落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

フランス・カルナックとパリ その13

2013-11-14 23:13:33 | 旅行記・フランスのカルナック

カルナック その6

9月30日 月曜日

カルナック最終日!

30_001_3

30_002_230_04330_004

10ユーロの朝ご飯を食べて、再びカルナック列石へ。こんな、白壁にグレーの三角屋根の可愛い家々も今日で見納めかあ。なんて見てたら、塀にケルトのトリプル・スパイラルが・・・。もちろん最近のだろうけど。

30_00830_006巨石の家→メネック列石→ケルマリオ列石を通り越し、3つめのケルレスカン列石までトコトコ歩く。

←目が慣れてくると、柵から外れてた石が目につく。

相変わらず、車道は自動車が飛ばしているが、歩いている人を見たのは、わずか1名。森のそばを歩くと、木の実が葉にぶつかりながら道路に堕ちる音だけが響く。かかった時間は1時間弱かなあ。

【ALIGNEMENTS DE KERLESCAN:ケルレスカン列石】

30_042

30_010

30_011小規模だけど、西側に囲み部(石をくっつけて並べて部屋みたいにしている所)がはっきりと分かる。

ここまで頑張って歩いた人には、ご褒美で柵の中に入れてくれてもいいのになあと、思う。

ここら辺にくると、古くて大きい石造りの家が建っている。

で、ここまで来たら、一番端のプティ・メネックまで行こうと思う。

【ALIGNEMENTS DE PETIT MENEC:プティ・メネック列石】

30_01230_013が、住宅街(?)というか、ちょっと大きめの家が数軒ある地区で迷う。

←この看板の後は何の目印もないし、地図にはざっくりだし。

そしたら、この日二人目の人間、口笛を吹きながら散歩するおじさんが登場。なので、地図を見せながら「プティ・メネック」と言ってみた。親切に、わざわざ連れて行ってくれた上、写真を撮ってくれたり大サービス。親切なんだが、誰もいない森の中。ちょっと恐い。最後は、ハグ&キスだ。フランス人だからなあ。でも、私は昭和に日本人女だ。女って面倒だ。

なので、今後、行く人のために詳しく行き方を書いておこう。地図だと東に行くかんじだが、実際歩くと北側に行く感じ。

30_01730_01830_019

①ケルスカン列石の東端の住宅地、左側のこの家の先。ここを左に曲がる。

30_02030_02130_022

②どんどん細い道を進む。そしてせまいくせに、交通量が意外とある車道(186号線らしい)を渡る。

③さらに小道をどんどん歩く。

30_014

④と、神社の境内に無縁仏が並んでいるような、場所が・・・。ここです!後ろ姿の人が、親切なおじさんです。今、思うと年下かも・・・。

30_04430_016ここは、柵もなく、草も生えてなくて、でも石には苔も生してて。

←石に生えている苔。本当に寺の無縁仏みたい。

しかし、しっかり列石になってる!

不思議な空間だ。なんか面白い!300m位かなあ。

まだ、時間はある! まだ回れるぞ!

【DOLMEN DE KERLESCAN:ケルレスカンのドルメン】

30_02430_026ケルスカン列石まで戻って、今度は右の道へ。ドルメンがあるらしい。

ちなみに、左の写真の、上の、裏を向いている表示は「プティ・メナック」。

どんなのか分からないが、森の中の小さな立て札を頼りに進んで見る。

目の前に牧場が・・・。と思ったら、その左手にあった。舟形だ。円形じゃない。昔は、天井があったのかなあ?

30_027

30_02830_029片方の石室は残っているが、この小さな四角のタイルのような石は、かなり後世に補修したのかな?

このすぐ側では、馬がのんびりしてる。

なかなか、バリエーションに富んでる、3大列石以外のドルメンや石達。よし、では次のも行ってみよう!

【LE QUADRILATERE LE GEANT DU MANIO:四辺形、MANIOの巨人(直訳)】

30_03030_031ケルレスカン列石の西端まで戻り、乗馬クラブ(?左の写真)の左脇のぬかるんだ道を森の中へ。

小さな立て札を頼りに左へずんずん歩く。しばらく行くと、いきなり開けた土地が。

30_034

30_03230_033 マニオの巨石と呼ばれる6mの石。

そしてその側にはカドリアテールと呼ばれるらしい、1m位の石が四角形(10m×30m位)に並んでいる。ただ、この四角形は20世紀初頭に修復されたそうだ。確かに公園みたいな、作られた感じの場所だった。

で、少し戻って、右側に行くと、もう一つ巨石がある感じに地図ではなっていたので行ってみた。かなり歩いたが、結局分からす。

30_035←これが、一番まとまった石だったが、違う気もする。

で、名残惜しいが、列石を見ながら、巨石センターへ。ケルト模様の入ったシルバーの指輪、列石の石(7ユーロ)、絵葉書、読めないけど英語やフランス語の本などを購入。

さよなら!カルナックの列石達!

本当は、これだけでなく、ホテルで手に入れたカルナックの地図だと、周辺にも列石や、ドルメンがあるんだが・・・。でも、車でないと回れない。映画「宇宙人ポール」の二人が羨ましい。

30_044

30_037ホテルで預けていた荷物を受け取り、ホテルの2軒位先のバス停で、13:50分のバスに乗る。

←オーレに行くバス停。

運転手さんに「オーレ ステイション」と言ったら通じなかったので、「オーレ、ガレ」と言ったら通じたみたいで、チケットをくれた。バスに乗ってしばらくしたら、雨が降り出した。

《オーレの駅にて》

14:30に駅に到着。でも、電車は、16:14発でNANTES着17:45。で、18:00発のTGVでパリ着20:19。

当初は路線バスを乗り継いでオーレの旧市街に行こうかとも思っていたが、雨はひどくなるし、カルナック見学で満足したので、駅に隣接してるレストランへ。

まず、ビール。

C_004たまたま、隣に座った英語のできるお兄ちゃんが、ガレットを食べだしたので、私も指をさして注文。

この店、英語は通じないけど、ムール貝を食べている人もいたので、ガイドブックを見せて自分の食べたい写真を指させば、出てくる感じだった。トイレは、暗証番号を入れて鍵をあける。暗証番号は隣のお兄ちゃんに教えてもらった。

TGVとあまり変わらない電車に乗って、NANTESへ。ここの乗り換えは、ホームの向かい側にすでに停まっているTGVに乗るだけだった。

30_040パリに着いて、小腹が空いたので、スーパーで寿司を買ってホテルで食べる。こんだけ日本食屋さんが豊富なのに、ご飯はやっぱりプラスチックのようだった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フランス・カルナックとパリ... | トップ | フランス・カルナックとパリ ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行記・フランスのカルナック」カテゴリの最新記事