黒鉄重工

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那珂川清流鉄道を訪問する その1 【2014/02/16】

2014-02-23 23:26:13 | 鉄道撮影記
鉄道の保存車両に明るい蒼風くんに栃木県にある那珂川清流鉄道に行かないかと誘われました。前々から気になっていた場所だったので、他にもぞろぞろと引き連れて行ってみることにしました。



ちなみに当日は大雪の影響で交通機関に乱れが。本来ならば在来線で行くつもりが大宮から宇都宮まで新幹線を使うことになりました。
ダイヤ乱れは新幹線にも影響していて、E6系+E5系による「はやて」103号盛岡行が。E6系による盛岡はやてがミソですね。でも探せばあるかも。
ちなみに所定では「はやて(盛岡)+こまち(秋田)」で、仙台で列車を切り離してこまちが先行し、はやては仙台以北は各駅停車というなんだかアクロバティックなダイヤ。



さらに、「つばさ」用のE3系2000番台による「やまびこ」127号仙台行。所定だと当然E3系は「つばさ」に充当されるのですが、山形新幹線が不通だったため仙台行になっていました。これはレアでしょう。
この仙台つばさに乗って宇都宮まで。



宇都宮からは烏山線に乗り換え。車両はキハ40系ですが、運良く国鉄色をした車両に当たりました。撮影出来てよかったです。なかなか似合っていますよね。



終点の烏山駅に到着。反対側の車両は首都圏色でした。たらこですね。
足回りまで含めた編成写真が撮れなかったのが残念でしたが・・・。



線路の上には、3月から烏山線に投入される新型の蓄電池車両EV-301系「ACCUM」用の充電設備が建造されていました。架線柱の間隔が狭くてゴツイぞ。



東北本線内の強風の影響で烏山着が遅れたため、駅から接続するバスに乗り遅れてしまいました・・・。なので、タクシーに乗って移動します。
駅前には使われなくなったバス停留所のポールが。こういうの欲しがる人もいるんだろうなぁ。



そして那珂川清流鉄道保存会に到着。斎場の裏の敷地を使っているようです。
那珂川清流鉄道保存会は、栃木県那須烏山市にある鉄道車両の保存施設です。大小50両もの車両を保存しており、しかもそのほとんどは自走することが可能とのこと。
車両も有名所から超カルト級のものまで様々。並みの鉄オタでは知らないものがほとんどだと思います。

で、我々を出迎えてくれたのが千葉都市モノレールの1000形(1002+1015)。千葉県のポッポの丘にも保存されていますが、こちらは現役と同じように上から吊るして保存してあり、来た人の度肝を抜かせてくれます。これにはビックリ・・・!



とりあえず、載せられるだけ載せていこうと思います。
これは関電4トン。加藤製作所製の関西電力向けのスイッチャーです。軌間は762mmということで、黒部ダム関連で使われていたのではないかと。



C4酒井(DBT10tDL)。酒井工作所製の長野営林局植松運輸営材所向けスイッチャー。軌間762mm。
第2エンド(?)の窓が湘南顔風になっているのが可愛らしい。



14系客車。寝台特急「北陸」に使用されていた寝台客車です。スハネフ14-35、オロネ14-703、スハネ14-703の3両が保存されています。
保存車がひしめき合っているので1両ずつの撮影は不可能。



アルナ工機製連接式ディーゼルカーSLタイプ。
川越聖地霊園向けのSLの皮を被ったDL。霊園の遊具か何かだったのか?



25トンB型液体式ディーゼル機関車。
どっかで見たことある形だなぁと思って調べたら一昨年の伏木ヤード祭りで見たやつでした。思わぬ再開。



金沢市内線2302号。
1961年に製造されるも1967年に市内線の廃止に伴い豊橋鉄道へ譲渡。2000年に廃車となりますが、鉄道総研に譲渡され、架線・バッテリーのハイブリッド路面電車の実験車として使用されました。



D15-1。日本車輛製の15トンスイッチャー。関西フレートサービス→昭和産業を経ています。自走可能だそうです。



加藤5トン。その名の通り加藤製作所製の5トンスイッチャー。軌間は610mm。金子組に所属していたようです。



土井酒井。酒井工作所製の4トンガソリン機関車。軌間は610mm。修復中のようですね。



ライブスチーム用とみられるC56-160のような何か。すんごいゲテモノ感がする・・・。



海軍加藤3トン。加藤製作所の3トンスイッチャー。軌間610mm。旧帝国海軍の霞ヶ浦航空隊で使用されていたとのこと。従軍スイッチャーもいたのか・・・。


続きます。


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