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イギリスでの更年期の雑談話し

2023-02-16 19:58:06 | Weblog

2月16日

 

今日は更年期にまつわる雑談です。

更年期は男女問わず誰もがやってきます。

社会的なストレスで早期に迎える人も増えていることは事実です。

 

先日、イギリスで不思議な事件がありました。

二コラバリーさん45歳。事実婚をしている方と子供が2人、犬を飼っています。

朝、子供たちの学校を見送り犬の散歩をして帰宅をするのが日課です。

犬の散歩道はマラソンをしたり、他にも犬の散歩をしたりする川沿いの道です。

人通りも交通量もある場所での一瞬の出来事です。

二コラさんは犬の散歩中に会社の上司から電話が入りベンチに座り上司と最後に会話をし消息不明になりました。

その日、会社の会議の話をした。と言います。

イギリスでは行方不明の届を出し24時間以内に発見されない場合は警察が一般告知として情報提供を求めることになっています。

連絡が一向に取れないことに気が付き飼い犬だけが発見されました。

それから2週間、地域住民もママ友も捜索協力をします。

誤って川に転落し2週間、川底の調査をしましたが発見には至らず2週間が経過しました。

その後の聞き込み、検視カメラの調査、携帯の解析、分析から発見されたことは

彼女は最近更年期に悩みうつ病からアルコール依存をするようになり、時折日中酔って居ることも証言されています。

警察の判断は「自殺」捜査は打ち切りました。だだ遺体の発見には至っていません。

もしかしたら誘拐の可能性もあります。

 

私の友人も2年前に急死をしました。最近、知人から話されたことは更年期によるうつ病で自我した。と話されショックを受けました。

順風満帆で何不自由のない暮らしをしてい彼女の孤独な悩みと戦いカウンセラーにも通い処方してもらってました。

精神的な問題とホルモンバランスから ご主人がいても、子供がいても理解できないケースはあります。

彼女のご両親は時折、気分展開で旅行にも同行しています。

イギリスではコロナ禍により更年期の薬不足し社会問題まで発展しました。

コロナ禍からのストレスにより更年期の数も増えたと話します。

イギリスでは更年期は「52歳の壁」と呼ばれており余程の事じゃない限り診察はしてくれません。

GP電話相談、更年期ダイヤル、更年期女性団体、もしくは個人病院「有料」で検査を依頼します。

国営のNHS医療ではホルモンに関する検査は受けません。

ここが日本の産婦人科との違いです。

生理や出産は病気で無く更年期も誰もが経験する自然老化です。人によって症状も違い、軽い人もいれば10年間も付き合う人もいます。

女性に限らず男性にもありますので熟年夫婦はお互いに理解しながら生活をする方法しかありません。

熟年離婚が多い理由も更年期による価値観のすれ違いやストレス、ホルモンバラスにより性格が変わるものです。

 

自然治療方法を目指すイギリス式

イギリスには多くのバーブ、自然系のプロダクツも多いのが有名です。

アロマで癒されたりお茶を飲んで体の改善をしたりする方法です。

近年、注目を集めているのはCBDオイルです。早い話し大麻草の最初に出る初期の葉っぱです。

合法化されているので化粧品や食品の1つとして自然派と認められいます。

私もCBDオイルを使用したことがありますが不眠症の人や不安症の人にはお勧めです。

普通の薬局屋。健康食品屋さんで手に入ります。CBDオイルの度数もあるので初めての人は軽いものから始めましょう。

だだ海外には持ち込みは禁止ですので要注意です。

国によっては初期の葉っぱエキスでも「大麻草」と見ていますので絶対に持ち込まないことです。

肩こりや腰痛が気になるなら「アルニカ」か「タイガーバーム赤」がお勧めです。

発酵食品、豆乳、クランベリージュース、果物、野菜を多く摂取し油ものと肉を減らすことです。

最近は小麦粉にも問題が多いことから小麦粉を摂取しないグルテンに代えたりパンより米です。

イギリスの医師は食事の改善方法だけで更年期が変わる。と話します。

健康食品屋でも市販の更年期のサプリメントはありますが、皆それぞれ体の状態や症状が異なることから店員さんに相談をしても売ってくれないケースもあります。

もしも、私は更年期? 初期更年期?と思うなら一度は医師に相談が更年期サービス団体に相談をすることです。

 

人との触れ合いコミュニティーに参加する。

私が通う市が運営するダンスクラスの最高年齢は82歳のおばーちゃまです。

きっと、私が一番若いのでは?と思うくらい多くの高齢者がダンスクラスを楽しんでいます。

ダンスと言ってもラテン系のズンバなので1時間かなりハードでいい汗をかきます。

年齢関係なく誰もが参加できる事に意味があります。

近年は障害者も一緒にダンスが参加できる環境も作るそうです。

イギリスの高齢者は本当に元気です。

よく聞きませんか?寝たきりの老人が海外にはいない・・・・と。

隣に住む84歳のおばーちゃまは週に1度の散歩クラブに参加してます。

欧州人が日課で散歩をする意味は自然や空気、健康やストレスフリーを無くす為です。

長生きの日秘訣より病気にならない秘訣です。

寝たきりになれば家族にも迷惑が掛かり自由も失いお金も掛かります。

市が運営するお稽古は積極的に50歳以上の応募を求めています。

知らない誰かと一緒に田和江もない会話をすることも健康の1つです。

私が来ているスポーツウェアーはユニクロです。

それを見たご婦人が「ユニクロ」の事を聞いてきました。(スコットランドにはユニクロはない)

いつに間にか7人くらいでユニクロの話になり、それまで「ユニクロ」を知らない世代が知るようになります。口コミです。

ネットやSNSを知らない、やらない世代の高齢者であってもコニュニティーがあるからこそ

情報(口コミ)が得られます。

若い世代と現代との柔軟性の共有です。一番大事なこと。孤独にならないことです。

そしてバランスです。

近年、若い世代が田舎暮らしに住民との意見が合わない発展がありますよね?

村、過疎化地の昔ながらの結束です。

過剰な結束なら犯罪です。例えば村八分もです。これはいじめによる差別です。

伝統あり歴史的な物は残すべきですが時代に合わないものは必要ないのでは?と私は感じます。

 

うまく付き合う更年期

Aさん63歳。

更年期が過ぎ老人期を迎えました。

毎日の原因不明のめまいから1年間、あらゆる病院と薬を試しては 今も改善されていません。

めまいを起こすとしばらく その場から離れることが出来ず外出もできない状態で

医師からの処方された薬を飲んでから半年は寝たきりに。

テレビも見ていると具合が悪くなりラインなどの返事ですら短時間しか出来ません。

Aさんは運動好き旅行好きなことから世界あちこち回りフットワークも軽く明るい人でした。

コロナ禍になり自宅で自粛から外部との接触の禁止から知らないうちに自分の体の変化にすら

気が付かず日々過ごしていました。

今では病院へ行くのがやっとでリラックス出来るようなマッサージや美容室ですら行けません。

Aさんはこう言います。

「私は恩があることから知人の会社でパートタイムを頑張っていた。お金に困っていた訳ではなく家に籠もることが嫌な性格から仕事へ行った。常に何かをしていないと落ち着かない性格から自分の体が悲鳴を上げていることに気が付かず外出すら困難になり健康ではなく医療代の代償が大きい。」

Aさんのように心と体のバランスが悪く分かっているけど行動に起こせない。

パートタイムをやめて ゆっくりした時間を過ごせば良いのに 病気までして自分の生きがいがパートタイムとはなんとも切ない。

 

Tさん。58歳主婦。

体の変化から顔の湿疹が1年以上も消えません。病院から処方された薬と医薬品の塗り薬から一気に老化肌へなりました。

Tさんは常にイライラしています。毎日、毎日、ご主人との喧嘩が絶えません。

イライラも1つの原因とストレスです。

「欲」を失った。と話します。

そんなTさんのご主人も男性の更年期を迎えています。

コロナ禍から2人で家で過ごすことが増えてから息が詰まる。と言います。

Tさんのご主人は50歳の時に早期退職をしてから粗大ごみを見てはモノを自宅に運ぶ癖がついた。

と言います。もちろん粗大ごみからの持ち帰りは違法です。

家の中はあっという間にゴミ屋敷化となり喧嘩になります。

「もったいない、使える」という意識が常にあります。

家にあるものは捨てられません。家族の誰かが捨てたなら怒り出します。

ある日は家族に相談なしで犬の施設から犬を連れて帰ってきたり、学校で可哀そうな子供を見ては「養子」の話をしたり人としては純粋なのですがTさんのご主人はADHDです。

そんな親の背中を見てきた長女は精神学科へ進み障害のある子供たちへの職をしています。

両親の間にいつも話に入るのは長女の役割です。

老後につれ自分の性格のコントロールを失う人も多くおります。

「魔が差す」行為です。(犯罪、万引きなど)

 

イギリスではお風呂に入る習慣はありませんが入浴タイムは大好きです。

アロマのキャンドルも人気です。

今は光熱費の高騰化によりシャワーすら減らしている事情もあります。

入浴をしたりマッサージや美容室で気分展開をしたりオシャレも大事です。

軽いハイキング、海岸散歩など近場でも十分楽しめます。散歩にはお金はかかりません。

欧州では散歩に行くことも日課で多いです。

更年期になり誰にも相談が出来ない。のでは無く気軽に話し合える友も必要です。

恥ずかしいことではありません。

みな、それぞれ改善方法は違います。

あの人は更年期だからほっとく。そっとする。の態度では無くサポートしていくことです。

イギリスでの女性支援団体はオープンな気持であるコミュニティーを目指しています。

二コラさんも早期に友達や医師、パートナーにSOSを出していたら家族が悲しむ事もなかったでしょう。

心よりご冥福をお祈りしたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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