黒鉄重工

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四国project ~Conquest of Japan~ その17

2014-02-05 22:59:26 | 旅行・イベント記

窪川行きのキハ32形と列車交換したら発車です。



江川崎からはキハ54形に乗ります。江川崎までの高規格路線とは打って変わってカーブや踏切が多くなってきたのが印象的でしたね。



終点、宇和島駅に到着しました。都会っぽい駅でデカい。



駅前には、宇和島鉄道のケ220(コッペル社製)のレプリカが置かれています。
宇和島鉄道は1914年10月に宇和島~近永17.3kmで開業した南予地方初の軽便鉄道で、1923年には近永~吉野が開通。その後、1933年に政府により買収され、現在は予土線として残っています。
予土線の宇和島口の線路の企画が低いのは出自が軽便鉄道だったからだったんですね。



第32走者:予讃線特急「宇和海」24号(2000系TSE) 宇和島18:07→松山19:29
さて、宇和島からはひたすら移動です。
まずは特急「宇和海」に乗ります。車両は2000系気動車の試作車「TSE」です。運用が固定されているので、狙って乗ることが可能です。
2000系量産車とはカラーリングやヘッドマークの有無など微妙な差異があります。



こちらは貫通側の先頭車。といっても貫通扉は普段使うことは無いようです。こちらも量産車とは微妙にデザインが異なります。
特急「いしづち」「しおかぜ」用の新型車両8600系が今後導入されるということで、2000系に廃車が出るのではとのうわさです。となると、経年の高いTSEはその可能性が高いわけで・・・。今回乗れてよかったです。

なお、TSEにはグリーン車が無いので普通車に乗りました。
振り子全開でスピードも早かったのですが、遅延が発生してしまいました。



第33走者:予讃線特急「いしづち」32号(8000系) 松山19:36→高松21:57
5分延で松山駅に到着。「宇和海」と「いしづち」が縦列停車で、乗り換える車両も端から端だったので急いで乗り換えます。
なお、ここで夕食を調達する予定だったのですが、乗り換え時間の短さとそもそも食料が売り切れだったこともあり、空腹のまま高松まで向かうことに。



ヒャッハーグリーン車だぜー!
1+2列の幅広座席なうえに8000系はリニューアルされているので車内は新しめ。充電も出来たし快適でした。
これが最後のグリーン車となりました。



高松に到着。8000系の非貫通車と貫通車が並んでいたので撮影
というわけで色々な所に寄りながら四国を一周してきました。バースデーきっぷだからできるワザですね。18きっぷだとこうはいかない。



2本しかいない6000系も撮影できました。やったね。JR四国版211系と思いきやVVVF制御だったり転換クロスシートだったり実は高性能。



第34走者:高徳線特急「うずしお」31号(N2000系) 高松22:21→徳島23:32
四国でのラストランナー、N2000系の特急「うずしお」に乗って、再び徳島へと向かいます。今度は高徳線経由です。
隣にはキハ185系の特急「しまんと」8号が停車していました。繁忙期にのみ多度津~高松間で運転される列車で、岡山方面へ向かう「南風」28号のリレー列車です。「南風」は通常、2000系が使用されるので、キハ185系が充当されるのは珍しいという訳なのです。
それにしても、キハ185系とN2000系では腰の高さが全然違いますね。



2日ぶりの徳島駅。これにてJR四国とはお別れです。バースデーきっぷはすごく使い勝手が良くてそれでいて安かったので、またこの切符を使って出かけたいなと思います。

なお、この3日間で全線乗った路線は、徳島線、鳴門線、牟岐線、予土線、内子線、高徳線で、全線乗っていない予讃線、土讃線も未乗区間はわずかですので、次回四国に来たときに十分乗車可能です(問題は、未乗区間の距離が離れている事ですが)。



徳島駅からタクシーに乗ってやってきたのは南海フェリー徳島港。そう、今晩の宿は南海フェリーです!
といっても、フェリーが出港するのは午前3時。まだ2時間以上ありますので、待合室のベンチで仮眠して時間を潰しました。こんなことができる辺りまだまだ若いのかななんて思います。出来ればしたくないんですけどね。



待合室には萌えキャラのポップ。左が阿波野まいさんで右が高野きららさん。南海フェリーといえばこれよね。
あとはちょっとおつむが心配な馴れ馴れしいおっさんがうざかったのでとっとと仮眠しました。


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