「ブリジット・ジョーンズの日記」の4作目。撮影してたのも知らなかったし、公開が始まったのも知らなかった。
でも、1~3作目まで、それなりに共感できた独身女性の奮闘記、 最後まで見届けてやろう!
原題はBridget Jones: Mad About The Boy. “少年に夢中”だそうだが、The Boyはひと夏の恋人だった29歳の青年を指すのか、マークとの長男を指すのか・・・。
マーク・ダーシー(コリン・ファース)と結婚し、2人の子供をもうけたブリジット・ジョーンズ(レネー・ゼルウィガー)だが、4年前にダーシーがスーダンでの人道支援活動中に亡くなってしまっていて。で、4年たって、日記も再び書き始め、TVディレクターにも復帰し、途中で29歳の青年と恋したりもするけど、結局、年相応の子供の小学校教師のミスター・ウォーラカー(キウェテル・イジョフォー)と結ばれるというストーリー。
結末、書いちゃったけど、キウェテル・イジョフォーが出演してる段階で結末は分かってしまうので、ネタバレではないな。
マークの誕生日に子供と3人でマークに当てた絵や手紙を風船に付けて空に飛ばしたり、時折マークの幻影が出て来たり、白いフクロウがマークみたいに3人の寝入る時間に見守ってたりと、泣かせる。いろいろあって、全てを知ってるダニエル・クリーヴァー役のヒュー・グラントはやっぱり素敵で、今じゃソウルメイトだ。近親者だ。
主治医のエマ・トンプソンもいい味を出して、画面を引き締める。
だが、肝心のブリジット・ジョーンズ、いやブリジット・ダーシーが・・・。動きや演技はキュートなんだが。顔が・・・。ネットのパスワードは、All by Myself47 だったから、47歳って設定だと思って観てたけど、それが47歳の時のパスワードなら51歳? 今調べると、前作の43歳で長男を産んでるから、やっぱり51歳なのかなあ?
でも、もっと老けて見えるんだよ。そう、レネー・ゼルウィガーは否定してるけど、整形の影響なのか顔が変。そして首のシワが目立つ。子供と並ぶとおばあちゃんにしか見えないんだよ。51歳で、いくら世間知らずの29歳に35歳?と聞かれても、それで通すかあ? そりゃ、相手が戻って来たってフルしかないよなあ。
おまけに、弁護士の妻を4年もやって、TVディレクターにも復帰したのに、あの髪型とファッションはないんじゃないの? もっと小綺麗にして欲しいよ~。
エンドロールで、1作目からの画像や映像が流れるんだけど、やっぱり24年前のブリジット・ジョーンズは可愛いんだよ~。日本の女優さんだって、年取ってもキュートな人がいっぱいいるのにさ。
↓ 若い頃の画像
コリン・ファースとヒュー・グラントも年は取ったけど、素敵なんだけどねえ。
ブリジットの友人の3人組の1人を演じてるシャーリー・ヘンダーソンって、このシリーズで32歳のブリジットの友人を演じた後に、ハリーポッターシリーズで嘆きのマートル(生徒約だよ。幽霊だけど)を演じてたんだ。と、驚いた。
長男がウォーラカー先生に、どんなパパとの思い出を語ったかは描かれなかったけど、その後のクリスマスの発表会で長男がサプライズで歌ったのが、なんと“I'd Do Anything”だ! ご存知ですか! 「小さな恋のメロデイ」の3年前、マーク・レスターとジャック・ワイルドの共演の映画「Oliver」の中の歌だ。原作ディケンズのミュージカルだ。私はロンドンで舞台でも観たぞい。おおっ、現代はYou tubeで簡単に聞けるんだねえ。
まあ、シリーズ最終作を見送ったという事で。
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