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旅行やら映画やらの独り言

モンゴル7日間 その6 ホスタイ国立公園-1

2024-08-25 14:28:20 | 旅行記・モンゴル

7月31日 水曜日

7:00朝食、8:30出発 

ホスタイ国立公園へ約180㎞移動。

来た道路を戻るルートになるので、ブルドに来るときに寄ったスーパーでトイレ休憩を1回。

そのうち舗装した道を外れて、バスは走る。

 

1.HUSTAI TOURIST CAMP

12:00過ぎに、今日の宿泊地でもある“ホスタイツーリストキャンプ”に到着!

ここはホスタイ国立公園に隣接していて「生物学や生態学の研究者やレンジャーの活動のインターン、国際的な会議や外国からの訪問団の視察など、観光客以外にも国内外の多くの人が訪れるため、国立公園の保護活動をささえる資金調達のため、委託されたNPO団体が運営するツーリストキャンプは通年営業しています。」

なので、今年の年始には、日本人のツアー客70名近くがここでランチしてタヒ(世界最後の野生馬でモンゴルの固有馬)探索をしたらしい。

スタッフ用の建物は鉄筋コンクリート(多分)。バルコニーのあるゲルはシャワー・トイレ併設の高級ゲル。私達は共同のシャワー・トイレです。

↓ レストラン

↓ 早速ランチ。ビュッフェスタイルだった。

↓ 2皿目は半分以上食べてから、思い出して撮影。

↓ 私が泊る、シャワー・トイレ別棟のゲル

シャワーは、ブルドのツーリストキャンプより温かかった。ここは静かなキャンプだった。

 

2.博物館(ツーリストキャンプ内)14:20~14:40

ホスタイ国立公園内の動物についての展示。メインはタヒ(蒙古馬)についての説明。世界最後の野生馬。16世紀の世界中で絶滅したと思われていた野生馬がモンゴルにいた!とヨーロッパ人が発見。保護しないでヨーロッパの各動物園に送られて、元々食用にもされていたのでモンゴルでは絶滅。ホスタイ国立公園が復帰場所とされ、1992年にヨーロッパから16 頭のタヒが里帰りして、飼育下で2023年時点で420頭まで増えたそうだ。

 

3.ホスタイ国立公園探索 15:00~18:50

ホスタイ国立公園って、屋久島と同じ位の面積らしい。

↓ このロシア製のバンと別のバンの2台に分乗。ロシア製のバンの方が乗り心地が悪いと説明があったけど、どちらも似たようなもんだった。Roadと表示されてるけど、轍の跡があるだけで、凹凸のある草原を40㎞位で走る。

揺れるし窓ガラスは汚れているので、写真は撮れない。道路沿いにシベリアマーモット(タルバガン)が数匹肉眼で見る事が出来た。

シートベルトもないので、手足を踏ん張って、揺れたり跳ねたりする乗り心地を楽しんで50分ほど。

地図の左下にある“Ungut Grave”に到着。

 

①人石(Ungut Grave)

おおっ!なんじゃこりゃ! 草原の中に唐突に立っている石達!ガイドさんは「昔の王様のお墓です」という解説で、“石人”が何か、なんで“Ungot Grave”なのか良く分からない。

現地のプレートには英語で解説があった。Google翻訳すると“「ウンゴット」墓、この墓地には中央アジアで最多の人型石が 32 体あり、紀元 6-7 年のテュルク系ハン国に由来しています。この墓地には石の礼拝テーブル、壁、ライオンと羊の像もあります。2.1 km にわたって 552 個の「バルバル」石が建てられています。考古学者によると、この墓地はトゥラキの高位貴族のものであるとのことです”

↓ ライオン

で、家に帰ってから調べると、このエリアは「古代の居住と使用の痕跡が数多く残っています。最も古いものの中には、トゥール川渓谷の台地や内部の渓谷の一部に点在する多くの新石器時代の墓があります。最も古いものは 4000 年以上前のものだと言われています。しかし、最も見事な墓地は公園の西側の境界線のすぐ外側にあり、いくつかの彫像で構成されています。この墓は、比較的最近 (約 1200 年前) にトルコ系の人々 (オンゴット) によって建てられました。 神聖なホスタイ山は、地元の人々によって長い間崇拝の対象となってきました。これにより、長年にわたって山とその生態系は、その資源の過剰利用から十分に保護されてきました。

なるほど。このエリアは遺跡や史跡の宝庫だったんだ。

中央アジア最大の石人の集結”だそうだ。

「30個の男石があり、両手は尊敬の象徴である石の囲いに向かって胸に彫られています。」トルコにある人石は、右手に盃を持ち、左手で武器を持っているそうだが・・・。

トルコ系の人々 (オンゴット)は、私の年代だと高校の世界史で習った“突厥(とっけつ)”という6世紀中から8世紀中まであった、トルコ系騎馬民族。テュルク系ハン国。

なので、トルコにも人石があるそうだ。モンゴルの他の場所にももちろんあるそうだ。

人石の多い場所のみ保護のため鉄柵で囲われているが、鉄柵のドアの鍵はドライバーさんが持ってるのかな? 1m位なので乗り越えられるけど。

「55 m x 38 mの土塁がモニュメントアンサンブルを囲んでいます。考古学者たちは、ウンガット記念碑が考古学的発掘調査の数を経て、貴族のための供物の場所であったことを明らかにしました。30個の男石があり、両手は尊敬の象徴である石の囲いに向かって胸に彫られています。発掘調査では、木製の柱脚、建材、屋根瓦など13点が見つかり、ウンガット記念碑は供物場であると結論付けられました。男の石やさまざまな石像を除いて、日の出方向に2km伸びる550以上のバルバルストーンがあります。」

↓ 祭壇跡かな?

↓ 柱状列石じゃん。

「日の出方向に2km伸びる550以上のバルバルストーンがあります。」

バルバルって何と思ったら、トルコでは人石の事をバルバルというらしい。

モンゴルで柱状列石に会えるとは! 感激!

私の乗った自動車はバルバルストーン沿いを走ってきたのに、車高が高すぎて気が付かなかった・・・。

人石は花崗岩だったけど、バルバルストーンはいろんな石が混ざってる。片方だけだけど、エジプトのスフィンクス参道みたいな感じだったのかな?

2㎞、歩いてみたかった。

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「モネ&フレンズ・アライブ」と日本橋三越で化石探し

2024-08-25 11:45:52 | アート・文化

8月20日 火曜日

1.「モネ&フレンズ・アライブ

3月に行った“ゴッホアライブ 東京”が良かったので、友人を誘って、ネットで10:30入場のチケットを購入して日本橋三井ホールへ。

入り口では、当日券も販売していたので、(あれっ?空いてるのかな?)と思ったら会場に入る通路は行列。通路の両脇には、印象派の各作家の紹介があるのでそれを読みながら少しずつ進む。で、ようやく前の方に行ったら・・・。

その先にあったのは

会場は、この手前を右に行った所だった。なんだよ~。会場スタッフ~。先に教えてくれよ~。おば(あ)さん2人で写真撮る訳ないじゃん。他の人も「なんだあ」と言いながら右に曲がってた。

で、会場に入る。

あっ、一部屋しかない。“ゴッホ・アライブ”よりかなり狭い。おまけになぜか、正面(?)の一番大きいスクリーンを前の方の人は座って、後ろの方の人は立って全員で見つめると言う、想像していたのとは違う雰囲気。

↓ 正面スクリーン

1回50分の映像。見ているうちに後側のスクリーンもなかなか良い事に気づいて、2回目は後方のスクリーンを見る。他のお客さんは正面を見ているので、そのお客さん全員の顔が見えるので、変な感じ。多分他の人も、後ろを見ている2人に違和感あったろうなあ。

1回しか見ない人は正面スクリーンから離れて後ろの方で全体を“引き”で見た方がいいかも。

あと、スクリーンに寄りかからないように注意する会場スタッフが、強面の年配の人で・・・。人を見た目でうんぬん言ってはいけない最近の風潮だけど、もっと若くて優しそうなスタッフの方がいいなあ。

筆跡が分かる巨大スクリーンで絵が見られるのはいいけど、ある程度この時代の画家の予備知識はないと内容は分かり難いかも。まあ、絵を見ているだけなら綺麗でいいかあ。

↓ 床もスクリーン

↓ もう一ヶ所のフォトスポット

 

2.コレド宝町

入場の際もらったコレド宝町のクーポン券から選んだレストランでランチ。食後のコーヒーが無料だった。その後、見学。

おおっ!三井が開発した東京の都会だあ!

福徳神社(芽吹稲荷)

お参りする若い女性が多い。友人によると「三井のすずちゃん」のCMで話題になったらしい。由緒はあるけど、一時はビルの屋上に追いやられていて、三井の再開発で平成26(2014)年にこの場所・この社殿に移転したらしい。

拝殿横に三方に乗った雅楽鈴があって、三方に友人は財布を、私はスマホを置いて、鈴を振ってみた。ご利益はあるのだろうか?

 

3.日本橋三越

日本橋三越はチャンスがなければ行かない店舗だ。今日がチャンスだ。見学だ!

天女像

大きい!

↓ 5階でゴジラの何かをやっているらしい。が、イベント自体は終了していた。

化石探し

ネットで「化石探検MAP」を手に入れ(三越の人に「ください」というのが恥ずかしかった)探してみた。

小学生だったら夏休みの自由研究にしたかった。

目が化石に慣れてきたら、マップに載ってない化石も見つけられるようになってきた。

楽しい。今度、一人で行っちゃおうかなあ。

楽しい東京見学の一日だった。

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