黒鉄重工

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東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その33【2018/2/9~13】

2021-01-26 22:28:59 | 海外旅行記
2018年2月12日(月)14時5分
シンガポール マーライオン公園
おもしろ建築シンガポール代表のマリーナベイサンズを正面から。あの船のところに登ってみたいとちょっと思うようになりました。考えておきましょう。


そしてこれです。オエーするライオンとして私に知られるシンガポールの象徴、名物、大明神ことマーライオン閣下です。シンガポールに来たからには閣下にご挨拶しないわけにはイカンでしょう。
ちなみに、挨拶に伺った数日前までは閣下の周りに足場が組まれていて補修作業中だったようです。もし星のめぐり合わせが悪かったら、なんとも後味の悪いシンガポール旅行になるところでした。私の持つ運命力に感謝です。


シンガポールは規則が厳しいのにマーライオン閣下は常時オエオエしてていいのかなどとくだらないことを考えていた模様。


マーライオンの実物を見てみると、意外とデカイんだな!という感想でした。ここらへん、日本のがっかり観光地であるところのはりまや橋や時計台と比べると立派なものです。抱いた印象としてはパリの凱旋門に近いです。あれも思ってたよりデカかったからね。まあ大きさのスケールではマーライオンは負けますが。


斜め前から。


顔を望遠で。口元からノズルが見えるのはちょっと減点かな・・・。


そばにはミニマーライオンもいました。本家の1/5くらい。私の想像していたマーライオンの大きさはこれと本家の中間くらいでした。


両者は意外と近くにいて、背中合わせになっています。


都心に来たからには国会議事堂にご挨拶しなければならぬと思いそっちの方へ歩いていったんですが、知らん間に通り過ぎてしまったようで。
代わりというか、戦争記念公園 (War Memorial Park) へ辿り着きました。シンガポールでの戦争といえば第二次世界大戦で、それの忠霊塔が建っていました。1939年からとなっているので、第二次世界大戦勃発後イギリス軍として徴兵された人たちも慰霊されているんだと思います。


少し離れたところにもう1柱ありました。これは1942年からの日本軍の侵略による民間人犠牲者の忠霊塔でした。



シンガポールに二度と同じような忠霊塔が建たないと良いですね。建てるなら、おもしろ建築のほうがずっと良いのです。

この後はラッフルズシティ・ショッピングセンター (Raffles City Shopping Centre)を経由してMRTシティホール駅 (City Hall) へ。ショッピングセンターでは地下食品売り場を物色しました。外国人が多く利用する地域なのか、割と西洋的な作りでした。


2018年2月12日(月)15時23分
シンガポール サルタン・モスク
アラブ人街に戻ってきました。もうサルタン・モスクは開いている時間です。
どうでもいいですが、モスクの目の前の通りは観光客向けの土産物街になっていて、中にはシンガポールクソTを売っている店もありました。今思えば、1着くらい買っておいても良かったかも・・・。


お待ちかね、ISO認証取得モスクことサルタン・モスクへいざ。ガチのイスラム寺院ですが、立地柄観光客にも開放している懐の広いモスクです。
中は異教徒だろうと無宗教者だろうと土足と露出の多い格好はNG。私は何も問題なかったですが、ダメな人には上着を貸してくれるそうな。逆に露出がなければジーパンでもなんでも良いらしい。


すまねぇアラビア語はさっぱりなんだ。各地の現地時間だと思いますが、どこがどこなのか見当もつかないな・・・。


礼拝堂の中。いや広いなこれは。この中はイスラム教徒しか入れないので私は外から眺めるだけ。しかし礼拝中でも写真撮影できるので太っ腹というか、撮っていいんだっていう。


普通にお祈りしています。イスラム教徒の祈祷は初めて見ましたね。そんな興味本位でホイホイ見れるものではないですからね。


礼拝堂の横の廊下。観光客は立入禁止なのでいけるところまで。礼拝堂もそうですが、中は涼しげ~な色使いです。


ただ教徒の礼拝姿を見世物にするために観光客へモスクを開放しているわけではなくて、イスラム教徒はそもそもなんぞやという、観光客へイスラム教徒への理解を深めてもらうためであります。そのためのパネル展示もあります。そういう狙いもあるので、展示は見ていった方が良いかと。一部は日本語の展示もありますしね。

というところで今日はここまで。

東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その32【2018/2/9~13】

2021-01-16 23:15:48 | 海外旅行記
2018年2月13日(月)11時27分
シンガポール Bigg Boss Bistro
まだインド人街。少し早いですがお昼ごはんです。インドカレーです。カレーは昨日も食べたんですけど、実は羊肉カレーを食べたかったのに昨日の店にはそれが無かったので、ここでリベンジ。ちゃんと羊肉カレーがあるのを確認してから注文しました。
出てきたのは、バナナの葉の上にカレー2種類、ご飯、付け合せ、ナンのなり損ないみたいなものが全部乗っかったもの。これはインドっぽくていいね。素手で食べるのはアレでしたのでスプーン使いましたけど。
羊肉カレーはインドカレー屋に行けばいつでも食べられるものでもないので、今回食べられて満足です。


インド人街を抜けてアラブ人街へ向かって歩きます。途中に雑貨屋があって、そこでCDがワゴンセールにされていたのでお土産に数枚選んで買っていきました。
試聴みたいな気の利いたものはないので完全にジャケ買いです。ガネーシャがやたらジャケットに描かれていたやつを選びました。帰国後に聞いてみましたが、これがインド音楽・・・というインドらしいような曲でした。カレー屋で流れているようなそんな感じ。


同日12時7分
シンガポール カンポン・グラム
アラブ人街の「カンポン・グラム」へ辿り着きました。すげー目立つ建物がありますが、きっとモスクでしょうねぇ。こっちは裏側ですが。


意地でも日向に出たくないのか?


アラビア建築もよく知らないですので書くこともないんですが、歩いている人はイスラム教徒みたいな格好が目立ちます。幹線道路ひとつ隔てて国が変わってしまったような、そんな不思議な感じ。


あらびあ~ん。日が暮れるとまさにアラビアンナイトなのでしょうな。
奥に見えるのがアラブ人街のランドマーク「サルタン・モスク」です。


I S O   9 0 0 1 !!
唐突なISO9001!SO認証取得しているモスクというか教会は初めて見たんだけど・・・。
なおISO9001は、一貫した製品・サービスの提供、顧客満足の向上を狙った企画です。まあ、間違っちゃいないか・・・?

異教徒や無宗教者でも中の見学ができるんですが、運悪く今は昼休みで入ることが出来ず。せっかくなんで、少ししてからまた戻ってきますか。


裏路地ですが、ここもひと気がないんです。やっぱり夕方以降に人が活発になるのではなかろうか。


表通りは昼間も活動する観光客向けの店舗が並んでいるので、それなりの活気がありました。


低層階の建物が並びつつも奥には高層公共団地が見えるのはシンガポール独特の景色なのだろうか。他の東南アジア国家に取材班は向かわなければなりません。


いいですね。

モスクが再開するまでの暇つぶしを考えたところ、先に例のオエーするライオンを見に行くことにしました。
地下鉄のブギス駅 (Bugis) からイーストウェスト線に乗ってラッフルズ・プレース駅 (Raffles Place) で下車。


同日13時2分
シンガポール ダウンタウンコア
地下鉄を降りて地上へ出るとそこはダウンタウンコア、つまりシンガポールの中心地、都心です。高層ビルが立ち並びます。
ちょうど昼休み時なのか、スーツ姿のビジネスマンがやたらうろついています。顔つきからしてどいつもこいつもワイより遥かに年収高そうなやり手です。すげえ、生きてる世界が違うな。地下鉄で数駅だけで生活レベルがガラリと変わった。


なんか場違い感を感じたので早々にココからは撤収。見るもの無いしね。


片方のビルの座標がバグってもう片方に埋まり込んでいるビル。
おもしろビルディングコンテストシンガポール大会会場はここですか。しかしドバイには敵わないなぁ。


鳥の銅像。黒鉄重工コードネームはもこにゅ先生(内輪ネタ)


シンガポールの内海、マリーナ湾へ。せいぜい運河レベルですし橋もあんなに低いところに架けられては、観光舟が航行するだけのほぼ飾りのような水路ですね。しかしこういう憩いの場所的なものは都市計画には必要不可欠でしょうな。


めっちゃ親近感のある自販機・・・。中古でしょうけど、なんでもいいのか。
それにしても、生搾りオレンジジュース自販機といい、自販機が置いてあるということはやはり治安は良い方なんですかね。


表記類日本語のまんまなんかーい。販売中と売切のランプもそのままだし。


あれがビルの上に船が乗っかっているとよく形容されるマリーナベイサンズ!
この建物が後にコナンの映画の餌食になるとはこの時は思いもよらないのであった(最後の倒壊の仕方はそうはならんやろと思いますがアクション映画なのでヨシ)


おもしろビルコンテストNo.2。


コナンの映画の序盤、たしかここらへんでしたよねぇ。


3棟とも微妙に形が違うのか・・・。

というところで今日はここまで。


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東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その31【2018/2/9~13】

2021-01-14 23:20:30 | 海外旅行記
2018年2月13日(月)8時0分
シンガポール ハイロード・ロード・フード&マーケット・センター
シンガポール旅行4日目の朝です。今日はもう帰国日ですが、帰りの飛行機は深夜に出発するので丸一日現地で過ごすことが出来ます。
とりあえずまずは朝飯にしましょうか。いつも通り、ホテルの近くにあるホーカーズで食べることにします。初めて行った時にも書きましたが、たくさんの店が集合しているので観光旅行程度なら飯の種類が被ることはなく、ここ一箇所で済んでしまうのが楽ちんで良いです。


ここも3日目になると店の看板も記録しなくなってしまい、もはや料理名は分からんですが、東南アジア的麺料理です。酸っぱ辛いやつで朝飯には少し刺激があるかもしれなかったですが美味いのでヨシ。麺はもうきしめんです。
飲み物は謎のフルーツジュース。甘い系です。


ホーカーズの前にあるバス停の時刻表をちょっと眺めてみます。情報量が多い。


停留所に停まるバスの全ての系統ごとに路線図と時刻表が明記されています。停留所名が全て書かれているのはありがたいですね。
時刻表は運転間隔が書かれている簡素なものですがこの系統は概ね10~17分/本なのでわざわざ全便の時刻表を書かなくてもよさそうです。あとは、始発と最終バスの時刻も書かれています。


運賃表も停留所に明記されています。ちょっと運賃体系が複雑な気がしますし金額も刻み過ぎな気がしますが、乗る前に運賃を確認できるのは良いですね。

この後はホテルの部屋に戻ってチェックアウトの身支度と今日の行動予定の立案です。エアショーで興味を持ったのでシンガポール空軍の博物館でも行こうと思いましたが、なんと月曜日は休館日・・・。再履修課題ができてしまいました。
仕方ないので、地球の歩き方とにらめっこしてシンガポールの街歩きをすることにしました。
となると荷物の入ったスーツケースは街歩きの邪魔になるので、スーツケースはホテルのフロントで預かってもらい身軽で街に繰り出し、最後空港へ向かう途中に立ち寄ってスーツケースを回収することにしました。
ここまでに1時間くらい使ってしまいました。適当に過ごせばいいや~とだらけながら動いていましたが、ちょっともったいなかったかも。


ホテルから歩いて地下鉄のMRTのパヤ・レバ駅 (Paya Lebar) へ行って、そこから地下鉄サークル線に乗車。初日に買った公共交通機関乗り放題切符は今日まで有効です。ガンガン使って元を取っていこう。
写真はパヤ・レバ駅サークル線ホーム。なんだか21世紀に千里中央駅を建てたらこんな感じになるんだろなという構造でした。

セラングーン駅でノースイースト線に乗り換え、リトルインディア駅 (Little India) で下車します。
駅はスクリーン式ホームドアで電車の撮影は不可能ですから撮っていませぬ。鉄オタに厳しい。


路線バスの撮影をもうちょいまともにやっておこうと思い、駅を出たところで適当な道路で撮影。
これはタワートランジットのメルセデス・ベンツ・シターロO530の#66 Jurong East- Bedock。


SMRT MAN・NL323F #67Tampines。


タワー ボルボ・B9TLオリンピアン #48 Marine Parade Rd.。二階建てバスはかなり見かけます。


SBSトランジット ボルボ・B9TLオリンピアン #166 Clementi Int.。


SBS スカニア・K230UB。

といった感じの5分間でした。まあまあ収穫できたかな。


降りた駅がリトルインディアから察せるとおり、ここ一帯はインド人街です。インドは行ったこと無いのでここでインド気分を味わうのだ。


大通り。
国土は狭いですが道路の使い方は余裕ありんぬ、という印象。象の置物があるところがインドっぽい。旧正月が近いのも関係しているかも。


インド人街をぶらついて良さげな景色の写真を撮っていきます。考えなしだったので、インド人街に行ったらココ!という寺院を見逃してしまいました。通ったら素通りるすのはムリなお姿をしているので、その通りを歩かなかったんでしょうね・・・。


赤シャツのおっちゃんの後ろに置いてあるオレンジジュース専用自販機。オレンジジュース専用ってなんじゃそりゃってあれですが、これはオレンジの果実を丸絞りしてジュールにする機械が入っています。つまり搾りたてストレート果汁オレンジジュースが飲めるということ。たしか、中国か台湾に同じような自販機があったはずなので、それを輸入してきたというところでしょう。
ものの試しで買ってみようか迷いましたが、そうせバズらんしな...ゴミ持ち歩くのも面倒だし...と思いパス。容器の口が自動的にシーリングされたりバーコード決済対応だったり、割と高性能らしいですけどね。


地元民が歩いてそうな通り。もうすぐ11時という時刻ですが、シャッター街です。
これ、寂れているんじゃなくて、ここの客層は夕方以降に活動するので昼間は店を閉じているんじゃないかと思います。昼間はクソ暑いから外に出たくないでござるという引きこもり的思考。ここより数段暑かったドバイがそんな感じでした。


路地裏。あんまりこういうところうろついているとヤバそうなので交差点から眺めるだけにしておきます。


やはりインド系の建築様式なのだろうか?中国大陸っぽくはないですね。


スパ的な店が並んでいる通り。隠語じゃなかろうな。


食い物屋通り。食堂はぼちぼちランチ営業を始めようかね、というところ多し。
ちなみにシンガポールでは自動車に高い税金が掛けられていて、所持に制限がかかっている状態。一般市民には中古ですら手に入れるのが大変らしい。新車の自家用車をもっているやつはだいたい金持ちと見て良いです。
左側通行の国だからか、日本車がやけに多いです。商用バンは大正義ハイエースがほとんど...。日本からやってきた中古車とかも多いんだろうな。


キリスト教の協会ですか。インドにもキリスト教徒はいるっちゃいるけど、少数派なので、インド人街にこれがあるのは意外。


この通りは宝石店とか両替店とか、金融系の通り?インド人街と言ってもなにもカレー屋とかヨガ教室とかばかりではなくて、ここだけで独立した街になっとりますな。
それにしても低層建物がいくつも建っている街、いいですねぇ。日本だと江戸時代の保存宿場町か地方のシャッター商店街くらいなものです。とはいえこれも目抜き通り1本だけですから、ここのように重層的に建っているのは面白いです。


建物は異国なのに路駐している自動車は日本車ばかりなので、目がバグりますがな。


貸店舗を4段くらいぶちぬいていそうな店。最安値を名乗る宝石屋ですが、絶対用が無いので素通り。


路地裏。うんうん、これでないと。

というところで今日はここまで。


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東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その30【2018/2/9~13】

2020-12-28 23:12:08 | 海外旅行記
引き続きシンガポールエアショーの落穂拾いです。
これはスパイダー地対空誘導弾システムです。パイソン5とダービーというミサイルを発射できるんだそうな。ちなみにこれもイスラエル製。日本でイスラエル製の兵器を見ることはまず無いので、新鮮さが違います。


この車両はあくまでミサイル発射車両なので、これだけでは運用できず、管制車両が別に必要です。ミサイルランチャーには4発搭載できるようね。


発射車両にレーダーが備わっているらしいですけど、よく分からぬ。
車両は色々選択肢があるみたいで、シンガポールではMAN製のトラックを選択しています。
ちなみにこれは空軍の持ち物です。


I-ホーク地対空誘導弾。1950年代に開発されて以来改良が続いている西側ではおなじみの地対空誘導弾です。
これも空軍の持ち物です。


会場全体に目をやってみれば、だいぶ空いてきたなと。


V200A装甲戦闘車両。
肝は屋根に乗っているRBS-70という携行型地対空誘導弾システムです。
例によってこれも空軍の持ち物です。地対空兵器も空軍の管轄というのはナチス時代のドイツ空軍を連想させますね。


ビジネスジェットです。


ほぼ戦闘爆撃機のF-16D。前も書いたけどボイドがこれ見たらキレそう。


機体に取り付けられているミサイルって、どうして先端が下を向いているんだろうと謎だったんですが、よく調べてみたら理由が分かりました。ようは地上にいる時と飛行している時の姿勢は微妙に違っていることから来ているんですが、割愛します。


模擬弾とはいえこうも爆弾やミサイルを盛大に取り付けたエアショーは初めてだったので、模型の参考用も含めて色々撮ってあります。


F-15SG。


F-15SG。


MPSTARという2次元レーダー。RBS-70システムの一部として使うほか、敵味方識別装置、電子対電子対策装置を備えています。MB290に取り付けて自走できるようになっています。


ミサイルの発射装置だけ。


F-16Cのエンジンノズル。


それでは、これにてシンガポールエアショーからは撤収します。
シンガポール空軍の装備は、金持ちだけあって航空自衛隊と同水準の物が多かったですが、日本には無い独自のものもありました。F-16をあんなにたくさん見たことも今まで無かったですよ。
見本市という特性上、多くの国の装備品を見れたのも良い収穫でした。F-22、F-35、グリペン、A400M、ホンダジェット、SSJ100あたりは特に撮れ高が高い被写体でした。
結果としてはわざわざシンガポールまで来た甲斐があったというものです。見本市系のエアショーはかくも面白いものだと思いました。シンガポールエアショーはしばらく行くことはないでしょうが、他国のエアショーには俄然行きたくなりました。当座の目標は2021年のマレーシアエアショーを考えていたんですが、COVID-19のアレで行くのはダメですね・・・。


んでは黒鉄重工前線基地へ帰ります。帰りもSMRTのシャトルバスに乗ってエキスポで降ろされました。車両はMAN NL323Fでした。


よく見るとテープが貼ってありました。おいおい國鐵廣嶋の伝統芸ガムテープ補修かよと眉をひそめましたが、どうやらそうじゃないらしいし他のバスにも同じところに貼られていました。
これは点検扉の封印テープでしょうね。この中に危険物を入れられないための措置でしょう。


横にいたMAN NG363Fをついでに撮影。

帰りは来た時と逆の道順です。地下鉄に乗って最寄り駅で降りて歩いてホテルまで戻りました。
まずはシャワーで汗を流したんですが、今日1日ですっかり日焼けしてしまいお湯が大変皮膚を刺激する事態になってしまいました。わたくし、2月のシンガポールを舐めきっていて日焼け止めを付けずにエアショーへ行ってしまいました。
直射日光とコンクリートからの照り返しによる2方面同時攻撃により私のもちもち柔肌は真っ黒になってしまい、しまいには皮が剥けた部分も。日本に帰国後、周りから「なんで2月に皮が剥けるほど日焼けしてるのよ」とあちこちからツッコまれたのは言わずもがな・・・。
2月だろうとシンガポールでは日焼け止めは塗っておこうねという教訓でした。あれでよくも熱中症にならなかったもんだと。


エアショーの会場では結局食事する暇がなかったので、エアショーから帰ってきてようやくありつけられます。
もうぐったりだったので近場で・・・しかしできれば行ったことのない店で・・・という条件のもと、Al-Falah Barakah Restaurantというインド料理屋でカレー定食をば。
カレーとおかず4店、あとはよく分からん果物のジュースを食べました。本格的インドカレーで満足の行くものでした。シンガポールの食事はいまのところハズレがないです。すばらしい。

食事後は部屋に戻って明日の動きの方針をなんとなく決め、あとはもう何も出来ないくらいやられていたので泥になって眠りました。

これにて3日目終了。次回からは実質最終日の4日目です。


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東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その29【2018/2/9~13】

2020-12-27 22:16:44 | 海外旅行記
2018年2月11日(日)16時24分
シンガポールエアショー会場

地上展示機は全て回り終え、飛行展示も今日はこれ以上演目はないので、もう見るものは見ました。あとは目についたものを落穂拾いでもしますかね。
ガルフストリームG550-AEW。G550のビジネスジェットはさっき見たばかりですが、追加装備のレーダー類はともかく塗装だけでビジネスジェット成分はほとんど影に潜んでしまいますね。


EL/W-2085レーダー。


尾部に付いているのもEL/W-2085。


C-130H。そろそろ夕方という時間になると、人も減っていて機体全体の撮影がしやすいです


貨物室にはまだ行列が出来ていたので入るのは止めておきました。


G550-AEW。


イスラエルのエルビット・システムズ製のヘルメス450というUAV。偵察や情報収集で使われるようで、電子光学式と赤外線レーザー式の複合センサーを持っているんだそうな。
円筒形の胴体の上に主翼を貼っつけただけのような単純な機体をしています。その分値段が安いんでしょう。中小国家での採用が多いみたいです。


空軍創立50周年記念特別塗装機のF-15SG。未だに人だかりができていて、特別塗装の戦闘機はやっぱり人気だなと。


秀逸な塗装なのでハセガワがプラモデルを出してくれるだろうなと思っていたんですが、執筆時現在でもそういう素振りは見せないのでしょんぼりしています。


ミサイルの取り付けマウントですかね。


脚です。


エンジンまわり。



垂直尾翼。このデザインは秀逸だと。


アンテナ。


F-16Cです。


垂直尾翼。


やっぱりF-16はかっこいいね。


空気取入口。F-16には口の大きさが2種類あるらしい。


普通のF-15SG。


割とスッキリした状態で撮影できました。ガンシップグレーの塗装はかっこいいですな。


ジェイダムをガン積みですがな。


グリペンももう一度見に行きました。そう見られるものじゃないですからね。


というところで今日はここまで。
次回でエアショー編終了です。

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東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その28【2018/2/9~13】

2020-12-17 21:18:52 | 海外旅行記
シンガポールエアショーの地上展示機の一角にはビジネスジェット軍団が待ち構えていたのであった。
これは我らがボンバルディアのチャレンジャー650です。元々はカナディアが製造販売していたCL-600をカナディアがボンバルディアへ売却された際に名前を変えたもの。
この機体規模のビジネスジェットとしては胴体が太かったので、これ小型旅客機に転用できるんじゃね?と考えた人が開発したのがリージョナルジェットのCRJです。なので両者の形状はよく似ています。
チャレンジャー650は、チャレンジャー600系列の派生系です。


ボンバルディアの航空分野といえばこの旅行の後の話になりますが、CRJは三菱に売却し(今思えばコロナ禍前の売却で最適なタイミングでしたね)、Qシリーズもバイキング航空機に売却し、Cシリーズもエアバスに売却し、後には何が残るんだよ・・・と思いましたが、このビジネスジェット分野はまだ残っています。まだ続ける気でいるのか、売却先を探しているのか・・・。
航空部門を爆発四散させたとされるCシリーズはどんだけ不振だったんだろうと考えますが、素人には実際のところは分かりえませんな。


あれは同じくボンバルディアのグローバル6000です。胴体がチャレンジャーと同じなので紛らわしいですが、新開発のビジネスジェットです。ボンバルディアが初めて開発した航空機でもありにけり。
航続距離がめちゃめちゃ長いのが売り。


続いてはガルフストリームG550。ビジネスジェット1本で勝負しているガルフストリームの機体です。ビジネスジェットの中では大型機で、太平洋横断とか軽くこなしてしまいます。


別角度から。ストンとした機首や大きな円形の窓が好きです。


ガルフストリームG280。G200の後継機として開発された中型ビジネスジェットです。微妙に鼻が長い。


ガルフストリームG500。G450の後継機として開発された中型機。今の所これがガルフストリーム内で最新の設計の機種です。


次はおフランスからダッソー・ファルコン8Xです。大型長距離の機体です。
これはなんと言っても今では希少価値の高い3発エンジン搭載機ということです。これは洋上飛行時のエンジン数は3発以上でなければならないことに由来すると思います。ただし競合他社の長距離大型ビジネスジェットは軒並み双発になっているので、3発に拘る理由はあまり無いはずですが。安全性アピールなのか意地なのか。
なお肝心のエンジン部分は他の機体に遮られて撮影できなかった模様。たくさんの機体が押し詰められているので意外と画角が制限されているんですよこれ・・・。


これもダッソー・ファルコン2000LXS。エンジンが2発でも3発でも同じファルコンです。ファルコン2000の超長距離型だっそーな。


今度はブラジル代表、エンブラエルERJ135。エンブラエルの得意とするリージョナルジェットです。日本では運航されていなかったので馴染みがないですが、アメリカを始めとして1200機以上生産されたベストセラーです。



胴体後部にエンジンを配置した機体です。


エンブラエル・レガシー500。正直良くわからん。


な ん じゃ あ れ は ・ ・ ・ 。


エンブラエルE190-E2。ご存知エンブラエルのリージョナルジェットE-Jetの改良型です。エンジンをギヤードターボファンエンジンに換装して燃費を上げているんだそうな。直接の競合になりそうだった三菱スペースジェットはコケてしまったし、ボンバルディアCRJは三菱に買収されて生産止めそうだし、E-Jetの一人勝ちになりそう(小並感)

で、この個体はE2のデモ機で、機種が虎柄というか虎の顔そのものになってます。超目立つけど、なんの意図があったんだろ・・・。


写真をぱしゃぱしゃ撮っていたらエンブラエルの従業員の女性から「くれるよ」と言われて手にしたのがこの「エンブラエルのおいしい水」でした。しかも2本も。もう必要ないのでバカそうな日本人に押し付けたというところでしょうが、クソ暑くて体内水分がすぐに蒸発してしまう会場内ではまさに恵みの雨といえる出来事でした。ありがとうエンブラエル。やっぱりエンブラエルだね(チョロい)
いやでも実際、エンブラエル機の天井の高さからくる快適性はCRJのような他のリージョナルジェットやプロペラ機よりも上を行っているので、割と本当に気に入っています。



エアバスH135という双発汎用ヘリコプターです。ヘリコプターはよく知らないので、こういうのがいたよ程度にして流してしまいます・・・。



これもエアバスのH130です。単発汎用ヘリです。



こちらは最低の飛行機として私に知られる、セスナ・サイテーション・ロンジチュード。最低ション・・・。なおCitationの意味は主な「引用」で、よく分からないです。ちなみにLongitudeは「経度」の意味で、やはり意味不明。少し英語をかじった程度では知り得ない意味があるんだろうか。
2016年初飛行し、2017年に量産を始めたばかりのニューモデルです。他社の機体と比べて丸っこい形状なのが愛嬌があり良いかと。


これもセスナサイテーションで、サイテーション・ラティチュード。ラティチュードというのは、察しの通り「緯度」です。この調子で行くと次に開発されるビジネスジェットはイクエイターかデイトラインになりそうです。
ラティチュードよりもやや胴体が短い中型機です。



主翼の端はこんな感じに。見たこと無いな。


セスナ208BグランドキャラバンEXというプロペラ機。これはビジネス機というより汎用機とかコミューター機とかそんな感じ。


老舗ビーチクラフトのキングエア350iというやつ。内装をビジネスジェット並みに豪華にしたやつだそうな。外からじゃ分からないやつ・・・。


ベル429型。よく知らないでガンス。

というところで今日はここまで。

東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その27【2018/2/9~13】

2020-12-15 23:40:11 | 海外旅行記
シンガポールエアショーの続きです。あとは残りの地上展示機を順番に見ていきます。シンガポールエアショーは、軍事関連の展示物が目立ちますが民間航空の見本市の側面もあります。今回の記事からは民間機が多くなります。民間機でもいける私には嬉しい。


まずこちら。ロシアのスホーイスーパージェット100 (SSJ100)です。スホーイといえばSu-27フランカー軍団の開発製造で知られるメーカーですが、このSSJでもって民間航空市場にも参入しています。
機体規模はエンブラエルやCRJと同じくらいの60~100席クラスのリージョナルジェットです。近年は、旅客機市場に新規参入しようと思うとリージョナルジェットから始めるところが多いですね。

ロシアというかソ連の旅客機というとあんまりいいイメージがないんですが、SSJはソ連時代の純国産品使用の思想を捨て去って、西側の技術や部品も取り入れているんだそうな。
畑違いの戦闘機とはいえ自力で航空機を開発製造している企業だからなのか、2004年に開発を始めてから4年で原型機が初飛行、2011年に型式証明取得、就役しています。どこぞの極東の重工業とは開発スピードが違いますよ。
ただ2012年5月にデモ飛行中に墜落事故を起こしてしまったんで思うように運んでいないようですが・・・(その事故はヒューマンエラーが原因なんですけどもね)。


エンジンはロシアとフランスの合弁企業パワージェットがSSJ用に新規開発したSaM146です。


風防は最近流行りの銀の窓枠のないやつです。精悍な顔立ちです。ソ連っぽさが少ないのがちょっと趣味的にはマイナスですが、最近の旅客機の機首はもう形状が突き詰められて煮詰まってしまったのかだいたいどれも似たような形状になっていますので、そんなもんなのかな。


垂直尾翼が少し前に出ているようなそんな配置。


マレーシア空軍のエアバスA400Mアトラスです。軍用輸送機ですね。初めて見ましたし、見れると思っていなかったなぁ。
確かドイツ、フランス、イギリス、アメリカの合同でC-160の後継機として1980年代前半に開発を始めた輸送機です。が、機体設計が始まったのは1996年、機体が初飛行したのは2009年・・・・・・。おわかりだろうか。毎度おなじみ多国籍共同開発からの足並みの揃わなさによる大 炎 上である。
問題を端的に言うと幾度も仕様変更しているうちに重量過多となり搭載量が減り、しかも専用に開発されたターボプロップエンジンは大問題なのだそうな。


C-130をやや大きくしたような感じです。今どきターボプロップかよと思いましたが、これはC-130のような不整地での離着陸を想定しているためだとかで。なお実際に飛ばしてみたところ出来ない模様・・・。
最近はよく川崎C-2と比較されたりします。


機首は割とイケメン。空中給油のプローブがおでこから突き出ているのがなんだか一角獣みたい。なお中心線からは少しずれていますが。


問題のエンジン・・・。
プロペラはエンジン1発につき8枚生えています。最近の主流である長さの短いプロペラを多数生やす方式です。これだけ生やすと従来では重量が増えてしまってイカンかったのですが、炭素繊維素材でプロペラを成形することで減量に成功したとかで。


ペラの先端が少し後退角が付いているのも特徴です。プロペラ先端が超音速を超えるのを少し遅らせる効果があるとかで(先端が超音速を超えると推力を生まなくなるのだ)
この最近のプロペラは個人的には好きです。プラモデルで作るとなると地獄ですが・・・。


例のターボプロップエンジン、TP400です。
出力は足りん、20時間ごとにオーバーホールが必要、挙句の果てにエンジン制御のバグで墜落死亡事故を起こしています。
飛行機の開発はエンジン開発が炎上すると機体そのものもコケてしまうことが今までの航空史からも見て取れますが、これもそのひとつとなったのでした。


尾翼は輸送機でよくあるT字型です。
マレーシアの国籍章は初めて見ました。あんな模様なのね。
しかしマレーシアもなんでこれを買うことに決めたのやらですが。


エンジンを後ろから。


貨物扉も輸送機でよくあるやつです。中は入れないどころか見せてもくれませんです。


オーストラリア空軍のボーイングE-7Aウェッジテイル 。さっきも見たやつですが、もっと近づいたところでもう一度。


この手の機体はアンテナがあちこちから生えています。


レーダーです。尾部には追加の垂直安定板が付いているんですな。


中国航空工業の翼竜IというUAVです。名前通り、中国製です。Iということは翼竜IIもいるっつーことです。じゃあIIIもいるんかと思えばこれはいなくて、なぜか次は翼竜10まで飛びます。しかも数字の書き方も変わっているし。
既に100機以上量産されているところが、最近の中国すげーという点です。
UAVとはいえ中国製の航空機を見るのは初めてですかね(ミグのライセンス生産機は除く)。


中華UAVなので詳しいところはよく分かりませんが、偵察と軽攻撃能力を持つUAVでしょうね。地面には搭載できるであろうミサイルや爆弾も一緒に展示されています。アメリカのプレデターと同じような機体規模と役割を持っているんじゃないでしょうか。


ここからいよいよ民間航空の区画です。こちらはご存知ホンダジェットです。まあこれは説明不要だと思います(手抜き)


エンジン配置についても私から話すことはないでしょう(手抜き)
この機体規模のビジネスジェット機としては最もシェアが大きいんだそうですが、この機体規模の機体って他にはセスナの機体があるくらいで市場はそれほど大きいわけじゃないんです。なのであんまりシェアナンバーワンとドヤ顔されてもと思わんこともないですが、それでもビジネスジェットの本場アメリカでうまくやっているのは驚嘆すべきことでしょう。


ホンダジェットの実機を見れたことに実はけっこう興奮しています。これのプラモデルも作ったしね。愛着みたいなのはあるわけですよ。


というところで今日はここまで。

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東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その26【2018/2/9~13】

2020-12-03 20:49:57 | 海外旅行記
アメリカ空軍のF-16の次は、シンガポール空軍のF-16Cが2機とF-15SGの飛行展示です。


F-15SGは空軍設立50周年特別塗装機でした。さっきも見た地上展示機はいまもそこにいるので、特別塗装機は複数機存在するようです。


テニスコートとも称されるF-15の広い機体上面はまさにキャンバスであり、そこに大きく50が描かれています。爽やかな水色もあってやはり秀逸な塗装。








右へ左へと飛んでいます。


機体下面。よく見たら国籍章が無い。見返してみると上面にも無い。まあ戦闘に用いるわけでもなし、国内飛行限定だったら問題にならないかもしれません。



F-15を中心に2機のF-16がぐるぐる回るアレ。


F-16のパイロットはあんなぐるぐる回って目を回さないなというか空間識失調に陥らないなと。


距離感はこのくらい。


デルタ編隊で通過。





背中合わせに飛ぶアレ。


上昇するF-15。





このF-16、なぜか主翼端ランチャーにミサイルを装備しているんですけど、なんで。


逆デルタ編隊。





最後はフレア弾を撃って終了。


以上、シンガポール空軍の飛行展示でした。
F-15SG特別塗装機の飛行しているところも見れたので満足です。

というところで今日はここまで。


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東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その25【2018/2/9~13】

2020-11-30 23:35:01 | 海外旅行記
2018年2月11日(日)14時34分
シンガポールエアショー会場
14時30分から2回目の飛行展示が始まりました。


これはアメリカ空軍のF-16Cです。テールコードがWWなので、三沢基地の第35戦闘航空団の機体ですね。航空自衛隊の航空祭では飛行展示の常連みたいな印象ですが、シンガポールでもやるのね。


緩やかに降下しながら通過。





旋回し続けながら通過。


この角度が良いですが、望遠が足りない。


裏から見るときれいなデルタ翼だなって分かります。








日本の航空祭よりもあっちゃこっちゃ動いてくれますね。まあ日本だと制限厳しそうだからアレですが。





上昇を続けますね。





最後にフレアを放って終了です。

短いですが今日はここまで。


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東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その24【2018/2/9~13】

2020-11-21 22:01:50 | 海外旅行記
地上展示区画の奥の方へ進んでいくにつれてまだ見慣れぬ機体も出てきます。これはタイ空軍のサーブJAS-39Dグリペンです。これも、まさかここで見られるとは思わなかった戦闘機です。
スウェーデンのサーブ製の小型戦闘機です。アメリカやソ連の戦闘機とは異なる独自の思想を持って開発された戦闘機で、ニッチな需要を掴んで輸出の実績もあります。そうは言っても中小国での採用が主ですからそうお目にかかれるもんじゃないと思っていました。博物館入りするにもまだまだ早いしね。


ヨーロッパでよく見られる無尾翼デルタ戦闘機は個人的にはあんまり好きな形じゃあないんですが、グリペンとラファールは例外。かっこよい。


カナード翼。これがF-16でいうところのLERXの役割を果たしているとかなんとか。
空気取り入れ口はなんだか古臭い形状しとります。


エンジンはアメリカのF/A-18の搭載エンジンと同じF404を単発。ノズルの形状に見覚えがあります。
サーブは戦闘機の部品で最も重要なエンジンは自主開発せずに輸入に頼っています。


尾部。フラップの形状が凝っているのな。


シンガポールのF-15SG。


焼け野原にでもする気かっていう量の爆弾。


ではここで、シンガポールエアショーの屋内展示を見てみましょう。いい加減クソ暑いものでして。


シンガポールエアショーは本来航空宇宙産業と軍事産業の見本市なので、屋内展示はそこに出展している各企業の宣伝と商談の場になっています。で、企業にとっては業者日の方が大事大事ですんで、業者日が終わってしまうと企業はとっとと撤収してしまうところが多く、一般公開日にはもぬけの殻になっているところ多数。なのであんまり見どころがないのんなー。


ボーイングのブース。軍事兵器も色々やってまっせ!というアッピル。でもボーイングくんは吸収合併した他者が開発した遺産をこねくり回しているだけな気もするし、なんだかこう・・・。
展示ブースはこのように薄暗くて係員もいなけりゃ見物客もおらず、やる気ゼロです。ボーイングですらこれなんだから他の中小企業なんてお察し・・・。


STエンジニアリングというシンガポールの企業。正直よう知らん。地元枠参加だからか一般日でも熱の入った展示をしています。


エアショーに戦車を展示するという離れ業をやってのける会社のようです。


自動運転バスだって飾ります。どうして・・・。


機関銃の展示。子供が触って射撃のマネもできるぞ。日本で自衛隊がこんなのやったら某勢力に目を付けられて怒られ案件になるやつですが、そんなの日本だけです。こういうのは欧米に追随しろと言わないので、連中の言うことは信用できません。


エアバスのブースです。これはたぶん「点が」のニューモデル。あるいは弾丸の展示かもしれません。


エアバスもまあやる気ないです。


サフランという航空宇宙、軍事、通信の複合企業。旅客機用のカーボンブレーキを展示しているのが目立つものでした。左が787用、右がA350用だそうな。


日本からは日通のブースがあるのを見ました。日通なのでやはり航空貨物輸送の展示です。日本人はやはりクソ真面目というべきか、一般日でもちゃんとブース運営してくれていました。


次はこのシンガポール空軍の建物へ。


シンガポール空軍とはなんぞやというのを説明してくれます。外国人向けには良い宣伝になるし、自国民向けにはこういう役割があるからちゃんと納税してちょ、ということになるんだと思います。


ただほぼ素通りでしたがね・・・。人気の展示には家族連れが列を作っているので入りにくいし。


貴重な冷房の効く屋内なので床に座り込んで休憩している人たちもいますし。

というところで今日はここまで。


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