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北米project 5 ~How do you like Canada? その31【2016/6/15~22】

2023-08-03 21:53:52 | 海外旅行記
2016年6月18日(土)7時23分
オンタリオ州ナイアガラフォールズ ナイアガラフォールズ・トランジット・ターミナル
カナダ旅行の3日目の始まりです。今日は移動日となりまして、カナダの首都オワタ・・・もといオタワまで移動します。その道中、トロントで少し寄り道をします。
朝7時には2泊世話になったホステルを出発し、すぐそこのバスターミナルで路線バスを待ちます。
乗るバスは、7:27発のGOトランジット#12系統バーリントン駅行です。終点バーリントン駅でトロント行のGOトレインと接続します。1度の乗り換えでトロントへ行けるわけです。車両は二階建てバスのAD Enviro500 Go-Anywhere (#8168)です。


嬉しいことに二階の最前列の席に座ることが出来ました。ここからの前面展望は実に眺めが良いのです。初めて通る道路の前面展望なのでうきうきです。最高のオタ席でしょう。ちなみに、カナダのバスの場合、ノンステップバスにはオタ席がありません。あしからず。


ハミルトン市の北、オンタリオ湖西端のバーリントン湾を短絡する橋を渡っている時に興味深い可動橋を見つけました。これは「バーリントン運河可動橋」(Burlington Canal Lift Bridge)と言います。両側に鉄塔を設けた設計なので、昇開橋に分類される可動橋です。長さ116m、上昇時の海面高さは最大36.5m、下降時は約5mです。
1826年の開通以来現役を続けている可動橋です。運河自体も通行量が多いので、頻繁に橋が可動しています。開通時から数えた運用回数は20万回を超え、年間4000回も上げ下げしているのです。
詳しくは下記リンクから。




バスはというと「バーリントン湾・ジェームズ・N・アラン・スカイウェイ (Burlington Bay James N. Allan Skyway)」という橋を走ります。片側4車線ぞ!


バーリントン湾を横切れば、バーリントンの街に着きます。


8:52。バスがバーリントン駅に着きました。鉄道とバスの結節点の駅なので規模が大きめですが、駅の看板が小さかったのが少し寂しいですかね。
前述の通りここからGOトレインに乗り換えます。


9:07発のレイクショア・ウェスト線(湖西線!)ユニオン行 (Lakeshore West to Union) に乗ります。ユニオン行とはすなわちトロント行ということです。
GOトレインは通勤路線という性格から大半の路線は土日は運休となってしまうんですが、レイクショア・ウェスト線は全日運行です。運休してしまう他の路線は路線バスが代行運転します。ただしこれは当時の話で、執筆時現在は全日運行の路線が増えてきたようです。
列車はMPI MP40PH-3C形609号機とバイレベル客車です。どちらも旧塗装のコンビでした。これに1時間弱揺られてユニオン駅まで乗り通します。到着は10:10です。ナイアガラフォールズから2時間40分の移動であり、結構時間がかかるものですね。



同日10時10分
オンタリオ州トロント トロント・ユニオン駅
ユニオン駅に着いたら、駅を発着する列車を駅撮りします!これがまず今日1つ目の目的です。ユニオン駅には、GOトレイン、VIA鉄道、UPエクスプレス(空港連絡鉄道)が乗り入れています。貨物列車はここを通らないみたいです。あとは地下になりますが、地下鉄と路面電車も乗り入れてきています。
事前の下調べで、VIA鉄道が何本か撮影できそうなことは把握していたので、それを待ち構えることにします。
何と言っても今日はバンクーバーから遠路はるばる走り通してきた大陸横断列車「カナディアン」がユニオン駅へ終着する日です。これが撮影できたら花丸満点です。といっても大陸横断列車だと時間単位の遅延が当たり前なので、見かけたらラッキーくらいの心構えでいます。
まずは到着迫るVIAの「コリドー」を迎撃します。ユニオン駅はこんなに必要なのかというくらいホームが乱立していますが、VIAの発着番線は見たところ決まっているようなので、その中から撮影に適した位置を見つけて待ち構えます。
それが上写真のところなわけです。場所を見つけるというか、列車を降りたところが好適そうだったからっていう。ホームが線路の両側にありますし、高さも低いので簡単に線路を横切れそうですが、やっちゃだめですよ~。


構図を決めかねているうちに早速VIAの列車がやってきました!はいはい、これですよこれ!これを見たかった!
列車はVIA鉄道の稼ぎ頭、都市間特急「コリドー」です。これはウィンザー発のコリドー70号だと思います。
ディーゼル機関車に客車数台を連結した列車です。二階建て客車とか制御客車とかがない、正統派の客車列車なのが魅力の列車なのです。


先頭の機関車はGE P42DC形913号機。ジェネシスの愛称のあるディーゼル機関車です。車体を見れば気づくかも知れませんが、アムトラックの主力機関車と同一形式です。基本性能も同じです。細かい点は違うようですが。塗装は独自のルネサンス色で、これがおしゃれで秀逸なんですよね。


「コリドー」の客車は主に2種類で構成されています。ひとつは骨董品のバッド・オールステンレス客車。もうひとつはこのLRC客車です。
LRC客車はもともとその名も「LRC」という専用の列車に連結されていました。高速性を追求した列車で、専用の機関車と客車で構成されていました。後にLRC機関車は廃車されてしまいましたが客車は続投が決まり、現在まで運行されています。機関車の屋根高さとの違いが凸凹っぷりを出していて客車列車っぽいですよね~。
写真の客車は3472号で、1等車(ビジネスクラス)です。1等車は専用のルネサンス塗装に塗られています。左右非対称の躍動感ある塗り分けと機関車と合わせられた黄帯の高さが美しいです。


これはLRCの2等車3307号です。LRC原色塗装と塗り分けは同じですが、裾部分がルネサンスの青緑色に塗り替えられています。


最後は2等車3325号。これはLRC原色の旧塗装車です。ルネサンス塗装が出てきてから日が浅いわけじゃないんですが、塗替えそんなに熱心じゃないんすね・・・。


「コリドー」を見送ったら陣地転換して、GOトレインの撮影に移ります。
GOトレインの乗り場は両側ホームなので停車中の編成写真を撮るには向いていませんわね。26番線ってなんやねん。
写真の制御客車は305号。


ホームを変えてGOトレインの後追い撮影。機関車はMPI MP40PH-3C形653号機(旧塗装)。


望遠でうねうね~。2階建て客車が10両編成くらいになっているので、215系みたいな感じなんですよね。


奥の留置線にはバッド車2両と機関車がいました。あれがまだ現役やってるんだよなあ。


UPエクスプレスの1000形(仮称)1008号がユニオン駅に到着しました。ここからだとよく見えますね。以前も書きましたが1000形は日本車両製です。


貫通型車両が先頭に出ているけど、向きが逆だ~。


VIAの見えるGOトレインの番線に行くと、F40PH-2D形6446号機と骨董品がいました。ちなみに、VIAのホームへは改札を通らないと入場できませぬ。

というところで今日はここまで。


その32へ→


 
 
 

北米project 5 ~How do you like Canada? その30【2016/6/15~22】

2023-06-04 23:12:00 | 海外旅行記

ナイアガラフォールズ編の最終回です。
スカイロンタワーを降りた時には夕暮れ時になっていたので、そろそろ夕ご飯とします。市街地にある適当なパブに入って豚のスペアリブとフレンチフライのプレートを注文しました。野菜がないが・・・。スペアリブは甘くて濃い目の味付けでした。想像通りね。


パブなので酒を飲まないと失礼というものです。ビールにしましたが、足の形をした容器に入って出てきました。話の種になるかも知れませんが、あいにく一人者でね。ビールは美味かった記憶です。


2016年6月17日(金) 22時11分
オンタリオ州ナイアガラフォールズ カナダ滝
22時になるとようやく暗くなりまして、今日の最後の行程であるところのナイアガラの滝のライトアップを見物します。


見事なライトアップでして、瀑布の部分にだけ光が照らされ反射して輝いているのが素晴らしいのです。水煙が巻き上がっているのも幻想的な光景を演出しています。


見物客もたくさんいますね。


イカ釣り漁船が。


照明の色は自在に変えられるようですな。無色が好きかも。


虹色です。


照明の光源は昼間も見た照明小屋です。軍事用探照灯の転用なので光量は凄まじいです。
奥に見えているのがスカイロンタワーです。昼間見ると無機質なコンクリート建築ですがあれもライトアップされるとレトロフューチャーな雰囲気を出してきていて、良い感じに見えます。


照らされているゲーミングアメリカ滝。水煙が探照灯の光線を反射しています。


刻々と色が変わっているので飽きさせないです。ちなみに音楽の演出はありません。滝の轟音が聞こえてくるのみ。でもそれでいいのです。


20分間くらい眺めていたところで撤収することにしました。今日も駅前のホステルに一泊です。路線バスはこんな時間でも運行しているので頼もしいです。


バス停で待っている間に撮影した市街地。観光地化されているのでにぎやかなものです。ここも日没後に来たほうがおもしろいでしょう。

というわけでナイアガラフォールズ編は今回でおしまいです。
世界的観光地を訪ねることができ大変満足できました。昨日は飛行機や駆逐艦ばかり見てきたので一服できたのも良かったです。
開発されまくった街ということもあって街歩きはしませんでしたが、できることならしたかったので、それは次回行くときの宿題としておきます。

というところで今日はここまで。


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北米project 5 ~How do you like Canada? その29【2016/6/15~22】

2023-06-02 20:51:46 | 海外旅行記
2016年6月17日(金) 18時38分
オンタリオ州ナイアガラフォールズ スカイロンタワー前
ナイアガラフォールズ駅でアムトラックの列車を撮影した後は、路線バスに乗って再度市街地へ乗り込みます。とりあえず今日絶対することリストは全部消化しましたが、時間は余っています。そこで、オプションとしていた展望塔へ登ることにしました。
というわけでバス停から歩いて「スカイロンタワー Skylon Tower」という展望塔へ来ました。
写真は歩いている途中にすれ違ったCan-arのMCI 102-EL3(#2601)。


これがスカイロンタワーです。1965年10月に竣工した展望塔で、なるほど昔の雰囲気のある建築物ですなと。先端までの高さは160mあり、最上階は143mの高さにあります。
上の展望階には回転レストランがありにけり。時代ですなあ。行きませんでしたが。


有名観光地なので観光バスも何台も停まっています。これはEra ToursのSetra S400シリーズです。弊ブログでは初めて出てきたかな。


アジアン・エクスプレスのVanhool CX45 (#5558)です。

レイクフロント・ラインズ (Lakefront Lines) のMCI J4500 (#67145) です。


展望階へはエレベーターで昇ります。これまた年代物のようなエレベーターでした。それで展望台へ行ってみるとこれはなかなか良い景色が。


レトロですね~。柱が多いですな。


北東方面を見ます。観覧車のあるところはクリフトンヒルという遊園地だそうな。


西方角を見ます。森林が広がっているように見えますが郊外の住宅街です。


あの高層ビルはヒルトンホテルです。


それで、ナイアガラの滝です。滝の白、川の青、森の緑がよく混ざっていていい感じの景色です。夕暮れなのもいいです。展望塔へ昇るのは普段あまり気乗りしないんですけど、ここは絶景を拝むことができたので良い判断となりました。


滝の上流にある橋のようなものが、流量を調整する水門です。手前に見える陸地はゴート島です。


下から見ても上から見ても美しい景色です。


アメリカ滝も見ておきます。こっちの迫力も大したものなんですよね。


引いた写真。


アメリカ側の東方角を見ます。中央の背の高い建物はカジノ施設です。


ナイアガラの滝の絶景を堪能できました。それでは下界へ戻りましょう。

というところで今日はここまで。


その30へ→



 
 
 

北米project 5 ~How do you like Canada? その28【2016/6/15~22】

2023-05-19 22:42:16 | 海外旅行記
なんとなく記録しておいた気温計。摂氏38度です。カナダは摂氏表示なのね~。このように普通に猛暑日なんですが、湿度が低いおかげか不快度はそんなに感じなかったです。


WE GO Nova LFX 60’ (#5210)。


ここらへんは市街地ですねえ。低層の古っぽい建物が並んでいるので、ちょっと昔の市街地でしょうか。


んで、列車の撮影をしにナイアガラフォールズのバスターミナルへ戻ってきました。
ちょうどコーチ・カナダ(Coach Canada)のMCI J4500 (#85002)。車両番号の丸文字書体とバンパーのフォグランプが特徴的。トロント行きかなにかの高速路線バスだったと思います。


ここまで乗ってきたナイアガラフォールズ・トランジット (Niagara Falls Transit)のNova LFS (#1396) #102系統病院行。


反対側から。このLFSは4代目ですね。


列車の撮影地は目星をつけています。昨日も立ち寄ったワールプール・ラピッズ橋(左)を渡る列車を押さえます。橋の下を流れるナイアガラ川がアメリカとカナダの国境なので、ちょうど国境を通過する列車を見ることとなります。これはおいしい状況です。


アメリカ側のナイアガラフォールズ駅を出発したアムトラックの列車が川の右岸へ差し掛かりました。


今まさに国境を通過しているアムトラックの列車。この列車は「メープルリーフ63号」です。
メープルリーフ号は、アメリカ・ニューヨーク州ニューヨークのペンシルバニア駅(ペン・ステーション)からエンパイア・コリドー線を経由してカナダ・オンタリオ州トロントのユニオン駅まで走る国際列車です。トロント行が63列車、ニューヨーク行が64列車です。全区間の運転距離は875kmで運転時間は12~13時間です。なお飛行機だと飛行時間2時間だそうですから、ちょっと勝負になりませんね・・・。


列車はアメリカ側はアムトラック、カナダ側はVIA鉄道が運行します。ただし車両はアムトラック側の片乗り入れです。
先頭はGE P42DC形というアムトラックの標準型ディーゼル機関車です。客車はアムフリートという平屋建ての座席車です。ニューヨーク側の路線は建築限界が狭いので二階建てのスーパーライナーが走れないのだそうな。編成は機関車1機と客車は座席車4両と最後尾にカフェ車1両を繋いだ6両編成です。


橋から歩いてすぐが次の停車駅、カナダ側のナイアガラフォールズ駅なので、すぐに追い付くことができました。乗客はこの駅でカナダの入国審査を受けるので、停車時間も長いです。乗務員交代も行われていることでしょう。


国境駅なのですが割とすんなり構内へ入ることができました。P42DC形は131号機でした。


アムフリートを見たのはこの時が初めてでした。かまぼこ型の断面をした丸みの強いステンレス車体が特徴的です。これはメトロライナーという電車特急の流れを汲む物です。黒鉄重工コードネームでは、ステンレス版500系と呼んでいます。
厳密に言うとこれはアムフリートII型という車種です。II型ということはI型もあるわけで。違いは扉の数です。I型は片側2扉、II型は片側1扉です。それぞれの数字が入れ違いになっているのでややこしいですな。


これもまた特徴的な台車です。正体はパイオニアIII台車です。ただし特徴的な車輪よりも外側に配置されたディスクブレーキは内側にあるみたいです。
パイオニアIII台車は日本でも初期の東急車輛製ステンレス車両に採用されていたことでお馴染みです。残念ながら日本の鉄道では相性が良くない部分もあり根付きませんでしたが、本家アメリカでは未だに台車交換されることもなく使用され続けています。まあアメリカの車両メーカーがアメリカの線路に適合するよう台車を設計されているはずなので、相性は良いはずなんですよ。


最後尾に連結されたカフェ車。窓割りが座席車と異なるのです。あとは扉も片側2箇所なのでアムフリートI型というのも分かります。


駅舎の室内は列車の運行前後にしか開いていないみたいなので、にゅるんと入ってみました。観光客ばかりですね、そりゃ。


そろそろ出発です。
アメリカらしい無骨で頑丈さを感じさせる外観が好きなんですよ、やはりP42は。新型機のシーメンス・チャージャーはちょっと垢抜けてきていて、慣れるのにまだ時間がかかりそうです。


ナイアガラフォールズ駅をゆっくりと去っていきました。

というところで今日はここまで。


その29へ→


 
 
 

北米project 5 ~How do you like Canada? その27【2016/6/15~22】

2023-05-18 22:51:20 | 海外旅行記
ナイアガラフォールズ編のつづきです。カナダ滝(右手前)とアメリカ滝(中央奥)を同時に眺めます。


霧の乙女号、結構滝まで近づくんですね・・・。


さてここで一度ナイアガラの滝からは離脱して、ナイアガラフォールズ駅へ戻ります。そろそろアムトラックの列車がやって来るからですね。とりあえず川沿いの道路を歩きながらバス停を目指します。
歩いているときに見かけたバスは一通り記録しておきます。これはカージナル・バス (Cardinal Buses) のVan Hool T2100 (#6904)です。


ホリデー・コーチ (Holiday Coach) のVolvo Buses 9700です。弊ブログでは珍しい、というか初登場のボルボバスです。バスでもスラッシュの入ったグリルなんですね。バスはリアエンジンだからあのグリルは飾りでしょうけども。


WE GOのNova LFX 60' (#9012) グリーンライン南行です。


水量も豊富なのだ。


カナダ滝の全景を眺めます。


またWE GO Nova LFX 60' (#9006)。


またまたWE GO Nova LFX 60' (#9002) グリーンライン北行。ドア側の側面から撮ったのはこれが初めて。


石垣のような構造物。石垣の上には照明のようなものが多数配置されています。これは、夜間にカナダ滝のライトアップをするための照明装置です。昔観たことのあるテレビ番組で、この照明は第二次世界大戦で使われていた軍事用の探照灯を転用したものなんだと説明されていましたね。


変わった乗り物に乗ってみようと思います。フォールズ・インクラインです。つまりは傾斜鉄道ですね。
1966年開通した延長59.8mの路線です。インクラインというと貨物輸送や工事用に建設されるのが通常ですが、これはどうも観光用に建設されたように思われます。珍しいですね。複線(実際は単線並列ですが)なのも他にあまり無い構造だと思います。
ちなみにこの線路と車両は2代目で、2010年~2013年に線路と車両の付替え工事が行われました。


インクラインの乗り心地は良く、傾斜エレベーターのような具合でした。特にインクラインにするほどの距離なのだろうか、という気もしますが。そんなに歩きたくないのかカナダ人。

というところで今日はここまで。


その28へ→



 
 
 

北米project 5 ~How do you like Canada? その26【2016/6/15~22】

2023-02-09 20:41:52 | 海外旅行記
2016年6月17日(金)13時30分
オンタリオ州/ニューヨーク州ナイアガラフォールズ レインボーブリッジ米加国境上
 アメリカ合衆国からものの3時間で出国して、カナダへ帰ります。このあたりで国境を行き来できるのは行きにも通ったレインボーブリッジだけなので、帰りもレインボーブリッジを渡ります。


レインボーブリッジの上で入国待ちをする車列の中にいたバスです。
ガンサー・チャーターズ(Gunther Charters)のVanhool TX45です。バンフールはベルギーが本拠地の商用車メーカーで、ヨーロッパと北米に展開しています。弊ブログでは登場するのが珍しい会社です。ガンサーは、メリーランド州に本社のある貸切バス会社です。


カナダの国境検問所へ戻ってきました。ここを通って無事カナダへ帰ってきたら、今度はカナダ側からナイアガラの滝を見てみることにします。


国境検問所からカナダ滝までなら歩いていけるので、ナイアガラリバー・パークウェイを通って徒歩で進みます。路線バスの路線網が目的地まで通ってなさそうなのも理由ですが。
そんななか道中歩いている時にすれ違ったのがこのWEGOのNova LFX 60' (#9002)でした。WEGOはナイアガラフォールズを訪れる観光客向けの公共交通機関です。市内の公共交通機関は今朝自分も乗ったナイアガラフォールズ・トランジットもありますが、こちらは地元民向けの交通機関ということで棲み分けされています。運賃体系も分かれているので、ナイアガラフォールズ・トランジットの乗車券はWEGOでは使えません。逆もしかり。
観光地を動き回るにはWEGOの方が便利なのですが、肝心の黒鉄重工前線基地からナイアガラフォールズ中心地への移動手段がWEGOには無かったので、今回はナイアガラフォールズ・トランジットを選んで利用したというわけです。
このLFX 60’は、Nova社の主力商品LFSのBRT向けカスタム車です。外装パーツに専用品が奢られていて、連続窓、屋根フェアリング、流線型ミラー、ボディと同色のバンパー、ホイールカバーが取り付けられる設定です。ただしノーマル車の装備も選べるみたいで、WEGOの車両はミラーとバンパーがノーマル仕様となっているみたいです。それに当初はLFX専用だったオプションも後年ノーマル車にもオプションで設定されるようになったため、LFXとLFSの境界線は曖昧になりました。また、走行性能面では違いがないみたいです。


所有会社不明(オンタリオナンバー)のMCI D4500 (#65)。


これも所有会社不明(オンタリオナンバー)のMCI D4500 (#61)。でもたぶん#65と同じ会社でしょう。


またしても会社不明のPrevosat H3-45 (#5822)。


そうこうしているうちにカナダ滝の上流へ来ました。上流は上流で川の流れが突如途切れている不思議な光景が魅力です。


ここらへんですね。


水煙で奥が見えません。こういう滝もなかなか見かけないものです。


BIG SCALEと言うほかありません。長い時間眺めていられます。惚れ惚れするなあ。


Nice boat.

というところで今日はここまで。


 
 
 


北米project 5 ~How do you like Canada? その25【2016/6/15~22】

2023-02-07 21:23:34 | 海外旅行記
ナイアガラフォールズ編の続きです。
霧の乙女号から地上へ帰還しました。次は、船上から見えた崖伝いに生えている足場を歩くアトラクション「風の洞窟(Cave of the Winds)」に行きましょう。
写真は道中見たトロリーバスです。ただし、架線から集電して電気で走る本物のトロリーバスではなく、路面電車風の車体を装荷した内燃機関で走るなんちゃってトロリーバスです。実際現地ではそういう呼び方をされています。
懐かしさを感じさせる車体を利用した観光地での周遊バスに使われることが多いです。日本でもそういう使われ方ありますよね。
このトロリーバスはケーブルカーコンセプツ(Cable Car Concepts; CCC)という会社が製造したものです。弊ブログでは初登場だと思います。このNo.15は後ろにトレーラーを連結した2両編成で走っているのが特徴的です。


風の洞窟へ行くにはカナダ滝とアメリカ滝の間にあるゴート島へ渡る必要があります。ゴート島はアメリカ領となっていて、アメリカ側には橋が架かっています。なので、カナダ滝の流れるナイアガラ川本流の間に米加国境が横たわっています。
写真の橋を渡ってゴート島へ上陸します。


ゴート島はここです。滝や国境の位置関係を確認しておいてくださいね。
風の洞窟は島の北西側にあります。


風の洞窟へ至る足場の入り口へ来ました。船上から見ていても分かる通りずぶ濡れ必至なので、ここでも合羽を着ることになります。風の洞窟の合羽は黄色なんですねー。あとは全員サンダル履きに履き替えです。上も下もびちょびちょになるってことですか・・・。こういうカラッとした天気の時は気持ちいいでしょうな?


Nice boat.


ゴート島の崖を下っていきます。地下通路を降りていって、地下を出たらそこは崖の下のような進み方です。奥にはアメリカ滝が見えます。風の洞窟はアメリカ滝を間近に感じるアトラクションなのです。
ナイアガラの滝は落差は大したことないと言っても下から見上げると迫力すごいですね。滝の迫力は落差よりも水量なのですよ。


内陸部なのに大量のカモメがいます。船上からも見ましたね。一大コロニーになっているんじゃないでしょうかね。


なんだてめー。目線ありがとうございますー。


轟音すごいですよ。なんならこのあたりからもう水煙で濡れ始めてますからね。


本流から逸れた水流です。ミニナイアガラの滝といったところでしょうか。こういう水の流れを眺めるのが好きです。


一方こちらがアメリカ滝の本流です。写り込んでいる人間と大きさを比べてみてくださいね。


滝っていうか風呂桶から溢れ出たお湯みたいな趣もあります。
もうね、びしょ濡れです。カメラが濡れて故障しないように合羽の中から出し入れするのが大変です、はい。


人間のなんと小さきことよ。


足場が浸水しているんだもん。


ここが足場の最深部です。つまりアメリカ滝に最も接近できる地点です。いうほど洞窟要素は無かったですね。これはもう、濡れたもんがちというか、濡れるのを楽しむアトラクションですな。カメラで滝の雄大さを撮ってやるぜと言うには少し疲れるやつでした。
ちなみにカナダ側にもカナダ滝の真横まで近づける同様のアトラクションがあるんですが、アメリカ滝で十分満足できたため行きませんでしたよ。
最深部まで到達したら、あとは来た道を戻るだけです。


有名所のアトラクションは楽しめましたので、これでアメリカとはバイバイしようと思います。空港の乗り継ぎなどを除けばなかなか短いアメリカ滞在時間だったんじゃないでしょうか。
ちなみにアメリカ側のナイアガラフォールズ市はニューヨーク州内に存在します。なので一応、今回のこれでニューヨーク(州)に足を踏み入れたことになります。よって「ニューヨークに行ったことあるもんね!(ニューヨーク市に行ったとは言っていない」と自慢できるわけです。しょーもない自慢ですけど。
ついでにも少し話を逸らすと、ここから南東に30kmくらい行ったところにバッファローウイングチキン発祥の街と言われるバッファロー市がありにけり。ここにはアメリカ海軍の軽巡洋艦USSリトルロック、潜水艦USSクローカー、駆逐艦USSザ・サリバンズなんかが一箇所に保存されている公園がありますので、足を伸ばしてみたかったなーと今でも少しだけ引きずっています。特に軽巡洋艦の記念艦は珍しいですからね。

というところで今日はここまで。

その26へ→




 
 
 

北米project 5 ~How do you like Canada? その24【2016/6/15~22】

2023-01-27 22:09:54 | 海外旅行記
2016年6月17日(金)10時25分
アメリカ合衆国ニューヨーク州ナイアガラフォールズ 霧の乙女号桟橋
アメリカ側のナイアガラフォールズ市(カナダ側と同じ自治体名なのだ)から、ナイアガラの滝へ近づく遊覧船に乗ります。その名も「霧の乙女号」です!英語だとMaid of the Mistだよ。霧の乙女号元々はナイアガラ川の渡し船として始まったのです。後に橋が架かったことで役目を失いましたが、観光船に業態を変えることで生き延びて今に至ります。
あの浮桟橋から船に乗り込むのね。船は甲板が二階建てで立ちスペース多めの詰め込み仕様です。なおこういう遊覧船はカナダ側からも出ていますよ。


出港です。いや、あんな流量のところに行くの?こっからでもよくない?


まずはアメリカ滝から。滝の基本スペックですが、落差34m、幅260m流量は川全体の1割です(残り9割はカナダ滝に流れている)。落差は大したことがないのと、これで1割の流量しかない、という驚きでいっぱいです。


上から見ていた時は水煙で気付かなかったんですが瀑布の下には大きい岩石が大量にあるんですな。滝の侵食で崩れたんでしょうかね。


水煙が凄まじく、カメラのレンズはあっという間にびしょびしょです。こりゃたまらん。拭いても拭いても濡れ濡れです。


岩石が積もっているので水流は意外となだらかな着地(着水?)をしているように見えます。


なんじゃありゃあ。
アメリカ滝とカナダ滝の間にあるゴート島に足場が作られていて、黄色い合羽を着た人間がうろついています。アホかと思いますが面白そうなので後で行ってみようと思います。


水煙が邪魔で近くで見ると意外とはっきり見えない、というのが実情です。


ゴート島に遮られている流域は静かです。つかの間の平和を楽しもう。


ゴート島の侵食や崩落で堆積したと思うガレ場。安息角のお手本みたいな角度ですね。40度くらいかな?
大きさがわかりにくいんですけど、ガレ場に無数にある白い点々はみんなカモメです。コロニーでもあるんか?というくらい大量のカモメが生息しているようです。君たち、なにも海辺に居なければならないわけではないんですね。


いよいよ最奥のカナダ滝へ近づきますが、み、見えない~!水煙ですっかり霧に包まれてしまいました。カメラもびしょびしょ。本当故障が心配・・・。


アメリカ滝と違ってカナダ滝は岩石の緩衝地帯がないみたいで、落ちてきた水流が直で下流に叩き込まれます。よって水流もそれなりに複雑です。


水煙が晴れたところが!なんつー大瀑布だ。
カナダ滝の基本スペックは、落差53m、幅671m、流量の9割がここを流れます。特徴的なU字形状から馬蹄滝と呼ばれることもあります。やっぱり落差は大したことないです。華厳の滝の半分ちょっとか。
昔の流量は5800㎥/sで、滝は毎年1mずつという超高速で侵食されていました。この調子だと近い将来滝の形状が変わったり位置が上流へ後退したりと色々アレなので、流量を調整して侵食を極小に防ぐ開発が1950年代に行われました。
滝の上流には可動堰が建設されて昼間と夜間、観光シーズンの夏とそうでない冬で流量が調整されています。夏場は約2800㎥/s、冬場は約1400㎥/sだそうな。
ただし観光ピーク時はほぼフルスペックの5700㎥/s流しているみたいです。たぶん今見ている滝は時期的にそれに近い流量だと思います。なので、迫力あるナイアガラの滝を見たい場合は訪れる時期をよく考えたほうが良いのです。
あとは、流量の一部を水力発電用の導水管に回して滝に流す水量を減らしています。これで発電した電力は夜間の滝のライトアップにも使われています。
このような流量調整によって侵食は年間3cmまで減らせているそうです。

以上のような開発行為や自然現象の現状変更などもあって、実はナイアガラの滝は世界遺産に登録されていません。日本でしか通じないベスト3のひとつこと、世界三大瀑布の残り2つは世界遺産に登録されているので勘違いされやすいところです。今日はこれだけ覚えて帰ってください。


カナダ滝の近くには数分止まっていましたが、水煙凄まじくカメラを向けることが出来ないのでカット数はあんまり無いのですよ。


滝壺から離脱して桟橋へ帰ります。
左岸(カナダ側)の河岸にある謎の構造物。別にネイティブアメリカンの古代遺跡などではなく、これが先述の水力発電所の建物です。この建物は本体ではありませぬが何の建物かは分かりませんでした。発電所は地上にあるみたいです。
正式にはランキン水力発電所といって、1905年に建設されました。ナイアガラの滝の流量と落差ならそれなりに発電が期待できそうです。発電機の数は建設時5基、最盛期11基を持ち、最大76.4MW(交流25Hz)を出力できました。
しかし時代が進むと北米の標準周波数は60Hzが浸透していったため次第に需要が減少、2003年に常時運転を止め、2005年に廃止されました。なので、この発電所現役ではないのです。
廃止後も内部は良好な保存状態だったみたいで、2021年に観光地として再出発したみたいです。行ってみたいなあ。


下船しました。30mの崖を登って地上へ帰還します。


下から見上げる水煙。


豪快とか雄大とか、そういう言葉が自然と出てくる滝でした。船に乗ってみる価値ありました!

というところで今日はここまで。


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北米project 5 ~How do you like Canada? その23【2016/6/15~22】

2023-01-24 23:20:40 | 海外旅行記
カナダ旅行の2日目を始めます。昨日の初日はトロントの空港からハミルトンを経由してナイアガラフォールズにたどり着いたところで終えました。
2日目の今日はナイアガラの滝を満喫します。純粋な観光回となるのです。

この日回ることになる箇所を地図上にまとめてみました。ナイアガラフォールズの観光名所は当たり前ですがナイアガラの滝付近に集中しています。ただ、カナダにしては名所が程よく小さくまとまっているので見物しやすいでしょう。
ナイアガラフォールズは古くから超有名観光地として開発が行われ、特にカナダ側ではカジノや高層ホテルなどが乱立している娯楽の街です。私には縁遠いところなのでそういうところは今回出てきません。
ちなみに私が今回前線基地とした黒鉄重工ヘッドクォーター(地図上黄色い点)は市街地中心部から北へ約2km離れた位置にあります。ナイアガラフォールズの市街地自体はそれほど広いものではないので、2kmも離れると街の外れです。この距離を徒歩で行くにはちとしんどいものがあり、路線バスを活用することになるのです。
予習はこれくらいにして本編へ入りましょう。また適宜補足を入れます。


2016年6月17日(金)9時30分
オンタリオ州ナイアガラフォールズ カナダ国境検問所
市内のホステルで朝を迎えたら、少し硬めのベッドから起き上がって朝ごはんを食べに行きます。ホステルなので無料の朝食は無いし、昨日は食料を買ってきていないし、近くにコンビニもマックも無いです。
ところがホステルには前に寝泊まりしていた人たちが自炊した時に発生した余り食料を置いていく習慣があります。たしかフリーフードなどと呼んでいたと思います。今回それをありがたく使わせてもらって、シリアルか何かをお腹に放り込んで朝食にしました。

支度をしてホステルを出発したら、歩いてすぐ近くにあるナイアガラフォールズ・トランジット市営交通のバス停から路線バスに乗ります。104系統だったと思います。今日はこのバスに何度か乗る予定なので、1日乗車券を買っておきます。
Victoria Av & Bender St停留所で下車して川の方へ歩いていくとたどり着くのが写真の場所です。この先にあるのはカナダの国境検問所です。

前回も書きましたけど、ナイアガラフォールズはナイアガラ川を境に左岸がカナダ領、右岸がアメリカ領となっている米加国境地帯なのです。ナイアガラ川に架かっている端の両岸には両国の国境検問所が構えているんですねー。
というわけでせっかくですから、アメリカに行ってみようと思います!


あの建物からアメリカへ行けることは地球の歩き方を読んで分かっているんですが、国境を渡る人たちの移動手段は主に自動車なので、歩いて渡るにはどう行けばいいのか分かりません。なので迷ってうろついているわけですねー。
どんどん逸れていってオークズ・ガーデンシアターという庭まで来てしまいました。そしてそこでついにアレと、ナイアガラの滝と邂逅してそのすがたを目にすることになったのです!まだ遠く離れているのにクソでかいです。そして轟音も聴こえてくるのです。今日はこれから嫌というほどあの滝が出てきますからね。


国境検問所にたどり着くまでに見かけたバス。これはバダー・バス(Badder Bus)のMCI J4500 (#1316)です。カナダの貸切バス会社です。
badderというのは素晴らしいという意味があるみたいっすよ。badの比較級はworseですからね。ややこしいなあオイ。


こっちはレプラコーン・ラインズ (Leprechaun Lines)のプレボスト・H3-45 (#861)です。これも貸切バス会社です。
ちなみにレプラコーンというのはアイルランドの伝承に出てくる緑の服を着た妖精さんのこと。妖精さんと言ってもおっさんのすがたのことが多いみたい。車体側面に絵が描かれてますね。


なんとかカナダの国境検問所を見つけ出して入りました。ちょっとアメリカ行ってくるわみたいなノリで出国できました。なお出国料50セントを支払わされます。なんでや。


あれが米加をつなぐ夢の架け橋「レインボーブリッジ」です。東京のアレや静岡のアレよりも遥かに歴史の長い、1941年竣工です。世界は広いんだよ。あの橋を歩いて渡ってアメリカへ行くのです。


渡る分には普通の橋っすね。歩いて国境移動する人なんて観光客くらいでしょうからなにか演出入っていればいいかも。


橋の中央部からナイアガラの滝を眺めます。滝の上流と下流で侵食具合がまるで違っているので、どうしてこうなったんだと。
あとはカナダ側はホテルやカジノのビルがにょきにょき生えていて高度に娯楽観光地化されています。一方アメリカ側はカナダに比べると田舎町っぽい雰囲気です。


アメリカ側の国境検問所へ着きました。ワーホリでバイトしてる日本人ですー、今日は遊びに来ましたー、日帰りですー、みたいな問答をして無事アメリカ合衆国ニューヨーク州へ入国!
これでアメリカへ入国するのは3ヶ月ぶり4度目となります。ちなみに入国時の移動手段はそれぞれ鉄道、船、飛行機、今回の徒歩と全て異なります。これはプチ自慢にしてもいいでしょう!


入国したらまずはナイアガラ川へご挨拶。ちーっす。
ていうかこの流量はもう洪水でしょう。みんな平気なの?


途中で川の流れが途切れていますけどあの先がナイアガラの滝ですよー。落ちたら死ぬ。滝のすぐ上流を見るのも珍しいような。


もうちょいわかりやすい角度から。この絵はいいなー。


虹も架かっています!水煙が大量に漂っているのも大瀑布ならではです。後でこれに苦労させられます。
さっきの橋はだからレインボーブリッジなんでしょうね。


ちょっと高いところから。アメリカ側から見る滝もオツなものですな。
ちなみに手前側の滝がアメリカ滝、奥の方はカナダ滝と呼ばれとります。覚えておくように。


Nice boat.
川床が深いのか、チンダル現象で水がエメラルドに見えます。


ナイアガラの滝は超有名観光地なので数々のアトラクションやアクティビティが充実しています。それではそのひとつに乗り込んでいきましょう。


あのナイスボートに乗って滝に間近に迫るというわけです。乗客全員真っ赤なのはお揃いの合羽を着ているからです。つまり全員漏れなく濡れるということです。漏れがないけど濡れます。


そして私も青い合羽を装着して桟橋へ。合羽の色が違うのは運営会社ごとに区別するため?

というところで今日はここまで。


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北米project 5 ~How do you like Canada? その22【2016/6/15~22】

2022-11-06 22:45:43 | 海外旅行記
2016年6月16日(木)16時59分
オンタリオ州ハミルトン バーリントン・アット・ジョン バス停
記念艦HMCSハイダを後にしたら、路線バスでの移動を再開して今日の宿泊先へと移動します。 
HMCSハイダから最寄りのバス停Burlington at Johnバス停からハミルトン・ストリート・レイルウェイ(HSR)の路線バス4系統ベイフロント行に乗ります。車両はNFI F40LF (#0804)でした。


Barton at Nashバス停で4系統のバスを降ります。ここは角地にショッピングモールのある交差点です。ここではHSRからGOトランジットのバスに乗り換える荒業をします。
HSRとGOトランジットとの乗り換えのできるバス停ですが、別に接続しているわけではないのでHSRのバスが延着したりGOトランジットのバスが早発したりすると予定が崩れてしまいます。一応乗り換え時間は10分くらいありますが・・・。
HSRは数分遅れた程度で着きましたが、GOトランジットの方は・・・?両者のバス停は交差点を挟んだ向かいにあるので急いで横断歩道を渡りました。バス停の方へ行ってみると、乗車待ちの列が出来ているのでどうやらまだバスは来ていないようでした。
そこから5分くらい待っていると、GOトランジットのバスが来ました。12系統ナイアガラフォールズ行に乗り換えます。車両は二階建てバスのAD Enviro500 GO-Anywhereでした。
このバスはトロントから鉄道でバーリントン駅を経由して、そこからバスでナイアガラフォールズへ向かう中距離系統です。割りと乗車率は良くて、1階席はほぼ満席、2階席も半分以上は埋まっていました。2階席のよきところに座りました。


同日18時46分
オンタリオ州ナイアガラフォールズ ナイアガラフォールズ・バスターミナル
ほぼ2時間の乗車を経て12系統の終点ナイアガラフォールズへ到着しました。路線バスですが座席はハイバックシート(非リクライニング)になっているので長時間乗車にも一定の配慮がされています。
今日はナイアガラフォールズで宿泊します。宿泊場所はバス停から近いです。


バスターミナルのすぐ横には、VIA鉄道のナイアガラフォールズ駅があります。バスだけでなくて鉄道もあるんですよね。
ナイアガラフォールズ駅という名前は、当然ナイアガラの滝から取られた駅名です。こういう有名景勝地から取られた駅名というものは、壮大な響きがあって好きですね。天橋立駅とか天竜峡駅とか親不知駅とか、あんな響きに似ていると思います。
当駅は1879年にグレートウェスタン鉄道(イギリスの同名鉄道とは関係無し)が開業させたもので、駅舎も開業時に建築されたものだと言われています。見た目キレイだからそうには見えませんな。



ナイアガラフォールズ駅は現役で、トロントとアメリカのニューヨークを結ぶ国際列車「メープルリーフ」号が1日1往復停車します。基本的にそれだけ・・・。
他には夏の多客期の週末にGOトランジットの臨時列車がハミルトン駅から延長運転されるっぽいです。それに乗ってみたかったところですが、日にちが悪かったのでこれは叶わず。



駅前はこんな感じ。バスターミナルもあるので交通結節点の役割があるんですが・・・。カナダ側のナイアガラフォールズ市街地は賑やかと聞いていたんですが、こっちは街の外れなんでしょう、寂しいっすね・・・。鉄道や路線バスの利用率は推して知るべし。バスの乗客も若者ばかりでしたしねー。


駅のすぐ先にはナイアガラ川が流れています。結構高さのある段丘崖の下を川が流れています。そしてここはナイアガラ川がカナダとアメリカの国境になっているので、この川を渡るのは色々な意味で面倒です。
ちなみにアメリカ側にもナイアガラフォールズ駅があって、両方に税関施設があります。アメリカから川を渡ってやって来た「メープルリーフ」の乗客はカナダ側の駅で税関検査を受けます。逆方向の時はアメリカ側で税関検査を受けます。
どっちの駅も川岸近くにあるので、両者の距離は1kmくらいしか離れていません。国境ならではの光景かもしれません。国境駅の割には普通にホームに入れてしまったんですが・・・。

そして写真に写っている水色のアーチ橋が鉄道の線路です。「ワールプール・ラピッズ橋」という名前で1897年竣工です。長生きな橋ですこと。鉄道橋としては2代目で、初代はナイアガラ川吊り橋でした。はい、吊り橋の鉄橋です。吊り橋式の鉄道橋というのはあまり実例がありません(瀬戸大橋みたいなのは例外)。列車の重量制限が厳しいためです。なのでアーチ橋に替えて輸送力を増やそうとしたのです。なおアーチ部分には人道橋も併設されていて、歩いて国境を渡れるようになっています。
なお上流側(右側)に写っている錆びついたアーチ橋は、「ミシガンセントラル鉄道橋」です。名前通りこれも鉄道橋ですが、こっちは廃線となって橋だけ残されている状況です。線路は剥がされていて橋の前後も土地改良されて痕跡が薄いですが、線形までは消せていないので橋の先へ延びる線路の跡を追いかけることが出来ます。この橋はいつかは撤去される運命でしょう。
ここへは列車撮影のロケハンに来たようなものですが、ちゃんと撮影できそうな場所なので明日また来てみようと思います。


なにやら違うところのバスが。これはナイアガラフォールズ・トランジットのバスです。ナイアガラフォールズ市の市営交通です。車種はOBI Orion VII NG EPA10 07.501 (#2193)です。
弊ブログではほとんど出て来ないバスなので少し説明。OBIというのはオリオンバスのことで、Orion VII NGが車種名です。オリオンバスは2013年にアフターマーケットを除いて事業を終了して現存しない会社です。Orion VIIはオリオン最後のモデルです。
EPA10というのは2010年の排ガス規制対応済みを示していて、07.501はサブタイプです。07がモデル名、501は全長40ftを表しています。


本日の投宿先、ホステリング・インターナショナル・ナイアガラフォールズです。つまり、ユースホステルですね。今回、宿泊費をケチる方針なのでこういうところに泊まるわけです。建物は鉄道駅と鉄橋の間にあります。アクセス至便。でも街に繰り出すには不便。


なお個室に泊まる模様。1ダブルベッド1オタクです。結局、過去にユースホステルの相部屋に泊まった時に貴重品管理に神経を使ったのが疲れたので、その負担を無くすために個室を取ったわけです。
ホステルの中では料金高めですが、市内の他の宿泊施設に比べたら割安です。というか日本みたいに1人用個室のあるホテルってそんなに無いしやっぱり割高だし、ちょっと不便よねー。
ベッドは硬めで、そこはまあホステル並みの寝心地なんよな、っていう。


ナイアガラの街の夜はこれからですが、今日はもう疲れたので夕飯だけ食べに行って今日の行動は終了にします。ホステルなので台所で自炊できるんですが、徒歩範囲にスーパーマーケットが無いので適当に外食してきます。グーグルさんに聞いてみると近くにピザ屋があるのを見つけたのでそこに行きます。ピザだとそんなに値段かけずにお腹を満たせるコスパのいい料理です。
通り道にバスターミナルがありますが、バスが停まっていたので寄り道。GOトランジットのEnviro500が停まっていました。


もう1台。コーチカナダのMCI J4500 (#86006)がいました。コーチカナダはオンタリオ州の貸切バス会社です。他には中長距離の定期路線も運行しています(市内運行するいわゆる路線バスは運行していない)。これはたぶんトロントへ向かう定期路線バスでしょう。


徒歩5分くらいで着きました、Frank's Pizzeriaです。町ピザ屋って感じ。


ペパロニのピッツァだ、激ウマだで!
ピザだけなのもアレなので、バッファローチキンウィングも注文。これの発祥は隣町バッファロー市なので、ほぼ本場ですよ。隣町と言ってもアメリカにあるんですが。
あとはセロリスティックはピザを頼むと自動的についてきました。マヨをつけて食べる簡単なものですが、生野菜不毛地帯カナダにおいて貴重な生野菜の摂取です。ありがたいなあ。
あと飲み物にはルートビア。これは欠かせません。
味にも値段にも満足行く内容でした。当たりを引きましたなあ。

夕食を食べたらホステルに戻って明日の行程を詰めて就寝しました。これにて初日終了。
というところで今日はここまで。


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