっと難しく感じた半面子供に戻ったみたいで楽しいです。
すぐに勘を取り戻して簡単に組み立てられました。



可動部に塗るグリス。昔のキットについていた袋詰めのセメダインを思い出させます。触ったことないけど。
グリスを触ったのも久々ですねぇ。リコーダーに使ったのが最後かな?



できました。
レバーのケミカルグリーンがちょっと浮いていますがまあいいでしょう。あとでトップコートをかけてちょっと見栄えよくしよう。

今回はここまで。次は本体作ってみましょう。

【拉致旅行シリーズ】 169系ラストランと上田電鉄 【2013/04/28】

2013-05-04 21:55:04 | 鉄道撮影記
おなじみ、拉致られシリーズ。
夜中の3時に学校へ来るよう言われて、その通りにしたらマーチに詰め込まれ、起きたら長野に連れて来られていました。どういうこっちゃ。
ちなみにメンバーは2か月前に長野に拉致られた時と同じ。



やってきたのは長野県の軽井沢の近く。ここでしなの鉄道169系のラストランを撮影するようです。
浅間山がよく見えるいいところです。例の桜の木が切られたところからほど近い所。地主さんからは許可をもらっています。どうもありがとうございます。



169系が来るまでの間車の中でぬくぬくしながら睡眠待機。そして来たところで撮影。
ギリギリ6連入らなかったけど、浅間山もきれいに写ったしまあええやろ。右側の木がうまい具合にぼかしてくれているし。



ちなみに辺りはこんな感じ。別荘が軒を連ねているお金持ちの匂いがする場所。「軽井沢社長夫人殺人事件 愛と憎しみの急行信州号」みたいなタイトルの推理小説がありそう。



次の場所に移動。やはり寝ていたのでどこか分かりません。
169系の回送が通過していきました。この後連結して9連になるようです。光線的には微妙ね。



湘南色の169系6連。どうせ真っ黒になるので遊んでみた次第。



115系の2連。塗装は信州色でJRマークも付いているのでJR車が乗り入れているのかと思いきや、しなの鉄道に譲渡された車両らしいです。



そして本命の169系6連。ヘッドマーク無しもいいよね。
これで169系の撮影は終わり。



おうちに帰るついでに上田電鉄に寄り道。山の上から別所温泉を俯瞰する感じで撮影。
電車に乗って駅から歩きだと来る気が起きないような場所。車ならではだね。



引きでも撮影。



別所温泉駅で北条まどかのフィギュアと鉄コレのモハ5250を購入。よかよか、いいもの買った。



八木沢駅でも撮影。去年来たときは車庫で寝ていた7200系「まるまどりーむ号」がやって来てやっほうでした。



この駅のペーパークラフトが出ていたような。ちょっと作ってみたい。



折り返しも撮影。逆光だけど・・・。
それにしても勾配がすごいですな。



こっちはいい感じ。ZeBon氏が電車のそばでなんかやってます。



横川サービスエリアで遅い昼食。キハ57のお面が保存されています。側面は作りもの、座席なんかは本物、車番はキハ57だけど保存されているお面はキハ58という。


なおこの後渋滞に巻き込まれて足がつりそうになった模様。レンタカーの返却もぎりぎりだった模様。

欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ツェルマット編 その23

2013-05-03 22:34:12 | 海外旅行記

喫茶店でお紅茶を飲んだら、トレッキングを再開。ここを境に森の中を歩くようになりました。



この地方の古い家。木造の家屋で屋根は薄い岩の板を使っていますね。



野生の飼い牛が現れた!



牛注意の看板。こんな看板があるのか・・・。







湖が現れてきました。石灰質が溶出しているためか水面が白いです。



どうやらダム湖のようです。環境立国スイスにもダムがあるもんなんですね。









ダムの上から見た下流の様子。谷ですよ谷。比較対象物が無いのでわかりづらいですが、とても深い谷です。150~200mくらい?
ダム湖の湖底もだいたいこんな感じなんでしょうね。ちなみにこの川がツェルマットの日本人橋やマッターホルンゴッタルド鉄道の線路沿いを流れているマッターフィスパ川です。






ダムの脇には素掘りのトンネルが。



くらいよこわいよ。



また謎の注意看板が。人が倒れているかもしれないから気を付けてね!てことかしら。



だんだん集落が大きくなってきました。
次回、ツェルマット編最終回。


最終回へ→

【ギャラリー】 M9 ガーンズバック(マオ機)

2013-05-02 22:13:11 | 模型ギャラリー
先日、パーツが一部破損したまま放置しておいたM9を修復したので晴れて完成することが出来ました。
折れたボールジョイントを市販パーツに差し替えてどうにかしました。



ガーンズバックはフルメタル・パニック!に登場するアームスレイブ(AS)。中でも、最新鋭である第三世代に属する機体で、作中でも圧倒的な強さを持ちます。ただしその分お金がかかる模様。






今回作ったのは指揮官機であるメリッサ・マオ機で、通常期と比べて頭部形状が角ばっているほかブレードアンテナを装備しています。



マオのコールサインがウルズ2なので、シールドにそれを示す02のマーキングを入れてみました。
コールサインのマーキングについて、実在の兵器ではどうなっているのかよくわからないので間違ってるかもしれません。



57mm散弾銃。ポーズ付けた際の見栄えとしては微妙。相良機のマシンガンがいい感じなんだけどこれにはついていないので。






57mm滑腔砲。長物なのでかっこいい。






滑腔砲についているバイポッドは展開できない、首はあまり動かないで、狙撃ポーズは微妙。



単分子カッター。カッターというよりソード。




以上、M9ガーンズバックでした。可動の方式が微妙だったりパーツ構成にやや不満の残るキットでしたが、おおむね楽しめました。
アーバレストを見つけたらまた作ってみたいと思います。


・・・今頃ですがシールドのパーツが無くなっていてひどいゴミ写真に。

盛岡→東京 サイコロの旅2 第二夜

2013-05-01 23:43:44 | 旅行・イベント記

〈前回のあらすじ〉
ヤツメウナギさんに巻き込まれる形で始まったスタート地点から東京を目指すサイコロの旅。2回目となる今回のスタート地点は東北の盛岡。
その盛岡での第一投は東京とは正反対の八戸。続く二投目はほぼどん詰まりとなる久慈を出す。初日の午前中から二人の仲は険悪となる中、二投目の目的地の久慈へと到着したのであった。



〈第3の選択 久慈編〉
1.ふり出しに戻る 盛岡(宮古経由)
2.少し前進     花巻
3.もっと前進   一ノ関
4.来た道を戻る  八戸
5.路線バスで     二戸
6.いっそ日本海側へ 弘前

どん詰まりな三陸の久慈。ぶっちゃけ面白い選択肢が思い浮かばない。大船渡とか釜石に行ってもその先がヤバい。無理。

で、さっきのおみくじですっかり天に見放されたウナギさんは、私ロクマルサンにサイコロを押し付けた託したのだった。
つまりは、自分で考えた選択肢に対してどれを選ぶか自分で決めることに。何この自作自演。
そしてその結果はというと・・・。



3!



3.もっと前進 一ノ関
乗車時間3時間59分、乗車距離201.0㎞。
これまでのダメダメな状態からついに脱し、一気に岩手県最南端の一ノ関駅へ。
ゴールの東京へ向けて一筋の光が見えてきた。



久慈から脱出する前に三陸鉄道の切符売り場で鉄道むすめのスタンプラリーへ。ある意味最も到達しづらい三陸鉄道のスタンプを押せたので、今後の制覇が楽になりました。そういう意味ではウナギさんには感謝しています。



さて、久慈からの脱出方法ですが、鉄道ではなく路線バスを使います。
どうでもいいですが何気なく写り込んでいる駅前デパートですが、NHKの連続ドラマの「あまちゃん」内でちょくちょく出ているのでたまに観てみるとおっ、てなりますね。



というわけで12:30発のJR東北バス「白樺号」に乗ってまずはいわて沼宮内駅まで行きます。
高速バス用の車両ですがれっきとした路線バス用の車両で、運賃箱や運賃表が装備されています。



車内では久慈駅で買った名物のうに弁当を食べます。
今回で食べるのは2回目ですが、やはり贅沢でおいしいお弁当ですね。あまちゃん効果でしばらくは即売り切れ状態が続きそうなので、この時期に食べられてよかったです。



国道281号線を走り続けて途中の「道の駅くずまき高原」で休憩。道中は、自分は前夜のドリーム盛岡号の疲れもあって寝ていましたが、ウナギさんいわくなかなかすごい景色だった模様。



そんなこんなでバスに揺られること約2時間。いわて沼宮内駅に到着。白樺号は盛岡駅まで走りますが、少しでも出血を抑えるためにここで降りた次第。
それにしてもさすが新幹線駅、立派です。まあ本数は少ないですけど・・・。



立派なホーム。ちょうど新幹線が来ない時間帯だったのでホームに立っているのは我々だけ。まさにがらんどう。
というわけで二度と来ない駅シリーズでした。



15:10分発のIGRいわて銀河鉄道の盛岡行きに乗車。



9時間ぶり2度目の盛岡。また戻ってくるとは・・・。もう次は無いだろう。



盛岡でJR東北本線に乗り換えて一ノ関駅へ。16時くらいでもう日が暮れそう。構内にはED75が停まっていました。



黄色いネズミとその取り巻き。
さて、初日もそろそろ終わり。泊まるところも考えていかなければなりません。そんな第4投。



〈第4の選択 一ノ関編〉
1.安定の                仙台
2.もっと行こう             福島
3.陸中じゃない方の         山形
4.これはツラい            盛岡
5.盛岡じゃ生ぬるい         秋田
6.出た!深夜バス「WEライナー」 新潟


1・2枠は普通の南下枠、3・5枠は横道に逸れ、4枠が逆戻り、そして6枠のふっ飛び具合。まあ4枠以外なら何でもいい感じ。
ちなみに駅前には大槻三賢人なる銅像がありまして、せっかくだからその前でサイコロを振ることに。
さて、今夜の宿泊地をかけた第4投の結果は・・・?



ファッ!?・・・4!!?



4.これはツラい 盛岡
乗車時間1時間35分、乗車距離90.2km。
18:29発東北本線盛岡行きに乗車し、今来た道を文字通り逆走。三度盛岡へ。
大槻三賢人の前でバカな行為をしたことがたたったのか。やはりウナギさんは天に見放されていたのであった。



盛岡からここまで乗ってきたのと同じ701系に再び乗って盛岡へ。一ノ関まで来たのが完全に無駄足です。まったくとんでもないことをしてくれたものだと。
まああれだ、偉い人の前でバカなことをするのはよそう。バチが当たるよ。

サイコロの旅で一番つらいのは来た道をまっすぐ戻ること。これを地で行く今回の目は本当につらいわけですよ・・・。かなりくたびれます。

なお前述の通り今日の移動はこれで終了。今日の行動をまとめると盛岡から盛岡へ無駄に移動しただけという事。その移動距離450km、移動時間12時間。本当何をしているんだろうか。一日かけてスタート地点から動けていないとか訳が分からない。



むしゃくしゃしたのでおいしいもの食べにじゃじゃ麺屋に。リーズナブルな値段で量も多く満腹になりました。
これで盛岡三大麺の2つを制覇、残りはわんこそばだけです。


というわけで、最悪の一日を終えたサイコロの旅の初日でした。
翌日へ続く。

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