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駐在生活7カ国を渡りイギリスはスコットランドにリターン。スコットランドで羊の数を数えましょう☆「ヤッホー隊募集!」

現金が無い!? 

2024-06-07 16:42:18 | Weblog

6月8日

イギリスでの不動産には必ず弁護士が入る。イギリスだけでは無く他の国であっても金銭トラブルにならない為に円満、解決する為に弁護士の存在がある。

前回イギリスの賃貸契約にて貯金の残高から賃貸契約が出来ない話をしたが

コロナ禍で失職し賃貸が払えない2年間からイギリスでの賃貸に関する大家側が厳しくなった。

賃貸は投資物件、ビジネスとしている為に収入がゼロとなると成り立たない。

イギリス人にもキチンと支払いが出来ないルーズなヤツも多いし逃げる奴も多い。

 

 不動産を5つもつ徳美(仮名)60歳

徳美夫婦は北海道にコンドミニアム、タイにアパート、フランスにコンドミニアム、ロンドンに1軒家とアパートを持っている。管理は全て不動産会社に委託。

徳美夫婦の癖はその土地に行き気に入ると不動産購入だ。

どれも投資物件で1度も住んだことが無い。

徳美の夫は10年前に早期退職し不労所得の生活を送っている。

今、家族が住む賃貸アパートも家賃が50万円ほど。(日本円で)

家賃生活を17年間。毎月の収入も異なる事からその日暮らしだ。

1か月の収入が大きくても家賃、生活費、学費の支払いはありロンドンの家にはローンが終わっていない。

北海道のコンドミニアムの収益は客が利用したらお金の入るシステムから2年間のコロナ禍で収益はゼロ。

フランスのコンドミニアムは賃貸には貸していない。コロナ禍で生活も変化しマイナスの方が多い。

なので実質3つの家賃収入で生活を送る。

投資物件での損する事は人が住まない間だ。収入はおろか光熱費も自腹になる。特にイギリスでは住まない住居には市税が2倍になる。

イギリスでは1度も住まない不動産に関しては売却する時には税金が高い。

そろそろ老後の住居を本腰で探す徳美夫婦。住むなら平屋かアパートの1階。

弁護士から指摘された言葉は「現金が無いので買えませんよ」

ロンドンの家を売却か全ての不動産を担保にしないと次の家が買えない。

不労所得なのに不動産が買えたりローン出来た理由は徳美の夫が職を持っている時に買いまくった。

職を持っているなら信頼からローンも出来た。

儲けと値上げの事しか考えず手放す事を一切考えて居なかった事からロンドンの家を売却しても税金が高い。

新しい住居を手に入れても税金を払う為に手元に残る現金が少ない。

不動産を持っていても売却の時の税金が高い事からコロナ前に気が付いた人は皆手放している。

銀行に預ける寄りも不動産に投資と思う人ほど損をする。

現金で不動産を買うならともかくローンまで組んで投資をする人は本当に損をする。

フランスのコンドミニアムやタイのアパートも値上がりする事を寝かせてしまったゆえに売却出来ないくらいに下がった。

自分達が使うだろう・・・と買った別荘も今じゃ行くまでがオックーになり放置。

海外不動産にもその国の弁護士を付ける事になっている。税金の管理だってある。固定資産もある。

物件を持っていても首が回らず銭を失う人の方が多い。

管理できない人が不動産を持つから空き家が増える。

 

旅行をやめた人たち。

コロナ禍の2年間は家からも外からも出れずストレス解消が旅行に集中した。

2年間・・・お金を使わない生活に寄り多くの人が衝動替えのような派手な使い方だ。

「お金はいくらでもある」と言うような気分があったはず。

一向に止まらない物価上昇や会社の倒産、解雇が増える中で消費者は何にお金を出すか?とシビアになる。

誰もが物価安定と思っていたはずがイギリスでも中々高騰化が止まらない。

サービス業の上昇。飲食店、宿泊施設だ。

あと数週間もすれば学校は終了し長期夏休みになる。

今年の夏は「旅行をやめる」の家族の声が多い。

欧州近郊ならまだ安いが これがアジア、アメリカ方面は一気に値段が上がる。

毎年里帰りに行ってた日本人ですら躊躇し始め宿泊も実家で籠もり何処にも出かけられない状態だ。

イギリス人ですら国内で楽しむ変化が増えだし人気の都市部はオーバーツーリズムになり問題が生じる。

未だに田舎になると交通の便が悪く車が無いと行けない場所が多い為に車が無い人はレンタカー問題、

渋滞、宿泊施設のパンク、ゴミ問題となる。

イギリスは共働き社会。14歳以下の子供は留守番が出来ない事から誰かが面倒を見なくてはならない法律がある。

近所にある児童センターに夏休みだけ通うか、祖父、祖母にお願いをするか、ナニーに見て貰うか、もしくは専業主婦になるか。

長期の夏休みは共働き夫婦には本当に辛い。

 

2年前と同じ金銭感覚を持つ人は失うスピードが違う。

お金に追い付かず両親から援助を受ける人も増加。親の年金だ。

健康な超高齢者ならお金は使わない。

欧米では親と同居するケースが少ないがお金が足りず親と同居も増加した。

コロナ禍で働かなくても国からお金を貰える事を知り働かない人も増加した。

人との付き合いを見極めが大事だ。

知らない内にいつの間にか自分が狙われているのかも・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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