goo blog サービス終了のお知らせ 

黒鉄重工

プラモ製作、旅行記執筆をやっています
同人誌通販始めましたhttps://603kurogane.booth.pm/

今年もソドー島の鉄道を撮る 前編【2016/7/24】

2016-11-03 23:16:42 | 鉄道撮影記

一応前回からの続きになってますけど、読まなくても大丈夫よ。
前日に泊めさせてもらった磐田にあるぞーなハウスで迎えた次の日の2016年7月24日の朝。
この日は朝からソドー島・・・もとい大井川鉄道へ。今年もあの青いアイツを見に来たのだ(2年ぶり3度目)。

ド定番の川根温泉ふれあいの泉にある第一橋梁から撮影することにしました。
SLが来るまで電車で練習。最初は16000系の千頭行き。混雑すると立ち客が死ぬ電車。掴まるところがないので立ち客にとっては苦痛の乗車時間です。元々そういう設計ではないんで残当っちゃそうなんですが。



7200系の金谷行き。元はTOKYOの通勤電車だっただけに混雑にはめっぽう強いですが、SL乗りに来た観光客には座席が少ないと不評。そらそうよ。私は好きですが。
これの持ち味は1両で運転できることなんですが、なぜかやらないので、まあなんだ持て余してんじゃないの?って感じです。
E31形電気機関車といいこれといいこの時期に購入した車両って、使えるか分からないけどとりあえず買っておいた、みたいなケース多いですね。本当は私の知るに及ばない素敵な算段があるのかもしれませんが。
とはいえ7200系そのものは好きなので、永く活躍してほしいです。



21001系の急行千頭行き。ものの30分で電車全てを抑えることが出来ました。
電車3形式の中では一番使いやすいともっぱらのウワサなので、まだ当面の間現役に留まると思います。



!?
なんだあいつは・・・。



去年からトーマスとともに大井川鉄道へ出向してきたジェームス。たまにジェームと書かれてる。
去年の運転時はカナダ人やってて見れなかったんで、今日が初めてということになります。
もうもうと黒い煙を上げてますが、トーマスの劇中だと白い煙を上げているので黒いと何だか事故りそうだとか不穏な空気を感じます・・・。



編成はジェームス、電気機関車、座席客車4両、お座敷車2両、展望車1両。
ジェームスの客車はオレンジじゃないですが、展望車・お座敷車を連結することでトーマスに負けない見栄えを保っています。というか支線運用でアニーとクララベルを牽くことが多いトーマスと違って、ジェームスは本線で茶色い急行客車を牽いてるイメージなのでこれはこれで全然アリです。



ジェームス。赤いぞ。トーマスよりも見た目の収まりがいい感じがしていいですね。
そういえばトーマスと入れ替わりでC56が姿を消しましたが、どこいったんでしょうね(すっとぼけ



動いているSL見ると無性に乗りたくなってきますな。



その後は車で大井川を北上して塩郷の吊り橋へ。ここでトーマスを上から狙います。
それと今年は人面バスことバーディが登場してそれが所々トーマスと並走しながら走るのですが、その並走地点がこの塩郷の吊り橋辺りということでここを選びましたぞ。
塩郷に向かっている途中でジェームスが見えました。無理せずとも簡単に追いつけますね。



この吊橋を歩くのも何年振りってくらいに久々です。



16000系の金谷行き。



こんな風に大井川を背景にトーマスとバーディが並走するはずやで。
背景が川っていうかほとんど砂利だけど。



そして青いアイツが来ました!
その少し前にバーディが先行して道路を走ってきましたが、路肩で停車してトーマスを待つというあんまり見てはいけないものを見ました。一応、どっちが先に着くか競争しているって設定だったような?
トーマスがカーブに差し掛かる辺りでバーディも再発進します。が、



あっ(察し)
オレンジのデミオがトーマスと並走してるじゃん。お前じゃねぇよ。
デミオがトーマスの速度に合わせて走るお陰で道路は詰まってバーディは遥か後方を走る羽目に・・・。



並走大失敗。
まあこうなることもあるよな、と思いつつこのデミオは後でダム湖に沈めておきました(



ポンty・・・もといバーディ。
この後、トーマスとバーティを追うべく千頭へと向かいます。


中編へ→

久々のJR浜松工場見学 後編 【2016/07/23】

2016-10-05 22:09:56 | 鉄道撮影記

新幹線の車体吊り上げ実演を見た後は、他の展示物を見て回ります。
まずは工場の入換機L9。どこ製だか知りませんが、北陸重機製だというウワサです。
新幹線の入換をするので連結器はそれ用の密着連結器です。かなり出っ張った位置にあるのが特徴。



こっちは新幹線の線路の保線車両。青と黄色の塗装はJR東海の保線車両では統一されたものです。
これはバラスト整理車のKVP-S形という車両。形式名の文字はKehren(掃く)、Verdichten(締め固める)、Planieren(整地する)、Stabilizieren(安定化する)の頭文字になっています。
マルタイことマルチプルタイタンパーと一緒になって作業します。マルタイの作業後に散らかった道床を掃除して整えるという役割を担っています。



そしてこれがマルチプルタイタンパー。保線車両の代表格のひとつといえます。
新幹線が走ることで生じる線路の歪みを直す車両です。レールを持ち上げてそしたら道床のバラストに爪を突き刺して振動させます。それによりバラストが敷き詰められてレールをしっかりと支えることが出来るというわけです。



SW形延線車。
新幹線の電気を供給している架線のトロリ線を張り替えるための車両です。トロリ線を延ばす、巻く、引っ張る、積み込むといったことができるのです。
これと組んで動くだろう作業車と装柱車が連結されているんですがこれらは省略。



衛星通信車。
新幹線で災害が起きた時に現地で情報収集し、その内容を東京の指令所へ送るための自動車です。パトカーや消防車と同じ緊急車両という扱いのようで、サイレンを鳴らせば優先して道路を走行できるのだそうな。



ボディ側面が新幹線の帯と同じなのが面白いです。



おなじみ923形ドクターイエロー。



話題のパワーワード、無人新幹線爆弾。この時はまだシン・ゴジラ公開前であったわけだけど。



治具に車体を乗っけているN700系。クレーンで運ばれてきたんだろうなぁ。
とまあこんな感じで浜松工場の見学はおしまい。ぼちぼち帰ります。



帰りもシャトルバス。遠鉄バス以外にも「浜松バス」という観光バスも動員されています。これは三菱ふそうエアロバスですな。



日野セレガHDに乗りました。観光バス車なのでアタリですね。



浜松駅に戻ってきた後は、もう一回遠鉄に乗って全線を往復してきます。ZBSが駅メモというゲームのために乗ったようなもんなので、駅メモやってない身からすれば特に面白くもなかったのでほとんど寝ていました。

その後は浜松で夕飯を食べて磐田のぞーなハウスに一泊させてもらいました。
というわけで翌日へ続く。


翌日へ→

久々のJR浜松工場見学 前編 【2016/07/23】

2016-10-02 22:40:35 | 鉄道撮影記
2016年7月の話です。
毎年この時期になると浜松にあるJR東海の新幹線のための工場「浜松工場」が一般公開されます。もろに子供をターゲットにした催しなので今となっては近づきづらいのですが、今年は少し事情が違います。
この公開の目玉は、新幹線を車両検査する際に使う車体吊り上げ用のクレーンの実演で、「空飛ぶ新幹線」として知られています(空飛ぶという表現はちょっと違う気もするが)。ところがこれが今年限りで運用を終えてしまうのです。新工場の建て替えが数年前から進んでいて、その新しい方にはこの方式は受け継がれないようです。

でまあ、最後にもう一回見ておきたいね、ということになって行くことにしました。
道連れに大船在住ZeBonくんと磐田在住ぞーなさんを召喚して出発です。



午前10時頃、新浜松駅。
浜松に行く前に遠州鉄道のモハ30形が走っていないかな?と調べたところ、ちょうど走っていました。普段は波動用か予備用でめったなことでは走らないそうですが、この時期は夏休みということで特別に運用を予め決めた上で走るのです。
これにも乗っておきたいね、ということでまずは遠鉄を攻めます。最初に浜松工場に行くと戻ってくる頃にはもうモハ30形が運用を終えている可能性があることと、開場したてのメチャ混みな浜松工場は避けたいからというところです。
とりあえず1000形に乗って西鹿島の方へ。



終点の西鹿島駅からモハ30形に乗るつもりでいたんですが、電車に乗るのが遅かったのでそれだと間に合わず、途中の西ケ崎駅で折り返すことにしました。
ここには昔の電気機関車ED28形なんかがいるのでそれを見ながら待ちます。



モハ30形が来ました。ED28形とモーターカーを添えて撮影。
右側のホームに入ってくれると構図が良かったんですが、左側に入ったのでちょっと無理矢理感が・・・。



これで新浜松駅まで戻ります。
吊り掛け駆動モーターという古いモーターを載せているのがモハ30形最大のウリなのでモーター車に乗ります。
吊り掛け電車は今や数えるくらいしかいないですから、これを積んでいるというのは結構なステータスなのです。今にも分解しそうなやかましい音が特徴なのです。



新浜松駅では隣の線路に留置されているモハ30形との並びが撮れました。両者ともにモハ30形ですが、見た目も中身も別物です。



こんな風に軽い撮影会状態になっていました。



この後は浜松工場へ向かいます。工場まではシャトルバスに乗ります。
バスは主に遠鉄バスが運行しています。エアロスターからポンチョまで手の空いている車はとにかく動員するスタイルでした。しかしポンチョはどうなんだ・・・。
これは三菱ふそうエアロスターM。古いバスですが遠鉄バスにはまだ一定数がいる・・・ような気がします。



かと思ったら最新型のエアロスターも来ました。MP38顔のMP35、いわゆる新MP35系です。MP38系はノンステップ車ですが新MP35系はワンステップ車なのです。ワンステ車の方が窓の下辺が高い位置にあるので見分けやすいと思います。
MP38顔をまともに見たのは初めてでしたからこれはちょっと嬉しかったですね。

で、我々はその後来たエルガかブルーリボンに乗って工場へ。



はい着きました。
トラバーサがお出迎え。新工場建設の際に設置されたもの・・・のはず。



工場の中を進んでいきます。古い棟(戦争の時の米軍機の機銃掃射跡が云々という話を聞くのでだいぶ昔の建物)なので、こっちはそのうち取り壊されるんだと思います。
もうすぐ吊り上げ実演が始まるのでまずはそこへ向かいます。



たどり着きました。人混みはまあまあ。やはり人が減るだろうお昼時を狙ったのが良かったと思います。
車体吊り上げは人の背よりも高いところで行われるので、別に最前列に陣取らなくても不自由なく見られるというのがいいですよね。



奥にいるN700系が吊り上げられてすぐ手前までやってきます。迫ってくる部分は動画撮影したのでここでは無し。
タブレットで撮影している人がいるのが現代だって感じがしてそれもまた良し。



今度は奥へと戻っていきます。こちらは静止画撮影です。
JRはこの状態を「空飛ぶ新幹線」と呼んでいますがそれだと何かジェットエンジンと翼を付けてビュンと飛行しているイメージで、「宙を舞う新幹線」くらいが適当だと思います。もう吊り上げられることはないので、もはや議論しても仕方のないことなんですが・・・。



メインイベントは消化したので他の展示を見て回ります。
今日はここまで。


後編へ→

例の新車を見に行く 【2016/07/06】

2016-08-16 21:43:53 | 鉄道撮影記

現在黒鉄重工には現在執筆中の北米P3とそれに続くカナダでの出来事がまるっと1年分溜まっています。それでも途中で投げ出すよりはマシだと思いながらヒーコラ執筆しているんですが、最近になって飽きが見えてきてここのところ更新頻度が落ちてきている状態です。
そこで気分転換に2016年7月からの帰国後の出来事を書いていくことにしました。そういうわけなので、たまに最近の話題も入るようになります。これも遅延回復のためです。

それで、帰国から1週間くらい経った7月6日の朝。なんだか早起き出来たので、この日は平日だし静鉄のアレを見に行くことにしました。いつもの音羽町のところで待機します。
写真は1000系です。静岡県立美術館30週年のヘッドマークを装着しています。



すぐにお目当ての電車が来ました。静岡鉄道の新型車両のA3000形です!
約40年ぶりの新型で、去年の発表時には急行運転復活以来の、そしてそれを上回る衝撃を受けました。
細かいことは他の場で既に言い尽くされてるでしょうからそこは省いてしまいます(手抜き
それにしても、かっこいいですね(小並感



後追いも。



今まではいつまで走らせるんだろうとか思いながら撮っていた1000系。



コカコーラゼロラッピングの通勤急行。平日朝は急行が走るので、ここ数年はその時間帯ばかり来ているような。



無塗装の編成。県総止まりなのもポイント。



A3000形が戻ってきました。朝はこっちが順光なのです。



後追いは正面から。
A3000形いい外観しているのですが、ヘッドマークを装着できそうもなかったり(ヘッドマークを引っ掛けるフックが無かったり、そもそもヘッドマークが来る位置に尾灯があったり)、急行運転時に掲出されるカンも付けられそうになかったり、1000系に比べると遊びが少ないのかなと思います。



ちびまる子ラッピングの急行。



300形復刻塗装に清水七夕まつりHM。



静岡ダイハツ販売のラッピング。去年の撮影時にはいなかった広告です。
もっと「まるでダイハツ製電車」みたいなデザインだと良かったかもしれませんねぇ。



午後の紅茶ラッピングの急行。午後ティーは本当センスがあって好き。



静岡理工科大学のラッピング。車体に書かれている化学式が間違っているらしい。いくら偏差値がアレだからって・・・。



A3000形2周目。今度は通勤急行で登場です。こいつを待っていた。静鉄のホームページで運用が公開されているので、狙うのは簡単です。
逆光でしたがちょうど1000系と離合するところを撮影出来たのはラッキーでした。過渡期ならではの眺めですね、まああと8年間続くんですけど。



もっと寄せてから単独で撮影。急行灯はA3000形では装備されないと思っていたので意外でした。やはりあった方が特別感が出ていいなと思います。



返しの普通を撮ったら、暑くなる前に撤収しました。日本の夏、本当に不快不快アンド不快ですね。夏の間はカナダに居たい・・・。

おしまい

ビクトリアの鉄道模型ショーを襲撃 後編 【2015/05/24】

2016-01-29 23:19:17 | 鉄道撮影記

イベント会場に入場します。なお入場料を取られる。
模型の販売者と鉄道模型クラブのレイアウトがごっちゃになっています。レイアウトを見るのは後にして、まずは売られている模型を物色してめぼしいものを確保します。あっという間に予算が尽きて手近なATMで弾薬を補給してくる始末。それでも迷っているうちに他の人に買われたやつもあったんで悔しい思いも。買うなら即決ですねぇ・・・。



買うもの買ったんでレイアウトを見て行きましょう。
軍用列車ですね。昔は兵器や兵員の大量輸送には鉄道が使われていました。アメリカでは専用の兵員輸送客車(専用といっても量産性を考慮した廉価版)や陸軍所有の蒸気機関車まで造っていたそうな。



ホッパーの積載線。工場関連のストラクチャーやセクションが多いのがアメリカ式レイアウトの特徴ですかね。日本のものとはずいぶん趣が違います。



ティンバートレッスル橋。いつか使うだろうと思ってこれのキットを買ったのですが、そのいつかに備えて実例を子細に観察します。



このセクションは唸りますね。高低差があって迫力があるし、地形の合間を縫って敷設された蛇行した線路も走行する列車を盛り上げてくれます。なお、事故でも起こりやすい線形なのか、有蓋車が川に沈んでいます。
こんな景色本当にあるんかいなと思いましたが、その後実際に見ることになります。



同じく断崖際のセクション。こんなトンネルあるんかいなと思いましたが、やはり実際に見ることに。
旧線の廃線跡があるのが得点高いです。



ヤードも一応作りこんでいます。分岐器の制御盤もありますね。
カナダ(アメリカ)では列車の制御にはデジタル信号で制御するDCCを用いる場合が多いです。日本のNゲージだと基本的には線路1線に1列車までしか走らせられませんが、DCCだと同一線路に複数列車を走らせることが出来るとか何とか。日本だとほとんど普及していないんでよく分からんでやんす(手抜き
列車を動かすだけでなく、サウンドやライトの制御、線路のポイント切り替えまで運転に関することはなんでも出来る模様。アメリカ型の場合、先頭車両が踏切通過時・駅の停発車時にベルや警笛の鳴動・ヘッドライトの点滅を行うため、特にサウンド・ライトの制御によるこれらの再現が重要だと思われます。故に普及していったんじゃないかなぁと。



世界の最速列車という列車のセット。新幹線やTGVといった名だたる高速列車がラインナップされています。これは我らが0系ですね。



んん~???
サンタフェ新幹線にアムトラック新幹線。既にアメリカには新幹線が導入されていた・・・?



イギリス型鉄道模型クラブのレイアウト。ちなみに日本型を扱うクラブはいませんでした。しかたないね。



カナダにもいたレゴ鉄道部。



森林鉄道の小レイアウト。林業レイアウトも作るの面白そうなんですよね。



今回一番面白かったのがギターケースレイアウト。
ギターケース内に線路と簡単な情景を詰め込んでいます。



線路は周回していないのですが、これはDCCでスイッチャーを制御して貨車を入れ換えして遊ぶというもの。
機関車の移動、分岐器切替、連結器の解放、必要な動作はタブレット上の制御ソフトで全て行えてしまいます。こういう遊び方もあるのかと目からうろこでした。楽しいだろうなあ。



こんな感じで楽しめましたし刺激にもなりました。会場の近くで昼飯を食べて帰宅。
ちなみに今回購入した車両は機関車3両に貨車数十両。特に、マイクロトレインズのミッドウェイ海戦記念貨車を入手出来たのは大きな収穫でした。あいにく機関車・車掌車セットは無かったのですが、その後無事こちらも入手出来ました。我がローリングストック屈指のネタ編成のひとつになるでしょう。
とはいえ買いすぎた。反省している。

ということで今日はこんなところでおしまいです。

ビクトリアの鉄道模型ショーを襲撃 前編 【2015/05/24】

2016-01-28 23:28:03 | 鉄道撮影記

ビクトリアの模型屋へウィンドウショッピングをしに行ったらこんなポスターを見つけました。Model Railway Show要は鉄道模型ショーです。
ビクトリアにもこんなイベントがあったんだ(*^◯^*) てっきりバンクーバーまで行かないとこういうのは無いと思っていたんで意外でした。
中でも注目すべきは模型の販売があるということ、特に個人販売は大いに魅了です。つまりはモデラーズフリマのようなもので、中古鉄道模型が安価で手に入る可能性があるということ。これに行かない手はありませんね、というわけで突撃を敢行することに。



お家から会場まではチャリで行きましたが、今回は休止線中のE&N鉄道の線路脇に整備された「E&N鉄道トレイル」伝いに行きました。経路は上の地図に示したとおり。
鉄道の起点であったビクトリア駅から会場までは約12kmです。途中湾を迂回するので多少大回りになっています。ここに限らずバンクーバー島の海岸線の地形は複雑なものになっています。氷河期のフィヨルドの名残ですかね。
ポイントを2つ載せていますがそれは後々。



開場は10時に合わせて到着する必要があるので朝のうちに出発します。起点から数km進むとカナダ軍エスクイモルト基地が左手に見えるようになります。おおよそ地図の赤い点の地点です。
エスクイモルト基地はカナダ太平洋側の海上防衛を一手に引き受ける一大拠点で、少なくない数の艦艇が配備されています。地形上、トレイルから見られる艦艇は少ないのですが・・・。
写真はハリファックス級フリゲート12番艦HMCSオタワ(FFH-341) HMCS Ottawa。現在のカナダ海軍の主力艦艇といえるでしょう。



同クラス6番艦のHMCSカルガリー(FFH-335) HMCS Calgary。ハリファックス級の艦名は都市名に由来するものになっているんですね。
ちなみに艦名の接頭辞"HMCS"はHis/Her Majesty's Canadian Shipの略で、「陛下の艦艇」という意味です。イギリス海軍の接頭辞"HMS"のカナダ版ですな。
さらに脱線すると、同じイギリス連邦の流れをくむオーストラリア海軍だと"HMAS"=His/Her Majesty's Australian Ship、イギリスとは関係ないけどアメリカ海軍の接頭辞は"USS"=United States Shipという感じになっています。
どこの国も採用しているわけではなく、ご存知大日本帝国海軍は接頭辞を使っていません。ただし、英語圏では人によっては"IJN"=Imperial Japanese Navyを使うこともありにけり。当時の日本の軍艦は確か天皇陛下からの借り物という体だったはずなので、HMSの方がニュアンスとしては近いのかもしれませんがまあイギリスと被るからなぁ。・・・HMJS?IJNでいいですね(
どうでもいい豆知識ですが、最近は日本海軍艦艇をグーグル画像検索すると艦これイラストに検索結果が汚染埋め尽くされていますが、IJNを付けて検索すると艦娘はほぼ一掃されるので艦艇の資料を調べたい時におすすめ。



もう2隻見えました。
左がHCMSバンクーバー(FFH-331) HMCS Vancouver、右のケツ向けてるほうがイロコイ級ミサイル駆逐艦4番艦HMCSアルゴンキン(DDG-283) HMCS Algonquin。1970年代に建造された艦で元々はシーキング2機を搭載可能なヘリ搭載駆逐艦だったそうな。
同型艦は既に退役時期で、1番艦HMCSイロコイは2015年5月に退役、2番艦HMCSヒューロンも2005年に退役。このHMCSアルゴンキンもこれの撮影後直後の2015年6月11日に退役、同年11月にはスクラップ業者へ販売されてしまい大西洋側へ曳航されていくようです。執筆時点ではもう曳航されてしまったかも。現役なのはHMCSアサバスカンだけで、これも近いうちに退役となる予定です。
つまりHMCSアルゴンキンはこれが最初で最後の撮影と相成ってしまいました。もっとちゃんと撮影しておくべきだったな。いやまあ、どうあがいてもまともな撮影できなかったんですけどね・・・。



トレイルを進んでいきます。ところどころまだ未整備の箇所があるのでそこは道路を迂回することになります。
E&N鉄道はビクトリアを起点に数百km先のコートニーまで延びていましたが、トレイルはほんの先っちょのラングフォード約20km地点までしか整備されていません。今後もラングフォードから先が整備されることは無いと思います。整備にも税金がかかるしね・・・。



鉄道というのは勾配に弱い輸送システムですから、線路を敷く際には出来るだけ勾配を抑えることが肝要です。牽引力の弱い蒸気機関車の時代に建設された線路なら尚の事です。その鉄道の廃線跡(の脇)を活用したトレイルなのですから、さぞや勾配が少なく快適で走りやすいに違いない・・・と思っていたんですけどねぇ。現実は無情。
この区間はまだ線路脇の柵が完成しておらず、まだこのトレイルが整備中であることが分かるかと思います。

もうどうせ列車は来ないのに、なんで線路を剥がしてそこにトレイルを敷かないの?と思うかもしれません。私もそう疑問に思いました。
線路を剥がすのにだってお金はかかるから・・・とも思いますが、線路脇にトレイルを敷くための用地買収だってお金はかかるわけです。途中トレイルがぶつ切りになっている区間があるのは、トレイルの用地買収が進んでいないからだと思います。
結論(推論?)を書いてしまいますと、この線路実はまだ廃線になっていないのです。上の方にちらっと書いていたのですが、線路の状態は「休止線」ということになっているようです。つまりその気になればまた列車走らせられるよということです。再びVIA鉄道が走る可能性は限りなく低いと思うんですけどね。
ただ、ビクトリア~ラングフォード間のみ(この区間はBCトランジットの二階建てバスが高頻度で結んでいて比較的需要が旺盛)においてライトレールを走らせようとする計画があるようです。が、日本各地にある路面電車導入構想の域を出ていない程度の見通しのない計画っぽいんで、実現するかは分からないです。するにしても数十年後だろうなぁ。

と言う事情でこの線路は一応まだアクティブ、勝手に人に入られて荒らされちゃ困るよってことで柵を設けているようです。



なぜかバラストが取り除かれレールと枕木だけ残された区間。枕木も何やら新し目?まさか保線?いやいやまさかぁ。
結局ここは謎のまま。



そしてビクトリアから3駅目のVIA鉄道旧パルマー駅 Palmer Station。地図の緑の点の地点です。駅要素が微塵も感じられませんがな。ちょっと出来の良いバス停みたい・・・。
休止後もこうして残されているわけですが、またいずれ復活させるよということではなく、壊すの面倒くさいからという理由なんだろうなぁ。



設備は屋根付きのベンチと板張りのプラットホーム。線路は一線で信号機とかは無し。まだビクトリア都市圏内なのにこのクソ田舎感。いや、本当のクソ田舎は屋根すら無いか・・・。



VIA鉄道のロゴと駅名標。VIA鉄道、逆さにしてもVIA鉄道、というよく練られたロゴです。
駅名票にはパルマー・フォートビクトリアと書かれています。フォート・ビクトリアはここの地名です。英語で書くとFort Victoria、ここでの「フォート」は軍事要塞ではなく交易所を意味します。
何の交易所かというとハドソン湾会社の毛皮の交易所です。ハドソン湾会社とは、植民地での貿易と経済支配によってウハウハだったイギリスの勅許会社です。世界史の教科書にも出てくる東インド会社と同様のものだと思ってくれていいと思います(筆者もよく分かっていない)。なんと会社は現存しており今は鳴りを潜めて服飾などの小売業のみを展開していますが、昔はイギリス政府を後ろ盾に絶対エグいことやってたでこいつら(やっぱりよく分かっていない)。この交易所は部外者の侵入を防ぐために要塞化されていてハドソン湾会社の私兵(傭兵?)もいたので、ある意味軍事要塞ですわな。
ハドソン湾会社とその要塞、もとい交易所については追々説明できると思います。かなーり追々になりますが。



交易所の敷地だっただろう場所は、現在キャンピングカーをお家にする人たちの根城になっています。都会の喧騒から離れて毎日アウトドア気分で暮らせるのが魅力だそうだ。僕はちょっと遠慮しますけど・・・。



すぐ横にはこんな建物が。お、これナナイモで見たことあるぞ。バスチョン Bastionだ。上から見ると八角形の形をした建物で、ハドソン湾会社の交易所には大なり小なりこういったものが(おそらくですが必ず)あったといいます。
これは何かというと名前通りで、砦です。背が高く四方を見渡せることから普段は見張り台や倉庫として使われていたと思います。
ただし、現存するバスチョンはナナイモにある個体のみということで、これはレプリカの可能性が高いです。中身がどうなっているのかは分かりません。というかこれを書くまでこの土地の経緯を知らなかったっちゅう・・・。撮影から執筆までタイムラグがあるとこういうとき困るね。



E&N鉄道と同トレイル、もうひとつの鉄道トレイルであるギャロッピンググース・トレイルおよびトランスカナダハイウェイこと1号線が交わるところです。
ここから目的地まではギャロッピンググース・トレイルを経由します。このトレイルは総延長が長く、走り通すとなると半日は余裕で越すんじゃないかと思います。後の話ですが、ここの大半を走破しようと試みたのですが2回中2回自転車をパンクさせる事故を起こしたので懲りてしまい、走破は達成されないまま終わると思います・・・。



会場に着きました。書くので疲れたんで続きは次回。


後編へ→

大井川鐵道で花見する 後編 【2015/04/05】

2015-10-20 23:56:58 | 鉄道撮影記

家山駅からはC10形8号機牽引のSL急行で新金谷駅に戻ります。



家山駅からは団体客が乗りこんできたので、立ち乗りもやむ無しと思っていましたが、実際には空席があったので難なく座ることができました。
乗った個体は唯一の白熱灯照明装備のオハフ33形215号。



終点の新金谷駅に着きました。やっぱり30分そこらの乗車じゃちょっと物足りないんだよな。
隣のホームには先行していた7200系が停車していました。金谷へ向かうSLの乗客のための接続列車です。
赤帯のないステンレス無塗装のデハ7305は中間封じ込めになっているので、現状こんな状態でしか見られません。連結位置を入れ替えることも幌や渡り板がないようなので出来なさそうです。



側面行先表示器。これを付けなきゃいけない決まりらしく、もともと7200系には付いていなかった装備で大鉄導入にあたり改造取り付けされました。
方向幕ではなく、車内からバックライト付きのステーに差し込むサボ形式。英語表記は特に必要ないらしい。



運転台は東急7200系オリジナルのものにワンマン運転装置を追加設置したような感じ。
東急の運転台はワンハンドルマスコンの印象しかないので、新鮮味のほうが大きいです。



駅の外からも撮影。



このまま折り返してくる7200系をなったので移動する間に通りがかったバスたち。平和観光バスの三菱エアロバス。



名鉄観光バスの日野セレガHD。



KI観光バスのいすゞガーラHD。



それと大井川鉄道の古いエアロバス。検査しに来たのか、ここに駐車されていました。



最後に大鉄観光バスの三菱エアロクイーンI。



線路を渡って車両区ウォッチング。公園の桜の花がちょうど咲いていたので、それといぶき500形を絡めます。



C12形164号機も。



新金谷駅近くのカーブで7200系を迎撃。うう、暗い・・・。
そういえば90周年ステッカーを記録し忘れていた。時既にお寿司。



後追い。

この後は島田で飲んでカラオケ行って解散となりました。
お疲れ様でした。

大井川鐵道で花見する 中編 【2015/04/05】

2015-10-19 23:49:27 | 鉄道撮影記

次のポイントに向かいつつ家山駅に止まっているバスを撮影します。HISの日野セレガHD。セレガなのにLEDマーカーランプが無いんだけど。



美商トラベルのいすゞガーラHD。



クラブツーリズムのセレガHD。
家山までSLで来た観光客はバスに乗って次の観光地へと向かいます。車窓は家山から先が面白いのだけれど、SLは一区間乗ってしまえば十分なんでしょうなぁ。千頭まで乗られると運転士の走行距離の規制も絡むだろうし。



返しのEL急行を撮影します。最初とは別の地点だけど構図は似たり寄ったりだな。



力行入れていたのか蒸気漏らしてただけなのか知りませんが、C11形227号機は煙に包まれて真っ白に。これは幻想的でよか。



16000系の金谷行き普通列車。今日はこれしか見ていない。飽きたな・・・。



お昼ごはんにします。家山駅近辺で食事が取れるところといえば大正義ミニストップ(この日も次の列車までの時間つぶしに使った)ですが、今日は桜トンネルにあるさくら茶屋になりました。
山菜そばと味噌こんにゃくですね。あったまってこりゃいいや。



本日3本目の急行。今までとはC11形とE10形の位置が逆になっていました。もうみんなそろそろ帰る時間です。



引きつけます。曰く人気のポイントだそうですが、そりゃもうガラガラでした。



後追い。ガードレールががが。



上りの急行も抑えますが、おやぁ・・・?



んんwwwテールランプ点けたまま前進してますぞwww
どうやら付け替え忘れたらしい。それ自体はあまり気にしてないけど、いいのか前照灯点けないで。



そんな疑問をよそに通過していったので後追い。この構図は割と好きなんです。



最後の撮影地点に移動中にバス観光毘龍の三菱エアロクイーンを撮影。米沢からご苦労さまです。



同社のいすゞガーラ。観光バスなのにLED表示器を使っているのが珍しいですな、たぶん。



大鉄の車両仕業を空で言うことの出来る大鐵名人いぶきさんにかかれば、次の普通列車が7200系で運用されることは確定的に明らか。そして本当に来ました。たまげたなぁ。
橋を渡っているところを正面で捉えます。



後追い。うむ、いいんじゃないか?

これにて家山から撤退します。


後編へ→

大井川鐵道で花見する 前編 【2015/04/05】

2015-10-18 23:50:56 | 鉄道撮影記
忙しい人向け→



毎月大井川鐵道に乗らないと死んじゃう病のいぶきさんに「桜と一緒にSLを撮ろう、ついでに7200系も見よう!」と誘われて大井川鉄道に行ってきました。
金谷駅に着いたらしずてつジャストラインのブルーリボンが停まっていました。



大鉄の金谷駅でいぶきさんと合流、とりあえずは新金谷駅を目指します。
乗ったのは21001系。地味に家山行きでした。行先板は適当に置いているだけだと思っていましたが、ちゃんとステーがあるんですな。



新金谷駅からは歩いていつもの大代側線ウォッチング。ちなみに天気は雨です。桜とSLの写真を撮るには酷いコンディションです。他にいい日程がなかったんで決行しましたが。



長く千頭駅に留置されていた421系が大代側線に降りてきました。雨でだるいのでもっと寄ってみようとか思わなかったです。
当時はこれだけでしたが、その後トーマスの運転を前に千頭駅の廃車車両の殆どがここに集結しました。果たしてどうなるやら。



部品取りのC11形312号機。来年はこれもトーマス化されるんだろう?
この後は新金谷車両区へ。



大鐵博士こといぶき先生は、車両区に留置されている電車を見て次にやってくる列車が7200系であることを見ぬいた模様。待ち構えることにします。
そしたら本当に来ました。たまげたなぁ。
というわけで7200系初撮影と相成りました。パンタが切れたり手前の杭が被ったりとアレですが。
7200系は私がカナダに行っている間に営業運転を開始した期待の新人です。もともとは十和田観光電鉄が東急から7200系を購入して運用していましたが、十和田観光電鉄はその後廃線に。行き場を失っていたところを大鉄が拾ったという格好になります。2回も会社を異動するのはあまり見られないので、そこそこ話題になりましたね。
同車最大の特徴が単行運転が可能なことで、十和田観光電鉄導入時に運転台が追加されました。金谷側が追加運転台で、東急8000系のようなまっ平らな顔になっています。



千頭側はダイヤモンドカットと呼ばれる7200系オリジナルの顔。
2両編成でも過剰輸送と言われるほど減り続ける普通列車の乗客に対する対抗策(と思われる)である単行運転は当面は行わず、2両繋いでの運転になる模様。
あとは、ロングシートの収容力を活かしてイベント時のラッシュ輸送に威力を発揮しそうです。確かに車内にしっかりと掴めるもののない16000系で1時間立ちっぱなしで乗るのは、何度か経験しましたけどアレかなり疲れますからね。



再び新金谷駅のホームへ。ここから家山駅まで乗ります。さっき撮った7200系が折り返してくるので、それに乗ります。
南海と東急の電車に国鉄の客車の並びとかどういうこっちゃねん。



7200系の走りを堪能しているうちに家山駅に着きました。3000系との並びは当然抑えます。



おまたせいつもの。去年の8月以来ですが変わりないようで。



ポイントに構えるべく駅から南下します。どんよりとした天気。桜は申し分ない開花をしているだけに余計残念です。この日は桜まつりも行われていたのですけどね、人はまばらです。



早速、16000系が来ました。雨空に目を瞑ればいいんじゃないか?あと、この雨で同業者が少ないのは数少ない明るい材料ですね。



1本目のSL急行が下って行きました。機関車はトーマスC11形227号機、今年は「さくら」のヘッドマークを付けてくれましたね。客車はオレンジのトーマス客車ですが、1両だけぶどう色の個体が混じっていました。検査の都合かな?



さっきのSLが戻ってきました。春先だけ運行される家山止まりだったんですね。上りは回送だったような記憶でしたが、今年はEL急行として客扱いを行いました。牽引機はE10形1号機。



引きつけてからもう1枚。



後追いも。日本のSLはアメリカ型よりも端正な顔立ちでいいな。



今度のSLは千頭行きなので、家山駅よりも先の地点の駿遠橋の上から撮影します。とりあえず16000系で練習。



遠くから走っているのが見えました。ちょうど家山川を渡っています。



本番。構図は変えました。機関車はC10形8号機。



家山止まりのSLがまたやってくるので駅まで戻って迎撃します。
手前のホームに停まって3000系との並びを狙っていたのですが、この通り奥のホームに入りました。あらら(´・ω・`)

つづきます。


中編へ→

東京の旬の電車を撮影する 最終回 【2015/04/01~02】

2015-10-16 23:54:17 | 鉄道撮影記

秋葉原で遊んだ後は新宿まで行って、急に食べたくなった蒙古タンメンを食べて新宿西口バスターミナルへ。バスを撮影します。
まずは富士急行の特急甲府行き。車両は日デスペースアロー+富士重1M。垂直のフロントが特徴の富士重1M、見かける機会はあまりないです。



国際興業バスの夜行バス「しもきた号」八戸・三沢・むつ行き。車両はいすゞガーラSHD。
もう夜行バスの出発する時間帯です。国際興業は初めて見たかな。



富士急シティバスの沼津行き、愛称は特に無し。車両は日デスペースアロー+西工02MC。高飛車ラッピング車でした。



京王電鉄バスの三菱ふそうエアロエース新宿行き。到着バスのよう。



アルピコ交通のエアロエース特急長野・善光寺行き。
中央道系統の高速バスは稼ぎ頭なせいか、どこも新しめのバスですね。



伊予鉄道の日野セレガHD夜行バス「オレンジライナー」松山・八幡浜行き。どうでしょう軍団が初めて乗った深夜バスですな。
伊予鉄道は今車両の塗装をオレンジ一色に塗り替えている最中ですから、この旧塗装を見ることはもう無くなるかもしれません。



信南交通のエアロエース超特急飯田行き。これも初めて見た事業社だ。



JR東海バスのエアロエース「渋谷・新宿ライナー静岡号」17号静岡行き。車両は屋根半分が青く塗られた通称「青坊主」です。
はい、帰りはこれに乗ります。前から高速バスは試してみたかったんですな。高速バスは定時性が心配の種ですが、帰る分には遅れても問題無いです。
東京~静岡線は他にしずてつやJRバス関東と競合していますが、今回はJR東海バス(と京王バス)のこれにしました。コンセントが付いているのがデカい。



乗車します。西口バスターミナルにJRバスの車が乗り入れるのは違和感がありますね。普通は代々木から発着しますからね。



途中、足柄SAで休憩。乗車率は半分無いくらいだったので2席専有でき、快適でした。座席自体も4列にしてはゆとりがあって良かったです。



10分くらい遅れて静岡駅に到着。
上記の通り初めて乗ったのですが、なかなかいい感じでした。同区間の在来線と比較したら、時間は同程度、座席はバスの方がいいですし、乗り換えもバスなら無しと、バスに軍配が上がります。今後も使っていってもいいかもと思いました。

駅からはお家に帰っておしまいです。