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イギリスも危ないんです‥・アパレル企業と電気自動車の話し。

2020-12-01 22:48:06 | Weblog

12月2日

 

コロナ禍から・・・

ネット販売に力を注いでいないアパレルは残念ながら来年は悲惨な事になるだろう。

数年前にも原宿に店舗があった「トップショップ」グループが危機を迎えている。

ま・・・

今に始まった事じゃ~ないのですが 数年前にも経営危機があったのに この会長は100億もするヨットを買ったり、世界中の不動産を買いあさったり、長女は服役中だった元ギャング・モデルと奪略結婚したりゴシップの総合デパートだった。

元ギャング・モデルも ゆくゆくは トップショップグループの役員 何てチヤホヤされていたが

イギリスの2度目のロックダウンから金融調達が厳しくなり1万3千人の従業員が解雇宣言を出した。

トップショップ・グループは5,6ブランドを持つアパレルの中でも個人が運営する大企業である。

何とかクリスマスまでには営業が出たとしても 来年の生き残りは厳しい。

まず、冬物が全く売れない。理由は自主隔離だ。一番売れないのは防寒着。

よそ着なんかよりも「家着」を中心としたユニクロはオンラインでも売れ行きが良いが、

トップショップのターゲットはアイコン中心とする若者だ。

私達も買っちゃ~ダメでは無いが、流行ものが多く 学生であっても躊躇してしまう金額設定。

来年・・・これ・・・着れるのか?と言う商品が無い。

コラボ商品もあるが 〇ヨンセブランド・・・一体だれが買うんだ っと 今の流行とズレているマーケット感もある。芸能人とのコラボ商品・・・

まして〇ヨンセとか ライセンス代が高いだろう。

そもそも

このトップショップグループ。 税金対策の為に現住所はイギリスでは無い。

どっかの南国の島か、アイルランド辺りの住所。

※ 大企業は みな住所がタックスヘイブン。アマゾンもアップルも銀行も まともに税金なんて払わない。

イギリスの銀行が救済しない理由は これ。 イギリスに税金を納めていない。(当然な話)

一番 記憶に新しいのはヴァージン・グループだ。

イギリス・オーストラリア(会社運営が別)航空会社が倒産に追い込まれ、ブラウソン会長はイギリスとオーストラリア政府に救済を求めたが、そっぽを向かれた。

理由は どちらの国にも「税金を払って居ないから」

こんなズルい経営方針に政府が多額の金額を出すなんてありえない。(いいですか、企業の救済資金は国民の税金ですよ。あんたの会社だけが大変なんじゃない)

しかも、ヴァージンは好き勝手にビジネス運営を繰り返してきた。 鉄道、ロケット、携帯、銀行、ネット通信・・・・とあらゆる会社はあるが 全て手放している。要するにヴァージンとは名前だけ。

そうそう、昔はレコード店もありましたね。

ヴァージンの救済に名乗りを出した どっかの投資家が金を出資し なんとか持ちこたえているがスタンバイ(自宅待機)となっている解雇にしていない従業員に給料の支払いはある。

ま、早い話し 銀行に頼らなくとても 世界には多くの豪富投資家がいるんだからね。

新しい救済のやり方じゃないか!! 

ヴァージンだけでは無く 多くの航空会社が抱えている問題。

飛行機の管理の他にゲードを捕獲する、航空機の維持や点検、空フライト

あまり皆、知らない様だが ヒースロー空港のゲートの利用権利って一番高いく 一度手放してしまうと

今後 ロンドン入国で利用するゲートが使えない。ゲート待ちで何年も待つことになる。

LCCがシャトルバスに乗って飛行機に乗客システムは安い。

このような個人企業ビジネスマンは、車や不動産から あらゆるもの全てが会社名義となって居る為に資産銀行凍結になっても自分が借金をしない逃げ道が多い。

子供がいるなら、学校の私立費は 卒業までの全て一活払いもする。

ま、ヴァージンの会長は 借り入れをした為に自分のアイランド(島)を担保とし売りに出している。

2~3億くらいで。

ちなみに、3年前に台風で この島が壊滅しているので 買いたい人は どーぞ。

島に行くには、船も飛行機も必要です。

もう1つは、〇プスタイン島の様な 怪しい雰囲気もあるのが特典付きだ。(気持ち悪い

何故、イギリスやオーストラリアがヴァージンに見向きもしないのか?

理由は簡単。航空会社が多すぎる。

そして コロナの予防注射をしないとフライトが出来ましぇ~ん なんてルールが出来たらどする???

イギリスの国民だって6割が反対しているんだぞ。

訳の分からん予防注射をしてまで飛行機ホリデーに行きたいか???が今後の課題だ。

話しは余談になったが・・・

明日から1文無しです 生活保護の申請をすれば、ある程度の生活の保障はあるのでゼロにはならずホームレスにもならない。

問題は解雇をする従業員の退職金は あるのだろうか・・・・。 

 

4,5年前にBHSと言う2流デパートがあった。(生活品中心デパート)

このオーナー会長も、社員の退職金を使い切り100億するヨットを買ったり贅沢三昧を繰り返し

雇用社員の貯蓄まで使いきった。最後の悪あがきだ。

ううん・・・何故・・・豪富は・・・ヨットにハマるのか。

会社の退職金まで使い切った元社長

もちろん裁判で刑務所送りになったが この国も刑にはユルユルだから 数年したら満了の前に出てくるに違いないだろう。反省の色も無く。

そして、きっとニュースにすらならない。

こんな派手勝手な傲慢な企業を誰が助けるか?

どうせ、社員の事なんて1mmも考えて居ない。私も元アパレル業界で働いていたから十分に分かる。

切り捨て従業員扱い。

本気で救済をしたいなら自分が持っている不動産やヨットなどは すぐに手放すだろう。

従業員は気の毒だが交通事故に遭遇し命拾いがした・・・と思うしかない。

小さなアパレル会社の株は51%オーナー家族がもち残り分は社員分割で買うケースが多い。

※私が勤めていた会社はこーだった。↑

私はキャラクターアパレルでの勤務経験者だが 営業方針が変われば 生き残りにも厳しくなる。

イギリスのディズニーストアでさえも、どんどん閉店になっている。

キャラクター商品が全く売れていない。 ディズニーだけじゃ無く、あちら関係も(大阪の)決して良いとは言えないはず・・・。

キャラ販売に失敗した理由はネット販売が乏しい。 特に日本はお土産文化を中心とした売り方の為とライセンス代が高すぎる。こんな不景気にキャラライセンスで億を出す企業があるとは到底思えない。

キャラクタービジネスでの一攫千金商法は長く続かない。

夢の国が夢の国へと消えてしまうのもしれない・・・蜃気楼とするかもしれない。

悪気があって言うのではない。私もランドやシーは大好きだ。元関係者だから。

 

今朝のニュースは 来年1月にイギリスのデパートのデビナムズの倒産が決まった。

ボンマルシェと言うレディース服のチェーンブランドが倒産。

デビナムスはコロナ前から経営持続に問題があり、売れ行きが少ない店舗は閉店し 大都市に数店舗だけ残す予定だった。

夏ごろからネット販売が順調になり新しいオーナーが買い取りで合意をしたが2度目のロックダウンで白紙に戻った。

デパートの良い部分はブランドが路面店を持たずに販売展開が出来る事。

ロックダウンになり客が足を運ばなる。デパートを利余する客層が年齢が高く、この年代は一切ネットで買い物もしなければ、現金客だ。

デパートと言う売り物が多くなるとネット販売にも限度がある。

デパートが倒産となると、全てが撤退になる為に自動倒産するアパレルもある。

あの名門ハロッズでさえ経営困難で解雇が多くブランドが全く売れない。

去年、アウトレットと言う売り場を作ったくらいだ。

未だにネット販売を行って居ないアパレルがある。

そして

ショッピングセンター内に出すテナントアパレル店も どんどん撤退を決めている。

コロナ後に戻る事は100%無い。

経営に厳しのはイギリスだけでは無く他の欧州も同様。 チェーンレストランの閉鎖も多い。

 

ドイツはコロナ感染爆発になり12月20日までロックダウンが延長になった。

クリスマス前の数日間だけの営業を再開し、来年早々 またロックダウンをするのでは無いか?と囁かれている。
イギリスも来年の3月まで給付金の延長と言う意味は、もう1回ロックダウンが来てもオカシくは無い。

3月は確定申告がある。多くに人が確定申告は出来ない、払えない事になる。

経済を回すことが完全に不可能になる。

イングランドは12月2日からロックダウン解除になったが酒場の営業は延長。

11月28日にロンドン市内にて 自粛をするなデモがあった。フランスでも大規模なデモが行われたが、

イギリスは全てに置いてデモ禁止法案を検討中なのだ。

イギリス人には発言や自由を与えない法律を作るとか国民誰もがオカシイと感じ始めている。

 

グレート・リセット

この意味は通貨と経済のスリム化を目指すと話す。

グローバル過ぎたビジネス、個人商売の一斉掃除だ。

現金が禁止になる一方で スーパーでは現金解禁にはなっているが これも小銭の回収?とも言われている。

(銅化コインの回収?)

そして

話しは余談なのだが 世間で騒がれている「電気自動車」の話し。

イギリスでは2030年までに電気自動車法案となりディーゼルやガソリン車が禁止となる。

イギリスで電気自動車が人気が無い理由はリサイクルが出来ない?(中の部品やエンジン関係)

電気ステーションの数がまったく足りていない。

例えばBMWの電気自動車。個人で電気チャージを付ける人も居る・・・と話された。

いや~、個人で電気チャージを持つとか 工事だってあるし まず場所が必要になる。

それなのに、あんな高い高級テスラがカルフォルニアではバカ売れ?と言うから本当かよ・・・・と疑っている。去年LAに行った時にはテスラに乗っている人は見なかった。 これは本当の話し。

旅行ガイド人が話していたが、アメリカ国が広く車移動が多い為にマイルを走る。

高級車なんかよりも頑丈で長持ちする車、ぶつけても良い車しか国民は選ばない! と話された。

だから・・・

トヨタや日産が売れる理由と話された。BMWやベンツは勘定だが長距離車じゃない!と話されたぞ。

きっと、サンフランシスコ、シリコンバレー?のIT金持ちが乗っているのか?

ほんと???


エジンバラにもショールームがあったが撤退をしている。

さて

この電気自動車のカラクリがある。 電気自動車だから「電気なんでしょ!」と思うだろう。

この電気自動車のチャージにはガスが必要になる。

こーなると、ガソリンスタンド事態の大工事プロジェクトにもなる。

自然や環境に良い とは表向き。ガスや石油が今後は無くなる 風力活躍するとか言われているが風力にしても相当の数が必要なんだぞ。

こんな話は先進国の数国だけの話であって後進国には話題にすら無い話だ。

だから、地球全体に電気自動車は100%ムリな課題。

インドですらも石炭を禁止にしているのに、中国は未だに石炭を使っている。

アパレル業界にしても 生活プロダクツにしても ほとんどの生産は中国。

イギリスでは中国生産を減らしており 消費者もメイド・イン・チャイナを嫌がる。 

企業側も必死で「PRC」と書く。

クリスマス時期に多く販売される化粧品関係は売り上げの生産数から中国へシフトを変える企業が多い。

今、韓国化粧品がヒットの中シフトを韓国や台湾へ変更は賢い選択。

コロナ禍から ロックダウンになり 私達が知らない事が進行しているんですね。

世の中が便利な物を追求すればするほど不要になったゴミも増え続ける。

流行にとらわれず質素な生活があり、たまに贅沢をする。 楽しみとは こう言う事だ。

毎日、贅沢ばかりを楽しんでいたら 次の楽しみは無くなる。

 

トップショップの最後の1つの生き残りは 何処かの企業の買収方法しかない。

もれなく負債付だ。買収が出来たとしてもリストラは免れない。

ネット販売になり店舗撤退なら販売人は要らなくなる。

日本で働くアパレル業界の知人も瀬戸際に立たされている。

有名大企業のアパレルでは 真っ先にクビになるのが「ブランド」事業であり デザイン関係では無い役員などのクビきりは ほぼ無い。

業績の悪化で、ブランドを閉鎖すれば助かる と勘違いをする。

ブランドを閉鎖し売れなかったら意味が無いんだぞ。 在庫処分の為の運営ならマイナスしかない。

多くの職人の仕事を失うのが 私は悲しい・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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