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黒鉄重工

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北陸project ~Hokuriku Master Side M. その24【2018/4/28~5/3】

2021-06-08 06:19:59 | 旅行・イベント記
2018年5月1日(火・祝)11時46分
福井県勝山市 えちぜん鉄道勝山駅
第26走者:えちぜん鉄道勝山永平寺線福井行(MC6000形)勝山11:49→福井12:42 
清大寺から貸し自転車で勝山駅まで戻ってきました。自転車を返却し、えちぜん鉄道に乗って福井駅へ戻ります。
帰りの電車も6000形でした。7000形乗車は叶わず。


福井駅に着くと、奥の引込線に7000形が停まっていました。それに乗せろ。
ということでこれについては次回再履修です。


福井駅の駅そば屋で昼飯。名物にしんそば。うまい。


ベンチで荷物の整理でもしようとしたら・・・ちょっとそこのあんた邪魔。
最近の福井県は急に何かに取り憑かれたかのように恐竜推しなのですが、ベンチをひとつ潰してまでやることかい。まあユーモアはありますな。足の関節がねじれてそうとか尻尾はどちらにあるんでしょうとか、気になるところもありますけど。


観察しているのがヒトの頭蓋骨だったら面白かったと思いますけど、少しブラックかしら。


第27走者:JR北陸本線普通敦賀行(521系)福井13:16→敦賀14:04
微妙に時間が余っちゃったんですが、思いつくこともなかったので宿泊地へ向けて移動することにしました。北陸本線を南下していきます。


第28走者:JR小浜線普通東舞鶴行(125系)敦賀14:20→東舞鶴16:16
敦賀駅から小浜線に乗り換えます。小浜線といえば125系です。この電車は実は好きな方です。単行電車いいですよね。平面顔もローカル線用電車らしくて良いですというか普通にかっこよい。125系という形式も、単行電車123形の続番というのを感じさせてすばらしいです。


2両編成でそのうち1台は全面広告電車でした。この窓までフィルムが貼ってあるやつは車窓が何も楽しめないので、観光客泣かせです。なので通常車両の方に乗ります。
125系といえば車体中央の扉のようで扉じゃないやつです。125系は片側2扉なんですが、将来的に乗客が増えた時に中央に扉を増設できるように準備工事をしているんだよとなにかで説明を受けましたが、実際は3扉車の223系の側構体をまるっと流用したので使う必要のない中央扉用の風穴まで開いてしまった模様。そうなると増設の準備工事という話は方便の可能性がありますな・・・。


小浜線はこれまでに数度乗ったことがありますが、いずれも東西通過利用だけでどこかの途中駅で降りて散歩するというのはしたことがないです。めぼしいところが見当たらないのだよな。電車の本数も少なくて微妙に使いにくい。



何度か若狭湾沿いを走るので、その時に見える車窓はきれいです。若狭湾の入り組んだ海岸線が美しい。


唯一琴線に引っかかったのは、若狭本郷駅前に置かれている蒸気機関車弁慶号のレプリカ。でもレプリカだし別にぃ・・・とテンション下げモードだったこともあって車内から写真だけ撮って素通り。
ところで若狭地方と弁慶号って何かゆかりがありましたっけ?


終点の東舞鶴駅に到着。今日の移動はここまでです。



小浜線から接続する287系特急「まいづる」12号。

今の時刻は16時過ぎで、今から観光するにはいささか遅いです。
ここはおとなしくホテルへ直行しましょう。


同日16時40分
京都府舞鶴市 ホテルアマービレ舞鶴
駅から15分くらい歩いてホテルへ投宿。普通のビジネスホテルだって感じですが、なんとなく海上自衛隊やJMUへ出入りする業者が出張で使っていそうだな、って印象を持ちました。今はGWなのでそういう人は見ませんでしたが。


少し部屋でだらけた後に夕飯。ホテルは駅から距離がありましたけど、おかげで天下一品にありつくことができました。静岡だと浜松まで行かないと天下一品を食べることができないので見つけ次第食べることが推奨されます。まあ数軒隣のラーメン屋も気になったんだけど。
なお、初日の居酒屋とその翌日の寿司屋で食費を浪費してしまったんで昨日辺りからは食事が簡素化されているのに気づいた人はいるかな?しかたないね。


帰り際に岸壁の方へ。奥に浮かんでいる船は新日本海フェリーの船ですね。日本海側のフェリーは乗らないですなぁ。静岡在住だと経路上まず使わないですからね。そこへくると関西在住民は、北海道方面でも九州方面でも普通に交通手段として選択肢に入るので恵まれてるなと思います。

そんなところで4日目はこれでおしまいです。翌日へ続く。


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北陸project ~Hokuriku Master Side M. その23【2018/4/28~5/3】

2021-06-06 20:35:39 | 旅行・イベント記
清大寺の大仏殿へと足を踏み入れました。そこには紛うことなき越前大仏が鎮座しているのです。
大仏はだいたいどれも同じような格好をしているので奈良の大仏ともそっくりなんですが、たぶんこれは別物だと思います。越前大仏のモデルは、龍門奉先寺坐像なのだそうですがよくわからんちん。

なお全高は17mあります。そばに人間がいるので比較しやすいですな。
奈良の大仏よりも2mくらい大きいです。やっぱり東大寺に対抗意識があったんだろうねぇ。


大仏の脇にも仏像がおりにけり。内装の意匠は非常に凝っていると言えるでしょう。
室内は意外にも涼し気です。冷房が効いているのか、仏教パワーで冷やしているのか。とても快適に拝観できます。あとは、お経がスピーカーからリピート再生されています。


壁です。壁にはたくさんの部屋があって、すべての部屋に小さい仏像があります。これも凄まじい量なので圧倒されてしまいます。本当は印刷じゃないのか・・・?


どうやら本物ですね。しかも微妙に形状が違うし。





大仏様のアップ。建立されてまだ数十年なので金箔がまだご健在。でも剥がれつつあるようです。


これを建てるお金もそうですけど、やろうという熱量がすごいと思います。その熱意には敬服してしまいます。
どえらいもんを建てましたなぁと思いながら見て回りました。


大仏殿の外に出て五重塔へ向かう途中にある九龍壁というオブジェクト。
だからなんだという物に感じてしまいますが、色使いは美しいです。本場中国で製作されたものなんだそうです。確かに中国っぽいですな。ガラス張りなので写真が撮りにくいのが玉に瑕。
九龍というのは、九頭竜に由来するんだと思います。


越前五重塔へ着きました。やっぱり通常イメージする五重塔よりもだいぶ大きいです。これは鉄筋コンクリートを使っていますよ。
高さが75mあって、五重塔としては高さ日本一だそうな。なんつーか、とにかく他所よりも大きくて高い建築物を建てようというのばかりなのは、ナントカの一つ覚えといいますか・・・。


五重塔の内部、内陣というところにはこれまた仏像が。1階から5階まで全部の階にこういうのがあるんだそうな。


ま さ か の エ レ ベ ー タ ー 装 備 !
いやこれは予想外。五重塔なんだから階段をひーこら登らんといかんのかという固定概念を打ち破る!この清大寺では常識に囚われてはいけないのですね!
しかしこれは現代のバリアフリーの要求には合致したもので、1987(昭和62)に建立した建築物としては先見の明があったといえましょう。まあそれは偶然そうなっただけで、実際の目論見は謎ですが。物珍しさとか豪華さとかギャップ萌えとか、狙いはそんなところじゃないでしょうか。
もちろんエレベーターを使って5階へ登りました。


5階の内陣。


5階からは勝山市が一望できます。いい眺めですぞ。

清大寺にはあと庭園があるんですが、これは閉鎖中でした。あっふーん。


清大寺で見つけたマンホール蓋。おそらく汎用的な模様ですが、越前大仏と清大寺の文字が彫られていて、たぶん清大寺オリジナルのデザインです。

というわけで清大寺からはこれで撤収。
一周見てみて、一見する価値くらいはあるんじゃないかなーと思ったんですが、それでも人がほとんど寄り付かない観光地でした。ただ、ここの真髄は、身勝手なことを言うとこれだけ立派で広くて大仏もあるお寺に観光客がまるで見当たらない、なのに廃墟感は無くて手入れが届いている、というなんとも不思議な空間にあると思うので、あんまり観光客が来るようになると魅力半減かも・・・。管理者からすればそんなのたまったものではないでしょう。
とはいえまあ、ここに人が殺到しそうなきっかけというと仏像の擬人化ソシャゲなんかが爆流行りでもするか、万が一いよいよここが閉鎖されることが決まってから現れる葬式野郎くらいでしょうし。

そんなところでございます。勝山に来たら寄ってみると良いと思います。

では今日はここまで。


その24へ→

博多→大阪 サイコロの旅5・Ex 第2夜

2021-06-03 23:20:00 | 旅行・イベント記
2020年11月2日(月)18時2分
大分県別府市 JR別府駅
別府駅の外へ出ました。駅前に銅像が立っていたのですかさず撮影。実業家の油屋熊八です。すごい姿勢をしていますな。別府の観光開発を推進した立役者として銅像が造られたんだそうな。



別府駅からはタクシーに乗ってとある場所へ。


あっいた。
はい、そうです。さんふらわあです。今晩はこれで寝泊まりしながら大阪へ戻るということです。
本当のところは新大阪駅にいる時点でさんふらわあに乗るのは既定路線でした。その時点ですでにさんふらわあの乗船予約をしてしまっているんで。
時間が余ったから思いつきで新大阪駅からフェリーに乗りに九州まで戻ろう、なんてのを実行できてしまうあたり、今回のどこでもドアきっぷのバグっぷりが垣間見えるかと。特に新幹線だと「なんだ、すぐだな」となりがち。
なので小倉駅でのサイコロも、「2」を出していればかっこよく大阪帰国となったんですが、現実はああでした。宮崎にはいつの日かこのお礼をしてやらないといけません。



フェリーターミナルで支払いやら乗船名簿の記載を済ませるやらして、乗船ゲートへ。建物の2階はガランとした大広間になっていて、ちょっとした同人誌のオンリーイベントくらいは開けそうですぞ。



そいでは乗船します。関西~九州航路に乗るのは久しぶりですね。前に乗ったのはそれこそ10年前で、神戸~大分航路と大阪~宮崎航路でした。なので大阪~別府航路に乗るのは初めてです。
ちなみにフェリーの航路にはこの大阪~別府(さんふらわあ)の他に神戸~大分(さんふらわあ)、大阪~門司(名門大洋フェリー)が新大阪駅での協議時に選択肢として挙がっていました。大分まで行けばどこでもドアきっぷの指定席券を使い切ることができるので、まずそこで名門大洋フェリーは脱落。そしてさんふらわあの神戸~大分航路は、出港までに到着できないと分かったので自然と別府発の航路に決まったというそれだけでした。


2020年11月2日(月)18時30分
フェリーさんふらわあ さんふらわあ あいぼり船内
乗船。乗ったのは「あいぼり」でした。「あいぼり」と姉妹船の「こばると」は20年選手なので船内の設計が古いとか意匠に時代を感じるとかあります。でも汚いとかボロっちい印象はなかったです。
しかし両船とも2022~2023年に新造船による置き換えが決まっています。余命数年となったあいぼりを楽しみます。


当日に乗船予約したので個室は満室で、この相部屋のベッドだけが今夜のパーソナルスペースです。仕方ないね。
なお乗船料金は12,000円くらいですが、交通機関ながら宿泊が伴うからという理由でGoToトラベルが適用可能というバグみたいなことが起きています。通常料金から35%引きで金券も付いてくるので実質6,000円くらいで別府~大阪を移動できてしまいました。夜行バスよりも安いんじゃないか?
なお金券は酒とつまみと大浴場用の手ぬぐいに消えていった模様。


COVID-19のおかげでお楽しみの船上バイキング飯は休止中。代わりに弁当を食べる形式になっていました。バイキングは地味に代金がまあまあするんですが、弁当だと多少安いのでそれは恩恵でした。なお浮いた分は酒とつまみに溶けていった模様。


こんな時勢でも大浴場には入ることができました。ありがたい。風呂から上がった後は船内のラウンジの隅っこでぼけっと過ごします。これぞ長距離フェリーの醍醐味よ。
日付が変わる辺りの時刻に船外デッキへ出てみます。まあ真っ暗ですわな。


目当ては真夜中のしまなみ海道をくぐるところを見ること。


さようならー。
しまなみ海道を通り過ぎたところで就寝です。


2020年11月3日(火・祝)6時31分
大阪府大阪市住之江区 大阪南港フェリーさんふらわあ第1ターミナル
翌朝、大阪南港へ着岸しました。
楽しいフェリーの旅でした。また乗りたいね。


下船。フェリーは乗っていると船の全体を見れないのが歯がゆい。



大阪南港からは電車で大阪市街へ。この日は1日大阪市内へいるつもりなので、地下鉄の1日乗車券を買っておきました。
トレードセンター前駅から大阪メトロニュートラムに乗ります。電車は新型の200系です。最近流行りの編成ごとに塗装が異なるいわゆるレインボーカラーで、この206号はグレープだそうな。基本的に7色ですが微妙に色味が違ってたり金色とかパンダとかもいるらしいんで、全く同じ色の電車は2つと存在しないそうな。


コスモスクエア駅で大阪メトロ中央線に乗り換え。


ついでなので、乗換駅の弁天町駅で中央線の撮影。ていうかまだ朝なので時間が余り気味なのよ。
これは20系。10系との違いがようわからん。


弁天町駅でJR大阪環状線に乗り換え。323系に乗ります。
既に国電は環状線からは一掃されています。まあ天王寺とか行くと緑のアイツがまだ元気にやってますけど。


野田駅で再び撮影。225系5000番台(HF416+HF423)の関空紀州路快速でした。


221系(NA425+NA427)の大和路快速。


ホームに先客がいたのでなにか来るんじゃろかと時刻表を見てみたら特急「くろしお」が通っていくようだ。先客の目当てがそれかは知らんけど、381系亡き後はまともに撮影したことないからこれ幸いと待ち構えていたら来たのがコレ。
287系(HC604)の特急「くろしお」6号ですが、電車がいわゆる「パンダくろしお」です。運用範囲がものすごく広い紀勢本線系統でこれにたまたま会えるとはラッキーでした。
それにしても前照灯の位置にパンダの目を持ってきたのは評価に値します。圧がすごい。その上に小さいパンダを置いてかわいいアピールしているのもあざとい。


パンダくろしおの本性は裏側にあって、後ろ側のパンダくろしおは目に血涙を浮かべながら走っているのだ。



野田駅は環状線の各駅停車しか停まらないので地味に待ち時間があります。都心を走る環状線が快速運転とかしていていいのかとか昔から疑問ですが、周りを激強私鉄に囲まれている大阪という土地がそうさせるやもしれません。でもせめて並行世界では湘南新宿ラインみたいに別線で走らせていてほしい。
そういうわけで323系(LS01)に再度乗ります。まともに323系を撮影したのはこれが初めてか。地味にトップナンバー編成を引き当てたようだ。


福島駅で下車。弊ブログでは久々の登場、早朝の大阪で行き先に困ったらここへ行け、大阪の朝の友として我々に親しまれるマクドナルド福島店、黒鉄重工コードネーム「ふくしマック」で朝飯です。
大阪なのにマックと呼ぶのは名付けた人が東日本の人間だからです。よって大阪人の前でこれをつぶやくと一発でよそ者とバレてしまう。

ここで今日の作戦会議が開催されましたが、黒鉄重工とZBSの方向性の違いにより両者の関係が破局を迎えました。よってこれより別行動、つまり現地解散。また会おうムエタイX。


つーわけで我が道を往きます。

その3へ→

博多→大阪 サイコロの旅5・Ex 第1夜

2021-05-31 22:57:15 | 旅行・イベント記

2020年11月2日(月)13時23分
大阪府大阪市淀川区 JR新大阪駅 
過去最強の移動ツール「どこでもドアきっぷ」を用いた史上最大のサイコロの旅(黒鉄重工調べ)は、ぶっちゃけ特に高い山も深い谷も越えないまま最終日の昼時にあっけな~く新大阪駅に着いたことで終わってしまった。特に最終日の徳島から新大阪までのストレートゴールはつまらなかった(辛辣)。金をかけた割には面白さで言うと下から2番目くらいだ。もうちょい九州をうろつきたかった!

さて困ったことがある。時間が余りまくっているのだ。
一応サイコロの旅は今日(11月2日)が最終日なのだが、もし最終日が鹿児島県で終わってゲームオーバーしても支障がないように翌日(11月3日)を予備日として空けておいたのだ。まあ帰っちゃってもいいんだけど、明日まで旅行だと周りには言ってあるのになんで1日早く帰ってきてるのバカなの?と問い詰められて色々経緯を説明する方が面倒だ。
ついでに言うと、どこでもドアきっぷで行使できる指定席券はあと2回分残っている。なんだかもったいない。

・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。




も し 三 ノ 宮 の 11 投 目 で ”5” を 引 い て し ま っ た ら ? ? ?



思い立ったらいい日旅立ちなのが我々ジュラル星人だ。
小倉へ行くぞ。エクストラステージの始まりだ!


5.今から九州 小倉
乗車時間2時間17分、乗車距離555.1km。新大阪駅14時6分発山陽新幹線「さくら」559号に乗車し、山陽新幹線をほぼ横断。小倉駅に16時23分に到着する。
最終日の昼にゴール目前からスタート一歩手前まで戻されるという絶望的状況。これを打開することはできるのか?まあもうゴールしてるけどね。


もう何度目かもわからない山陽新幹線に乗ります。本当だったら新神戸からですけど、まあそこはご愛嬌で。ちなみにこの新大阪~新神戸の乗車で、今回の旅行だけで山陽新幹線をぶつ切りながら走破したことになります。


あと2回指定席に座れるので、ここは躊躇なく指定席券を行使。ついでにキオスクで買ってきた軽食で昼飯とします。
その後に次の6択をひねり出して、あとは寝るくらいしかすることないね。


同日16時24分
福岡県北九州市小倉北区 JR小倉駅
九州へ戻ってきちゃった。
それじゃあ茶番の12投目いってみようか。


  1. 名門大洋フェリー 大阪南港
  2. さんふらわあ 大阪南港
  3. 山陽新幹線 新大阪
  4. 行くところまで行く 鹿児島中央
  5. いまさら 長崎
  6. 詰み 宮崎
大阪へ引き返してゴールするのが3つ、九州残留が3つ。九州残留はすなわちゲームオーバーと思いがちですが、実は一番遠そうな鹿児島中央は当日中に大阪へ引き返すことが可能です。新幹線って速えーんだな。そりゃ長崎県も佐賀県を蔑ろにしてまで新幹線欲しがるわ。
残りの長崎と宮崎は引いたら最後、ゲームオーバー確定です。長崎は当時折り返し可能とか言ってた気がしますが、その後よく見たらダメでした。すまんな。






はいクソゲー。


6.詰み 宮崎
乗車時間4時間46分、乗車距離339.9km。小倉駅16時41分発特急「ソニック」37号に乗車し、終点の大分駅で接続している18時5分発特急「にちりん」に乗り換え。目的地の宮崎駅には夜中の21時27分に到着する。
当然後戻りは不可能。詰み状態。完膚なきまでに負け確定である。


まさか詰みの目を引くとは思いませんでしたが、まあ一通り楽しんだので大阪へ帰ります。一度ゴールしているから宮崎まで行く義理はないでしょう。本番だったらヤバかったけどな・・・。
ちなみに最後に下手こいたサイコロキャラメルはゴミ箱で「あれは嘘だ」と言った後に離してやった。


ただまあ行けるところまで行きましょうか、ということで宮崎方面へ向かう「ソニック」37号に乗ります。ここで最後の指定席券を行使しました。


885系に乗ったのはたぶん2度目。内装が凝っていて一般的な特急電車でこりゃすごいと思ったものです。デッキを変に広告スペースにしないでオシャレ空間に仕上げているところは好きなんだよなー。


同日17時55分
大分県別府市 JR別府駅
小倉駅から70分、別府駅へ着きました。ここで電車を降ります。
ホームには415系が停まっていました。ラッシュ時に使い勝手が良いんでしょうか、通勤通学時間帯によく駆り出されていて意外にしぶといです。



温泉地の駅なんてのは、近年の観光振興のためによく「XX温泉駅」なんてふうに駅名に温泉を付ける例が散見されます。が、別府にはそんな小手先の小細工など不要とばかりに別府だけで勝負しているのが堂々としています。駅名標にちゃっかり温泉マーク付けてますけどね。

さてこの後の動きはどうなるのか?本当に大阪へ帰るつもりなのか?
ヒントはこの写真の中にあります。次回までに考えておいてください。

というところで今日はここまで。


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北陸project ~Hokuriku Master Side M. その22【2018/4/28~5/3】

2021-05-29 23:38:35 | 旅行・イベント記
2018年5月1日(火・祝)10時37分
福井県勝山市 清大寺大門前

福井県の激アツB級観光地、越前大仏こと清大寺へ来ています。ゴーストタウンと化している門前町を難なく通り抜けて清大寺の大門前へ。ここからが本番です。
なんだか奈良県東大寺の大門にそっくりなんですが、たぶん気のせい、偶然の一致でしょう。


奥の方には五重塔があります。あそこにも後で行きます。
五重塔にしては不自然に大きいような・・・。周りの景色と比べると遠近感がぶっ壊れているように見えます。


いやぁ、クソでかいなこれ。パクリ元の東大寺の大門よりも大きいんじゃないの?
写り込んでいる老夫婦の観光客は、料金所のところで座っていた人と同一人物。あの老夫婦と我々以外にこの場には人間がいません。お寺の中の人すらね。


大門には金剛力士像の阿形が鎮座しています。


反対側にも吽形がいます。
金剛力士像の姿勢や表情は東大寺のそれとそっくりなんですが、たまたまでしょう、HAHAHA。


次に中門。これも東大寺そっk(ry


謎象。閻魔?


これも謎。毘沙門天?


中門をくぐるとついに大仏殿の姿が目に入ってきました。
これも東大寺のパクリと思わせておいて、意外と似ていないです。これはオリジナルなのか、それとも別の大仏殿のパクリなのか・・・(信用が低い)
というか、全体的にパクリ元よりも大きく建てられている気がします。この大仏殿も大きいですな。
何度も書いていますけど、ゴールデンウィーク中にこのがらがら具合はちょっと信じられないものがあります。同じ日同じ時間の東大寺は今頃いかほどの混雑なのだろうか。
カラッと晴れた天気の中、広い敷地でこうもひと気がないとは。しかし境内は廃墟感というものはなくて、手入れが届いているのが不気味さを出しています。


十二支の御守本尊というのが鎮座していました。


きみも自分の年の本尊にお参りしよう。


こんなに人がいないんじゃ、実は今日は開いていませんなんてオチを心配してしまいますが、ちゃんと扉が開いていました。


いざ本丸へ。

というところで今日はここまで。


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北陸project ~Hokuriku Master Side M. その21【2018/4/28~5/3】

2021-05-28 05:52:46 | 旅行・イベント記
2018年5月1日(火・祝)10時9分
福井県勝山市 えちぜん鉄道勝山駅
勝山駅からはレンタサイクルを借りて勝山市内へ繰り出します。勝山駅は九頭竜川の左岸にありますが勝山市の中心部は右岸にあって離れています。なのでやや鉄道でのアクセスが悪いのです。


フクイラプトルという恐竜。勝山市には福井県立恐竜博物館があるので、街のあちこちで恐竜が突っ立っているんだそうな。そこへ行くのも魅力ですが混んでいそうなので、今日はまた別のところへ・・・。


同日10時31分
福井県勝山市 清大寺
20分くらい自転車を漕いで清大寺というところへ来ました。一部では有名なお寺です。
バブル期に地元企業の社長が大金を投じて建てた観光用の寺です(後にちゃんとした宗教法人になったらしい)。
でもお寺としても観光地としてもコケてしまった感が強く、経営的にはキツイ模様。バブル期に現れバブル崩壊後に消えていった全国の仏教テーマパークのひとつと言えそうです。
自転車を駐車場の隅のところに止めてきました。駐車場は広いんですが、少しの台数しかいません。ゴールデンウィークなんですけどね・・・。
そんなイロモノ観光地に足を踏み入れます。



どうやら門前町を通るようです。


地図がありました。いまは門前町の前にいて、そこを抜けると清大寺本体へ。大仏殿の他に五重塔があるのね。


うわぁ~、ガラガラだ。これは閑古鳥の一大繁殖地が形成されている可能性が高いです。
屋号の看板が軒下に吊るされていますけど、ゴールデンウィーク中にどこもシャッターを閉じているということは、まあそういうことでしょうなぁ。
奥の五重塔もなんだかいきなり虚しさが。


ていうか人間がいないんですね。一応車はあったのに、車内の人間はどこへいったんだ?
門前町は同じ建物がずっと並んだ統一美のようなものがありますが、それが却ってね・・・。


門前町に入っている(入っていた?)店もケーキ屋とかあって、なんだか何でもいいんかい、っていう感じが。


途中にある三叉路を曲がると料金所があります。ここで拝観料500円を支払います。建造してすぐの頃は数千円取っていたようです。どうせ一度しか来ないから巻き上げられるだけ取ってしまえ的な観光地価格ですな。
なお道の左側に第一観光客がいました。感動的です。

それでは清大寺へ入っていきます。

というところで今日はここまで。


その22へ→

博多→大阪 サイコロの旅5 最終夜

2021-04-08 20:20:00 | 旅行・イベント記
2020年11月1日(日)21時10分
香川県高松市 JR高松駅
日本海側の鳥取県へ行ったかと思いきや、すぐに姫路へと戻され、そこすら突き抜けてサイコロの旅で御馴染の四国・徳島県まで連れて行かれることになった。我々は、魑魅魍魎が跋扈する夜の四国を往く。

高松駅からは21時21分発の高徳線特急「うずしお」31号に乗ります。車両はJR四国の新しい主力特急型気動車の2700系。既に「うずしお」の運用はほぼこれと2600系です。2000系は既に居らず。ただしなぜか185系が1往復しぶとく生き残っていますけどね・・・(高松~徳島の送り込み運用かな?)

製造したてほやほやの気動車ですから快適性は抜群。コンセントは各席に付いているし車内Wi-Fiは24時間連続接続できます。どこぞの新幹線のように30分ごとにいちいち繋ぎ直す必要がありません。競合相手が高速バスだからでしょうが、頑張っているのを感じます。


徳島駅に着きました。もう22時半なので閉店ガラガラ状態。


同日22時46分
徳島県徳島市 東横イン徳島駅前
今日はもうこれ以上進めないので、徳島市で一泊です。なんだかんだ夜中まで移動してしまいました。こういうのも大学生の時はやりましたが、ここ数年はご無沙汰ですね。これがサイコロの旅だ。


いつもの東横インで一泊。地域共通クーポンとやらは酒とつまみに変換されました。
これにて2日目終了。


2020年11月2日(月)8時43分
徳島県徳島市 JR徳島駅
3日目、最終日です!しかし今いるのは徳島県、どうにかゴールできるような気がします。雨なのが気がかりだけどな。
ちなみにこの日は月曜日。みなさん今日は仕事デース?私は休みデース!


  1. 風が恋を運ぶ 三宮
  2. 乗るのは何回目? 和歌山市
  3. 四国脱出 岡山
  4. サイコロ初到達 高知
  5. 四国横断 松山
  6. 四国の奥の方 八幡浜
そんなに長距離の目はないです。まだ様子見か。しかし1/2の確率で四国満喫ツアーです。四国の重力から脱出できるか、否引き込まれるか、この10投目で決まります!





1!!


1.風が恋を運ぶ 三宮
乗車時間3時間13分、乗車距離291.0km。徳島駅9時23分発特急「うずしお」8号に乗車、高松駅で10時40分発快速「マリンライナー」24号に乗り換え、さらに岡山駅で11時33分発山陽新幹線「みずほ」604号に乗り換えて新神戸駅で降りる。最後に神戸市営地下鉄に乗り換えて目的地の三宮駅には12時36分に到着する。

姫路から来た道をそのまま戻るような形で神戸三宮へ。いよいよゴールへ王手をかけた。一方で四国での滞在は短いものとなった。山陰地方といい、山陽新幹線から逸れてもどうもすぐに戻る傾向にある。

ちなみに選択肢に書かれている文句からいかにもフェリーに乗りそうな感じになっているが、よく調べてみたらちょうどよい時間に運航されていなかったので今回はボツ。かなしい。


徳島とはもうお別れです。
ホームへ入ると、2000系の廃車を尻目にしぶとく生き残っているキハ185系の特急「剣山」がいました。高知を引いていたらこれに乗る羽目になっていましたね。


「うずしお」8号に乗ります。車両はレア物の2600系でした。始めはこれを量産するつもりでしたが、大人の事情でそれができず2700系が別に開発されることになったのです。2600系は4台くらいしか作られなかったはずです。
とはいえ製造時期は同年代なので乗る分にはどちらも一緒です。コンセントもWi-Fiも付いています。ちなみにここで4回目の指定席権を行使しました。ただ、悲しいかな四国の特急は自由席でも余裕で乗れてしまうのであんまり使う意味は薄いです。


高松駅に着きました。雨なので高徳線の景色はあまり楽しめず。
2600系と7200系が並んでいますけど、2600系の低身長と腰の低さが際立ちますね。地面の高さが実は違うんじゃないか?と疑りたくなります。


御存知「マリンライナー」に乗り換えて岡山へ。


雨の瀬戸大橋。「うずしお」で使った指定席は「マリンライナー」で使ってもよかったかもしれないなぁ、と今書いていて思いました。まだこれの指定席には乗ったこと無いんですよね。


N700系「みずほ」に乗り換え。



四国入りしておきながらうどんを食べずに出ていくという無礼を働いてしまったのですが、岡山駅のホームでうどんの持ち帰り弁当があったのでこれを買って新幹線の車内で食べました。これで四国さんにはどうにか言い訳が立つでしょう。
コロナ禍で外食でも持ち帰りできる料理の幅が増えましたけど、売上をどうにか確保しようという消極的な展開なのと、店の現場としてはオペレーションが増えて大変そうなのもあって、そのうち客足が戻ってくれば持ち帰り弁当もしぼんでくるんだろうなーという予想です。このうどん屋がどうするかまでは知りませんが。


新神戸駅に着きました。ここから三宮駅までは神戸市営地下鉄に乗ります。神戸市営地下鉄といえば、2020年6月に北神急行を吸収しましたね。扱いはどうなってしまったかと思ったら、路線名が北神線になってたりラインカラーが茶色だったり、意外と痕跡が残っていましたね。


新型の6000形がいました。ただしこれは次発なので乗らず。


乗るのはこっち。戦力外通告を受けて徐々に数を減らしている1000形です。



三宮駅に着きました。外は雨だし人も多いし時間も少ないし、ってことで改札の外のひと気のないところで11投目を振ります。


  1. 無事ゴール 大阪
  2. 北に逸れる 福知山
  3. 北陸が呼んでいる 敦賀
  4. オーバーラン 京都
  5. 今から九州 小倉
  6. うどん食べに戻る 高松
まだ昼なのでゴールは1枠だけですか。九州へ戻される目もありますけど、それでもまだ挽回できます。あとうどん食べるために入れた高松ですが、さっき新幹線でうどんを食べれたので存在意義を失いましたね(「うずしお」の車内で6択を決めたので...)。四国はもう帰っていいぞ。






1!!
あっ、ゴールだ!!

1.無事ゴール 大阪
乗車時間21分、乗車距離34.4km。JR三宮駅から12時52分発JR神戸線新快速に乗り、ゴールの大阪には13時13分に到着する。
最終日終了までまだ約半日を残した状態でのゴールとなった。


終わりは突然来ますね。あっけないものです。ちょっと拍子抜けです。なんとかもうちょい引っ張れなかったのか。つまらない。
まあこれがサイコロの旅だということで・・・。


同日13時23分
大阪府大阪市淀川区 JR新大阪駅
大阪通り過ぎて新大阪駅まで来ちゃいましたが、なにはともあれ、今回も無事にゴールすることができました!

はい、おしまいです。お疲れ様でした。



(画像はニコニ・コモンズから https://commons.nicovideo.jp/material/nc235459)




えっ続くんですか→

北陸project ~Hokuriku Master Side M. その20【2018/4/28~5/3】

2021-04-05 22:21:00 | 旅行・イベント記
2018年5月1日(火・祝)7時44分
福井県福井市 ホテルリバージュアケボノ
4日目です。5月になりました。
まずはホテルで朝飯を食べるところから。なかなか質が高くてよろしゅうございました。


同日8時51分
福井県福井市 えちぜん鉄道福井駅
今日はですね、えちぜん鉄道に乗ってみたいと思います。当時の期間限定として、えちぜん鉄道福井駅の設備が建設中の北陸新幹線の高架を仮駅として運用していました。いま頭上にあるコンクリートの高架は、将来北陸新幹線の福井駅となる構造物です。
この暫定措置は同年6月24日に解消されて同日からえちぜん鉄道は高架の新駅舎を使うようになしました。ギリギリ仮駅舎の姿を見ることができたわけです。


ホームには今から乗る勝山行の電車が出発待機中です。
プラットホームはちゃんとした造りになっていて、恐らくえちぜん鉄道が退去した後もこのまま転用するんだと思います。そうなると福井駅は、主要駅ながら配線が1面2線でいささか余裕のない構造になります。両側は北陸本線とえちぜん鉄道に挟まれているので、通過線や2面4線を敷く余裕がないのが要因です。
ちなみに写真奥に見えている赤い建屋がえちぜん鉄道の新駅舎です。


留置線と言うか待避線と言うかホームの奥の方にはMC7000形が停まっていました。初めて見た。
いわく119系7000番台というアレです。変わり果てた姿とはこれのことを言います。乗ってみたいなー。帰り乗れるかな?


第25走者:えちぜん鉄道勝山永平寺線勝山行(MC6100形)福井8:57→勝山9:48
そいでは発車。えちぜん鉄道に乗るのは2回目です。前回は東尋坊に行くために三国芦原線に乗りました。今回は、初めて乗ることになる勝山永平寺線です。


福井~福井口の線路はこの時期限定のおもしろポイントなので、前面展望にかじりついてみましょう。


隣の新福井駅です。ここまで新幹線の高架を走っています。駅の出入口は1箇所でホームは対向式なので上下ホームを行き来するために構内踏切があります。
なので、この先新幹線が通る線路の高架を堂々と合法的に渡ることのできる駅ということになります。ただ、かつての旧津軽今別駅(現奥津軽いまべつ駅)の方が様々な面で格上だったのでほとんど話題になっていなかったと思いますが・・・。


新福井駅を発車すると新幹線の高架は途切れ、線路は単線に。ここからは地上に降りていきます。


いまこの視界には3路線の線路が広がっているという贅沢な光景です。
真ん中の線路が今乗っているえちぜん鉄道です。ここはこの先北陸新幹線の高架線路が建てられます。
なので、今走っている下り坂の高架は仮橋です。電車からだと見えにくいんですが、外から橋を眺めてみるとけっこうへろへろな外観で、本当に一時的に設置するだけの橋なんだなと分かります。
で、右の高架線がえちぜん鉄道の新線です。この先の福井口駅とその少し先まで高架化されています。
左の高架線が北陸本線です。ちょうど521系が走っていますね。北陸本線福井県内の第3セクター鉄道の名前は何になるんでしょうね?「福井」も「越前」も既に封じられているので、トキメキとかあいの風とか、そっち方面のセンスが光る名前の予感がします。ふくいダイナソー鉄道とかですかね?


地上に降りました。もう福井口駅が見えてきました。高架線にある箱状の建屋の部分が新しい福井口駅です。


福井口駅を出発すると、勝山永平寺線と三国芦原線との分岐点に差し掛かります。勝山方面は右です。


高架区間の終点が見えてきました。


ここがそうです。あとはもう線路を切り替えるだけのところまで来ていますね。

ここから先は今までの線路と同じ。でも私は初めて乗るので車窓を楽しみました。ずっと九頭竜川の左岸沿いを走るので、時々九頭竜川が見えます。天気もいいですし、楽しいですね。


勝山駅に到着しました。電車の到着の直後に、福井行のMC7000形が発車していきました。帰りはアレに乗りたい。


いい感じの終着駅です。


ここまで乗ってきたMC6100形(MC6106)。単行電車いいですね。


駅の外へ。ロータリーには恐竜がこっちを見ていますね。猛虎魂を感じる柄なのでタイガースサウルスあたりの名前でしょうが、実際にはフクイサウルスでした。いわゆるフクイリュウ。
それと、勝山駅から越前大野駅までの間を路線バスが結んでいることを発見。ここを短絡できると何かと楽なので、今後使うこともあるかもしれません。


駅前には保存車があるのでそれを見学。勝山駅前電車博物館です。
テキ6号機とト68号が保存されています。
テキ6号機は1920(大正9)年に梅鉢鉄工で製造されたテト6~9号機の4機のうちの一つです。当時織物帝国だった勝山から繊維製品を福井まで輸送していました。1980(昭和55)年に本線上から引退して入換機として余生を送ります。2011(平成23)年に勝山市に譲渡されてここに保存されています。



注目すべきはテキ6は動態保存されていること。やろうと思えば自走可能なのだそうです。よく見ると架線が張ってあります。飾りではなくて本物なんですね~。


相方のト68号。1919(大正8)年製で、木造貨車として現存最古級だそうな。
地味ながら貴重。


テト6の運転台。どっちかというと外観も含めて電動貨車みたいな感じですが、分類上電気機関車で合っているのだそうで。


反対側から。降雪地帯で動態保存で架線も張ってあるからか、屋根が結構厳ついです。車両が黒いのもあって屋根の中から見ると薄暗くてよく分からない・・・という状態なのは少し難点ですが、まあしょうがないですな。

というところで今日はここまで。


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北陸project ~Hokuriku Master Side M. その19【2018/4/28~5/3】

2021-04-04 19:01:00 | 旅行・イベント記
2018年4月30日(月・祝)16時14分
石川県小松市 小松空港
第23走者:小松バス空港線小松駅行(ふそう・エアロスター)小松空港16:20→小松駅16:32
そいでは、小松空港を去ります。帰りは普通の内燃式バスです。あの電気バスは1日4往復しか小松空港を発着しないようなので、殆どの場合は内燃式バスに当たることになります。
なおこれは各駅停車で、行きに乗った電気バスは直行便です。停車と発車を繰り返す各駅停車で電気バスを運行すると蓄電池がモリモリ減りそうだからでしょうかね。


この後は福井駅に行きますけど、電車が来るまで時間があるので駅の東口にある「こまつの杜」という公園へ来てみました。ここ、住所も「こまつの杜」と変えてしまっていて、コマツやるな、と。


クソデカダンプのコマツ930E-2です。出身地はアメリカで、チリの鉱山で鉱石を運ぶ仕事をしていましたが、希望退職後に日本へ移住してここで佇む仕事に再就職しました。
寸法(LWH)は15*9*7mくらい。曖昧な書き方なのは、公園の説明書きには寸法が記載されていなかったため。その代わり好きな食べ物とか性格とかが書かれています。子供向けにしたってバカにしすぎじゃないかと思いますが。
重さの方は書かれていて、重量は499トン、積載量297トンだそうな。


車輪は電気駆動ですが、その電気を生み出すのはディーゼルエンジンです。いわゆる電気式ディーゼル方式というやつです。車輪の奥に見える黒い物体がエンジンだと思いますが、なにせ現地では一言も触れられていないので正確なところは分かりませぬ。
代わりに特技とか気になる人とか書いてありました。コマツがぶち建てた公園でも技術面への言及はこんな扱いなのかと、まあ割とがっかりですね...。


横から。まあ、クソでかいんですわ。自分もホウルトラックを見たのは初めてです。
ホイールベースは意外と短いので、案外小回りは利きそうです。
ダンプのシャーシの下へ潜れるような歩道がありますけど、この日は臨時休館か何かでこういったものはすべて閉鎖でした。


ダンプだけじゃなくて履いているタイヤについても説明があったのは良い点です。
タイヤはブリヂストンのORタイヤ(off the Road; 不整地用)で、建設・鉱山用の53/80R63 VRPSなのだそうな。直径4m、自重5トン、耐荷重84トンだそうな。
右後輪の内側タイヤだけトレッドパターンが違っていますが、突っ込んでもわからないと思うんで放置です。


ここはコマツの工場の跡地に建てた公園です。あの大きい建物はコマツの工場だった建物なんでしょうかね?
駅前の一等地を公園にするのも贅沢な話なものですが、そういう背景があったのでした。北陸新幹線の駅は東口にできるので、またそのうち再開発されるのかもしれません。それまでは公園としておくとかね。



コマツの昔の本社事務所を復元した建物です。その実態はワクワクコマツ館という子供向けの学習施設です。今日は休みなので外から見るだけ。外観も資料的価値は無さそうなので、スーッと見て次へ。


ここはコマツで生産している製品を置いているところ。時期によって製品が変わるのかもしれん。
これは、WA380ホイールローダーです。


昔の製品を置いてあるところです。時間少ないですが量も多くないので順番に見ていきましょう。


1965(昭和40)年製、現存するコマツ製最古のホイールローダーJH30Bです。
これが日本製ホイールローダーの草分で、売れたんだそうで。


1961(昭和36)年製、D50A (A)実験車10672号機ブルドーザー。
性能・耐久実験車で、16,000時間もの間実験に供されていたもの。これの量産車がD50-11スーパーとなります。


1958(昭和33)年製、D50-S 8ドーザーショベル1号機。
切削力不足、視界不良、積込み高さ調整不能という欠点を持っていたD50を改良した型式です。


1949(昭和24)年製、D50-2 16号機。
国産ブルドーザーの元祖で、コマツ史上でも欠かせない機材なのだそうな。当時はこれ1台で労働者200人分の働きを出したとかで。
現存するD50では最古の機材。1号機はその2年前に製造されています。


1936(昭和11)年製、T25トラクター。これは現存最古のコマツ製トラクターです。


コマツユニカLT1200。1960年代に販売されていたいわゆる農民車コマツで、主は農業用トラクターですが街乗りも両立できるようにした小型自動車です。区分的には軽自動車だったはず。ただし60年代中頃に販売を始めたユニカからは、小型特殊自動車扱いのトラクターになりました。
移動や運搬や牽引はもちろんで、PTOで動力を取り出して耕運機や脱穀機を動かすこともできるように設計されていました。


最後にコマツの創始者竹内明太郎の銅像を収めたところで時間切れですんで、小松駅へ戻ります。


第24走者:JR北陸本線福井行(521系)小松16:54→福井17:56
北陸本線を南下します。慣れたものです。


同日18時34分
福井県福井市 ホテルリバージュアケボノ
福井駅から歩いて今夜投宿するホテルへ。今日からは普通のホテルに泊まれます。福井は普通に宿が予約できた辺り、やはり金沢駅周辺の観光地人気は高くなってるんですなぁ、と。


飯時でしたので、再度外へ出て歩いて夕飯食べに。着いたのはヨーロッパ軒。元々行く気でいましたが、ホテルから歩いてすぐのところだったとは。


もちろん名物ソースカツ丼を食べます。張り切ってエビフライもつけました。
昔ながらの目の細かいパン粉なのが良いです。言うほど重くないのであっという間に食べれてしまいますね。

というところで3日目終了。翌日へ続く。


その20へ→

博多→大阪 サイコロの旅5 第6夜

2021-03-31 21:30:41 | 旅行・イベント記
2020年11月1日(日)15時38分
鳥取県鳥取市 JR鳥取駅
津山駅で振ったサイコロが導いた次の目的地は、中国山地を越えて日本海側にある鳥取駅だった。黒鉄重工のサイコロの旅史上初めての山陰地方(益田は一瞬だったので無かったこととする)、ここで引く目次第で3日目の動きやゴールにも影響を及ぼすだろう。


その前にお待ちかねの銅像チェックです。これは女性の裸婦像。だからなんだってかんじです。


こっちの石像のほうがよっぽどすごかった。「因幡の麒麟獅子舞」なのだ。
これ、すごい像の上に腰掛けたくなるんだけど、だめなんだろうな。他にも書いておきたいポイントがありますが、また別の機会にしましょうか。


なんか平和っぽい銅像もありました。鳥取駅では銅像が豊作です。
それはさておき8投目を見てみましょう。


  1. スーパーはくとで 姫路
  2. スーパーいなばで 岡山
  3. 大阪はすぐそこ 福知山
  4. 山陰西進 米子
  5. もっと西へ 松江
  6. 本州飛び越せ 高松
ついに関西圏に入ってゴールの大阪駅まで王手をかける目が出てきました。
地味にどれを引いても何かしらの特急に乗ることができます。切符の元を取れという意志の表れか。






1!!


1.スーパーはくとで 姫路
乗車時間1時間34分、乗車距離122.8km。鳥取駅16時54分発特急「スーパーはくと」12号に乗り、ここまで来た道を戻る形で因美線と智頭急行を通過。山陽本線に直通し、姫路駅には18時28分に着く。
まだ残り1日以上を残してゴールへ王手をかけられる姫路駅へ進撃。2日連続で山陰地方に足を踏み入れたが、またもやソッコーでお引取りする形となってしまった。嫌われているのかもしれない。
しかしこんなにうまく進んでいいのか?だめか?いや、いい。


1時間くらい暇つぶしをして、ホームへ。ホームに上がるとそこはキハ40系天国でした。遠くない未来、ここら一帯はキハ40系最後の楽園として鉄道キッズが押しかけてきそうだなぁ。


智頭急行HOT7000形の特急「スーパーはくと」12号に乗ります。ここで3回目の指定席権を行使します。指定席はなかなかに埋まっていたので自由席も結構乗っているんだと思います。これは行使して正解だったかな。
HOT7000形はパノラマ型の先頭車が指定席で、我々もその号車の先頭から3列目くらいに座りました。なので前面展望が一応楽しめました。こういうパノラマ先頭車はグリーン車に充てられるのが定番なので、なんだかお得ですね。
ちなみに内装が更新された車両に当たったのでスマホの充電もできました。こういう接客設備の更新はやはり中小の鉄道会社の方が小回りが利いて世の流れに置いてかれないようにしていますね。
「スーパーいなば」に続いてまたも気動車特急に乗ることになったわけですが、智頭急行内の飛ばしぶりが良かったです。さすがSUBARUだな。


あっという間に姫路駅に到着。日本列島を横断して再び瀬戸内海側へきたわけです。時間も少ないので駅の構内の隅っこで人目につかないように次の6択の発表です。こんなの人に見せびらかすもんじゃないです。


  1. サイコロ5・完 大阪
  2. それは行き過ぎ 米原
  3. 四国にごあいさつ 徳島
  4. はじめから 博多
  5. 今日はここまで 姫路一泊
ついにゴールの目が登場。まあ2日目までだったら、ここまで来ないとゴールはあまり出てくることはないです。
振り出しを引くと翌日つらいでしょうな。それとあとは、やる気が無くなったのかもう今日は打ち止めの枠が出てきました。







3!!



3.四国にごあいさつ 徳島
乗車時間3時間46分、乗車距離234.9km。姫路駅18時47分発山陽新幹線「さくら」569号に乗り、岡山駅で19時12分発瀬戸大橋線快速「マリンライナー」57号高松行に乗り換え。終点高松駅で約70分の待ち合わせの後、21時21分発高徳線特急「うずしお」31号徳島行に乗って、目的地の徳島駅には22時33分に到着する。
ついに徳島さんから招集が掛けられた。やはり四国を素通りしてゴールすることはできないようだ・・・。
(殆どの場合で淡路島経由が出ると思いますが気にしないでください)


では戻ります・・・。
グーグルマップでも表示されるように淡路島経由の高速バスのほうが所要時間が短かったりするんですが、なにせどこでもドアきっぷを使っているので遠回りだろうが鉄道で徳島まで行きます。


岡山駅の乗り換え時間が少ないので新幹線を降りたらソッコーで四国行のホームへ。5000系+223系の「マリンライナー」に乗り換え。なんだかんだ四国を出入りする時は一番利用している気がしますよ。

マリンライナーはいつ乗っても座席の片側は誰かしら座っている程度に地味に混んでいるので、立ち乗りも珍しくない列車。そういう方は安心で快適な指定席車とグリーン車をご利用ください。

そういえば、昨日の新山口駅に続いて今日は岡山駅で大回りしてしまいましたね。一部重複している区間ありますけど。


高松駅です。ついに四国に来ちゃったね。


超巨大たかまつえきちゃん。JR四国のすまいるえきちゃん軍団は、地味に推しです。あれはいい。かわいい。


なぜか70分も待たされるので、その間に夕飯です。本日最初のまともなご飯です。うどん屋はどこも早寝なので20時をすぎると閉まってしまいました。
営業しているのが駅前ビルの陳麻婆豆腐の店だけだったのでそこに。やっぱり麻婆豆腐といったら陳麻婆豆腐だね。一番美味いと思う。



担々麺セットにしたので。太るぞ。


食べ終わったらちょうどよい時間になっていたのでそのまま再度高松駅ホームへ。285系「サンライズ瀬戸」がホームに停まっていました。いっそこれで静岡駅まで乗せていって。というか285系はまだまだ乗り足りない列車です。

というところで今日はここまで。