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旅行やら映画やらの独り言

「アラジン」

2019-06-13 23:09:08 | 映画
あっ、明日アニメ映画を地上波放送するんだ。まあ、見なくてもいいかな? 見てないけど。

劇団四季の「アラジン」に大感激した私。
どうしても比べてしまう。

一言で言えば、CGと現代の持てる技術を駆使した実写映画「アラジン」かな。
猿のアブーとトラとインコが大活躍!
「ライオン・キング」の練習かと思う位。



舞台の時の楽しいミュージカル感はあんまりないのよね。
一つはウィル・スミスの歌声が、ミュージカル向きではない。声が伸びないんだよ。全く。
吹替えの山寺宏一の方が、多分、上手いと思う。
あと、ダンスが・・・。ずっと早送りしてんだよ。多分だけど。
最初のアラジン&ジャスミンと警備兵のおっかけっこ、アリ王子の入城シーン、お城でのパーティのダンスシーン、エンドロールのダンス。
キレッキレッというより、早送りしている感じの慌ただしさ。



アラジンとジャスミンの役者さんは、だんだんラミ・マレックとキャサリン・ゼタ=ジョーンズに見えてきた・・・。
あとジャファー役の役者さんが、アクション映画のあんまりセリフがないテロリスト一人みたいで、存在感が薄い。

最近のディズニー映画らしく、プリンセスは素敵な王子様を待っているだけじゃなく、自分で道を切り開くというタイプなんだが。
でも、大丈夫か? ジャスミン。
お城の中で自分が国王になる日を夢見て、本を読み漁った割には、「あら、市場でお腹を空かした子供がいる。はい、パンを持って行きなさい。えっ?お金って何?」。おいおい、そんなんで国王になって、国の経済は大丈夫なのか?
それに、ジャスミンの野望は、ジャファーの野望にも共通する気がする。国王の座を手に入れたら、やっぱ人間、変わるんじゃないのかな。



舞台になった、ジャスミンの国。中東じゃなくて、モロッコのような気がする。
アラジンの家からの景色が、カサブランカに似てたのと、「お茶」にミントをぶっさしてるから。
お城は、トルコ・イスタンブールのアヤ・ソフィアっぽい。
アラビア色は排除か?

と、いろいろケチは付けたけど、まあ楽しく観る事はできた。

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