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モンゴル7日間 その5 カラコルム(ハラホリン)世界遺産「オルホン渓谷の文化的景観」

2024-08-23 15:28:24 | 旅行記・モンゴル

7月30日 火曜日

6:00頃起きる。外のトイレに行かなくちゃ。

7:00朝食

8:30出発と言われていたが、皆早く集合して、出発。一気にカラコルム(ハラホリン)へ。

↓ カラコルムに近づいてきたら、こんなストゥーパ(仏塔)みたいなのも草原に見えた。

そして、車窓からカラコルムのエルデネ・ゾーの白い仏塔と外壁が見えてきた。

そう、「チンギス・ハーンが大西征の兵站基地をこの地に造営し、第2代オゴデイが1235年に宮殿・城壁を築いてモンゴル帝国の首都に定めた。オゴデイの時代にジャムチ(駅伝制)が整備され、モンゴル帝国各地との結びつきが強められた。」モンゴル帝国の首都なんだけど、その頃の建築物は、16世紀末にチベット仏教の寺院エルデネ・ゾー建設の資材になってしまった。おまけに社会主義時代のスターリン政権下では寺院のほとんどが壊されてしまっている。

なので、元時代の首都カラコロムの痕跡はほとんどなくて、破壊を免れたルデネ・ゾー(ゾー=寺)の建物が残っているだけなのだ。寂しい現実。

 

1.エルデネ・ゾー 9:50~11:50

①西門

周囲は一辺420mの正方形で、全部で108の白い仏塔と壁に囲まれてる。けど、最盛期は62の寺院と500棟の建物を擁し、1万人の僧侶がここで修行していたけど、そのほとんどが壊されてしまったので、この塀の中は北側は賑やかだけど、南側はガラーンとしている。

 

②ゴルバン・ゾー

残っている中国風建築の3伽藍。木の柵に囲まれている。入場料別途だからかな?

入り口。

↓ 敷石にも、カラコルム時代の壊した建築物が使われているかもというので、写真を撮ってみる。

何か痕跡はないかと敷石を見てたら、ゴルバン・ゾーの入場券売り場で、建物内部の写真撮影代の日本円で約1,000円を払う気でいたのに、ガイドさんも「撮影代払う人はいませんね?」とツアーの人達もとっとと中に入ってしまったので、走って追いかける。

なので、内部の仏像や刺繍の曼荼羅などの写真はなし。寺院のモンゴル語での説明ガイド→うちのツアーの現地ガイドが日本語で説明してくれた。でも写真ないと、忘れちゃうんだよねえ。ネットでは詳しい説明も、写真もなかった。ちなみにここが公式HP。

↓ 外側の写真です。左から西寺、中央寺、東寺。

↓ ネットから拾った3寺院の全体像

↓ 真ん中の中央寺

↓ 東寺

↓ ネットから拾った仏像

 

③ソボルガン塔

「境内にある巨大な仏塔はソボルガン塔といい、堕落した僧侶たちを戒めるものといわれる。」だそうだが、広大な大地に立つので、ちっとも巨大に見えなかった。

 

④(多分)ラフ寺

↓ ラフ寺からのゴルバン・ゾー

 

⑤ミニ博物館

この建物の中は写真撮影OKだった。

 

⑥ラブラン・ゾー

外から見ただけ。今も修行が行われているそうだ。

 

⑦東門

ここを出て、モンケ・ハーンの寺址&亀石まで歩く。

後ろを振り返ると、歩いたなあ。

 

2.モンケ・ハーンの寺址&亀石

二つともすぐ近く20m位の場所にあるんだけど、このモンケ・ハーン(元の第4代皇帝)の興元閣という跡地で、当時の柱の跡(礎石跡?)が保護されていた。

この白い四角い四角の中に柱の跡。

ああ、残ってたんだあ。

で、その横に背中の四角に碑文が立っていたという、元時代の亀石。本当は亀趺(きふ)というらしい。

一応、発掘作業は各国の協力でやっているらしいんだが・・・。何も残ってない元時代の首都。でも、モンゴル国としては、《元=モンゴル帝国時代》にアイデンティティを見出している・・・。不思議な感じ。

駐車場まで実際より遠く感じた。平原なんだもん。

 

3.ランチ 12:00~13:20

エルデネ・ソーのすぐ近くの、“ハラホリン・ホステル&レストラン”。

ガイドさんはボルシチと言ってたが、多分違う。

ビーツはあったけど・・・。

 

4.小高い丘 13:40~14:00

バスはレストランからゲル集落を抜けて丘の麓で適当に停まる。登る。

正直(どこが、世界遺産のオルホン渓谷の文化的景観なのだ?)と思ってたら、丘に登ってハラホリンの町の反対側を見たら、あった!

確かに渓谷だあ!

反対側は、ハラホリンの町。

向こう側はエルデネ・ゾ―の近くなのでビルが並んでるが、手前側はゲル集落。また、雨がポツポツ降ってきた。

 

5.ブルド砂丘 15:30~16:20

旅行会社の日程表に“ブルド砂丘”とあるので、ガイドさんとしてはこなさなければならない。雨と風の中、宿泊しているツーリストキャンプの近くのラクダや馬に乗れる場所へ到着。

ただ、ここで使えるのは現地通貨のみだったので、30,000トゥグルグ持っていたエルデネ・ゾーで写真撮影代がかからなかった私と、ビールを飲まない一人参加の女性2名の計3人のみが乗馬体験をする。他の人は何をしていたのかは分からない。バスにいたのかな?

馬といっても、ロバみたいな小ささだし、鞍があるから内腿に力をいれなくていいし、少年が引率するので、楽。のんびり20分位歩く。写真代がこっちになって楽しかったかも。

その後、ツーリストキャンプに戻る。

 

6.夕食 19:00~20:00

 

7.砂丘散歩 20:00~21:00

雨も止んだし、濡れて砂丘も歩きやすくなっただろうし。ツーリストキャンプの近くの砂丘にお散歩。

雨を含んでいるので、足が埋まらないで歩ける。砂丘と草原の両方が身近に体験できて不思議。

ラクダの死骸もある。骨はいろんな所に落ちていた。

遠くに見えるのは、私のツーリストキャンプ。

こちらは遊牧民のゲル。

ヤバい!暗くなってきた。

お散歩終了。その後シャワーを浴びる。

 

8.星空を眺める 22:15~23:15

“レジャーシートとスープもご用意。星空を眺める”というのも日程表に入っていた。昨夜は雷雨だったけど、今夜はどうでしょう? 

ガイドさんからは開催する場合は23:00からと言われていたけど、もう星は出てたし、またいつ天候が変わるか分からないので、隣のゲルの1人参加の女性と二人で先にツーリストキャンプの駐車場の先の光が届かない場所へ行く。一応ツアーの他のお客さんにはその旨伝えたので、しばらくするとガイドさんやツアー客の皆さんが集まり出した。

あらあ、星が見えるじゃないか。おまけにα6400のオートモードで写真が撮れる! 凄いなあ、カメラって。

でも、半球の夜空の南端と北側は雷が光ってる。

流れ星も写真に写ってる。

レジャーシートに寝転んで、ガイドさんがレーザービームで星の説明をしてくれる。スープもご馳走になった。

↓ 北斗七星が良く目立った。

その後、だんだん雲が出て来たので、ナイスタイミングだった。満喫!

コメント
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