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北米project 5 ~How do you like Canada? その1【2016/6/15~22】

2021-09-23 17:52:21 | 海外旅行記
黒鉄重工最大のカナダ旅行が5年の時を経ていま書き記される───

あのダイジェスト版を投稿してから早5年、本当大変長いことお待たせいたしました。待っててくれた人いる?
北米project 5をようやく書き始めます。予告編でも書きましたが、今回行くのはトロント、オタワ、モントリオールというカナダの3大都市圏を横断するものです。期間は6月15日から22日までの8日間!といっても初日は移動で終わってしまうので実質7日間ですが、それにしても長めの期間を抑えました。
というのもこの時期だともう日本への強制送還が月内に迫っていて、もうアルバイトも何も辞めて自由の身のプー太郎、1年半ちょっとのカナダ暮らしで広げてきた風呂敷を閉じているところなので日数は余裕で取れました。なお、旅行から帰った後は日本への強制送還までもう1週間無い状況なので、帰った後がちょっと忙しかったです。

アルバイトで稼いだお金はちまちま貯めていたので、資金的にはあまり心配していません。というかカナダドルをきっちり使い切らないとな。ただし別に豪遊できるほど持っているわけではないので、節約するところではします。
ちなみに現地での決済は、基本的に現地で開設した銀行口座と紐付けされたデビッドカードでのキャッシュレス決済でした。デビッドカードだと、決済したら口座の預金から即引き落としなので、クレカの翌月払みたいな面倒なことがなく、風呂敷をたたむ時にはお金のやりくりを考えなくて済んでよかったです。

話を戻しますけど、今回の旅行も期間が長い、色々見て回っている、でかい博物館に複数箇所行っている、という点を鑑みてたぶん記事の数が100回行くでしょう、と思っています。何回も言っているけど覚悟しとけよ。

これ以上は前フリ長すぎになってしまうので、ではここらへんで時計を5年前の6月15日に戻しませう・・・。



2016年6月15日(水)18時52分
ブリティッシュコロンビア州ノースサーニッチ ビクトリア国際空港
旅行の出発地点はもう何度も訪ねたビクトリア空港(YYJ)です。時間は19時前。ですがバリバリの高緯度の夏時間なのでこの時間でも普通に明るい!日中の活動時間が長くなるので撮り鉄にはいいよなとか思います。
今も書きましたが、初日はこんな時間から活動を始めているので実質0日目の移動日です。空港までは、BCトランジットの路線バスを乗り継いで来ました。ビクトリアの市街地から空港まで路線バスで直行できないのはなんだかなと思います。一応空港リムジンがあるとはいえ(でも料金が比較してとても高い)。
で、その路線バスの運行スケジュールの都合で乗る飛行機よりも結構早く着いてしまったので、2階か3階の展望ラウンジから飛行機を見てくつろいでいたわけです。ここは分かりにくい位置にあるので人があまり来ず、静かに過ごせるのでおすすめ。

ちなみにこの飛行機はおなじみのエアカナダ・エクスプレス(運航:ジャズ航空)のボンバルディアDHC-8-400 (C-GGND)です。これの折返しに乗るわけじゃありません。


実はアイツをひと目見ておきたかった!レンズの望遠がこれ以上行かないのでちっちゃくしか写っていないけど、アレはB-17爆撃機です!なんと、動態保存されているB-17がこの時北米を巡るツアーの最中で、ビクトリア空港にも立ち寄ったのです。
しかもただ空港に展示するだけじゃなくて、有料で遊覧飛行もしたのです。値段は確か$500弱で結構するんですけど、B-17に乗れるならなんぼのもんじゃいと私は乗る気満々でした。
しかし、ツアーの日程の情報を掴んだ時には既に飛行機のチケットとかホテルの手配とかを済ませて旅行の準備を整えていた後でした。旅行の開始があと1日遅かったら・・・。
せめて飛来するところだけでも撮ろうと思いましたが、旅行前に1日中滑走路のそばでスポッターやるのも、その後の異動の内容を考えるとしんどいです(飛来時刻は掴めなかった)。あとは、スポッターやるとなると自転車移動が必須です。行きのBCトランジットではバスに自転車を積載できるので問題ないんですが、帰りのバスはクソ高くて自転車を載せられない空港リムジンを使う予定なので、自転車を置いて帰らないといけないです。
旅行中も空港に自転車を1週間置いておかないといけないので、盗難とか空港の係員に回収される危険もあるわけです(なお空港に駐輪場は無い)。まあ自転車はどの道処分しなければならないので盗難されたらされたでそれは・・・という気も一瞬よぎりましたが、帰宅後も自転車くんにはもう一働きしてもらわないとならないんで、結局B-17撮影は泣く泣く諦めました。飛んでいるB-17なんてこの先二度と見れないだろうに・・・と思うと結構悔しい気持ちでした。


少し珍しいのもいました。スカイサービス・ビジネス航空のB737-500 (C-FPHS)です。たまにピューロレーター(カナダの宅配業者)の倉庫の傍に駐機されているのを見ます。飛んでいるところは見たこと無いので、たぶん夜中に離発着してるんだろうなぁ。


YYJに生産拠点のあるバイキング航空機のDHC-6-400。デモ機と思われる2機が駐機されています。
デ・ハビランド・カナダの開発した航空機DHC系列は、DHC-1からDHC-7まではバイキング航空機が製造権を有しています。このうちDHC-2とDHC-6はいまも生産されています。また、2018年にはボンバルディアが所有していたDHC-8の製造権とデ・ハビランド・カナダの商標を手に入れています。


それでは搭乗時刻となりましたので乗り込みます。YYJは小さい空港で機材も小型プロペラ機中心なので、地上から乗り込むことが多いです。駐機場を高らかに歩きながら機材まで向かいます。
写真の飛行機は、パシフィックコースタル航空のサーブ340B (C-GOIA)です。パシフィックコースタルは、バンクーバー空港を拠点にするブリティッシュコロンビア州の地域航空会社です。搭乗することは無かったですが、一度プリンスジョージまで行こうと計画した時には使おうと思っていました(未成旅行です)。


お ま た せ い つ も の
安 心 の D H C - 8
ビクトリア~バンクーバー線の主力機材、ボンバルディアDHC-8-300 (C-GMTA)に乗ります。便名はエアカナダ・エクスプレス(ジャズ航空運航)AC8070便で、ビクトリア20:05→バンクーバー20:35です。
30分で目的地に着いてしまうのでたぶん巡航高度に上る前に着陸準備が始まると思います。飛行機としてはかなり短距離の路線ですが、BC州最大都市のバンクーバーと州都ビクトリアを結ぶので、おおよそ毎時1本飛んでいる高需要路線です。両都市は海峡で隔てられていて陸路移動は不可能で、その場合はフェリーに乗ることが不可欠です。陸路+海路移動だと5時間くらいかかります。飛行機だったら、中心街からの移動や待ち時間を入れても3時間位で着けるんじゃないでしょうか。
ちなみにもっと早い移動手段があって、それは中心街の港同士を結んでいる水上飛行機の定期旅客便です。バンクーバー~ビクトリアの公共交通は意外と競合相手があるのです。

ちなみに、これはエアカナダの路線として運航されていますが、エアカナダが運航業務をやっているわけではなくて、ジャズ航空という地域航空会社がエアカナダのブランドを使って運航しています。これは、エアカナダが地方路線の運航を地域航空会社に委託しているような格好となっています。一般的に委託会社には低需要の地方路線を地域航空会社に委託して効率化を図る目的があります。確か、アレゲニー航空が最初に確立した方式のアレです。
なので、実はエアカナダ本体はDHC-8を保有していないのです。


席に座りました。右舷側です。
さっきのB-17の話ですが、あわよくば機内の窓から近くで見るつもりでした。ただし滑走路までどういう動きで行くのか分からなかったので左舷側にB-17が見えるようだとオシマイでした。
というか、DHC-8特有のこのクソでかいエンジンナセルと主脚庫の構造物で視界の半分は覆われているので、これどのみちムリでしょって感じでした。


定刻で出発。タキシングしております。
見覚えのないDHC-6の横を通過していきました。顧客へ引き渡し前の機体かな?


うお!B-17だ!!
急に現れたのでとりあえず一瞬撮れたくらいのものですが、B-17を収められました。うう、もっとじっくり見たかった・・・。
それにしても4発爆撃機を動態保存してるってとんでもないことしてるなと思います。エンジンを4発も維持しないといけないわけですから、めちゃ大変ですよね。


離陸しました。


ビクトリア~バンクーバー線の窓から眺める、青い海峡と無数の緑の島々からなる絶景はとても好きです。


本土上空です。DHC-8も下方視界が良いから景色を楽しめるのが良いですのよ。


同日20時38分
ブリティッシュコロンビア州リッチモンド バンクーバー国際空港
着きました。ここでも地面を歩いて空港ターミナルへ入っていきます。はじめは戸惑いましたがもう慣れたものです。


時刻表で乗継便を確認。乗るのはAC156便です。遅れとかは無さそうね。


この後の登場に備えて夕食というか夜食を食べておきます。空港内のフードコートでパンダエクスプレス的な中華料理屋で焼きそば的なものを食べました。アメリカ中華料理あるあるの四角い紙の箱に詰められた中華料理です。こういう形態で食べるのは初めて。


搭乗橋に隠れて見えないですがあれが次に乗るエアカナダのB777-300ER (C-FKAU)です。
AC156便バンクーバー22:30→トロント6:00で、寝て起きたら朝のトロントに着いているという夜行飛行機です。国内線で夜行路線が成立するとは、さすがクソデカ国土というところです。しかし、時刻だけ見ると7時間半飛んでいてそれなりに寝れるような気がしますが、両都市の間には3時間の時差がありますので、実は飛行時間は4時間半だけ・・・。これは寝付いたと思ったら着いてしまうな。次の日大丈夫か?


乗りますよ。
ところで、この便は国内線に777を使用する珍しい路線です。JALやANAだと国内幹線にたくさん777を飛ばしているので、その感覚から行くとバンクーバー~トロント線も幹線だから777を飛ばすのは普通に感じますけど、カナダやアメリカでは国内幹線でも小型~中型機を飛ばします。A320とか737とかが主流で、大きくてもA321や757あたりです。実際、帰りに乗ったモントリオール~バンクーバー線はA320でしたし。


それとこの機材はどうも国際線用の内装です。3クラス制だし全席シートモニター付いてるしギャレーもあるし。この便の777はたぶん国際線の間合い運用で使われているのだと思います。
座席は結構埋まっている印象でした。間合い運用とはいえ搭乗率は高めなのね。自分みたいに夜行狙いの人が多い?
なお機内食はありませんでした。


シートモニターはタッチ操作の最新式でした。すごいね。それになんだか新車の匂いがする。後で調べてわかったことですが、この機材は先月の2016年5月に就役したばかりのチョー最新機材なのでした!


新しい航路表は自分で地図を操作できるので世界中どこの航空写真を見ることができます。なので地元の静岡を見てみました。なるほどね。


国内線なのに機内映画も見れるぞ。まあ寝ないとならんので最初だけ見て消しましたが。


車内減光しておやすみモード。なんだか787っぽいですが、787の内装がフィードバックされているのかもしれないです。
私も寝るように努めました。仮眠程度にしかなりませんでしたけど・・・。

というところで今日はここまで。


その2へ→



 
 
 

東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! おまけ【2018/2/9~13】

2021-02-04 21:18:40 | 海外旅行記
2018年2月13日(火)10時36分
千葉県成田市 成田国際空港第2ターミナル
シンガポール・チャンギ国際空港から飛んできたスクートTR898便は定刻で成田空港に着陸しました。日本へ帰ってくることが出来ました。
いつもならもう帰国して帰宅して旅行終了!となるんですが、今回は前日舞い込んできた情報をもとに少し寄り道していきますので、おまけ編を追加しました。


日本へ入国して、成田空港からは行きにも乗った京成電鉄のホームへ。すぐに来たのはアクセス特急の羽田空港行でしたが、これには乗らず。スカイアクセス線経由は乗り場が違うのでそもそも乗れないんですけどね。
この3050形の青い塗装もまさか過去帳入りするとは思いもしませんでした。


乗るのはこっちの本線経由の特急上野行。電車は3700形かしら。
地味に京成本線の成田方を乗ったことはなかったので、乗り潰しにもなりました。ただし空港第2ビル~成田空港間は乗らないで帰ってきてしまったんですが・・・。


途中どこかの駅で普通に乗り換えて、千住大橋駅で下車します。


そこからは都営バスの草43系統浅草雷門行に乗車。車両はふそう・エアロスター(KS538)。
浅草公園六区バス停で下車してそこから目的地までは徒歩です。変なルートですがグーグルさん曰くこれが良いのだと。確かに自分の脳内だとこの経路は思いつかない。


目的地はここ、台東区浅草の工事現場です。いまは基礎工事をしている最中です。
ここは大正時代に凌雲閣(浅草十二階)が建っていた場所で、基礎工事中に凌雲閣のレンガの基礎が露出したことでにわかに話題になりました。
1890(明治23)年築の凌雲閣は高さ52m、12階建ての展望塔で当時の浅草のランドマークだったのですが、1923(大正23)年の関東大震災で半壊、後に爆破解体されました。今では関東大震災の被災の象徴のひとつみたいになっています。


基礎の壁から露出している煉瓦壁に注目。イギリス積みですな。いま露出しているのは基礎工事で砕かれたばかりのレンガの断面なんでしょうけど、きれいな色をしているなと。
この話は、2月9日にネット上で話が広がり始めて徐々に話が大きくなっていきました。基礎工事自体はそこから数日中に完了するみたいな話もあったような気がします。で、ここに来る前日の時点ではまだ完了していなかったので、もしかしたらひと目拝めるかもしれないと思って寄りました。どうやら間に合ったようです。
しかし、現場は作業中ですし自分の他にも十数名くらいの見物人の群れが出来ていました。工事の邪魔をしてはならんので数分観察したところで撤収しました。


凌雲閣の記念碑がパチンコ屋の前にあります。このパチンコ屋の建っているところが凌雲閣の敷地の一部だったそうな。


13時過ぎで昼時だったので、凌雲閣のあたりで昼飯をば。ジャパニーズ飯が食べたくなったので、たまたま目についた京都勝牛で牛カツ定食を食べました。うまかったです。


同日14時22分
東京都台東区 つくばエクスプレス浅草駅
ご飯を食べた後は、つくばエクスプレスの浅草駅へ。東武や東京メトロの浅草駅とは完全に離れて独立した駅にあるんですが、同じ浅草駅を名乗っていて、なんだこいつは?と思います。
ちなみにつくばエクスプレスに乗るのは初めてです。つくばの方にも行ってみたいですが、それはまたいつかの機会にしておきます。

これに乗って終点の秋葉原駅まで行きます。降りたら秋葉原の街を少し歩いて買い物しました。


買い物を済ませた後はJR山手線内回りに乗ります。今日の山手線くじは、初めてのE235系でした。これに乗って新宿駅まで。


新南口から改札を出まして、偉大なる最高指導者Suicaペンギン同志の銅像を拝みに行きました。


最後はバスタ新宿から静岡新宿線の高速バスに乗って静岡まで帰りました。車両は京王バス東のふそう・エアロエース(51309)でした。

これでシンガポール旅行は今度こそ終了です。お疲れ様でした。

おしまい

東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! 最終回【2018/2/9~13】

2021-02-02 21:48:09 | 海外旅行記
2018年2月12日(月)20時0分
シンガポール サンズスカイデッキ
すっかり暗くなりましたな。
やっぱり奥の方に行くにつれて明かりは少なくなっていきますね。小さい島でも都心と郊外があるのだね。
地平線の奥の方に山の稜線が見えますけど、あそこはもうマレーシア領なのだと思います。


20時になると、調べていたとおりマリーナベイサンズの目の前に隠れている噴水が動き始めました。


まるで明かりに吸い寄せられる虫のように集まっている観光船が目に付きますな。


音楽とともにどわーっと始まりました。


ビル夜景と噴水。
いや、はっきり言うとビルの屋上から見ると噴水の大きさがしょぼく見えてしまう・・・これは誤算といいますか。
たぶんあの観光船から見ると迫力あるんだろうなー。


シンガポールの夜観光の目玉らしいので、力は入れていそう。


15分くらいで終了。舟は蜘蛛の子を散らすようにどっかに行ってしまいました。


最後に周りの夜景を見て下へ降りますか。
沖止めしている貨物船の灯りが素晴らしい。飛行機でシンガポール入りした時に最初に認識したのが貨物船の灯りでしたからね。
手前に写っている陸地は、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイという庭園だそうな。


東側の方を見る。右側の方はなぜかあそこだけ真っ暗ですが、あれはゴルフ場だそうな。こんな一等地にゴルフ場建てるんかい。


もう20時をだいぶ回ると太陽さんは地平線の遥か向こうへ去ってしまわれたようです。
少し名残惜しいですが、下へ降りましょうか。また登りたいかと聞かれると別に・・・というところですが(少なくともワイ一人では絶対に来ないでしょう)、眼下に広がる夜景はなかなかきれいなものでした。


根本が2つに裂けて今にも舟の重みで潰れそうな格好をしているマリーナベイサンズを最後に一瞥。
このホテル、宿泊代が高いといえば高いですが価格帯はピンキリまであるようで、部屋と宿泊時期をうまく狙えれば少し背伸びして頑張れば宿泊も夢ではないらしいです。一度くらいはここに泊まって舟のところでくつろぐのも悪くないですが、それでも次の日からは郊外の安宿に鞍替えするでしょう。ホーカーズで食べる朝食はそれほど良かったです。


川の流れるショッピングモールを歩きながら地下鉄の駅へ向かいます。建物の中を水が流れているのはよほど優雅と言うか高級感と言うかそういうのが感じられるみたいで、日本でもかつては百貨店の中に川が流れているところがありましたな。あれはバブル期の遺産だったみたいで、百貨店が潰れたり改装されたりしてすっかり姿を消してしまいました。まだ現役の場所ある?
シンガポールにしたって、水は貴重だろうによくもこんな使い方ができるなと。しかし建物としては面白くて好きだったり。


同日21時26分
シンガポール MRTユーノス駅
さて、ここからはもう帰路につきます。シンガポール旅行ももう少しで終わりです。
MRTダウンタウン線のベイフロント駅 (Bayfront) からブギス駅 (Bugis) を経由してイーストウェスト線のユーノス駅 (Eunos) で下車。チェックアウトしたホテルに寄っていって、預けていた荷物を引き取りに行きました。捨てられちゃいないか心配でしたが、杞憂でした。


ユーノス駅に戻って再びイーストウェスト線に乗車、チャンギ空港へ向かいます。空港へは、途中のタナ・メラ駅 (Tanah Merah) でイーストウェスト線の支線(空港線)に乗り換えます。支線は線内運転だけで、ダウンタウン方面への直通電車は一切無いみたい。京急の空港線を走る電車が全て蒲田~羽田空港折返しの普通だけみたいなものなので、割り切ってるなぁと思う。
どうでもいいですがタナは中国語だと丹那なんだ、とこんなところで地元感を感じるとは。


チャンギ・エアポート行の電車が到着。最後の乗車電です。


チャンギ・エアポート駅に着きました。これで3日間乗り放題パスも役目を終えました。後で計算してみましたが、元は取れていたみたいです。


同日22時56分
シンガポール チャンギ国際空港
空港に着きました。やれやれ。
なお、日本を飛び立つ前に両替したシンガポールドルの現金はほぼほぼ全て使い切ることが出来ました。やったぜ。


!!
チャンギ空港ってまだパタパタが現役なのか!すげ~、くそでかいなこれ。記憶にある限りでは今まで見てきた中で最大だ。


クソデカパタパタで自分の乗る飛行機を確認。0:55発TR898便東京/成田行です。まだ出発まで2時間ありますな。
チャンギは24時間運用空港ですが、深夜帯はスクートばかりでした。この時間だと空港使用料が安いとかあるんですかね?
しかしまあ、大手FSCも新興LCCもいろいろな国へドバドバ飛行機を飛ばしていた時代であり、ここ数年が史上最も民間航空路が発達していた時代"だった"でしょう。


チェックインと出国審査を済まして搭乗ゲートの方へ歩きます。しかしなんだか変だ・・・あれ、なにか忘れている?

・・・・・・!!
保安検査場を通っていないぞ!?

え、いいのそれ、本当?確かにアメリカでも(入国審査はクソ長いこと待たせるくせに)出国審査は無いけど、保安検査も無しですか?ザルでしょ、それ。
なんかモヤモヤしたまま搭乗ゲートまで普通に歩いていけてしまいました。マジか。
ついでに、土産屋でマーライオン閣下の焼き物を買いました。


搭乗ゲートでボケっと待っていると(この時まだラウンジを使おうというアレはなかった)、スクートTR898便の搭乗機材ボーイング787-9 (9V-OJF) がスポットに入りました。 
写真を見て気が付きましたが、風防の横になにやら"Bo-eng"という文字が書かれていました。これ、どうやら機体ごとに付けられている愛称のようです。これは福建語で「チョー忙しい」って意味だそうな。"Boeing"の韻も踏んでいるんだと思います。

定刻通りに搭乗となるわけですが、搭乗ゲートの前に警備員数名とX線検査装置が登場する。で、なんとそこで保安検査を始めたじゃないですか。あー、搭乗直前にするんだ。それは知らなかった。
しかしその方式は全ての航空便に対して分刻みの時間で遂行する必要があり、とてつもなく手間と費用が掛かることは想像するまでもないんですが、そこまでしてそれを選ぶ理由とはなんぞや?


無事搭乗。行きは座席のおぞいビジネスクラスでしたが帰りはエコノミークラスです。行きのビジネスはエコノミーとの差額が6,000円くらいだったので格上げしましたが、帰りの差額は10,000円以上あったのでエコノミーに。帰りは真夜中だし、寝ているだけだから別にいいかということに。


飛行機は定刻に出発してチャンギ空港を離陸。ついにシンガポールを去りました。さて寝るかと思ったらお夜食が出てきました。そうえいばチケット購入時にどれにするか選んでいたような・・・(食事は料金に入っている)。
据え膳食わぬはなんとやらですから(そういう意味ではない)、食べました。なんとなくマレー系の料理のような気がしました。今回の機内食も美味しかったです。

腹も膨れたところで眠くなってきたので就寝しました。横の席にも人がいたので横にはなれませんでしたが・・・。
しかし、行きの飛行機と同じでこの便も途中台湾/桃園を経由していくので途中で強制的に起床、一旦降ろされて再度乗機、今度こそ成田へと帰っていったのでした・・・。



以上でシンガポール旅行はおしまいです。東南アジア諸国旅行の初級編ともいえるシンガポールでしたが、実際特段困るような事態は起きませんでした。
割と中華系の文化ありそうだなと思って行きましたが、洋の東西を問わず色々ごちゃまぜになった国なのかしらという印象でした。それでも中華系が一番影響力持ってましたけどね。

今回、行った理由がエアショーで飛行機を見る、という変な動機でした。それは全面的に達成し、今後十数年は展示される飛行機に大きな変化は起きないでしょうから、またシンガポールに行きたいという大きな動機づけは今のところ無いのです。
ただ、ホーカーズの料理に関してはまだ食べ足りないという気持ちが今でも強いです。見たことのない料理や食材が山程ありました。私の知る東南アジア料理はまだまだ表層なのだ。
でもホーカーズ食い倒れ旅だけというのも動機としては弱いので(←面倒くさい奴だな)、他にも色々理由をこじつけてまた行ってみたい国ではあります。

そんなところでこの旅行もこれでおしまいですが、実はおまけがあります。これは次回ということで。


おまけ編へ→

東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その34【2018/2/9~13】

2021-01-27 22:25:28 | 海外旅行記
2018年2月12日(月)16時11分
シンガポール サンテックシティ
モスクとアラブ人街から立ち去って、どこか適当なショッピングモール「サンテックシティ」へ。
この後は日が暮れるくらいの時間になったらマリーナベイサンズの舟のところへ行こうと決めていたんですが、シンガポールの日没は遅いので(東西の距離が1,900km以上離れた台湾と同じ標準時なのだ)まだ時間が余ります。
インド人街とアラブ人街を見たらあとはもういいかなぁ、中国人街は他の国でも見たし(今思えば春節直前の中国人街は見ておいて損はなかったかもと若干後悔していますが)、という具合に持て余し気味でした。お金は使いたくないし。
そんな時に流れ着いたのがこのショッピングモールでした。迷走気味です。


きれ~いな区画で、私からすれば味気ないなぁという。噴水もあるよ。国土狭い割に土地の使い方は欧米的とでも言えましょうか。
暑いしとっとと中に入りませう。


よくあるショッピングモールかな、といったところ。


スーパーマーケットが入っていたので、土産を買っていくのも兼ねて見ていきました。外国のスーパーマーケットを見るのは楽しいですものね。
鮮魚コーナーは裸の魚が氷の中で泳いでいました。こういう陳列は日本でもあるにはありますけどやっぱり外国で見ることが多いです。
根魚系はやはり見たことないものばかり。蒸して食べると美味しそう。


青果コーナー。当然のごとく果物は裸のまま山積みです。これが世界標準で、ここらへんは日本が過剰包装だよなと外国スーパーに行くたびに思います。


謎野菜。中国のネギだそうな (Red leek)。


春節前なのでお正月用品もありにけり。これお土産にいいなと一瞬思いましたがどうやって持ち替えるねんと我に返って諦める。
結局スーパーではレトルト食品、クックドゥ的な調味料、スナック菓子、カップ麺等を買っていきました。

スーパーマーケット物色も消化してしまったのでまたすることがなくなりましたが、どうせならもう夕飯にしてしまうことに。モール内のレストランをざっと見回してみましたが、外資系チェーン店かおひとり様にはキツそうな店しかありませんでした。ちょっとズレてるなとここで食べるのは止めに。
せっかくならまたホーカーズに行って食べたいので、最寄りのホーカーズを調べてそこに行くことにしました。
この後はモール内にあるMRTサークル線プロムナード駅 (Promenade) へ行って地下鉄に乗車。ひと駅隣りのニコルハイウェイ駅 (Nicol Highway) で下車。歩いていけますが、暑いのと乗り放題なのがあるので積極的に地下鉄利用。


同日17時46分
シンガポール ゴールデンマイル・フードセンター
ニコルハイウェイ駅から歩いて5分くらいにあるゴールデンマイル・フードセンターへ着きました。ホテル最寄りのハイロードのホーカーズと違ってここは多層建てになっています。しかし密閉構造ではなく風雨をしのげないのは庶民向け施設の宿命なのか・・・?こういうところで格差を作らんでも。


建物が多層建てになっていること以外はハイロードと同じ造りになっていて安心。やはりモールよりこっちのほうが好きだ。
もう18時前ですが意外と客はまばらです。混雑するのはもう少し遅い時間か。一昨日動物園帰りの夜中に夜食を食べに行ったら活気があったので、もっと夜が更けてから混むんだろうか。中国人労働者は1日に4食食べる(朝、昼、夕、夜)と聞きますが、シンガポールでもそんな感じなのだろうか。とか考えていました。


これがシンガポールで最後のご飯になるので大いに迷いましたが、海南鶏飯をもう一度食べておこうと思い、それに。ハイロードで食べたのとは少し違うものでした。日本のラーメン屋と同じで、店ごとに味付けが違うのです。飲み物はA&Wルートビア。これも今日を最後にしばらく飲めなくなってしまう・・・かなしみ。


珍しく店の写真を撮っていました。三國演義鶏飯という店でした。今回記事を書くにあたって場所を調べ直しましたが、今は臨時休業だそうな。新型コロナウィルスの影響でしょう。ホーカーズは小規模店舗の集合体なので、打撃が大きいでしょうね。

食べ終えたらまたMRTニコルハイウェイ駅に戻って、今度はマリーナベイサンズの最寄り駅ベイフロント駅 (Bayfront) へ。


同日18時44分
シンガポール マリーナベイサンズ
地下鉄の駅を出ると地下街が広がっていてこれは都会ですわ、となる。
どうにかマリーナベイサンズの3棟のビルのうちのどれかに辿り着きます。
マリーナベイサンズの舟のところはホテルの宿泊者しか立ち入れないんですが、一部だけただの観光客も入れるところがあります。そこへ行きます。


ビルの端っこにある入口から一度地下に潜ってそこで入場料を払います。20シンガポールドルくらい取られましたがな。高い・・・。展望タワー系の入場料はどうしてこうも高いのか。どうせ2度も来ないんだから最初で最後の1度目でぼったくってしまえとか思っているんだろうか。
舟へ向かうエレベーターはやたら速かったです。入場料の数割はこのエレベーターの特急料金だと思います。


同日19時6分
マリーナベイサンズ サンズスカイデッキ
表に出て最初に撮った写真がこれ!施設が見せたい向きと逆ですがな。
今写真を見返すと、コナンであの水門からテロリストの貨物船が・・・などというのを思い出すわけです。


沖止めしている多数の貨物船。コンテナ船、Ro-Ro船、起重機船、タンカー・・・貨物船の見本市みたいになっています。


で、こっち。ガチで意識高い人達の集うダウンタウンコアが湾を挟んだ向こう側に見えます。19時回ってようやく日暮れですね。
ちなみに我ら日帰り客どもは船の先っちょしか立ち入ることが出来ません。よく紹介されるプールなんかがあるところは、宿泊者しか立ち入れません。まあ妥当だと思います。


昼間素通りしてしまった国会議事堂も見えます。一応ここからご挨拶して課題履修完了。


19時38分。居座る時間に制限はないので、日没までボケっとダウンタウンを眺めます。20時からは噴水ショーも始まるのでそれが終わるまではいましょうかね。


19時50分。ほぼ日没して黄昏時。都心の密度が高いのでなかなか良い夜景です。水辺があるのもグッド。割と好きです。

というところで今日はここまで。
次回、本編最終回です。

最終回へ→

東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その33【2018/2/9~13】

2021-01-26 22:28:59 | 海外旅行記
2018年2月12日(月)14時5分
シンガポール マーライオン公園
おもしろ建築シンガポール代表のマリーナベイサンズを正面から。あの船のところに登ってみたいとちょっと思うようになりました。考えておきましょう。


そしてこれです。オエーするライオンとして私に知られるシンガポールの象徴、名物、大明神ことマーライオン閣下です。シンガポールに来たからには閣下にご挨拶しないわけにはイカンでしょう。
ちなみに、挨拶に伺った数日前までは閣下の周りに足場が組まれていて補修作業中だったようです。もし星のめぐり合わせが悪かったら、なんとも後味の悪いシンガポール旅行になるところでした。私の持つ運命力に感謝です。


シンガポールは規則が厳しいのにマーライオン閣下は常時オエオエしてていいのかなどとくだらないことを考えていた模様。


マーライオンの実物を見てみると、意外とデカイんだな!という感想でした。ここらへん、日本のがっかり観光地であるところのはりまや橋や時計台と比べると立派なものです。抱いた印象としてはパリの凱旋門に近いです。あれも思ってたよりデカかったからね。まあ大きさのスケールではマーライオンは負けますが。


斜め前から。


顔を望遠で。口元からノズルが見えるのはちょっと減点かな・・・。


そばにはミニマーライオンもいました。本家の1/5くらい。私の想像していたマーライオンの大きさはこれと本家の中間くらいでした。


両者は意外と近くにいて、背中合わせになっています。


都心に来たからには国会議事堂にご挨拶しなければならぬと思いそっちの方へ歩いていったんですが、知らん間に通り過ぎてしまったようで。
代わりというか、戦争記念公園 (War Memorial Park) へ辿り着きました。シンガポールでの戦争といえば第二次世界大戦で、それの忠霊塔が建っていました。1939年からとなっているので、第二次世界大戦勃発後イギリス軍として徴兵された人たちも慰霊されているんだと思います。


少し離れたところにもう1柱ありました。これは1942年からの日本軍の侵略による民間人犠牲者の忠霊塔でした。



シンガポールに二度と同じような忠霊塔が建たないと良いですね。建てるなら、おもしろ建築のほうがずっと良いのです。

この後はラッフルズシティ・ショッピングセンター (Raffles City Shopping Centre)を経由してMRTシティホール駅 (City Hall) へ。ショッピングセンターでは地下食品売り場を物色しました。外国人が多く利用する地域なのか、割と西洋的な作りでした。


2018年2月12日(月)15時23分
シンガポール サルタン・モスク
アラブ人街に戻ってきました。もうサルタン・モスクは開いている時間です。
どうでもいいですが、モスクの目の前の通りは観光客向けの土産物街になっていて、中にはシンガポールクソTを売っている店もありました。今思えば、1着くらい買っておいても良かったかも・・・。


お待ちかね、ISO認証取得モスクことサルタン・モスクへいざ。ガチのイスラム寺院ですが、立地柄観光客にも開放している懐の広いモスクです。
中は異教徒だろうと無宗教者だろうと土足と露出の多い格好はNG。私は何も問題なかったですが、ダメな人には上着を貸してくれるそうな。逆に露出がなければジーパンでもなんでも良いらしい。


すまねぇアラビア語はさっぱりなんだ。各地の現地時間だと思いますが、どこがどこなのか見当もつかないな・・・。


礼拝堂の中。いや広いなこれは。この中はイスラム教徒しか入れないので私は外から眺めるだけ。しかし礼拝中でも写真撮影できるので太っ腹というか、撮っていいんだっていう。


普通にお祈りしています。イスラム教徒の祈祷は初めて見ましたね。そんな興味本位でホイホイ見れるものではないですからね。


礼拝堂の横の廊下。観光客は立入禁止なのでいけるところまで。礼拝堂もそうですが、中は涼しげ~な色使いです。


ただ教徒の礼拝姿を見世物にするために観光客へモスクを開放しているわけではなくて、イスラム教徒はそもそもなんぞやという、観光客へイスラム教徒への理解を深めてもらうためであります。そのためのパネル展示もあります。そういう狙いもあるので、展示は見ていった方が良いかと。一部は日本語の展示もありますしね。

というところで今日はここまで。

東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その32【2018/2/9~13】

2021-01-16 23:15:48 | 海外旅行記
2018年2月13日(月)11時27分
シンガポール Bigg Boss Bistro
まだインド人街。少し早いですがお昼ごはんです。インドカレーです。カレーは昨日も食べたんですけど、実は羊肉カレーを食べたかったのに昨日の店にはそれが無かったので、ここでリベンジ。ちゃんと羊肉カレーがあるのを確認してから注文しました。
出てきたのは、バナナの葉の上にカレー2種類、ご飯、付け合せ、ナンのなり損ないみたいなものが全部乗っかったもの。これはインドっぽくていいね。素手で食べるのはアレでしたのでスプーン使いましたけど。
羊肉カレーはインドカレー屋に行けばいつでも食べられるものでもないので、今回食べられて満足です。


インド人街を抜けてアラブ人街へ向かって歩きます。途中に雑貨屋があって、そこでCDがワゴンセールにされていたのでお土産に数枚選んで買っていきました。
試聴みたいな気の利いたものはないので完全にジャケ買いです。ガネーシャがやたらジャケットに描かれていたやつを選びました。帰国後に聞いてみましたが、これがインド音楽・・・というインドらしいような曲でした。カレー屋で流れているようなそんな感じ。


同日12時7分
シンガポール カンポン・グラム
アラブ人街の「カンポン・グラム」へ辿り着きました。すげー目立つ建物がありますが、きっとモスクでしょうねぇ。こっちは裏側ですが。


意地でも日向に出たくないのか?


アラビア建築もよく知らないですので書くこともないんですが、歩いている人はイスラム教徒みたいな格好が目立ちます。幹線道路ひとつ隔てて国が変わってしまったような、そんな不思議な感じ。


あらびあ~ん。日が暮れるとまさにアラビアンナイトなのでしょうな。
奥に見えるのがアラブ人街のランドマーク「サルタン・モスク」です。


I S O   9 0 0 1 !!
唐突なISO9001!SO認証取得しているモスクというか教会は初めて見たんだけど・・・。
なおISO9001は、一貫した製品・サービスの提供、顧客満足の向上を狙った企画です。まあ、間違っちゃいないか・・・?

異教徒や無宗教者でも中の見学ができるんですが、運悪く今は昼休みで入ることが出来ず。せっかくなんで、少ししてからまた戻ってきますか。


裏路地ですが、ここもひと気がないんです。やっぱり夕方以降に人が活発になるのではなかろうか。


表通りは昼間も活動する観光客向けの店舗が並んでいるので、それなりの活気がありました。


低層階の建物が並びつつも奥には高層公共団地が見えるのはシンガポール独特の景色なのだろうか。他の東南アジア国家に取材班は向かわなければなりません。


いいですね。

モスクが再開するまでの暇つぶしを考えたところ、先に例のオエーするライオンを見に行くことにしました。
地下鉄のブギス駅 (Bugis) からイーストウェスト線に乗ってラッフルズ・プレース駅 (Raffles Place) で下車。


同日13時2分
シンガポール ダウンタウンコア
地下鉄を降りて地上へ出るとそこはダウンタウンコア、つまりシンガポールの中心地、都心です。高層ビルが立ち並びます。
ちょうど昼休み時なのか、スーツ姿のビジネスマンがやたらうろついています。顔つきからしてどいつもこいつもワイより遥かに年収高そうなやり手です。すげえ、生きてる世界が違うな。地下鉄で数駅だけで生活レベルがガラリと変わった。


なんか場違い感を感じたので早々にココからは撤収。見るもの無いしね。


片方のビルの座標がバグってもう片方に埋まり込んでいるビル。
おもしろビルディングコンテストシンガポール大会会場はここですか。しかしドバイには敵わないなぁ。


鳥の銅像。黒鉄重工コードネームはもこにゅ先生(内輪ネタ)


シンガポールの内海、マリーナ湾へ。せいぜい運河レベルですし橋もあんなに低いところに架けられては、観光舟が航行するだけのほぼ飾りのような水路ですね。しかしこういう憩いの場所的なものは都市計画には必要不可欠でしょうな。


めっちゃ親近感のある自販機・・・。中古でしょうけど、なんでもいいのか。
それにしても、生搾りオレンジジュース自販機といい、自販機が置いてあるということはやはり治安は良い方なんですかね。


表記類日本語のまんまなんかーい。販売中と売切のランプもそのままだし。


あれがビルの上に船が乗っかっているとよく形容されるマリーナベイサンズ!
この建物が後にコナンの映画の餌食になるとはこの時は思いもよらないのであった(最後の倒壊の仕方はそうはならんやろと思いますがアクション映画なのでヨシ)


おもしろビルコンテストNo.2。


コナンの映画の序盤、たしかここらへんでしたよねぇ。


3棟とも微妙に形が違うのか・・・。

というところで今日はここまで。


その33へ→

東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その31【2018/2/9~13】

2021-01-14 23:20:30 | 海外旅行記
2018年2月13日(月)8時0分
シンガポール ハイロード・ロード・フード&マーケット・センター
シンガポール旅行4日目の朝です。今日はもう帰国日ですが、帰りの飛行機は深夜に出発するので丸一日現地で過ごすことが出来ます。
とりあえずまずは朝飯にしましょうか。いつも通り、ホテルの近くにあるホーカーズで食べることにします。初めて行った時にも書きましたが、たくさんの店が集合しているので観光旅行程度なら飯の種類が被ることはなく、ここ一箇所で済んでしまうのが楽ちんで良いです。


ここも3日目になると店の看板も記録しなくなってしまい、もはや料理名は分からんですが、東南アジア的麺料理です。酸っぱ辛いやつで朝飯には少し刺激があるかもしれなかったですが美味いのでヨシ。麺はもうきしめんです。
飲み物は謎のフルーツジュース。甘い系です。


ホーカーズの前にあるバス停の時刻表をちょっと眺めてみます。情報量が多い。


停留所に停まるバスの全ての系統ごとに路線図と時刻表が明記されています。停留所名が全て書かれているのはありがたいですね。
時刻表は運転間隔が書かれている簡素なものですがこの系統は概ね10~17分/本なのでわざわざ全便の時刻表を書かなくてもよさそうです。あとは、始発と最終バスの時刻も書かれています。


運賃表も停留所に明記されています。ちょっと運賃体系が複雑な気がしますし金額も刻み過ぎな気がしますが、乗る前に運賃を確認できるのは良いですね。

この後はホテルの部屋に戻ってチェックアウトの身支度と今日の行動予定の立案です。エアショーで興味を持ったのでシンガポール空軍の博物館でも行こうと思いましたが、なんと月曜日は休館日・・・。再履修課題ができてしまいました。
仕方ないので、地球の歩き方とにらめっこしてシンガポールの街歩きをすることにしました。
となると荷物の入ったスーツケースは街歩きの邪魔になるので、スーツケースはホテルのフロントで預かってもらい身軽で街に繰り出し、最後空港へ向かう途中に立ち寄ってスーツケースを回収することにしました。
ここまでに1時間くらい使ってしまいました。適当に過ごせばいいや~とだらけながら動いていましたが、ちょっともったいなかったかも。


ホテルから歩いて地下鉄のMRTのパヤ・レバ駅 (Paya Lebar) へ行って、そこから地下鉄サークル線に乗車。初日に買った公共交通機関乗り放題切符は今日まで有効です。ガンガン使って元を取っていこう。
写真はパヤ・レバ駅サークル線ホーム。なんだか21世紀に千里中央駅を建てたらこんな感じになるんだろなという構造でした。

セラングーン駅でノースイースト線に乗り換え、リトルインディア駅 (Little India) で下車します。
駅はスクリーン式ホームドアで電車の撮影は不可能ですから撮っていませぬ。鉄オタに厳しい。


路線バスの撮影をもうちょいまともにやっておこうと思い、駅を出たところで適当な道路で撮影。
これはタワートランジットのメルセデス・ベンツ・シターロO530の#66 Jurong East- Bedock。


SMRT MAN・NL323F #67Tampines。


タワー ボルボ・B9TLオリンピアン #48 Marine Parade Rd.。二階建てバスはかなり見かけます。


SBSトランジット ボルボ・B9TLオリンピアン #166 Clementi Int.。


SBS スカニア・K230UB。

といった感じの5分間でした。まあまあ収穫できたかな。


降りた駅がリトルインディアから察せるとおり、ここ一帯はインド人街です。インドは行ったこと無いのでここでインド気分を味わうのだ。


大通り。
国土は狭いですが道路の使い方は余裕ありんぬ、という印象。象の置物があるところがインドっぽい。旧正月が近いのも関係しているかも。


インド人街をぶらついて良さげな景色の写真を撮っていきます。考えなしだったので、インド人街に行ったらココ!という寺院を見逃してしまいました。通ったら素通りるすのはムリなお姿をしているので、その通りを歩かなかったんでしょうね・・・。


赤シャツのおっちゃんの後ろに置いてあるオレンジジュース専用自販機。オレンジジュース専用ってなんじゃそりゃってあれですが、これはオレンジの果実を丸絞りしてジュールにする機械が入っています。つまり搾りたてストレート果汁オレンジジュースが飲めるということ。たしか、中国か台湾に同じような自販機があったはずなので、それを輸入してきたというところでしょう。
ものの試しで買ってみようか迷いましたが、そうせバズらんしな...ゴミ持ち歩くのも面倒だし...と思いパス。容器の口が自動的にシーリングされたりバーコード決済対応だったり、割と高性能らしいですけどね。


地元民が歩いてそうな通り。もうすぐ11時という時刻ですが、シャッター街です。
これ、寂れているんじゃなくて、ここの客層は夕方以降に活動するので昼間は店を閉じているんじゃないかと思います。昼間はクソ暑いから外に出たくないでござるという引きこもり的思考。ここより数段暑かったドバイがそんな感じでした。


路地裏。あんまりこういうところうろついているとヤバそうなので交差点から眺めるだけにしておきます。


やはりインド系の建築様式なのだろうか?中国大陸っぽくはないですね。


スパ的な店が並んでいる通り。隠語じゃなかろうな。


食い物屋通り。食堂はぼちぼちランチ営業を始めようかね、というところ多し。
ちなみにシンガポールでは自動車に高い税金が掛けられていて、所持に制限がかかっている状態。一般市民には中古ですら手に入れるのが大変らしい。新車の自家用車をもっているやつはだいたい金持ちと見て良いです。
左側通行の国だからか、日本車がやけに多いです。商用バンは大正義ハイエースがほとんど...。日本からやってきた中古車とかも多いんだろうな。


キリスト教の協会ですか。インドにもキリスト教徒はいるっちゃいるけど、少数派なので、インド人街にこれがあるのは意外。


この通りは宝石店とか両替店とか、金融系の通り?インド人街と言ってもなにもカレー屋とかヨガ教室とかばかりではなくて、ここだけで独立した街になっとりますな。
それにしても低層建物がいくつも建っている街、いいですねぇ。日本だと江戸時代の保存宿場町か地方のシャッター商店街くらいなものです。とはいえこれも目抜き通り1本だけですから、ここのように重層的に建っているのは面白いです。


建物は異国なのに路駐している自動車は日本車ばかりなので、目がバグりますがな。


貸店舗を4段くらいぶちぬいていそうな店。最安値を名乗る宝石屋ですが、絶対用が無いので素通り。


路地裏。うんうん、これでないと。

というところで今日はここまで。


その32へ→

東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その30【2018/2/9~13】

2020-12-28 23:12:08 | 海外旅行記
引き続きシンガポールエアショーの落穂拾いです。
これはスパイダー地対空誘導弾システムです。パイソン5とダービーというミサイルを発射できるんだそうな。ちなみにこれもイスラエル製。日本でイスラエル製の兵器を見ることはまず無いので、新鮮さが違います。


この車両はあくまでミサイル発射車両なので、これだけでは運用できず、管制車両が別に必要です。ミサイルランチャーには4発搭載できるようね。


発射車両にレーダーが備わっているらしいですけど、よく分からぬ。
車両は色々選択肢があるみたいで、シンガポールではMAN製のトラックを選択しています。
ちなみにこれは空軍の持ち物です。


I-ホーク地対空誘導弾。1950年代に開発されて以来改良が続いている西側ではおなじみの地対空誘導弾です。
これも空軍の持ち物です。


会場全体に目をやってみれば、だいぶ空いてきたなと。


V200A装甲戦闘車両。
肝は屋根に乗っているRBS-70という携行型地対空誘導弾システムです。
例によってこれも空軍の持ち物です。地対空兵器も空軍の管轄というのはナチス時代のドイツ空軍を連想させますね。


ビジネスジェットです。


ほぼ戦闘爆撃機のF-16D。前も書いたけどボイドがこれ見たらキレそう。


機体に取り付けられているミサイルって、どうして先端が下を向いているんだろうと謎だったんですが、よく調べてみたら理由が分かりました。ようは地上にいる時と飛行している時の姿勢は微妙に違っていることから来ているんですが、割愛します。


模擬弾とはいえこうも爆弾やミサイルを盛大に取り付けたエアショーは初めてだったので、模型の参考用も含めて色々撮ってあります。


F-15SG。


F-15SG。


MPSTARという2次元レーダー。RBS-70システムの一部として使うほか、敵味方識別装置、電子対電子対策装置を備えています。MB290に取り付けて自走できるようになっています。


ミサイルの発射装置だけ。


F-16Cのエンジンノズル。


それでは、これにてシンガポールエアショーからは撤収します。
シンガポール空軍の装備は、金持ちだけあって航空自衛隊と同水準の物が多かったですが、日本には無い独自のものもありました。F-16をあんなにたくさん見たことも今まで無かったですよ。
見本市という特性上、多くの国の装備品を見れたのも良い収穫でした。F-22、F-35、グリペン、A400M、ホンダジェット、SSJ100あたりは特に撮れ高が高い被写体でした。
結果としてはわざわざシンガポールまで来た甲斐があったというものです。見本市系のエアショーはかくも面白いものだと思いました。シンガポールエアショーはしばらく行くことはないでしょうが、他国のエアショーには俄然行きたくなりました。当座の目標は2021年のマレーシアエアショーを考えていたんですが、COVID-19のアレで行くのはダメですね・・・。


んでは黒鉄重工前線基地へ帰ります。帰りもSMRTのシャトルバスに乗ってエキスポで降ろされました。車両はMAN NL323Fでした。


よく見るとテープが貼ってありました。おいおい國鐵廣嶋の伝統芸ガムテープ補修かよと眉をひそめましたが、どうやらそうじゃないらしいし他のバスにも同じところに貼られていました。
これは点検扉の封印テープでしょうね。この中に危険物を入れられないための措置でしょう。


横にいたMAN NG363Fをついでに撮影。

帰りは来た時と逆の道順です。地下鉄に乗って最寄り駅で降りて歩いてホテルまで戻りました。
まずはシャワーで汗を流したんですが、今日1日ですっかり日焼けしてしまいお湯が大変皮膚を刺激する事態になってしまいました。わたくし、2月のシンガポールを舐めきっていて日焼け止めを付けずにエアショーへ行ってしまいました。
直射日光とコンクリートからの照り返しによる2方面同時攻撃により私のもちもち柔肌は真っ黒になってしまい、しまいには皮が剥けた部分も。日本に帰国後、周りから「なんで2月に皮が剥けるほど日焼けしてるのよ」とあちこちからツッコまれたのは言わずもがな・・・。
2月だろうとシンガポールでは日焼け止めは塗っておこうねという教訓でした。あれでよくも熱中症にならなかったもんだと。


エアショーの会場では結局食事する暇がなかったので、エアショーから帰ってきてようやくありつけられます。
もうぐったりだったので近場で・・・しかしできれば行ったことのない店で・・・という条件のもと、Al-Falah Barakah Restaurantというインド料理屋でカレー定食をば。
カレーとおかず4店、あとはよく分からん果物のジュースを食べました。本格的インドカレーで満足の行くものでした。シンガポールの食事はいまのところハズレがないです。すばらしい。

食事後は部屋に戻って明日の動きの方針をなんとなく決め、あとはもう何も出来ないくらいやられていたので泥になって眠りました。

これにて3日目終了。次回からは実質最終日の4日目です。


その31へ→

東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その29【2018/2/9~13】

2020-12-27 22:16:44 | 海外旅行記
2018年2月11日(日)16時24分
シンガポールエアショー会場

地上展示機は全て回り終え、飛行展示も今日はこれ以上演目はないので、もう見るものは見ました。あとは目についたものを落穂拾いでもしますかね。
ガルフストリームG550-AEW。G550のビジネスジェットはさっき見たばかりですが、追加装備のレーダー類はともかく塗装だけでビジネスジェット成分はほとんど影に潜んでしまいますね。


EL/W-2085レーダー。


尾部に付いているのもEL/W-2085。


C-130H。そろそろ夕方という時間になると、人も減っていて機体全体の撮影がしやすいです


貨物室にはまだ行列が出来ていたので入るのは止めておきました。


G550-AEW。


イスラエルのエルビット・システムズ製のヘルメス450というUAV。偵察や情報収集で使われるようで、電子光学式と赤外線レーザー式の複合センサーを持っているんだそうな。
円筒形の胴体の上に主翼を貼っつけただけのような単純な機体をしています。その分値段が安いんでしょう。中小国家での採用が多いみたいです。


空軍創立50周年記念特別塗装機のF-15SG。未だに人だかりができていて、特別塗装の戦闘機はやっぱり人気だなと。


秀逸な塗装なのでハセガワがプラモデルを出してくれるだろうなと思っていたんですが、執筆時現在でもそういう素振りは見せないのでしょんぼりしています。


ミサイルの取り付けマウントですかね。


脚です。


エンジンまわり。



垂直尾翼。このデザインは秀逸だと。


アンテナ。


F-16Cです。


垂直尾翼。


やっぱりF-16はかっこいいね。


空気取入口。F-16には口の大きさが2種類あるらしい。


普通のF-15SG。


割とスッキリした状態で撮影できました。ガンシップグレーの塗装はかっこいいですな。


ジェイダムをガン積みですがな。


グリペンももう一度見に行きました。そう見られるものじゃないですからね。


というところで今日はここまで。
次回でエアショー編終了です。

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東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その28【2018/2/9~13】

2020-12-17 21:18:52 | 海外旅行記
シンガポールエアショーの地上展示機の一角にはビジネスジェット軍団が待ち構えていたのであった。
これは我らがボンバルディアのチャレンジャー650です。元々はカナディアが製造販売していたCL-600をカナディアがボンバルディアへ売却された際に名前を変えたもの。
この機体規模のビジネスジェットとしては胴体が太かったので、これ小型旅客機に転用できるんじゃね?と考えた人が開発したのがリージョナルジェットのCRJです。なので両者の形状はよく似ています。
チャレンジャー650は、チャレンジャー600系列の派生系です。


ボンバルディアの航空分野といえばこの旅行の後の話になりますが、CRJは三菱に売却し(今思えばコロナ禍前の売却で最適なタイミングでしたね)、Qシリーズもバイキング航空機に売却し、Cシリーズもエアバスに売却し、後には何が残るんだよ・・・と思いましたが、このビジネスジェット分野はまだ残っています。まだ続ける気でいるのか、売却先を探しているのか・・・。
航空部門を爆発四散させたとされるCシリーズはどんだけ不振だったんだろうと考えますが、素人には実際のところは分かりえませんな。


あれは同じくボンバルディアのグローバル6000です。胴体がチャレンジャーと同じなので紛らわしいですが、新開発のビジネスジェットです。ボンバルディアが初めて開発した航空機でもありにけり。
航続距離がめちゃめちゃ長いのが売り。


続いてはガルフストリームG550。ビジネスジェット1本で勝負しているガルフストリームの機体です。ビジネスジェットの中では大型機で、太平洋横断とか軽くこなしてしまいます。


別角度から。ストンとした機首や大きな円形の窓が好きです。


ガルフストリームG280。G200の後継機として開発された中型ビジネスジェットです。微妙に鼻が長い。


ガルフストリームG500。G450の後継機として開発された中型機。今の所これがガルフストリーム内で最新の設計の機種です。


次はおフランスからダッソー・ファルコン8Xです。大型長距離の機体です。
これはなんと言っても今では希少価値の高い3発エンジン搭載機ということです。これは洋上飛行時のエンジン数は3発以上でなければならないことに由来すると思います。ただし競合他社の長距離大型ビジネスジェットは軒並み双発になっているので、3発に拘る理由はあまり無いはずですが。安全性アピールなのか意地なのか。
なお肝心のエンジン部分は他の機体に遮られて撮影できなかった模様。たくさんの機体が押し詰められているので意外と画角が制限されているんですよこれ・・・。


これもダッソー・ファルコン2000LXS。エンジンが2発でも3発でも同じファルコンです。ファルコン2000の超長距離型だっそーな。


今度はブラジル代表、エンブラエルERJ135。エンブラエルの得意とするリージョナルジェットです。日本では運航されていなかったので馴染みがないですが、アメリカを始めとして1200機以上生産されたベストセラーです。



胴体後部にエンジンを配置した機体です。


エンブラエル・レガシー500。正直良くわからん。


な ん じゃ あ れ は ・ ・ ・ 。


エンブラエルE190-E2。ご存知エンブラエルのリージョナルジェットE-Jetの改良型です。エンジンをギヤードターボファンエンジンに換装して燃費を上げているんだそうな。直接の競合になりそうだった三菱スペースジェットはコケてしまったし、ボンバルディアCRJは三菱に買収されて生産止めそうだし、E-Jetの一人勝ちになりそう(小並感)

で、この個体はE2のデモ機で、機種が虎柄というか虎の顔そのものになってます。超目立つけど、なんの意図があったんだろ・・・。


写真をぱしゃぱしゃ撮っていたらエンブラエルの従業員の女性から「くれるよ」と言われて手にしたのがこの「エンブラエルのおいしい水」でした。しかも2本も。もう必要ないのでバカそうな日本人に押し付けたというところでしょうが、クソ暑くて体内水分がすぐに蒸発してしまう会場内ではまさに恵みの雨といえる出来事でした。ありがとうエンブラエル。やっぱりエンブラエルだね(チョロい)
いやでも実際、エンブラエル機の天井の高さからくる快適性はCRJのような他のリージョナルジェットやプロペラ機よりも上を行っているので、割と本当に気に入っています。



エアバスH135という双発汎用ヘリコプターです。ヘリコプターはよく知らないので、こういうのがいたよ程度にして流してしまいます・・・。



これもエアバスのH130です。単発汎用ヘリです。



こちらは最低の飛行機として私に知られる、セスナ・サイテーション・ロンジチュード。最低ション・・・。なおCitationの意味は主な「引用」で、よく分からないです。ちなみにLongitudeは「経度」の意味で、やはり意味不明。少し英語をかじった程度では知り得ない意味があるんだろうか。
2016年初飛行し、2017年に量産を始めたばかりのニューモデルです。他社の機体と比べて丸っこい形状なのが愛嬌があり良いかと。


これもセスナサイテーションで、サイテーション・ラティチュード。ラティチュードというのは、察しの通り「緯度」です。この調子で行くと次に開発されるビジネスジェットはイクエイターかデイトラインになりそうです。
ラティチュードよりもやや胴体が短い中型機です。



主翼の端はこんな感じに。見たこと無いな。


セスナ208BグランドキャラバンEXというプロペラ機。これはビジネス機というより汎用機とかコミューター機とかそんな感じ。


老舗ビーチクラフトのキングエア350iというやつ。内装をビジネスジェット並みに豪華にしたやつだそうな。外からじゃ分からないやつ・・・。


ベル429型。よく知らないでガンス。

というところで今日はここまで。