日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

税金

2009-07-12 10:36:22 | Weblog
 税金を取られることに対して多くの日本人が、不満を持っているみたいだ。税金は払ってもいい、しかし、それを有効に使って欲しいと言った意見は多い。消費税のことになると、多くの人が尻込みする感じで、今度行われる選挙では、消費税の論議、あまり活発でない感じに思えるけど。
 納税の義務は当然だが、何故これ程に不満が大きくなっているのかなあ・・・
 30年程前に、ある機会を与えられて、(ある市での)長者番付上位の人と話したことがあった。その時、「増えた分の9割近くが、税金で取られてしまうからなあ・・・」と言われていた。その時には、全く意味が分からなかった(そんな馬鹿なはずはないとホントに思っていたから)。
 現在、(2007年より)所得額に応じて、所得税が、195万円以下は5%、195万~330万は10%、330万~695万は20%、695万~900万は23%、900万~1800万は33%、1800万を超えると40%となっている。それに、住民税10%が加わる(ちょっと前までは、住民税も累進課税で、所得税も急カーブで上がっていた感じだったが)ので、控除もあるが、高額になると、ほぼ半分近くが税金で消えることになる。
 これでも、昔と比べるとかなり緩和されている。地方税は別にして、所得税だけに関して言うと、1974年からは、8000万を超えると75%も税が掛かっていた。それが、金額も税率も下がってきて、70%となり、1987年からは、5000万を超えると60%となり、1989年には、1000万を超えると40%、2000万を超えると50%となり、いろいろ細かく変わりながらも、次第に高額所得者の税率が減ってきている。そして、高額納税者の数も減少している。
 かっては、高額所得者が公にされ、次に、高額納税者が公にされ、今は、それもなくなってしまったが。
 高額納税者、それなりに苦労されている様だ。スゴイ資産家が言われていた、「もう、子どもの代のことは考えていません・・・」と。不動産を手放す人も、現にいる。今の税制で行くと、スゴイ財産は、税金で取られて、3代でなくなってしまうのだ。
 今はかなり緩和されたと言っても、900万以上の所得者、43%も税金に取られていることになる。そんな人の大半は、子どもが進学中で、家のローンをかかえ、体力も次第に落ちつつあって、会社もどうなるのか分からない状態。43%の税金は、重くのしかかるだろう。
(余談:宝くじの賞金には、税金は付かないし、株に関しても、税率が少なくなっている!)
 先進国でも、この累進課税の事情はほぼ同じだ。オーストラリア人も言っていた、「税金がスゴイ!」と。しかし、そんな国では、医療費や老後での生活が保障されている。休職期間中でも、収入面でそれなりに保証されている。日本の場合は、一家の大黒柱がリストラに合うと、一家が路頭に迷ってしまう。老後の年金が実際にはどうなるのかはっきりしないし、長期に寝込んでしまうと、付き添い費用などで思った以上に費用がかかって、難儀しているのである。
 ある市での医療関係者の話、「医師不足と医療費が上がらないので、銀行が(200床前後の)医療機関や、開業医から手を引き始めている・・・」と。
 選挙前に、各党からいい具体案が出るかなあ?



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年金問題

2009-07-11 09:40:24 | Weblog
 生活が苦しくて、貯蓄率がどんどん落ちている。退職後、貯蓄を削りながら生活している。年金を掛けることが出来ない人も増加傾向にあり、その上、(若い人の収入が少ないので)出生率の上昇は、あまり望めない。年金をもらう人がどんどん増え、払う人がどんどん減っていけば、将来の年金がもっと目減りすること、予想できるかな?

 今の子ども達の将来のことも、今の大人はしっかりと考えて上げるべきだと思います。

 先日、家内が最寄りの社会保険事務所に行って、(私が退職して共済をはずれたこともあり)相談してきた。そしたら、もう、60歳になっているので、基礎年金掛けなくていいですよと言われ、更には、もう、もらっておいた方がいいですヨって感じで言われて、当惑してしまった。5年ごとにそれなりの見直しがあるみたいで、先細りの傾向にあるのだろうか?
 基礎年金の分では生活できないと言う理由で、それなりに、厚生年金を掛けてきている人が多い。2年前に法の改正があって、60歳でも、3割減でもらえる様になっている。70歳からだと、4割増だが、自分の寿命がどこまで生きるか分からないので、人それぞれの事情に応じて、開始年齢を決めることになる。
 夫が40年間会社員で、妻も40年間専業主婦で、平均寿命まで生きて年金をもらう場合、
2010年の年齢が、10歳刻みで(70歳~20歳まで)、納めた保険金額と受け取る年金額は、以下の如くである。
70歳(本人の保険料900万、年金5600万)
60歳(本人の保険料1200万、年金4700万)
50歳(本人の保険料1800万、年金5100万)
40歳(本人の保険料2400万、年金5900万)
30歳(本人の保険料3000万、年金7000万)
20歳(本人の保険料3600万、年金8300万)
 で、60歳にして、自分が払った分の3.9倍ももらえることになるが、今の20歳や30歳だと、2.3倍でしかない(しかし、実際は、自分が払った分と思っている内の半分は、会社が出している訳で、そうでないとすると、70歳で3.25倍、60歳で1.95倍、20歳や30歳だと、わずか1.15倍でしかないことになっている!)
 が、国が多額の借金を抱えている現状では、これに変化があったとしても、これ以上のことは望めそうにない。
 今、自動車保険料も今から上がる傾向にある。と言うのは、若い人が自動車を持たなくなっているからだ。年金や保険も、全く同じで、加入者が少なくなるとその運営は難しくなる。
 このまま行くと、難しい時代になるかも知れないかな?!


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天 才・・・

2009-07-10 08:49:59 | Weblog
 昨日の朝、NHKで、理化学研究所での羽生名人の脳の解析に付いて放映していた。
 ヒトがヒトたるゆえんは、発達した前頭連合野にあると言われている。初めに、この前頭連合野が働いていること、これは、他のアマチュア棋士も同じであった。
 1秒間で詰め将棋の盤を瞬間的に見せて、それに対する解答を瞬時に選ばせている。その正解率が、アマチュア棋士62%に対して、羽生さんは極めて高率の82%。
 この直感力は、脳の何処が働いているのか?
 更に脳の深部を追求すると、行動の習慣化に関わっていると思われる大脳基底核の尾状核が働いていていて、それは、プロ棋士にはあるが、アマチュア棋士には見られなかった。尾状核は、行動だけでなく、思考の習慣化にも寛容しているものと思われる。
 天才の裏には努力の二文字がある。プロ棋士に共通することは、毎日3時間、集中して将棋の勉強をしていることだった。
 羽生さんにしか見られないこととして、(海馬などへの通過点と考えられる)嗅周皮質と脳幹の網様体が大いに働いていることが分かった。
 これ等は、絶えず行動を持続して習慣化することで、この直感力が生まれるとのことらしい。(少し納得?!)
 
 どうも、脳は後天的にかなり変化する様で、小さい時に変なことを見たことがトラウマになっている人の場合、後頭葉にある視野領域の部分が狭くなっているとか、東京のタクシーの運転手さんの様に、アチコチ行く場所をきめ細かく覚えている様な人の場合、海馬領域が広くなっているとのこと。

 大脳連合野に関しては、(77歳の)久保田カヨ子さんが、先日、民放で出演していた。彼女は、夫を大脳生理学者に持つ単なる主婦であったが、(夫の字が読みにくいので)代わりに自分が原稿をきれいに書くことがきっかけになって、(彼女自身が脳に興味を抱くようになって)天才児を作るにはどうしたらいいのか、自分の子どもで証明して、それを公にしている。
 その中で、天才児を作るには、如何に乳児期に、この大脳連合野を発達させる為の教育環境が大切かを説いている。
1、言葉が分からない乳児にも話し掛けることが大切。これは、前頭連合野を刺激する。いろんな音を聴かせるといい。赤ちゃんは、いろんな初めての音に反応し、それが前頭連合野の発達を益々促す。
2、イナイイナイバーを繰り返すことが大切。見るだけでなく、聴くことや触れることなど、いろんな感覚を刺激した方がいい。このワーキングメモリーを発達させること、大切です。何度も繰り返すことで、頭の回転が速くなる。
3、おもちゃをゆっくり動かして、目でちゃんと追わせることが大切。それにより、前頭連合野が発達する。この時、ゆっくりと動かす方が効果的。ちゃんと赤ちゃんが見えていることを確認しながら動かすこと。
4、赤ちゃんに、先のことを予測させることが大切。赤ちゃんが期待して次の行動を待つことは、前頭連合野の発達には、とても有効。
5、赤ちゃん言葉を使わないことが大切。
6、モノを教える時は、赤ちゃんと同じ方向に座って教える。
 で、久保田さんの子どもさん、7カ月で歩き、1歳で3000語を覚え、2歳でひらがなが全部読めたとのこと。早口で言うと脳の訓練になるとのこと。

 マァ、いろんな意見がありましょうが、3歳までの子どもの教育が大切なことは、昔から言われていることです。が、実際には、その親の教育がもっと大切な気がしますね。自分の子どもが、その子どもの子をちゃんと上手に育てられて、やっと育児が完成すると思います。いくら天才でも、人とのコミュニケーション力のない、人の痛みが分からない、思いやりのない、頭でっかちな子になっては困ります。誰しも、失敗することは大切だと思いますし、それ以上に、長い目で見守ることも大切なことだと思います。人生は永いですから。



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マスコミ・・・

2009-07-09 09:03:46 | Weblog
 マスコミが、東国原宮崎県知事と橋下大阪府知事の動向を毎日の様に報道している。
 麻生さんも民主党の党首だった小沢さんも、マスコミに対して高圧的な態度を取ることが多い気がする。その点、東国原氏も橋下氏も、マスコミの取材攻勢に上手に対応している。
 ヒットラーがあれだけ凶暴になれたのも、マスコミを上手に利用したからだと言われいている。小泉さんも、マスコミ対応が上手だったなあ。しかし、この二人の知事は、元は、タレント。そのタレント業の経験が充分に生かされていると思う。
 東国原氏も、言い方が微妙に変化しつつある。自民党に突きつけた総理になる条件が次第にトーンダウンしつつある。が、リベンジ出来る様にと、言い方も前よりも慎重になっているかな。
 マスコミを通じての東国原氏と橋下氏の「国を変える為に、死にもの狂いで頑張りたい・・・」って積極的な意気込みが伝わってくるなあ。これが今の政治家には、ないなあ。政治家が如何にいい政策を思っていても、それが国民に伝えられるアートを持っていないと、空振りに終わってしまうなあ。
 教育や医療の問題も、教師や医師がもっとマスコミと手を取り合って上手く報道してもらえれば、一般の人にもっと理解されて、それに対する国の改革も、早められるかも知れない。

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傾 き・・・

2009-07-08 08:46:03 | Weblog
 ヒトの推移をある(連続したなめらかな)関数で表し、ある地点で微分した時の値、つまり、その曲線の傾きの値、それが(+)でなく(-)の傾きで大きいと、ヒトは落ち込む?!
 そんな時、時間を掛ければ、いろんな道が見えてきて、それなりに解決できることも多いと思うのだが、相談する相手がいなかったりすると、自分の世界から出れなくなって、自分で自分を追いつめてしまう。
 日本は、自殺者年間3万人で、今、一番多いのは、60歳前後の男性、つまり自分と同じ頃に産まれてきた男性だ。この時代の男性、小さい時から競争競争でもまれて責任感の強いヒトが多いかな?同級生で不幸にして既に他界した人の割合、確かに多い感じがするけど・・・?!
 人生の上下(浮き沈み)なんて、誰が決めるのかなあ?周りが、その人のことを、とても恵まれ幸せそうに思っていても、肝心の本人がそうでないと言えば、不幸と言うことになるのかな?しかし、その時に不幸だと思っていても、その過去が今になって思えば、幸せだったと思えれば、どうなのかなあ?過去の積み重ねが今の自分を作っていると考えると、過去も今も、全てつながってそうなっている訳で、浮き沈みがあると思うこと自体、意味がない気もするけどなあ・・・?
 先のこと何て、神様以外は、誰も言えないと思うし、今がホントに幸せかどうか何て問題も、本人がどう考えるかが鍵になるんじゃないのかなあ。
 正岡子規が結核で闘病生活をした時に、・・・全く寝込んでしまうとせめて家の中だけでも動ければと思い、殆ど動けなくなると、床の上だけでも動ければと思う・・・って感じで書かれていた内容があったかな。つまり、どんどん病状が悪くなっている時に、過去の姿を常に憧れる内容になっていたかな・・・?!
 自分がどんな状況に今あるのかをその地点で客観的に見れる人は、個人レベルでも集団レベルでも少ないと思う。又、他人の価値なんて、いなくなってやっと分かることも多いはず。仲の悪かった親子でも、亡くなると、(第三者の立場で感情が入らなくて客観的に見える為か)いい所がばかりが思い出されることってあるかな。
 今がいつも最高と思える人、又、それに気が付こうとしている人は、幸せだと思う。しかし、本当の幸せは、それを自分以外の人と共有できることだと思うけどなあ・・・・・?!自分だけが、他人の犠牲で幸せなんて、あまり考えたくないなあ。
 海外から日本に戻っていつも思うこと、・・・水が飲め水が気兼ねなく使える贅沢、ゆっくりと湯船につかれる贅沢、物乞いがいない国、字の読めない人がまずいない国、自由にモノが言え、本人の努力次第で可能なことが多い国、皆保険制度と高度医療(平均寿命だけでなく、乳児死亡率も新生児死亡率も、世界一です・・・医療関係者の犠牲的精神も大きいと思われますが)、まあ、日本もいろいろあるけど、・・・戦後の日本の民主主義はアメリカからのものであり、・・・今から、真の日本らしき姿になるんじゃないのかなあ・・今は、正に、転換期でしょうか・・・?!

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七 夕・・・

2009-07-07 08:53:07 | Weblog
 今日は、7月7日で、七夕の日だなあ。彦星と織り姫星が1年に1回だけ会える日とのことで、昔よく聞いていたなあ。紙芝居を見た記憶もある。しかし、梅雨時期で、肝心の星が見えなかったことの方が多いかな。
 正確には、天の川を挟んでのこと座のベガとわし座のアルタイルのこと。両者とも、1等星なので、よく見える。又、はくちょう座のデネブとベガの線を軸にして折り曲げた時、ちょうど反対側に、北極星がある。
 夏の星座では、このデネブとベガとアルタイルが作る三角形を、夏の大三角形という。(小学生高学年の子どもさんで、このことを知っている子ども、多いかな)
 ベガとアルタイルの距離、14.8光年、天文学的にはそう遠くないのだろうが。この2者とデネブとの距離は、1500~3200光年もあるそうで、これじゃ、三角関係で悩む必要もないだろう?!
 ベガ、アルタイル、デネブ、共にアラビア語から来ているみたいで、ベガは、落ちる鷲、アルタイルは、のぼる鷲と言う意味。アルは、アラビア語の冠詞と思われる。又、デネブは、元々は尾という意味だが、くじらの尾であったり、めんどりの尾であったり、くちばしを意味したりと、はっきりしていない。
 今まで、短冊にいろんなことを書いてきたなあ。近頃は、相合い傘で、ヘブライ語とアラビア語で平和(シャローム&サラーム)と書くことが多い。
 シャロームは、ユダヤ人の日常使われている挨拶言葉(こんにちは)でもある。アラビア語では、「アッサラームアライクム」と言うが、この意味にしても、サラームがあなた方(クム)にって感じで使われている。
 イランで使用されているペルシャ語では、「サラーム」は、「こんにちは」と言う意味だ。
 今、世界が最も求めているのは、永久平和だろう。



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ピラミッドの謎解明?!!

2009-07-06 09:47:40 | Weblog
 昨晩、NHKで、「エジプト発掘」の3回シリーズの1回目(2回目は、ツタンカーメンに関すること、3回目は、クレオパトラに関すること)として、ピラミッド建築の謎が解き明かされていた。
 何と、それを解明したのは、考古学者でなくフランス人建築家ジャン・ピエール・ウーダン氏。吉村先生の業績に感嘆していたが、この建築家の鋭い分析にも、感嘆せざるを得なかった。
 彼は、建築家の目から、クフ王の大ピラミッドに斜めに右回りに走っている白い線とその延長上の凹みの存在に注目した。それがピラミッド内部にラセン状にグルグルと頂上まで1.6Kmも続く内部トンネルと直接関係があったのだ。(素晴らしい!、大拍手)
 同じ時代に造られた(崩れてしまっているある)ピラミッドに、螺旋状の空洞が見られている。又、過去の詳細な考古学者の報告にも、ピラミッドの周囲に空洞が認められていた(それには、それを螺旋状につなぐ考えまでには、至っていなかった)。
 彼の分析力がスゴイ。ピラミッドの3分の1の高さぐらいまでは、今まで予想されていた様に、遠くから次第に積み上げた坂を使って、次々と石が運ばれて行く。しかし、そこから先は、ピラミッド内部にラセン状に造られた空洞を通って、1個2.5トンの重たい石灰岩の石がソリに乗せられて、人の力で、ロープで次々と運ばれて、最後は、その階段に使われた石も無駄なく利用されて、300万個を使った高さ147m、底辺230mのクフ王の大ピラミッドが出来上がったのだ!建築当初は、周りが凸凹でなく、綺麗な線で周囲が囲まれていたが、時代と共に、周囲が風化されて、今の姿になっているのだ。
 4600年前に、わずが20年の歳月で完成しているのだ。人間の知恵と団結力とは、スゴチものだと思う。今では、その時に働いた労働者の町まで、その周囲にちゃんと発見されている。
 更には、彼は、地上60mの場所にある「王の間」の謎にも建築家の目で分析した。
 60トンの巨石がどの様にして運ばれたか、・・・フランスのエッフェル塔でのエレベーターの内部の人が上に運ばれる時の姿を見て、又、大回廊の急な角度26度にも注目して、気が付いている。つまり、上から反対側にも、釣り合う感じでの重たい重りを台車を使って利用しての、(600人が158人でも運べる)「エレベーター説」を唱えたのである。
 ウーッ、スゴイスゴイ。まだ、エジプトに行ったことないし、当然、神秘的なピラミッドを一度も見ていない自分にとって、終始、固まった感じで食い入る様にこの番組を見ていた。
 砂嵐の4月や暑い季節を避けて、元気な内に是非、ピラミッドを直接見ておきたいものです。

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20090103/1



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思い込み・・・?!

2009-07-05 09:22:23 | Weblog
 オウム真理教の信者のことで、多くのヒトが、「何で、あんな高学歴で、あんなインチキ宗教に入ってしまうのか・・・」何て言っていた。
 オウム真理教の信者でなくても、多くの人が何らかの思い込みに陥っていることって、気が付かないで多いと思う。
 先の例にしても、高学歴→一般的な判断力があると思っている人、多いかな。しかし、何かを無理してすると、それで失っていまうことも多いと思うけどなあ。
 高学歴目指して、親も本人も大変な苦労をして、首尾良く有名大学を卒業し、そして高い資格を取ったとしても、不思議なことに、こんなはずでなかったと気が付いているケース、現にある。それも結構多いかな。世の中、そんなモノだと思えばいいのだが、親も子も、こんなはずではなかったとの思いからどうしても逃れられないケースもあるみたいだ。
 教師の世界でも、医療の世界でも、政治の世界でも、経済の世界でも、芸能界の世界でも、スポーツ界の世界でも、芸術の世界でも、若くしてその世界にドッポリ入ってしまって運良く頂点に到達してしまった結果、裸の王様って感じになってしまうこともある。
 もちろん、若い時から頂点に上り詰めた感じで立派に一生を全うできる人もいるだろうが、極めて少ないと思う。
 先日亡くなった今世紀最高のエンターテイナーのマイケルジャクソン、晩年はストレスにさいなまれ、孤独で、体調不良で、大変な思いをしていたのではと思う(髪は薄かったとのこと)。
 今の麻生さんにしても、四面楚歌って感じだ。イチローにしても、石川遼君にしても、歳を取って行く訳で、いつかは下り坂になる。
 いろんな価値観があるが、最初の問題に戻るが、私も、確かに思い込みのこと、結構多いと思っている。
 ある人から言われた、「お金を沢山持ってケチることが不謹慎って感じに思えるが、その人がそうなる経過でいろんなことがあってそうなっている訳で、もっとお金持ちをポジティブに考えるべきでは・・・」とか、又、別の人からは、「学歴と(生きる上での総合的な)知識は関係ないと言っても、高学歴を得るまでに、その人なりに努力してそうなっている訳で、それなりに評価されるべきだ・・・」とか、「イスラム教徒はとてもフレンドリーだと言っても、実際は、豚肉を食べないとか自爆などを見る限り、どうしても付いていけない・・・」など。
 もう、頭堅いので、少々のことじゃ、多くの私の思い込み、取れそうにないなあ・・・?!

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溜 息・・・

2009-07-04 09:56:46 | Weblog
 今朝の民放で、自民党の町村氏と民主党の前原氏と宮崎県知事の東国原氏が出ていた。で、町村氏は、勝てば又麻生総理で(4年間?!)行くとはっきりと言い、前原氏は、勝てば民主党は鳩山総理(4年間?!)で行くとはっきりと言っていた。東国原氏が自民党に入党するべきだとの意見は、現地点での調査では3割にも満たないらしい。
 今の自民党で霞ヶ関が変わる可能性は、極めて少ないとは思っても、ある数で行かないと動かせない。それで、東国原氏の自民党入党への動きが注目されているのかな?
 誰が自民党に入っても、今まで変えられないのを変えられる可能性って、ほぼ0に近い気もするけどなあ。根本的に変えるには、いっそのこと、そんな人が集まって、新しい党を作った方がスムーズに行くんじゃないのかなあ。
 今回が出発で、本当にどんどん動き出すのは、総選挙後に混乱が起きてからで、又直ぐに総選挙となって、その時じゃないのかなあ。今までの経過を見ていると、今回の総選挙後にスッと上手く行くとはとてもじゃないが、思えない。
 町村氏と前原氏のやりとりを見ると、どちらも聴く力がない!って感じだ。相手をねじ伏せ様と一生懸命に喋っている(今の日本の多くの国会議員がこんな感じかなあ)。しかし、そんな国会議員を選んだのは、我々国民なのだ。
 渡辺喜美さんは、今、どんな動きをしているのかなあ。国民は、総選挙でどう選んだらいいのか、迷っている人、多いと思う。地方分権、道州制、いいとは思うけど、今の日本、官僚出身の知事が多い中で、難しいだろうなあ。
 溜息出るなあ・・・?!又、その地方だけのことを考えて選出される国会議員ばかりでも困ると思うけどなあ。今から選出される国会議員たるものは、選んだ選挙民の為だけに動くのでなく、日本全体のことを考え、又、世界の動きもしっかりと捉えられる器であるべきだと思うけどなあ。(溜息)


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辻井伸行さん

2009-07-03 08:55:14 | Weblog
 昨日、NHKのクローズアップ現在で、辻井伸行さんが出演していた。
 今年の6月7日、アメリカの テキサス州フォート・ワースでの名門ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール史上で、日本人が初めて優勝した。アジア勢としても初の快挙。辻井伸行(20歳)。彼は、同時にビヴァリー・テイラー・スミス賞も受賞した。
 ホロビッツのピアノ演奏を初め聴いた時には、心底驚嘆させられいたが、その時の感動を思い出さない訳にはいかなかった。
 父親は産婦人科医でとても立派な人とのこと。家族愛、師弟愛、いろんな周りの人の支えで彼の素晴らしい演奏が生み出されたと思われるが、彼が盲目であると言うことが、一層、多くの人に共感を与える。
 左手を練習し、右手を練習し、そして、両手を絶妙にコンビネーションさせている。初心者にありがちな、大舞台での速く強く弾く傾向がない。
 太鼓では、打つ直前では力を抜いている、打ち込む力と太鼓の方から跳ね返ってくる力が同じ感じで打つといいと言うと、あるピアニストが言われた、「ピアノって、叩くんじゃなくて撫でる感じで弾くと、いい音が出るんですヨ・・・」と。篠笛のプロも言われていてなあ、「笛は、気負わないで、普通に話す感じで音を出して下さい・・・」と。
 彼の音は、そんな自然に近い音と思う(今も、彼の演奏を聴きながらこれを記載しているが)。
 ピアノは友達、ピアノは体の一部、大きな器になりたい、世界へ挑戦したい、ショパンだったら辻井、ベートーベンだったら辻井って感じで、1人の作曲家の作品を深く追求してものにしたい、などと言われた。

 一昨日に、民放のザ・ベストハウスで、レスリングの大会の模様があった。
 ダスティン・カーター、彼は、5歳にして両手両足の先をを髄膜炎菌による菌血症でスポッと失ってしまった。自宅にひきこもり、ふさぎ込んでいた。そこで、大好きな兄が、無理矢理連れ出したのは、兄がやっていたレスリングの練習場。ダスティンは、本格的にレスリングを始めた。
 無償で指導をしたいと名乗り出たスコットと共に、ダスティンは、5年間にわたる地獄のトレーニングを耐えぬき、ついに地区予選を突破!夢の大舞台、しかし、スレスリング激戦区オハイオ州での大会に挑む!相手は優勝候補の一角といわれる強豪。だが、ダスティンもけっしてひるまない。一進一退の攻防。しかし、相手に技を決められリードを許し、試合は終了。
 彼の夢は終わった。だが、ダスティンへのスタンディングオベーションが鳴り止まない。それに応えるように、ダスティンは高らかにガッツポーズ。控え室に向かう通路で、コーチに抱きつき、人目をはばからず、泣いた。
 5年間地獄のトレーニングをし、わずか3日間だけの栄光、しかし、それでもそれをやるだけの価値はあると彼は言った。

 ハンディーをバネにして、高いものに到達している人を見ると、何か勇気が沸いてくるなあ。頑張ろう!

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