黒鉄重工

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那珂川清流鉄道を訪問する その2 【2014/02/16】

2014-02-28 23:36:50 | 鉄道撮影記
引き続き保存車両を掲載。



10トン半キャブ-2。協三工業製。



加藤3トン。これは軌間610mmのガソリン機関車です。
前の所属は鳶屋建設となっていますが、台車に彫られている帝国海軍のマークから、元々は帝国海軍の従軍機関車であったことが察せます。元霞ヶ浦航空隊の機体だったと言われています。



加藤6トン。軌間610mmで建設省所属だったもの。



100号蒸気機関車。協三工業が製造した蒸気機関車で、むさしの村鉄道に所属していました。
むさしの村は埼玉県加須市にある遊園地で、農協が経営しているためか園内に体験用の農地もある珍しい遊園地です。
その中に「むさしの村鉄道」という園内鉄道があり、そこで実際に走っていた本物の蒸気機関車です。ちなみに100号引退後の現在は、蒸気機関車風のバッテリーカーが走っているようです。



TD-2。日立製作所製の25トンディーゼル機関車。ここに保存してある機関車の中では大きめの機体です。ナンバープレートにはDD102と書かれているのですが、どちらが正しいかはわからないです。
前所属は高崎製紙ですが、塗装が国鉄ディーゼル機関車風なので、DE10を小型化したかのような可愛らしい印象です。



協三工業5t半キャブロッド式。前所属は秋田県北通運。



TD-3。先ほどのTD-2の同型機・・・だと思う。これを解説しているページがないの。



10トン半キャブ-1。協三工業製。



ヨ8000形8099。川崎重工製。国鉄の緩急車です。



こんなかんじでぎっしりところ狭しと保存されています。



こっちにも。



見学していると、10トン半キャブ-1とTD-3が始動して屋根の外へと出てきました。この後体験運転に使うのだそうです。
ただ詰めんこでるだけかと思いきや、自走できるというのがここのすごいところですね・・・。



資料館もあるのでそちらも見学。昔のメーカー銘板が展示されていました。
珍しいところで言うと富士車輌、輸送機工業あたりでしょうか。どちらも知らないメーカーです。



東急横浜というのもレア。今の総合車両製作所ですね。この時はまだ関西に工場があった頃のものか?



101号蒸気機関車。2013年1月に新造された日本で一番新しい蒸気機関車です。ニュースにもなりましたね。SLの新造は22年ぶりなのだそうです。
当然ながら自走できるのだそうです。見れば見るほどすごい施設ですねぇ。



クラウス17号。明治22年にドイツのクラウスマッファイで製造された古典蒸気機関車。
最初に九州鉄道(後に国有化)→東京横浜電鉄(東急の前身の一つ)の建設用→留萌鉄道→明治工業→(略)→大井川鉄道→遠野・万世の里、という風に幾つもの鉄道を渡り歩いてきた経歴を持ちます。



謎のスイッチャー。



松山 保線用機関車。昭和54年12月、松山重車両工業製。近鉄の保線モーターカーとして使用されていた。
体験運転用の車両が外に出たので隠れていた別の車両を撮影することが出来ました。



前回も紹介したC4酒井。1エンド側はこんな感じ。これも始動していました。



関電4トン。こちらも自走していました。


まだ続きます。


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